はじまり
はじめに、これは私が初めて今から執筆する作品です。
これからどうなるかはわかりませんが、是非一緒に楽しんでもらえたらと思います。
本作品には
・学校であった本当のこと
・いじめ描写
・理不尽
などのこの文字だけで胸糞が悪くなるようなことがありますが、最後にはしっかりとどんでん返しが待っているので楽しんでください。
それではどうぞ↓
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私が小学校4年生の時、担任が新任だった。
別に人に対する偏見がそこまで強くない私は、新任の先生のクラスになるのが初めてなのに気にもとめていなかった。
親はよく「心配だ」とか、「がっかりした」など言っていたが、正直意味がわからなかった。
ことの発端は9月の末の頃。
急に隣の少人数教室に呼び出された。
話を聞くと、どうやら私が仲の良い子をいじめてると思っているらしい。そしてついに言われた「〇〇さんのこといじめてない?」と。
そんなことあるはずがなかった。
いつも一緒に笑って、いつも一緒に登下校して、いつも一緒にいるのに、
ただ、「知らない間にいじめてるかもしれない」という色々なポスターからみただけの考えが頭をよぎった。
「いじめてないです!」
と自信を持って言えるはずだったその口はあまりにも重かった。
そして下校の時間も近かったため、すぐに帰された。
怖かった、頭の中が「ソレ」でいっぱいだった。
何度も思い出した、あのこと話したことを。
私が何か無責任なことを言ってるかもしれないと。
でも、こういう時に限って家に着くのは早い。
家に着いたら、お父さんに呼ばれた。交代勤務で10時頃帰ってきているため家にいたのだと言う。
「お前、一人でいる子をいじめるの最低だな」
まさか、実の父親に言われた。確かにあの子は転校生だが、。頼れると思っている母は、まだ帰ってきていない。
泣きたかった。でも私が泣くのは卑怯なのかもしれないと思った。そう、思ってしまったんだ。
でも、この時初めて、「大人を信用してはいけない」という確信が生まれた。
先生は確定していないことを勝手に自分の中で事実にして、私の父親に連絡したのだ。
正直最低だと思った。 初めて、人を嫌いになった。
1人、外のハウスの中で、雨の音を聞きながら、母を待った。
母が帰ってきて、ご飯食べててと言ってくれた。時間はもう21:00を回っている。いつもなら布団の中だ。
この空白の5時間、何も考えられなかった
母は、その日夜が遅いにも関わらず、「被害者」側の子のお母さんに連絡を取っていた。母も学校から連絡が来ていたのだ。
でも、なんで信じてくれるんだろうと思ったら、
「パパよりも一年も長く(私)といるんだから、(私)を守りたいと思って当然でしょ!何考えてんのか知らないけど、こんなの嘘だってすぐに分かった、」
と、母が笑顔で言った。涙が堪え切れなかった。
その子の親に連絡を取ると、「いじめられた話は聞いたことないし、逆に話を聞く限り毎日楽しいそうだよ」
と、返してくれた。
理由は離婚だった
その子の両親が離婚して、母の元にその子が、父の元にその子の弟が行ったんだそう、
それが悲しかったんだって、だから悲しそうな顔をしてた、
悲しそうな顔をしただけで全部周りの人の責任になるんだ、
私は、友達がいる限り、こんな理不尽な思いをさせないために、ずっと笑顔でいようと誓った、小さな反抗のようなものだ
朝になると、私は学校を休むように母に言われた。
そして、母は、「今日ぱぱに帰ってこないように言っておいたから、久しぶりにゆっくり休みなさい」と、1人の時間をくれ
た。
朝、会社についてから、車の中で学校に電話した。
「この子に理想を押し付けないでください」
と言ったのだと聞いた。
私は1人の時間、声を出して泣いた。喉が痛いのも気にせず、目がかぶれて痛いのも気にせず、ひたすら我慢し続けたことをした。
おばあちゃんが家に来てくれて、一緒にグラタン食べに行こうと、私の好きなお店に連れて行ってくれた。
やってはいけないことをしてるんだと思いながらも、今までのどんな1日より楽しかった。
家に帰ってからは、疲れて寝てしまった。
起きたら母が帰ってきていた。いつもより早い時間だ。
今日を作ってくれた感謝をした。
明日から、学校行くけど、またなんか変なこと言われたら遠慮なく私に言ってくれと、母が言ってくれた。
人生で1番の幸せと、人生で1番の不幸を一気に拾った
学校に行くと、先生から呼び出された。
「体育で、チームのバランス考えずにドッヂボールしてごめんな、」
は、?
何を言ってるの、?
頭が鈍器で殴られたような感覚とはこのことなのだと理解した
自分がしたことを、言ったことを、わかっていなかったのだ、
私がなぜかドッヂボールのことで怒ってると思っているのだった。
その日は、あまりにも声が聞きたくなさすぎて、早退した。
母に全て話した。
自分がこの状況でできることは何もないのだと思っていたのだ
母は、もう、担任変えてもらおうか?と話していたが、新任なため、全て許されてしまうのだ。「これから気をつけます。」
この一言で全てが収まるのだ。
母は、もうダメだと言い、直接学校に行った。
もちろん、友達の子の親とも一緒に。
校長、教頭は謝ってくれた、でも担任は、でも〜、だって〜、しか言わなかったそうだ。
このあと、半年もあるけど、生きていられれば良いと思った。
今となれば何も覚えていない。
ただ、本当に最悪な半年間だったのだろう。
深夜2:00に、毎日泣き出すのだ。深夜の、寝てるはずの、決まった時間。
呪われたように、声を殺して、首を絞めながら、啜り泣くのだ
母が言うには、死にかけだったらしい
それから5年生になった。
5年生になってすぐ、4年生の時の担任が、彼女と別れた、
結婚を半年後に控えていたらしい、
浮気がバレたんだと、
正直、すごく嬉しかった。
去年、好き勝手にされた分、今年はあいつに災いが降りかかるんだと期待した。
その期待は間違いではなかった。
教育委員会の人が、授業を見に来る時、外国語活動の時間で、その4年生の時のあいつしか英語が話せないため、先生になっていた。これはもう、最悪だった
でも、教育委員会の人が私の1人でいるのに楽しそうな姿を見て、驚いたと言う。
ぶっちゃけ、授業は楽しくない、面白くないのに笑ってる
話を聞いてくれたんだ、私の、この先生との、話。
その人は、すごく親身に聞いてくれた。
私が泣いてしまって言葉に詰まっても、待っていてくれた。
そして、あいつはそれから学校ではみなくなった
どうなったかは詳しく話してくれなかったけど、私の話を理解してもらえたんだと思った、
「大人は案外信じられるのかもしれない?」
分からない。
助けてくれたのも、どん底に突き落としたのも大人だ。
それから、人って何?なんでできないことを責めるのに、自分ができないことは認めてるの?など、考え方がたった半年で180°変わった。変わってしまった。
だから私は、いつから思春期が始まったか分からない。
私の中での事件があったから。
そこから。担任が男だったから、男の人に抵抗がうまれた
「思春期だからでしょ?」
違う、あの、言葉にならない、一言で片付けてはいけないことがあったからだ。
私はそれから、男の人と必要最低限しか話さなくなった。
話せなくなった。
過去の痛みは全部消えない、終わって、いなくなった、
でも、なんでこんなに、、、
変わってしまったからだろうか、私が、あいつのせいで変わってしまったからだろうか、もう、あいつがいなくても、自分の中に寄生虫みたいにウヨウヨよしてる。
そんなことが、私の、この考え方の「はじまり」
人生を楽しくないと思うことの「はじまり」
死にたいと思った、ことの「はじまり」。
1日くらい、腐る日があっても良いと思うんだ。
それはあなたを_________________空間になってくれる、
*・゜゜・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:・*:.。. .。.:*・゜゜・*
読んでいただきありがとうございました!!!!!
文字綴るのって大変ですねw
いやー、そいつできれば自分の手で殺したかったんですけど、まぁ、ダメだよねw
ただ、本当にあった(私の身に降りかかった)ことです。
皆様もお気を付けて〜。
あと、すごくおこがましいんですけど、リクエストとか、質問とかあったら是非、教えてください。
じゃ、次、私が話を書きたくなった時に会えるね
おやすみ