第零話
やぁ!読者諸君、はじめまして。
僕は□□□… おっと! うっかり、ネタバレしてしまった。
まぁ、君たちには文字化けして読めるだろうから気にしなくていっか!
気を改めて、僕のことは、『ガイドさん』と、読んでくれ。
君たちが、「ここはどこだろう?」 と、そう思っている姿がありありと目に浮かぶよ。
そんな君たちの疑問に、この僕が答えてあげよう!
ここは、【転生の間】…ではなく、君たちの意識の集合体が作り出した、どこにでもあって、どこにもない、
ここは、そんなところだよ。
でだ、君たちはこれから、君たちのいうところの、【異世界】に訪れようとしているわけだから、
当然、予備知識ぐらい必要だろう?
ゆえに、これから僕がその知識を君たちに伝授して差し上げよう。
舞台となるのは、地球だ。そこにね、無数の隕石が世界中に落ちてきたんだ。
その隕石にはね、ノアウイルスと呼ばれている、ウイルスが付着していたんだ。
その、ウイルスによって、人類の約八割が亡くなってしまったといわれてるんだ。
でもね、人間は凄いんだ!そこから1000年ほどで、復興したんだ。
だけど、これだけで人間の苦労は終わらないんだ。
復興してから、300年ほどしてポツポツと不思議な能力をもった人達が現れはじめるんだ。
最初は、指から火をだしたり、物を浮かべたり、そんな小規模なことしかできなかったんだけど、
世代を重ねるごと、強力になっていったんだ。すべての人が、ではないんだけどね。
そして、強力な力を持った人が、好き勝手なことをしだすことを危険視した各国の政府は、抑制するための法を施行するんだ。
そこまでは、よかったんだ...。
各国は、強力な能力を持った人々に兵器としての価値を見出したんだ。
それから、あっという間に、第三次世界大戦がはじまってしまった。
そして、あっという間に終わった。1年も立たずに終結したんだ。
何故か。そこまでは、言うつもりはない。
というより、自ら考えて欲しいと思う。
それが、愚かな過ちを繰り返さない上で最も重要だ。
それは、置いといて、戦勝国になった国を紹介しよう。
日本、米国、英国 この三国だ。
この三国を中心にして話し合われた議会。
そして、議決された内容。
もう2度このような事は繰り返してはならない。
だが、この事による燻りは世界中に残っている。
よって、スポーツという形で結論付ける事にした。
[ILG]と [ALG]
この2つの競技において優勝した国が3年間、国連の総理事国となる。
これは、世界最重要事項であり、これによって決まった結論を覆す事は出来ない。
それが、世界の出した答えだった。
そして、世界に平穏が訪れたんだ。
そこまでが予備知識。
皆、わかったかい?
でだ、これから体験するのは、それから、幾許かの時が流れた世界。
準備は、出来たかな?
それじゃあ、いってらしゃい!
皆さん、はじめまして!月の箱です。
僕の作品を読んで頂いてありがとうございます。
おそらく、かなり長期にわたって続けて行くと思いますので、
拙い文章ですが、どうぞよろしくお願いします。
もし、こんなキャラ入れて欲しいなどの要望がありましたら、コメント欄に書いてください。
おそらく、取り入れると思います。
色々なアイデア募集してます。
一緒にこの作品を作って行けたらなっと思っております。