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第十七話 太助の戦法

 

 三人は今日どうするかを決める。


「私はいつも通り、刀を用いた特訓をします」

「僕もいつも通りに筋トレとか色々とやるつもりでしたが、今日は迅澄に僕のフェアベルゲンを見せたいと思います」

「前に見た以外にも?」


 小雨は刀を用いた素振りとかだろう。

 太助は剣や鎧以外も迅澄に見せようと言う。


「はい、僕の戦闘方法も見てもらおうとも思います」

「なら、私を見てもらうかな。多分迅澄さんはどちらも当てはまるかもしれませんから」


 今のところは体術や武器を用いた戦い方を学んだ方がいいので、比較的に同じになるだろうと思う太助と刀のフェアベルゲンを持つ小雨から学んだ方がいい。


「それでは僕からやりましょう」


 と、言って太助は二人から離れる。


「太助さん、体術と武器を交互に使います。一応武器生成のフェアベルゲンとは言っていましたが、消す事も可能とします。なのであのようになります」


 小雨は太助の戦い方を迅澄に教える。


 太助はパンチをする。その後に剣を生成する。そうする事で不意打ちを狙える。

 次にキックをする。その時に足にスパイク付きの足鎧をつける。そうする事で相手を傷をつける。


 太助は一回一回、戦闘の始めに武器を生成するのではなく、戦闘中に応じて武器を生成しているのである。


「あれでも最初は武器を生成するだけでも時間がかかりました。あの時のままだったら戦闘には参加できなかったかもしれません」


 フェアベルゲンには熟練度というのがあり(それがないフェアベルゲンもある)、上げる事で技の速度や武器なら腕力が何故か上がったりもする。


 その上で太助の武器生成は元々武器を生成するだけのフェアベルゲンだった。

 しかし、熟練度を上げた事で武器生成の速度が上がったり、武器の生成できる種類が増えたりした。


 それを踏まえて生み出したのは武器生成を用いた暗器である。

 元々暗器は身体に隠す武器の事で、武器自体を隠している訳ではないが、擬似的に暗器のようになった。


 結果、騙し討ちや瞬時の切り替えも可能する。


 太助はある程度やると、戻って来た。


「まぁ、こんなもんだ」

「それが太助だけができる戦法か」


 これが太助の武器生成がある上でできた戦法である。


・十月二十九日

訂正 戦闘方法→戦法

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