第十五話 練習場
迅澄達は練習場に着いた。
中に入ると、周りが通路になっており、一定感覚に部屋がある。そして建物の中央には運動場が広がっている。
迅澄達は通路を歩く。
「部屋はどうなっているんだ?」
「部屋は一人または連携がしたい人用にあります。部屋数の制限はありますが、基本的にみんなは運動場を使っています」
部屋は技のレパートリーを増やしたり、瞑想する人もいる。連携は実戦や卒業後の暗殺者でも数人で行動する場合は必要なので、連携力を上げるために使われる。
それ以外は運動場で、特に身体能力の向上をためにやっている。
「太助はどっちなんだ?」
「運動場。部屋で何かしたい訳でもないし、迅澄にフェアベルゲンを見せるのに人が多い運動場に行った方がいいからね」
一周回ったので、運動場に入る。
運動場には何人もの人がいた。
「いっぱいいるんだな」
「中等部と高等部が合同で使っている練習場だからね」
「じゃあ、初等部は?」
「初等部は別の練習場。初等部の生徒は金を払っているから、中等部と高等部と同じ建物ではいけないという事だと思う」
練習場は二つあり、初等部の練習場は小さく、数部屋あるくらいで、中等部と高等部の合同の練習場は二倍以上に大きい。
初等部は金を払っているというのもあるが、もう一つとして危ないという事。小学生と制御できないフェアベルゲンが重なる事で大変な事が起きる可能性が高く、広い運動場ではなくて個室にしている。
「おはようございます、太助さん。お久しぶりです、迅澄さん」
いきなり、後ろから声をかけられる。




