事件その1続き
つまらない文ですがどうぞ
事件が起こったのは7月の半ば、
夏休みモードになって学校に来たくなくなる頃。
俺は見てしまった。
いつも明るく元気で、クラス1の人気をほこる
美少女同級生の裏の顔を。ドアの前で。
彼女曰く
「まじ、うちのクラスの男子キモいんだけど
ちょっと優しくしたら調子のってさ!これなら
まだ中学の方がましだったわー」
だそうだ。そんなキモいかな?
結構顔は整ったやつばかりだと思うが・・・
「特に西京が気に入らねぇ!あのクソ根暗!
話しかけてもツンツンしやがって!
もっと豚みたいに忠誠を誓えっての!」
あらま・・・これはショックだな西京くん。
しかも陰口、これは俺の前では
ニコニコしてるパターンってやつだろ?
こういうのをお約束っていうのか。いや、少し違うか。
「ま、まぁ調子に乗りすぎてないんだし
許してあげれば?」
という言葉を期待していたのに待っていたのは
「だよねー!どうする凛花?つぶす?」
まぁ、これもお約束だろ。これも少し違うか
でも、これで近い運命俺は殺されることが
分かっちまった。哀れだな俺。可哀想だぞ俺。
あとは静かに立ち去るだけだったのに
悲しきかな、ラノベの主人公はこういうところで
やらかすものなんだ。哀れだな。
立ち去ろうとしたその時、
だれかが気配に気づいたらしく声を潜めて
ドアを開けた。
俺のなかでベートーベンの第9が流れた。
あからさまにどぎつい顔の女子の皆さま。
「見られた?やっちゃう?」
的な雰囲気出しちゃう皆さま。
俺の高校生人生はここで終わりか
校門出るとき礼してでてこ。
そんな考えを巡らせていると
突然、人気1番女子、木葉 凛花に腕をつかまれ
教室のなかにダイビング
「聞いたよね・・・?」
こんなときラノベの主人公は
「な、なんのこと?」
と誤魔化すのが一番面白いのだが、俺は
「あぁ、全部聞いた。俺はつぶされすそうだな」
生憎、空気が読めない。
俺の言葉でさらに顔を険しくした彼女は
お決まりともいえる言葉を叩きつける。
「明日・・・体育館裏に独りできなさい」
俺は恐怖に震えた・・・
訳ではなく、晩飯と買い物のスケジュールを
頭のなかで必死にたてていた。
案の定、追い出された。
分からない。女子の気持ちは分からない。
読んでいただきありがとうございます




