第1話 「邂逅の霊都」〈9〉下着は羊毛(ウール)で
(^ー^)ノRPG要素追加。
第1話 「邂逅の霊都」〈涙とともにパンをかじった者でなければ、人生の本当の味はわからない〉If you’ve never eaten while crying you don t know what life tastes like
〈9〉草創歴0444年4月13日
旅の恥って言っても、お前らの常識なんざ知った事じゃない。
冒頭から大口を叩いてしまったが、気にしないでくれ。
俺達(俺とアムの2人)は結局、朝日が昇るその時に捕獲されてしまった。
どうも害意が無い相手に俺は弱いようだ。
相手は、あの若い技術士官である。
ちょっとハアハア言ってて怖かった。
話によれば、昨夜にかけて傭兵大隊は中隊長以下の下士官が総出で俺を探したらしい。
ご苦労様である。
「あらあら、ステリアスちゃん、お久しぶり〜。」
相変わらずのフアンフアン(?)とした口調で俺を出迎えたのは、昨日「音無しの塔院」の前で別れたばかりの「ワガセ・グローリエス」である。
巨乳さんと言えば分かるかな。
『僕の爆乳ちゃんだーー!!』
だから、お前のじゃないって。
「お姉さん、びっくりよ。普通、あの後に来てくれると思ってたから。ウフフフ。」
それは今、俺達が居るこの場所、傭兵大隊の本拠地である西軍事区画、「西中枢院」を指しているのだろう。
そんな全自動的な常識知らんから。
地理も理解していないし、知ってても来なかったけどね。
さて、この西中枢院は、内中庭を囲む小城塞である。
その為、想像以上に居住空間は狭い。
そんなわけで、巨乳さんに案内されて数分も歩まず、最奥の公私広間に辿り着いた。
ところで、後ろ姿を見て気付いたのだが、巨乳さんは臀部もなかなかのボリュームである。
『あー。君はそっち派か〜。』
どっちも、そっちもない。
待ち構えていたのは、俺の身元引き受け人(自称)である隊長ラシャ・コウヤショウである。
幾分、顔に疲労の色が濃いな。
いや、気のせいか。
「いや、お前さんね…あり得ないからね?ほんと、あり得ないからね?どういうわけで、いきなり姿をくらませてるの?」
どういうわけでも、こういうわけでない。
どっちもどっちで面倒くさい奴等だな。
「まあ、いいや。取りあえず座りなさいよ。」
俺は誘われるままに対面席へと腰を降ろした。椅子がギシギシ軋む。
「…じゃあ、今から入国とか諸々の手続きを開始するよ。ワガセちゃん、よろしく。」
そう言うと、控えていた巨乳さんが山ほどある書類を抱えて入ってきた。
その後に続くのは、ラシャを少し小さくしたような少年だ。
ちょっと歳の離れた弟って印象。
彼は金属ケースを抱えている。中身は貨幣だと推測する。
「じゃあね、この書類を読んだら最後のところにサインを記入してね。」
俺は無言でそれを受け取った。
「はい、これも。次はこれ。」
ラシャが書類を次から次に手渡してくる。速いな。
しかも、視線がなんか怪しい。
「お前さん、あの百面相の魔女に暗殺されそうになったんだって?ご愁傷様だね〜。」
って言っても、俺もされたんだよね。なんて、話しをそらし始める。
はい、ここでアムさんの登場ね。
『君は調子がいいな〜。ちゃんと読み書きの練習しなきゃ後で困るって、いつも言ってるだろ〜。』
はいはい、分かってますよ。
現在、広く文明圏で統一言語として使用されているのは「マテシス文語」である。
これは前時代の冬歴、4000年前に中央大陸で派生した「旧マテシス言語」が元になっている。
それ以前の先史文明、帝歴時代には「古オムパロス言語」が使用されていたが、そちらの翻訳作業は難航しているらしい。
何しろ、遡ること5000年前の古代文明である。
ところが、それもアムに任せれば一気に解決するんだろうな。
竜種の「竜言術式」ってやつは、既存の十術式とは根本的に異なり、言葉そのものが術式に変換されるという、ある意味制限無しの、それはもうズルい固有特性と言える。
『いや、それもちょっと違うんだけどね。まあ、近いイメージだけど?』
つまり、それが常に作用しており、無制限の言語翻訳能力を発揮しているのだ。
一言でいえば、それが「竜種=摂理」だ、で済ますしかない。
何でも有りかよ。
『そりゃね〜。僕だって、そのぐらいの条件と恩恵がなかったら、こっちの世界に転生しやしないよね〜。』
良く分からんが、とにかく俺の役に立つならどうでもいい。
さあ、読め。
そして内容を俺に逐一、報告せよ。
『も〜。偉そうだなあ〜。』
不満そうだが、アムと俺は一心同体。
俺が不利益を被れば、それは自分にも返ってくるんだからな。
『はいはい、分かってるよ〜。え〜と、これは傭兵大隊への入隊手続きの書類だね〜。』
入隊手続きね、これは除外だ。
丸めて床にポイだ。
《ステリアス・シーヴァの器用値が+1強化されました。》
ラシャの顔が青ざめる。
『これは、え〜と、装備品一式の買取り了承書だって〜。』
これもポイだ。
《ステリアス・シーヴァの器用値が+1強化されました。》
『色んなのが紛れ込んでるね〜。東方主計紙幣の換金と入国審査関係だけ分別しちゃおうか〜?』
よし、始めよう。
アムの指示に従い、俺はせっせと書類をより別ける。
その間、わずかに5分の早業だ。
床には紙クズが山積みになっていた。
「せ、せめて、その賢者の核石だけでも買い取らせて下さい!150煌皇金貨でどうだい??」
「相場は?」
視線を逸らしやがった。
「…隊長、騙すのは良くない。」
少年がたしなめるように言う。やっぱりか。
巨乳さんも、うんうんと頷く。色んなところも揺れている。
ともあれ俺は、手持ちの東方主計紙幣100枚を少年に手渡し、彼の換金作業が終わるのを待った。
なるべく持ち運びに困らないように煌赤銅貨には換金せず、煌白銀貨を100枚と、残りを煌皇金貨9枚にした。
酒場宿の一般的な宿泊料金は一泊、朝食込みで銀貨3枚だ。銅貨にして300枚になる。
『単純計算して、金貨1枚で1ヶ月は平気だね〜。ご利用は計画的にね〜。』
当分の間は平気ってことだろ。
「だけど、お前さんの行動の責任は俺が持ってるわけだし、ちょっとは自重してもらいたいわけだよ。」
んなことは知らん。
俺の態度にうなだれていたラシャであったが、それだけは本音(?)であるらしい。
つまり、どうしたいのかと言えば、常に連絡を取れるようにしろ、と。
定住先を確定させろ、と言うことらしい。
『まあ、それはもっともな意見だろうけどね。換金してもらった恩もあるしね〜。』
実のところ、定住するかどうかは微妙な線だがな。
とりあえず、夜露をしのげる屋根は欲しい(笑)。
「そこでだね。お前さん、ワガセちゃんはもう知ってるだろ?我が傭兵大隊には3名の大隊隊長が居てだ、ワガセちゃんも、このナユタ・ゴブジョウもその内の1人だ。連絡役は彼等にやってもらうからね。」
「ウフフフ。ステリアスちゃん、よろしくね。」
代わって、ペコリと頭を下げるナユタ少年。
でも、この若さで大隊隊長とは、なかなか腕が立つ少年なのだろうな。真面目そうで将来有望そうだ。
彼の服装はラシャに良く似た、派手な(傾いた)草花模様の陣羽織の着流し。まんま西方辺境っぽい。
傭兵っぽいのは精々、朱塗りの籠手、脛当ぐらいだ。
一方の巨乳さんの方は、例の妖銀鉱製の甲冑だ。
目の毒なやつだった。
◆ ◆ ◆
捨てられた仔羊(?)のような目で見るんじゃない。
アムのやつが、一生のお願いだと泣きついてきたのだ。何の話しだと言われれば、都市内部の案内役として、ナユタ少年では無く、巨乳さんこと「ワガセ・グローリエス」を選択したと言う経緯である。
そもそも、選択肢の中に若い技術士官よ、お前は含まれていない。
そして、安い一生のお願いだったな。
「ステリアスちゃん、今日は観光と宿屋探しの名目でいいのかしら、ウフフフ?でも、本当にいいの?傭兵大隊の宿舎って格安よ?」
宿舎?何度も言うが、それは断固として断らせてもらう。
「ウフフフ、強情な子ねえ〜。」
ともかく、俺は一刻も早くこの場を離脱したいが為に巨乳さんを急かし、あの軍装馬車で市内中心部まで送ってもらえる事になった。
あの獄炎馬くんも元気そうだ。
「ところで、その格好で案内する気か?」
「え?お姉さん、どこかおかしい?」
おかしいもなにも、問題大アリだと思うのだが。
『余計なこと言わないで〜。』
余計じゃないだろ。
同行する俺が恥ずかしいだろう。
彼女の甲冑は、出るところを押して上げての特注品。
臀部部分の装甲も、動きを阻害しない露出具合い。
彼女の美しさを損ねない完璧さ。
より女性っぽさを醸し出していると言っても過言ではない。
これはあれか、俺の思考が「よこしま」なのか?
案外、この国の女性騎士って、こんなもんなのか。気のせいか?
『そうだよ。そうだよ。気にしすぎだよ。』
お前が言うな。
それにしても、車窓から見て、今日の市内の賑わいは異常だな。
所々で井戸端会議が出来ている。
そこら中で朗らかな笑顔が生まれていた。
「祭りでも近いのか?」
祭りと言えば、近くは5月初頭の「春祭り(スプリングフェスティヴァル)」が定石だ。
これは地域や国によっては「死祭」とも呼ばれる。
後は10月初頭の「収穫祭」、年明けの「新明祭」ぐらいなら知識はある。
「ウフフフ。これは違うのよ〜。実は今日、聖遺物級の選定の儀が開催される事になったのよ〜。」
彼女の解説によれば、こうだ。
西の大国「レイアーン公王国」が発掘した「聖遺物級」の武器を天文学的な金額で買い取った「ジ・ハド煌王國」は、慣例として、まずは銀色の鷹騎士団から適合者の選定を行うのだと言う。
そして、この「聖遺物級」に選定された者が「英霊級」に認定される。「国家守護級」の更に上をいく希少存在だ。
『勇者フラグきたーーー!』
どこかの辺境では、それを勇者と呼ぶ国もあるらしいが、な。
「1番の有力者は、やっぱり1位の騎士である、シー・ファルクン子爵ね。ウフフフ。」
ちなみに、騎士団長は除外されるらしい。
「2番人気はね、正統派のヴィレッジ・スパーロウ男爵かな?」
へ〜。興味ないな。
「ちなみに、お姉さんのお勧めはブルーツリー・パラキート男爵よ。戦う執事よ!ウフフフ。」
戦う執事ってなんだよ。
しかもダフ屋が発生しているらしい。
賭け事にも発展しているのか。これはある意味お祭り騒ぎだ。
しかし、既に戦勝ムードとはお気楽だね。
「ステリアスちゃん、賭け札は買わない方がいいわよ〜。半分はそのまま雲隠れしちゃうからね〜。」
国家関係者がそれでいいのか?と思わなくもない。
軍装馬車から降り立ち、俺逹は「商業市場広間」に踏み入った。
前日は素通りしてしまったが、この内壁広間は3km四方の広さを誇る。
中心に巨大な噴水を配し、様々な商店が円形状に軒を連ねている。
ここを起点に動けば、食料品を除く、大抵の物資は手に入ると言う。
「さてと〜。ステリアスちゃんは何がしたいのかなあ〜?観光なら、お姉さんの知る限りで教えちゃうわよ〜?」
なるほど…それは頼りになるな。何しろ、彼女が姿を現した途端、自動的に人垣が割れてゆく始末。
遠巻きに眺めている男共の視線は、ある一点に集約されている。
それは欲情の視線に他ならない。
『コラ〜!僕の爆乳ちゃんを勝手に見るんじゃないっ〜(怒)。』
何度も言うがお前のじゃないし、やっぱり俺の気のせいじゃなかった件について。
『僕はテンションの問題だと思うんだ…。』
お前のテンションなんか知らん。
そんな状況に我関せず、男共の視線も何のその、マイペースに突き進んでいく巨乳さんの姿。
これはとんでもない悪女だ。魔女だな。
「ウフフフ。霊都を観光するなら、まずはスタボンネス工房よね。」
煌王家専属工房である「スタボンネス工房」は、中央大陸産出量の8割をジ・ハド煌王國が担う希少金属、「妖銀鉱」加工工房の名代であると言う。
ぶっちゃけ、俺の竜刀アムドゥシアスは金剛石級の硬度があるのだがな。
『バカ言っちゃいけないよ〜。僕を誰だと思ってんの?僕なら天鋼石級の硬度はあるよ〜。』
ちなみに、更に最高位の硬度を持つ鉱石がある。それが「神玉」である。
以下、順に天鋼石、金剛石、魔鉱石、妖銀鉱、亜鉱石と硬度は下がってゆく。
一概に硬度と特性は比例しないが、価値や相場は同順に準じている。
「次にお姉さんがお勧めなのは、国内唯一の孤児院、エウプロシュネよ。傭兵大隊も年に一度、慰問で訪れるのよ〜。」
孤児院「エウプロシュネ」は、商業ギルド「エノシクトン」が運営する慈善団体であると言う。
煌王家の個人的な支援も受けているらしい。政治的な側面のパフォーマンスだろうな。
あんまり行きたいとは思わない。
「じゃあ、個人的にお勧めしないけど、やっぱりステリアスちゃんも男の子だから〜。娼婦街は市内の北西区画よ〜。」
管理組合「コンコルディア」が取り仕切るのが娼婦街だ。大抵の首都には必ずある区画だ。人間だもの。
『ぼ、僕にはまだ早いですっ!』
と言うか、お前には、もはや一生縁がないだろ。
『あーー!指があればっ、指があればあーー!』
その指で何をする気だ?
「も〜。ステリアスちゃん、あんまり気が乗らないみたいね〜。じゃあ、これは奥の手よ〜。奴隷市場なんてどお〜?」
やっぱりあったか。
奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」は、市内の北東区画に存在する。
奴隷として取引されるのは、「低頭種」と「野人種」といった亜人種である。
にしても、どんなチョイスだよ、巨乳さん。
「え〜。お姉さんショック〜。ステリアスちゃんが何を求めているのか分からないわ〜。」
俺の視線が全てを物語っていたようだ。合掌。
その後、俺は彼女の案内で雑貨屋や露店を回り、着たきり雀であった身なりを整えるべく、麻製のブリオー(シャツ)とブレ(ズボン)を購入した。
貨幣(金)は持っているが、麻製で十分である。
麻製の厚手のブレ(ズボン)が煌赤銅貨80枚に比べて、「卯の花羊」の羊毛品が煌白銀貨6枚である。換算にして銅貨600枚だ。倍どころの騒ぎではない。
『君って、ほんと、そういうところは庶民的だよね〜。』
俺は苦労性だからな。
そして当然、紳士のたしなみ、肌着は大量に買い込む。
下着には2種類あり、麻製の下着と羊毛製の下着だ。
ここで俺は迷わず羊毛製の下着を選んだ。
こればっかりは機能性の問題であり、麻製のガサガサ感と、羊毛製のフィット感は比べるべくもない。
ちなみに、麻製の下着は50煌赤銅貨。羊毛製の下着は2煌白銀貨である。格差4倍で安い方だ(安堵)。
何も言わないでくれ。
こればっかりは譲れないものがある。
『同じ男としてわかりますとも…。』
同情はいらん。
そして出費は煌白銀貨12枚、煌赤銅貨70枚。
下着を5枚も買ってしまった…。
さてと、後は雨露をしのげる宿屋を探そう。今度こそ、巨乳さんの面目躍如だ(?)
「とりあえず、飯が旨い宿屋を紹介してくれ。」
巨乳さんの顔に笑顔が生まれたのは束の間、俺は脱兎のごとく、彼女の腕を掴んで走り出した。
後ろは振り返らない。
「えーー。ステリアスちゃん、どうしたのーー!?」
巨乳さんが困惑の悲鳴を上げている。
振り返ればそこに、必死の形相で追い掛けてくる赤毛の巻き毛さん。
《ステリアス・シーヴァの回避値が+1強化されました。》
捕まってなるものか。
壁の修繕費なんか絶対払わないと誓いつつ、俺は全力疾走で商業市場広間を脱出するのだった…。
◇ ◇ ◇
ステリアス・シーヴァ【竜絶壁発動中】
種族〈シーヴァ族〉
階級〈傭兵〉
所属国〈傭兵大隊預かり〉
カテゴリー〈8.5-〉
戦闘力 58
防御力 53
生命力 77
回避値 54(↑1)
知能値 47
器用値 36(↑2)
魔力値 58
相生相剋〈火気〉属性 43
相生相剋〈木気〉属性 31
相生相剋〈金気〉属性 25
相生相剋〈土気〉属性 28
相生相剋〈水気〉属性 32
竜技
九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎〈火気〉
九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐〈水気〉
九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉
九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉
戦技
一刀両断
十文字斬り
固有能力
竜の血眼(竜眼第1位階)
轟炎の気
能力
大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了
毒耐性 寒耐性 虚言耐性
魔力系術式
下位(基本三原理)火属性付加
下位(基本三原理)火属性魔道弾
下位(基本三原理)火属性誘導波動
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)光属性付加
称号
赤き竜人
傾国の貴公子
装備
竜刀アムドゥシアス〈大剣〉【竜絶壁発動中】
属性:暴君LV820〈聖遺物級〉
付与効果:暴君の加護〈第1位階〉
剣撃物理破壊力増幅
竜技増幅
所持者固定契約〈魂〉
耐久値:980/∞
竜面〈仮面〉
属性:竜面の者LV250〈聖痕武器級〉
付与効果:竜因子封印
自己再生
耐久値:180(+30)/∞(再生中)
朱鎧〈皮鎧〉
属性:朱虎の皮LV15〈通常級〉
付与効果:物理抵抗〈皮〉
耐久値:85
携帯用小刀〈小剣〉
属性:雷鉱石LV30〈特殊兵装級〉
付与効果:物理特化
雷属性付加
耐久値:150
下着〈服〉×5(NEW)
属性:羊毛LV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:4
所持金
煌皇金貨9枚(NEW)
煌白銀貨87枚(NEW)
煌赤銅貨30枚(NEW)
所持品
賢者の核石×5
岩塩
獣油