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第6話「刀鬼王の宝物庫」〈13〉策謀都市・猫を火中で得る〈了〉

(つД`)ノリムルブルグ編(後編)腐敗した城塞都市で悪事(?)を暴くの巻w

第6話「刀鬼王の宝物庫」〈幸運とは女性のようなものだ。もし今日彼女を蔑ろにするならば、明日彼女が戻ってくると思うな〉Fortune is a women, if you neglect her today, don’t expect to regain her tomorrow


草創歴0444年5月17日〈13〉


城塞都市「リムルブルグ」は今、厳戒態勢の下に置かれていた。


それによって、一時的に城門は固く閉じられ、交易の馬車さえも立ち往生する始末。

無論、国境警備隊タウロマキアーの仮宿舎を借り受けている「傭兵大隊」も監視下に置かれ、一歩たりとも外出が出来ぬ状況に陥っていた。

更には、都市外に留め置かれている本隊約850名も放置の状態である。どうなっているのだ?と、城門前で双方が睨み合っている。


それは「レグ侯爵マークィス家」の名の下に都市間の外来を閉鎖し、市内を物々しくも「国境警備隊タウロマキアー」の兵隊が巡回を繰り返し、血眼で標的を探し出そうとしている為だった…。


その緊張は伝播し、ピリピリとした空気が市内に充満してゆく。

何事が起きたものかと、市井しせいでは井戸端会議がそこらしこで開かれていた。しかしながら、そんな馬鹿でかい騎馬スタリオンの目撃情報は少ない。

「噂の赤い竜人?誰のことだい、それは?」と、レグ侯爵マークィス領の中央都市とは言え、辺境寄りである為、中心部の情報に疎い住民達。


「…奴隷商を毒殺したシーヴァ族だって?」「ところで、シーヴァ族って何だい?」「そんな事より、道が水浸しだぞ!何とかならんのか?」「母ちゃん、井戸から水が出ないぞ。」


そう。これはレグ侯爵マークィス家の情報規制措置でもあった。

市内のいたるところで水道管が破裂し、住民はそちらの方が大問題。元より貴族間の毒殺沙汰など珍しい話では無いのだ…。


隊長リーダー、こっちっす!!」


「ああ。だが声が大きいぞ!」


スラム街を身を隠しながら、早朝から逃避場所を探す少年たち。


逃げ場所については、候補は幾らでもある。そして住民達も彼等の味方である。

元来、孤児出身者で作られた「月桂樹ローリエソーズ」であり、スラム街は彼等の生まれた場所。勝手知ったる何とやら、だ。


「だけど、エンドゥの姉さんと、ガキ達は大丈夫すっかね?」


月桂樹ローリエソーズ」の本拠地は、小さいながらも都市内の一等地にある。

昨年末、ギルドの融資を得て安い平屋の建物を借金して手に入れたのだが…恐らく、そちらにも手が回っている事だろう。無事でいてくれると良いのだが。


そして、レクレス・ティミドは思案する。いつまで隠れ続ければ良いのか?と。


月桂樹ローリエソーズ」はもう終わりだ。それでも恩義は通さなければならない。

「緑の顎」を狩った報酬で借金は帳消しになる見込みであったが、その支払いは凍結したままだ。これは「フト伯爵カウント家」に目を付けられたと言ってもよい。そして腹痛による昏倒だ。


まるで流されるままに、今の状況に少年たちは陥っていた。


「天使ちゃんは俺が守るっすよ。」


コンっ♪


つぶらな瞳で彼等を和ませる「天使ちゃん」。腕に抱かれて御満悦っぽい。

それは任せるし、能天気が多いのも彼等「月桂樹ローリエソーズ」の特徴だ。


「あの兄さんから預かった大事なコ達だ。命に代えても守れよ!」


「了解っす!」


廃屋の奥の方では、モコモコの北欧山羊ノースゴウト(?)を抱っこして眠る少年がいる。昨夜の見張り役だ。

その顔は幸せに歪んでいる。


「えへへへ。彗星コメットくん…離さないよ…お婿さん…zzz。」


ヤバい夢を見ている事間違いなしだな。


そんな彼等を闇と化して見守る影があった。闇と一体化した術は「大自在の法」によるものだ。

影はニヤリと微笑むと、物音一つ立てずにその場から離れる。


「ふむ。では叙事詩リリック殿…彼等の事は任せましたぞ。」


影は闇から闇へと、王より命じられた任務に就くべく身をはしらせるのであった。


◆ ◆ ◆


矢文やぶみが俺を目掛けて飛んで来た。

すかさず俺はソレをバシっ!と掴み取る。


クラトゥ爺さん、さっそく秘密結社の足取りを掴んだか?動きが速いな。

しかし問題は…そこにどうやって侵入するか?だな。

いや、侵入して秘密結社の魔窟アジトを潰すのは決定事項なのだ。


全てをクラトゥ爺さんに任せても良いのだが、それでも解決するんだろうが、それじゃ俺の気が済まぬだろう?


さてさて、ふみには簡易な地図が描かれており、俺が今現在潜んでいる場所…それは都市上空の雲海の中。これは大嵐テンペスト戦技バトルアーツ「百雷」で生み出された副次効果だ。


大嵐テンペストの器用値が+1強化されました。》


大嵐テンペストは器用なのである(笑)。俺はそんな大嵐テンペストの背に揺られて雲の中って寸法だ。


おっと。話がズレてしまったが、突入するだけならそのまま上空から突っ込めば良い。

この上空からなら、迷う余地も無い。


とは言え、人目を無視して突入するのも無理に近い。何しろ、まだ陽は高い。時刻は正午前だしな?

だが、「鉄は熱いうちに打て」だ。「火中で栗を拾う」とも言う。違うか?


「ならば陽動作戦だな。頼んだぞ、大嵐テンペストよ。」


ヒヒヒィィィーーーン!!


《君達ってホント、迷いが無いねぇ。》


そこはベネよ、お前にも慣れてもらわないとな(笑)。と言うか、最近は、お前の本体である「アム」の方が無茶し過ぎの感もあるのだが?


《アレは僕であって僕じゃないよっ。》


そんな流れで、再び「リムルブルグ」に姿を現した黒馬…大嵐テンペストを巡って、市内を巡回する「国境警備隊タウロマキアー」は上へ下への大騒ぎ。

一報を聞きつけたホズミン・フト長官は顔を赤くして配下を怒鳴り散らす。


「捕まえろっ!!必ず、あの馬が「原始回帰の書」を持っている筈だっ!!」


件の「赤き竜人」がソレを所持していない以上、まず間違いあるまいと、上からの指示である。

それは絶対なる至高の命令ゆえに、蛸のような顔を膨らませ、ホズミン・フトは陣頭指揮に立つべく屋敷レジダンスを後にした。

てんやわんやの大騒ぎである。


そんな様子を見計らい、俺は裏口の塀を軽々と飛び越え、フト伯爵カウント家の裏庭に乗り込む。

クラトゥ爺さんの指示はまさしく、この屋敷レジダンスを示していた。それが、あの蛸親父の屋敷レジダンスとあらば、出来過ぎの感はあるがな。


「ステリアス様…こちらへ…。」


庭師の格好をした、ありふれた風体の使用人サーヴァントが俺に声を掛ける。


「クラトゥ爺さん、この屋敷レジダンスに間違いないか?」


言わずもがな、「大自在の法」で変装したクラトゥ爺さん、その人だ。俺でなければ気付くまい。まさに別人だ。


「ええ、隠形の術にて地下室の隠し扉から、地下施設の神殿を調査しましたのじゃ。そこには例の神毒アノイアの保管場所でしょうか?泉がありましたぞ。」


なるほど。ならビンゴと言える。

まずは第一目的の「神毒アノイアの無効化」に勤しむとしよう(笑)。


「なら、俺は乗り込むが、爺さんはどうする?」


それがし、神殿に出入りする妙な女を追ってみるとしましょうかの。」


クラトゥ爺さんがそこまで言うなら、その女ってのも相当に怪しいな。


再会を誓い、俺達は己が道を往く。格好良く言ってみたが、俺の場合はただ殴り込みを掛けるだけだがな(笑)。

そしてここまで来てしまえば、もはや隠れる必要は無い。昼日向ひるひなたとは言え、目指すは「秘密結社の魔窟アジト」。詳細がバレて困るのは…どっちだ?と言う理屈だ。


《そうは言ってもねぇ…第1位階・竜顕現テンペラメントニック、発動だよ。フト伯爵カウント家の屋敷レジダンス地下30mの位置に人工建築物反応あり。中央部に〈神毒アノイア〉を感知しました。神殿内部に個体数〈15〉カテゴリー〈2.0+〉〈1.5−〉〈1.2+〉〈1.5+〉〈1.3+〉〈1.2−〉〈1.2+〉〈1.0+〉〈0.9−〉〈1.0−〉〈1.2+〉〈1.3+〉〈1.1−〉〈1.3−〉〈1.2+〉を検知。揃いも揃って雑魚ザコばっかりみたいねぇ。》


そう言うと可哀想に聞こえるがな(笑)。


だがまあ、その「神毒アノイア」で散々、悪事を働いて来たんだ。秘密結社の構成員には派手に散ってもらおう。


そして、健気にも挑みかかって来た使用人サーヴァントには手加減をしてやる。

豪華な木製家具をへの字に折り曲げつつ吹っ飛ぶ使用人サーヴァント逹。大丈夫。ちゃんと手加減しているぞ?


「客人に対して失礼だろうが?それがフト伯爵カウント家のもてなし方か?」


「こ、この屋敷レジダンスをホズミン・フト長官の屋敷レジダンスと知っての狼藉かっ!?無礼者めっ!!」


あの蛸親父の家臣団ってところか?

食卓テーブル防波堤バリケード代わりにして、居間ダイニングに籠城の構え。女中メイドほうきで武装の様子。


俺に警告を発するのは年嵩としかさ侍従アコライトだ。どうやら、家臣団のまとめ役と覚しい。


俺はツカツカと歩み寄ると、その食卓テーブルを片手で掴み上げ、ブンっ!と真横に放り投げる。


グシャーーーン!!


壁をブチ抜き、防波堤バリケードを成していたソレは粉々に砕け散っていた。


「ひっ!?」


目も口も丸くした家臣団であったが、もはや遮る防波堤バリケードが無いと気付くと蜘蛛の子を散らすように逃げ始めた。老いも若きも悲鳴を上げて逃げ惑う。


「ば、ば、化け物っ!?」


片手で200㎏はある黒檀の食卓テーブルを投げ捨てるのは、まさしく化け物ではあろうが、それを本人の前で言うべきか?と言ったら否である。

「赤き竜人」は年嵩の侍従アコライトに興味を無くして放置したまま、その若い女性 侍従アコライトの襟首を掴み上げるや、こう言った。


「本当の化け物がどう言うものか…お前に見せてやろう。地下室はどこだ?」


その後、彼女は解放されるまで何度、死を予期した事だろうか?解放された後、彼女がフト伯爵カウント家を辞職したのは、また別の話である…。


そんな大袈裟な(笑)。俺は、その若い侍従アコライトを肩に背負い、ズンズンと廊下を突き進む。

恐怖に身をすくめた侍従アコライトは、素直に俺の案内をしてくれている。

そして順調に地下の葡萄酒倉庫ワインセラーに踏み入った俺は、所構わず葡萄酒ワインの樽を蹴り倒し、破壊した。


「ひいぃぃぃ。それはホズミン様が大事にしていらっしゃる「フェール乙女ヴィルジニテ」でわっ!?」


そうなのか?どっちにしても、俺の知った事じゃないな。あの蛸親父じゃ何を飲んでも一緒だろうに?


そして、これは無意味な破壊活動をしている訳じゃないぞ?流れ始めた葡萄酒ワインは、ある一点の壁際に吸い込まれて消えて行く。

見た目は封じられているが、これがクラトゥ爺さんの言ってた「隠し扉」ってやつだろう。


そんな「隠し扉」を蹴り飛ばして破壊し、俺は開いた通路を突き進む。その先は降り階段だ。


「え…?何ですか、この階段は…?」


どうやら、家臣団でも若手の方は「フト伯爵カウント家」と秘密結社の繋がりを知らないようだな。

まあ、そりゃそうか。この若い侍従アコライトには長い降り階段であった事だろう。顔色が青い。お前、吐くなよ(笑)。


そして眼前に広がる地下空洞の正面、怪しい雰囲気を醸し出す大理石マーブルで建立された神殿。


《よくもまあ、こんな地下空洞に労力を費やしたものだねぇ。お金の無駄じゃない?》


「……。」


俺の胸に突き刺さる言葉(笑)。

いや、俺だって「地底都市」があれだけ大規模になるとは…思ってもいなかったけどな。そもそも根本的にアムの奴が悪い。アイツが悪ノリするから。


「おっ、下ろしてくださいっ!?あれは何なんですかっ!?私をどうする気なんですかっ!?」


ん?そう言えば、この若い侍従アコライトだが、なかなかどうして、整った顔付きでサラサラ前髪のボブスタイル。髪の色は「赤紫色モルガナイト」と珍しい。

侍従アコライト服で見た目は質素ではあるが、感触的にはふくよかだ。つまり、美人である。親に感謝しろよ。


あっ。しかし下ろさんぞ。逆に下ろした方が危険だからな?俺じゃなく、お前の方がだ。

なにせ、既にズラリと四方は囲まれている。


「お出迎え、ご苦労さん…で、ここは「偶像乃巫女アイオンオブピュートネス」の魔窟アジトで間違いないかな?」


「えっ!?それって…あの秘密結社のっ!?」


驚くのは良いが、舌を噛むなよ?相手の準構成員は手加減なしで突っ込んで来る。いずれも刃が反り返った「偃月刀ファルシオン」を手に抜いている。


そして攻撃とは即ち肯定の意味であろう。だが、その刃は俺にかすりもしない。


寸前で躱してみたら、あら不思議?彼等の偃月刀ファルシオンの刃がヒビ割れ、砕け散って自身に突き刺さる。


「ギャっ!?」「ぐはっ!!」「グヘっ!?」


まるで蛙が潰れたような鳴き声だ(笑)。俺は悠々と隙間を通り抜けるのだが、にしてもつまらん(怒)。


《君の装備している重鎧〈ジャガノート(畏怖なる護り手)〉の固有能力パーソナルスキル有卦ラック鬼棘エンプロイダリー〉と〈無卦ミス反魂ブレイクスルー〉を併用発動してみたよっ。》


そのせいか(怒)。俺はひっくり返った外套ローブ姿の男をつま先で受け止め、そのまま天井に向けて蹴り上げる。


グシャッ!!


続けざま、倒れ込もうとした男を掴んで天井に投げ飛ばす。とにかく、どいつもこいつも天井に叩き付ける。

最後には「揺光ベネトナーシュ」を使ってまでも叩き打ち上げる。


《ちょっとぉ〜。無茶をしないでよっ。》


とは言っても、既に俺達は神殿内部の途上である。侵入済みだ。

寄って来る準構成員は軒並み、天井に打ち付けられ、地面に落ちた後は泡を吹いて微動たりしない。


「心優しい秘密結社さんなら、お仲間を治癒してくれるんじゃないか?まあ、そのまま放置なら確実に死ぬけどな?むしろ死んでくれ。」


その言葉が耳に届いたのか否か?彼等の戦意はガクンと落ちる。

そして肩に背負った若い侍従アコライトの気持ちもズンと沈み込んだ。何で?


「さてさて、どうやら目的の場所が見えて来たぞ?」


《ほほう。ここは…僕の記憶が確かなら、この泉は〈詐欺師スウィンドラ〉が〈洗礼アーソナ(因子改造)〉を受けた場所じゃないかな?》


ん?低頭種ハーフリングの、あの詐欺師スウィンドラがか?アイツは首都「ジュライ」のトーパチオ士爵邸に雑用係として置いて来たけどな。


そんな神殿内部、中央に出現した泉を占める無色透明の液体…これが全て「…神毒アノイアか?」。

全くもって驚きだ。


《主成分は〈アポトーシス〉ニューロン神経を緩慢に犯す〈神毒アノイア〉と確定。総量〈500t〉と推定…したよっ。》


「これだけあれば、この国…ジ・ハド煌王國ジ・ハド・トゥインコル・キングダムの全ての住民が死に絶えてもおかしくない量じゃないか?」


「そっ…そんなっ!?」


愕然とする若い侍従アコライトはさて置き、俺は泉の中央に立つ人物に視線を投げ掛ける。


向こうも自若泰然としたもので、俺が辿り着く事は予想の範囲内ってつらだ。

それなりに自分の強さに自負があるのだろう…だが、所詮はカテゴリー〈2.0+〉と判明済み(笑)。それは決して弱い数値じゃない。


しかし、所詮は雑魚ザコである。


「よくぞ…参られた。赤き竜人殿よ。我は「偶像乃巫女アイオンオブピュートネス」の大神官アルカイゼン・チャン…である。」


厳つい相貌に片眼が潰れている。白髪が増えた頭髪は後ろに撫で付けられており、鋭い傷跡が頬に刻まれている。

簡易な司祭服ダルマティカだが、胸元から見える大胸筋は盛り上がり、はち切れんばかりの筋骨隆々さ。


え?大神官アルカイ?冗談だろう?って体格だ(笑)。


「んで、大神官アルカイさんよ。噂の大聖母マグナマテル様は何処行った?」


「フフフ…大聖母マグナマテル様の事まで御存知とは…それならば話が早い。我ら「偶像乃巫女アイオンオブピュートネス」は貴公、赤き竜人殿を迎え入れる用意がある!大聖母マグナマテル様の元、共により良き世界を作る同志としてなっ!フハッハッハ!」


…はあ?


俺の聞き間違いかな?


《僕もちゃんと聞いたよぉ?》


基地外もそこまで来ると笑えるな。どう言う御都合主義だ?「はい」と言うとでも思っているのか?

場がシラける前に、俺は懐からガサゴソと丸薬を1つ取り出してみせる。


「ぬ?それは何かな?」


「これは神毒アノイアを無効化するプンジェ謹製「解毒丹」だ。」


そして、その大神官アルカイとやらが止める間も無く、俺は「解毒丹」を泉に投じていた。


ポチャ…ン。


静かに沈んでゆく「解毒丹」…元より無色透明の液体だが、一瞬で澄み渡る黄金色タイチンルチルの輝きに変じた。これは成功か?


《〈神毒アノイア〉の〈アポトーシス〉成分の分解に成功。その結果、水の成分は〈水精リクィッド溶液エリキシル〉に変容したよっ。》


「なっ…なっ…なんて事をするのだあっ!?おのれ、鬼か?悪魔か?許さぬぞっ!この外道めがっ!大聖母マグナマテル様の施しを踏みにじりおって!!」


許してもらう気は甚だ無いのだがな(笑)。

それより…「水精リクィッド溶液エリキシル」?それは放置しておいて大丈夫だろうか?


《心配なら、後で金魚ちゃんに回収しておいて貰えば?》


なるほど。では、問題はこの怒り心頭の大神官アルカイをどうするかだが?あの筋肉から見て、殴り合いかな?やっと殴り合いが出来るのかな?ちょっと期待だ(笑)。


「悪鬼めが…後悔させてやるぞ。今ここに…我らが洗礼アーソナの秘技…「杯の業」にて生み出す最強無比の混合生物シムルーを召喚する!!」


地獄の底から響いて来るような大声で、大神官アルカイのおっさん、取り出したる獣皮の魔道書を捧げ持つ。


それは一見して禍々しい。再誕の書、そして原始回帰の書と同様の禍々しさだ。


ソレから吹き出す紫色スギライト瘴気ミアズマが周囲を漂い始め、大神官アルカイの背後に聳える「巫女シヴィラ真像イコン」に纏わりついていく。

何だか分からんが、大物が出そうな予感ではある。


しかし…だな。額に青筋を浮かべて魔力を集中する大神官アルカイを、このまま待ち続けるのもどうなのだろう?待ってやる義理もないのだが?


そして「不老の書」は次第に膨張し始めている。脈動を繰り返す。


ドズンっ!!


「ぐへっっっ!?そんな…汚い…ぞっ…ぶへぇぇぇ。」


あっ。思わず、ガラ空きの脇腹に1発入れてしまった。何しろ、無防備すぎる(笑)。


そして崩れ落ちると同時に、瘴気ミアズマが霧散し始めた。

しかし何故か、この瘴気ミアズマは俺に攻撃的だ。まあ、痛くも痒くも無いがな?


ふう。この欲求不満をどうしたものか?


「よし…殴ろう。殴って壊そう。」


「えっ!?何をっ?」


竜技ドラゴニックアーツの「森羅カリオペ皇緋こうひ」を発動し、全身に漲る熱量パワーを以って、俺は破壊の限りを尽くす。

背負った若い侍従アコライトが肩で「きゃあきゃあ!!」と喚くが、俺は止まらない。


手始めに、見た目も派手な正面の「巫女シヴィラ真像イコン」を真っ二つに殴り壊す。


バキッ!!!


そのまま壁を連打して穴を穿つ。穴が並んで行く。俺の拳に触れた途端、大理石マーブルの壁がジュっ!と溶けてしまう。それも物足りん。


かくして、地底の神殿は瓦解し崩れ去った。わずかに10分。

もはや跡形もなく、崩れ落ちた残骸に押し潰された大神官アルカイ達の末路は…知ったこっちゃない。

さて、物語は大詰めを迎えようとしていた。


◆ ◆ ◆


如何にして妥協点を見出すべきか?ラシャ・コウヤショウは天を見上げる。


2日を経て、ようやく「レグ侯爵マークィス」との接見が許されたわけだが、ややもすれば傭兵大隊を以って都市を占拠しなければならなくなる恐れもある。

無論、それは最後の手段であるが…。


随分待たされた挙句、再びあの「ワラハギ・エインクル伯爵カウント」が顔を見せた際には、これは昨日の繰り返しかと疑念を持つも、その後に続き夫人の「慈愛のモロスター・レグ」と、その手に引かれし、険しい眼差しの老体を前に空気がピリピリと伝播するも安堵した。


物言わぬ老体から放たれる威厳。それは威圧とも取れる。

一同、臣下の礼にてひざまずき、こうべを垂れる。


これを手で制して、ご老体が座席に腰をゆったりと掛けた。

それを待って、ラシャは立ち上がり、佇まいを直す。


「レグ侯爵マークィス閣下。お目通りさせて頂き、大変、感謝しております。」


「…ふむ。傭兵大隊のラシャ男爵バロンか。会うのは3年前の爵位授与式以来かな?」


ここが敵地アウェイであるのは言うまでもない。

まさしく「貴族派」の中枢であり、「ジ・ハド煌王國ジ・ハド・トゥインコル・キングダム」の経済圏を担う派閥の渦中である。

もはや、この居城アルカサルに味方はいない。


「はっ。此度、我が傭兵大隊は「旧アステリト王国」の姫君の行方を探索するよう、煌王家ブライッネスよりの勅命のもの。無論、「サイレント公爵デューク閣下」の承諾も得ております。国境警備隊タウロマキアーの詳細な報告書を拝見させて頂きたい。」


「ほう。それは構わん…ホズミン・フト長官。良きに計らへ。」


「しっ、しかしですなっ!?」


口を挟まんと動き出すホズミン・フト。車椅子に座したままの、相変わらずの蛸頭。

こんなナリでも「五脚」の1つ、「フト伯爵カウント家」の当主である。

だから、どちらかと言えば、貴族派としてはその反応の方が正しい。

異論を挟む余地なく、彼等の盟主「アマノリッチ・レグ」が傭兵大隊への協力を命じた事に周囲は騒めく。


そして今回ばかりは「ワラハギ・エインクル」は動かず。四方に睨みを飛ばし、他の「五脚」を牽制しているようだ。

そんな様子を始終、穏やかな微笑みで見詰める正妻、モロスター・レグ。レグ侯爵マークィスの実妹でもある影の実力者だ。


先日の件を鑑みると、その発言にはこの両者が関与しているのだろう。ともあれ、これでどうにかなりそうだ…とホッとするラシャ。


だが、そうは上手くは治らない。ここから話は急展開を迎える。


「閣下…御協力を感謝いたし…ま…す?」


ラシャは嫌な予感と共に、振り返ってそれを凝視する。そして目が点になる。


「グべッ!」と言う蛙が潰れたような呻き声…え?お前さん、何やってんの?


そこには、顔を赤くしたホズミン・フトの首を掴み、車椅子ごと持ち上げる「赤き竜人」…ステリアス・シーヴァの姿があるではないか!?


「って…お前さん、いつの間に??」


「うっさい。いいか、全員動くな。動いたら、コイツの首の骨がポキって折れるぞ?」


どうやってこの場に紛れ込んだのか?それは勿論、クラトゥ爺さんの「隠形」で先行してもらい、お花ちゃんの「花精フラワー接吻キッス」で幻を兵士達に見てもらいながらだ(笑)。俺は堂々と正面突破である。


『もう香気ルーヴァ切れですのぉ。』


コトンと俺の肩に座り込むお花ちゃん。ご苦労さん。


「グべッ…ど…どうして貴様…ナぜ生きてっっっ!?」


ジタバタと暴れる蛸親父。暴れたところで大差ないが、今の言葉セリフは核心を突いているぞ。不用意な奴だ。


「ほう?俺が生きてるのが不思議か?何故、お前らが俺を獄中で死なせる為に飲ませた「神毒アノイア」が効いていないのか?だろう。」


「……っ!?」


蛸親父、目を白黒させた後、俺から目を逸らしやがった。


「…心配しなくて良いぞ?お前らがギルドに手を回して「神毒アノイア」を飲ませた「月桂樹ローリエソーズ」の小僧共も全員元気だ(笑)。」


「なっ……!?」


謁見の為の広間に動揺が広がる。そして事の重要性を認識する者達は眉をひそめる。それは、いずれも「五脚」に連なる上位の貴族達だ。


そしてそれが事実ならば、とラシャはレグ侯爵マークィスを見詰めた。


だが、その騒動ハプニングを目視しても尚、アマノリッチ・レグは乾いた笑みを変じない。

何とも図太い大老である。


そんな中、ただ1人、ワラハギ・エインクルだけが表情を曇らせ、配下の者にアレやらソレやらと命じ始めた。

じきにこの「居城アルカサス」は内側から鍵を掛けられ籠城し、猫の子一匹逃げ出す事も出来なくなるだろう。

まさに、ラシャとステリアスにとっては絶体絶命の危機ピンチだ。


そんな危機ピンチを知ってか知らずか、ステリアスは懐から1つの丸薬を取り出してみせる。


「こいつは神毒アノイアを完全無効化する解毒丹だ。1粒飲めば、あら不思議。神毒アノイアの後遺症で半身麻痺になった身体も…直ぐに元の健康体に戻れる…ぞ?」


俺は優しく、蛸親父の耳元で囁いてやる。まるで悪魔のように(笑)。

そんな蛸親父、顔を赤から青に、青から真っ白に変える。


「ば…馬鹿なっ…あの秘密結社の神毒アノイアに…未だかつて解毒剤などっっっ!?」


そう喚いてから彼等は気付く。

そう、この解毒丹の真の価値に。その製法に。


「無論、タダじゃないぜ?そして解毒丹の御用命は…我が「竜面屋」までよろしくな(笑)。」


その瞬間、俺と言う存在は彼等にとって、なくてはならない存在になったのだ。

毒殺に怯える貴族共にとって、それは神(?)の与えた奇跡となったのだ。故に、易々と排除できる存在では無くなったわけである。


さて、これで一儲け出来そうだ。宝塚姐さんには悪いが、大量生産してもらわんとな(笑)。


そこでようやく蛸親父を放り投げたものの、まだ肝心要かんじんかなめの要件が済んでいない。

半信半疑だが、コレを受け入れる貴族共に反して、それでも俺に憎悪の眼差しを向けてくる者…それはコレ(解毒丹)が己が利益に反する者達だ。

即ち、秘密結社「偶像乃巫女アイオンオブピュートネス」に属する者達である。


しかし、半信半疑とはこっちの事だ。侵入する際にクラトゥ爺さんから似顔絵を渡されたのだが、これがまた下手糞(笑)。まあ、何とか分かるけどな。


《間違い無いと思うよ。彼女の体内を探知サーチ…血液成分が〈神毒アノイア〉と断定。固有能力パーソナルスキル神毒アノイア生成因子〉を保有しているねぇ。》


「と言う訳で…この解毒丹、飲んでみなよ?アンタが、偶像乃巫女アイオンオブピュートネスの毒の生みの親じゃないってんなら…これは無害の筈だぜ?」


「「「………!?」」」


どよめきが周囲を席巻する。


俺が指摘する人物…それは座席に腰掛けたレグ侯爵マークィスの傍らにはべる、無害さを絵に描いたかのような夫人レディだったからだ。

く言う俺も、状況証拠が無きゃ「馬鹿なっ!?」と言ってしまうよな(笑)。


「馬鹿なっ!?そんな馬鹿なっ!?我が妻が…偶像乃巫女アイオンオブピュートネス神毒アノイアをっ!?!?」


驚愕。そして憤怒。様々なものを内包し、夫であるワラハギ・エインクルが叫ぶ。


「我が妻を愚弄するとはっ!?ええいっ!誰かっ、こやつを捕らえろっ!!」


「だから、飲めば分かるって言ってんだろう?ただ、血液が神毒アノイアなら、それがただの水になるわけだ…そりゃ死ぬよな?」


俺の指摘を受けて、更にワラハギ・エインクルは激昂する。

「信じぬ!」とか何とか言ってるが、哀れだね(笑)。ある意味、あのオッさんも被害者なわけだ。だからこそ、聞く耳持たずって状態で冷静さを欠いている。


そんな俺の傍に、さっとラシャの奴が立ち並ぶ。


「…ステリアス、いざとなれば強行突破だ。良いな?」


「あん?お前、俺の言ってる事、信じるのか?」


フンっと笑うラシャだが、相変わらずイケすかん。キザな男だ。


《そんな事を言わないのっ。協力者は大事でしょ。それに、彼女が持つロザリオに注意してね…何か、魔力を集中しているみたいよっ。》


雑魚ザコ兵士共がいくら来ても無駄だがな?それより、俺は強行的に解毒丹を飲ませようと、微動たりもしないモロスターに歩を進める。何かする気なら、してこいって気分だ。


「下郎がっ!!我が妻に近付く事は許さんぞっ!!」


オッさん、まだ頑張って俺の前に立ち塞がる。

そして、彼以外の貴族達は、もはや静観の構え。やっぱり貴族さんって頭が良いな(笑)。


やれやれ、このオッさんには、ひとまず気絶してもらおうか?

…と、思った矢先、俺の手のひらから忽然と解毒丹が消えた。


「ん?」


「…ふふふ。こんな物さえなければ…。」


ギョッとしてオッさん振り返れば、俺から奪った解毒丹を踏み潰す我が妻の姿。

そして豹変し、野獣じみた顔。口から出る息は獣臭い。


「モ…モロスター…お前???」


「あら、あなた?何も心配する事は無くてよ…もう解毒剤は無いのだから。ふふふ。」


あれ?俺、解毒丹が1つだけって言ったっけ?


「まだまだあるよ、解毒丹。」


そして取り出だしたる解毒丹(笑)。


「…なっ!?」


「いいから、諦めて飲んで死ねよ。偶像乃巫女アイオンオブピュートネス大聖母マグナマテルさんよ?」


その名を聞いてオッさんは顔を凍りつかせた。「我が妻が…しかも閣下の実妹である我が妻が…。」と、そのまま床にヘタリ込む始末。


これは「レグ侯爵マークィス領」を震撼させ、存続が危ぶまれる一大事に発展する事案だ。

しかも「ヘンド辺境伯マーグレイヴ領」に続いて2度目。ラシャは頭が痛くなって眉間に皺を寄せる。


「俺は悪くないぞ?」


「そうね。お前さんは悪くないよ…。」


そして、白状しようと無かろうと、俺はこの女に解毒丹を飲ませる。そう決めた。

詐欺師スウィンドラ…あいつは馬鹿(笑)だが、その子供の豆3兄弟に辛い思いをさせた罪、しっかりと償って貰おうか?


「…ふふふ…ふひはははっっっ!!!見事なり…ステリアス・シーヴァよっっっ!!」


急に気が触れたかのように、大聖母マグナマテルは大仰にのたまった。

傍のレグ侯爵マークィスの目が虚ろなのと対照的だ。


「うるせえ。奴隷番号104の恨み、その身であがなえ。」


「ほほほ…知らぬな。実験動物など、何匹殺したかも覚えておらぬわっ!!ふひはははっっっ!」


もう完全に本性を露わにしちゃってる大聖母マグナマテル。そして自ら正体をバラしたと言っても過言ではない。


「だが、もはやここまで…ならば、このレグ侯爵マークィス領を地獄へと変え、我が「偶像乃巫女アイオンオブピュートネス」に捧げるとしようぞっっっ!!」


ああ?この阿呆、何をおっ始めるつもりだ?


「我がロザリオ「光のエピノイア」よ…我らが洗礼アーソナの秘技…「杯の業」を生み出すべく、ここに「不老の書」「原始回帰の書」「再誕の書」「巫女シヴィラ真像イコン」を転移召喚すっっっ!」


大聖母マグナマテルの周囲に大規模展開する術式シグヌム

光り輝くそれは、彼女の握り締める「逆十字」のロザリオから煌々と噴出する。


《成分〈天鋼石アダマンタイト〉…固有名〈光のエピノイア聖痕武器スティグマ級と断定。固有能力パーソナルスキル〈認識した物の転移〉ってところかなぁ?》


それで、俺の手から解毒丹を奪い取ったって仕掛けか。

しかしそれって、何でもアリじゃないか?欲しいものは何でも手に入るって?


《そこまで万能じゃないでしょ?あくまで、視認して〈そこに在る〉と知覚した物以外は対象外みたいだねぇ。》


そんなもんか…で、浮かび上がるボロボロの「不老の書」。何か見覚えあるな、アレ?


そんな魔道書が3冊と、砕け散った「巫女シヴィラ真像イコン」の石像が大聖母マグナマテルの周囲に配置される。


「…こ…これはっ?何故っ??」


「先に言っておくが、地下の神殿はブチ壊しておいたぞ?大神官アルカイの何ちゃらチャン(?)も死んだんじゃないか?」


「……(絶句)!?」


絶句しながらも、謁見の間に瘴気ミアズマの渦を呼び込む大聖母マグナマテル

ん?既視感デジャヴ


「うっ。苦しい。」「な、なんだこの煙は?」「め、眩暈めまいが…。」


瘴気ミアズマに巻かれ、苦しそうにバタバタと倒れ込む貴族達。

貧弱な貴族達は、このまま放置して置いたら死にかねない。


「…すまんが、この場はお前に任せるぞ。俺は城内の兵士を呼び込んで、貴族達を避難させる。時間を稼いでくれ。」


ラシャの取った行動は正しい。ここで貴族達に恩を売るのもラシャの選択肢の1つなのだろう。事の目撃者が生還するってのは、俺にとっても都合が良い(笑)。


そんなラシャを見送り、俺は改めて大聖母マグナマテルに向かい合う。


「ふひはははっっっ…憎しみ、恨み、辛みに満ちし瘴気ミアズマを糧に…今こそ降誕せよ…我が混合生物シムルーよっっっ!!」


ソレが形を成す。瘴気ミアズマが凝固し、悍ましい気配を膨れあがらせてゆく。


「さあ。闘うが良いっ!!殺し合えっっ!!そして貴様の屍が転がった後は、この都市を蹂躙し、全ての魂を偶像乃巫女アイオンオブピュートネスの糧にしようぞっっっ。ふひはははっっっ…って…ゴックン???」


コイツら、馬鹿なのか?なんで、俺(敵)が待ってくれると思ってんだ?


油断大敵。大口開いて馬鹿笑いしていた大聖母マグナマテルの口を狙い、俺の解毒丹は狙い違わず飲み込まれた。


「そ…そんな…まさかっ…ぐ…グヒヒヒィィィーーーィィィイイイ!?!?」


見る見る、シワシワのヨレヨレになって、湯気を立ち昇らせてグシャリ!と大の字になって潰れた大聖母マグナマテル。もはや人の死体とも思えぬ有り様だ。


「さて…こっちは片付いたが、残されたコイツはどうするかな?」


混合生物シムルーとか言ってたねぇ?でも手順が複雑なのを見ると、産み出されたばかりの合成獣キメラ系っぽいよ。》


瘴気ミアズマの霧を切り裂き、それが姿を見せる。


頭部は人の顔?と言っても良いのだろうか。多少は獣よりで犬歯剥き出しだし、獣耳がピコピコと警戒中。少なくとも、知性は感じさせる。体毛は金糸雀色ベリルだ。


「……デカい猫じゃねえかっ?」


《う〜ん、種族〈瘴気ミアズマの集合体〉階級〈混合生物シムルー守護獣スフィンクス」〉カテゴリー〈4.0+〉と確定。召喚主を消失し、契約不履行。〈侵食解放リヴェレイト〉暴走中。》


契約不履行?なら、ほっといても良いんじゃないか?


ちょっと見、ただの巨大な猫にしか見えない。謁見の間の巨大な柱にしがみ付いて、ガリガリと爪研ぎを開始。

柱は瞬時にボロボロになったがな(笑)。コレ、無害じゃないか?


『プシャャャーーーッッ!!!』


む?俺を認めて、急に威嚇行動を開始し始めた「守護獣スフィンクス」。


「何だ?って言うか、尻尾が蛇なのか?」


さすがは合成獣キメラ。一応は魔物か(笑)。

しかし、怯えながらも威嚇(?)するデカい猫。何がしたいんだ?


《…どうやら、元になった瘴気ミアズマに原因があるみたいねぇ。》


「あ?あの紫色スギライトの煙が…か?」


幾度、喰って来ただろう?魔物の肉…少なくとも、俺の血となり肉となり、熱量パワーの源となってきたのだ。

余った皮や内臓、骨や頭部は燃やした。そして燃やすや、モクモクと紫色スギライトの煙が…って、ソレか?ソレなのか?だからなのか?


『ニャッ!?』


俺がジロっと睨むと、伏せの状態で守護獣スフィンクスがたじろぐ。


これはアレだ。喰われてしまったって言う、潜在的恐怖が刷り込まれているのだろう。多分、大聖母マグナマテルが無事に契約を施していたとしても、状況は変わらなかっただろう(笑)。


「…で、どうしたら良い?ベネ。」


《え〜?それを僕に聞くの?少なくとも、こんな中途半端な合成獣キメラが生まれちゃった原因は…君にあるだろうねぇ。まず間違いなく。》


そうだよな(笑)。殺された恨みよりも、喰われた恐怖の方が強いとはね。


「仕方ない…お前に名前をやろう。」


『ニャァ? 』


《命名の儀、了承》


《命名、哀歌エレジーはステリアス・シーヴァの運命補正効果により、大幅な成長補正を受けます。良い名前を思い付いたねぇ。哀愁が漂うよっ。》


「…うっさい。」


こうして復讐(?)の幕は降りた…。


『終わったですのぉ?』


今まで眠りこけていたのか、お花ちゃんが寝惚け眼で言う。

お花ちゃん、大物だな(笑)。


不滅パペチュアル能力スキル〈不動〉(NEW)を獲得しました。》


第6話 了


◇ ◇ ◇


ステリアス・シーヴァ【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈傭兵大隊預かり(特措法スペシャルケース)〉


カテゴリー〈8.7+〉

戦闘力 66

防御力 58

生命力 91

回避値 58

知能値 47

器用値 50

魔力値 62


相生相剋〈火気〉属性 55

相生相剋〈木気〉属性 35

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 44

相生相剋〈水気〉属性 46


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉

九十九式(上位)森羅 (カリオペ)の皇緋こうひ〈火気〉

九十九式(上位)喜劇 (タレイア)の蓋世がいせい〈土気〉

九十九式(上位)叙事詩 (テルプシコラ)の泡沫うたかた〈水気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

水精リクィッド女王クィーンの加護〈50%〉付与ギフト

能力スキル編纂技能−〈全知全能霊アイン・ソフ


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 投槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗

魅了 脚力 嗅覚 命名 馭者 連携 加工 大工 腕力 投擲 調理 二刀流

演技 統治 潜伏 商才 設計 鑑定 説教 願い 破壊 暗躍 異常耐性 咆哮

感応 精製 共鳴 打撃 調査


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

相生相剋の五人衆

クロちゃん

闘種アスラ四天王

クエビコ〈地底都市の守護者メスケイル

ハナコ〈地底都市の守護者メスケイル

イワメ〈地底都市の守護者メスケイル

ナヨタケ〈地底都市の守護者メスケイル

フミ〈地底都市の守護者メスケイル

ナオヒ〈地底都市の守護者メスケイル

スオウ〈地底都市の守護者メスケイル

セイラン〈地底都市の守護者メスケイル

彗星コメット

販売上手アントレプレナー擬似生命体エンティア(金気)〉

刀鬼王の甲冑(弐式)〈擬似生命体エンティア(土気)〉

黒字サープラス

竃神ファナス擬似生命体エンティア(火気)〉

電撃ブリッツ

叙事詩リリック

不滅パペチュアル

定理シーオルム

哀歌エレジー(NEW)


称号

赤き竜人

傾国の貴公子

闘種アルカェウス

調和者シジコス


装備

揺光ベネトナーシュ〈第1位階〉分体ラディウス〈大剣〉【竜絶壁オーバーマインド発動中】

属性:暴君LV410〈聖遺物レリクス級〉

付与効果:ガーネット碑(七大元素)〈ゲニトル・ルミナス〉〈第1位階〉

剣撃物理破壊力ソードアーツ増幅

竜技ドラゴニックアーツ増幅

竜顕現テンペラメントニック

竜絶壁オーバーマインド

意識の転移

擬似人格〈補助機能〉

耐久値:490


竜面マルティコラス〈仮面〉

属性:竜面の者LV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:竜因子アデック封印

自己再生

耐久値:200/∞


ジャガノート(畏怖なる護り手)〈重鎧〉

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV150〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:有卦ラック鬼棘エンプロイダリー〈攻撃判定+〉

無卦ミス反魂ブレイクスルー〈防御判定−〉

代赭パーティクル竜堅エリプス障壁シールド

耐久値:220


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉


属性:雷鉱石ブロンティアLV30〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理特化

雷属性トニトルス付加ギフト

耐久値:150


黒衣(黒色ジェット)〈外衣マント

属性:結界種セフィラーLV300〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:350


所持金

煌皇金貨11枚

煌白銀貨432枚

煌赤銅貨70枚

【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額693,681枚】


所持品

賢者の核石タリスマン〈「火気」術式ニダーナ刻印〉

賢者の核石タリスマン×1

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×4

魔鉱石アガメムノン×4

ギルドカード〈階級「F」〉

携帯水筒

再誕の書

炎霊ファイアガイスト生体核コア×9

原始回帰の書

神毒アノイア解毒丹×5(NEW)

光のエピノイア(ロザリオ)(NEW)


◇ ◇ ◇


大嵐テンペスト

種族〈雷霆馬グングニル

階級〈雷霆馬グングニル神種+〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈4.5+〉

戦闘力 44

防御力 49

生命力 46

回避値 49

知能値 39

器用値 23(↑1)

魔力値 33


相生相剋〈金気〉属性 44

相生相剋〈土気〉属性 1


固有戦技パーソナルアーツ

神撃ゴットヴレス星霜雷鼓エクスーシアイ雷霆槍グングニル


戦技バトルアーツ

百雷


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

疾雷の蹄

雷霆槍グングニル化〈神級〉

因果律限界値突破ルミナリエス〈限定解除〉】


能力スキル

脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君

圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁

原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号 紫電 統治

忠誠 重装


称号

相生相剋の五人衆〈金気〉


装備

重装甲冑鞍アインヘーア(黒色ジェット)〈重装〉

魔鉱石アガメムノンLV200〈秘蹟武具サクラメント級〉

鋼鉄スチール〈物理抵抗+〉

強固なる軍勢〈守護膜シェル+〉

一軍の残影〈幻覚ハルシネイション−〉

収納鞘〈揺光ベネトナーシュ〈第1位階〉分体ラディウス

耐久値:380


◇ ◇ ◇


不滅パペチュアル

種族〈高位花霊族アニマ・ムンディ

階級〈曼陀羅華マンドラゴラ・希少種(薔薇科)+〉

所属国〈花霊族フローラの園〉


カテゴリー〈2.3+〉

戦闘力 19

防御力 23

生命力 23

回避値 20

知能値 25

器用値 21

魔力値 23


木属性アルボル25

光属性ルーメン10


戦技バトルアーツ

悲鳴ヴォイス

いばらの鞭

薔薇の香気


固有能力パーソナルスキル

香気ルーヴァ・統合核シード〈30%〉

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

投擲 鞭 偽装 歌唱 家族愛 自己再生 睡眠耐性

毒耐性 魅了 予感 樹生 精霊体 浮遊 窃盗 不動(NEW)


精霊系スピリトイド術式

花精フラワー接吻キッス(魂縛・隷属化)


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア

お花ちゃん


装備

薔薇ローズ正式上衣フロックコート〈服〉

属性:木属性アルボルLV150〈秘跡武具サクラメント級〉

付属効果:物理特性〈木属性アルボル〉50%障壁シールド

香気ルーヴァの幻惑〈魅了〉

自己再生・自己修復

耐久値:550


◇ ◇ ◇


クラトゥ

種族〈戦術鬼タクティクスオーガ比比羅木ヒヒラギの霊位)〉

階級〈指南役マスター闘種アスラ四天王〉

所属国〈闘種アスラの郷〉


カテゴリー〈4.6+〉

戦闘力 63

防御力 55

生命力 47

回避値 63

知能値 45

器用値 32

魔力値 35


火属性イグニス10

闇属性テネブライ8

雷属性トニトルス15

木属性アルボル10


相生相剋〈金気〉属性 20


奥義マスターアーツ

無拍子むびょうし


戦技バトルアーツ

洞紋印流「雷鳥ずいの舞」

洞紋印流「火鳥かるらの舞」

洞紋印流 撫で斬り


固有能力パーソナルスキル

闘種覇動エテメナンキ

ウンブラ

大自在の法〈偽装・変装・隠蔽・隠密・隠形〉

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

大刀 刀 小太刀 槍 軽装 脚力 偽装 隠形 暗殺 戦術

両手武器 二刀流 軽業 解体 鑑定 博識 礼節 知者 忠義

毒耐性 闇耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 邪眼耐性 寒耐性

酩酊耐性 看破 直感 波動 覇気 威圧 俊足 暗視 降魔


降魔法

比比羅木ヒヒラギの装束


称号

指南役マスター爺さん?

闘種アスラ十二天〈四天王〉


装備

隕鉄の小太刀〈小太刀〉

属性:闘種覇動エテメナンキLV200〈秘蹟武具サクラメント級〉

付与効果:耐久値強化(隕石鋼メテオスティール

闘種アスラ補正〈戦技バトルアーツ20%強化〉

耐久値:300+α


十徳羽織り(琥珀色アンバー)〈和装服〉

属性:シルクLV70〈特殊兵装レア級〉

付与効果:耐熱耐寒〈月蛾〉

呪詛返し〈反射リフレクト

麻痺耐性(無効)

耐久値:80


◇ ◇ ◇


レクレス・ティミド

種族〈人間種ヒューマン

階級〈傭兵(月桂樹ローリエソーズ)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.3+〉

戦闘力 15

防御力 13

生命力 15

回避値 13(↑1)

知能値 18

器用値 15

魔力値 5


土属性テラ3


戦技バトルアーツ

自己流斬撃(重撃波ブレイクダウン

猪突猛進(蛮勇ラッシュ


固有能力パーソナルスキル

獣相ファウナー〈未覚醒〉


能力スキル

剣 小剣 盾 軽装 不器用 忍耐 友情 努力 直感

毒耐性


称号

月桂樹ローリエソーズ隊長リーダー


装備

鋼鉄の剣(月桂樹ローリエ)〈剣〉

属性:鋼LV12〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理特化

耐久値:55


革鎧レザーアーマー〈軽装〉

属性:獣皮LV12〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:52


◇ ◇ ◇


ミムラー・ワスプ(NEW)

種族〈人間種ヒューマン

階級〈フト伯爵カウント家・侍従アコライト

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.1+〉

戦闘力 8

防御力 11

生命力 10

回避値 12

知能値 23

器用値 22

魔力値 8


風属性エア5

土属性テラ6


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

ビー微笑スマイル

情報管理の才


能力スキル

小剣 管理 計算 礼節 接待 商才 洞察 話術 努力

麻痺耐性 聴覚


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)土属性テラ付加ギフト


錬金アルケミア術式

魔鉱石アガメムノン〉精製技能−

〈反応炉〉調整技能−


称号

フト伯爵カウント家・侍従アコライト


装備

侍従アコライト服〈服〉

属性:麻製リネンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:10


◇ ◇ ◇


ラシャ・コウヤショウ

種族〈人間種ヒューマン羅刹カルティケーヤ

階級〈傭兵大隊・隊長コマンダー

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈5.2−〉

戦闘力 56

防御力 43

生命力 53

回避値 62

知能値 35

器用値 40

魔力値 38


火属性イグニス15

水属性アクア6

風属性エア8

土属性テラ10

闇属性テネブライ12


固有戦技パーソナルーアーツ

抜刀術「一の太刀」


戦技バトルアーツ

反射呪言ラクシャーサ

切り払えの太刀


固有能力パーソナルスキル

羅刹ラセツ因子


能力スキル

大剣 大刀 刀 槍 軽装 隠蔽 偽装 奇襲 疾走 俊足 礼節

乗馬 知者 統治 洞察 仲裁 策謀 演技 鉄面皮 寒耐性

暑耐性 酩酊耐性 看破 直感 波動 反射 天耳 心眼 呪詛返し

妖刀 覇気 神気


称号

守護塞杜の総主

傭兵大隊 隊長コマンダー

男爵バロン


装備

法雨ほうう〈妖刀〉

属性:付喪神ツクモガミ(封入処置)LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:北落師門〈天誅殺(ガード不可)〉

鞘(夜叉桜文様)

耐久値:260


かんざし〈道具〉

属性:魔鉱石アガメムノンLV80〈特殊兵装レア級〉

魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

耐久値:45


着流し(枝垂しだれ模様)〈着物〉

属性:シルクLV100〈特殊兵装レア級〉

付与効果:自浄作用 付与エンチャント木属性アルボル

豪華絢爛(幻惑・魅了)

耐久値:90


強化外装パワーアーム(左側腕甲)〈軽装〉

属性:妖銀鉱ミスリルLV100〈特殊兵装レア級〉

付与効果:霊力構築〈妖銀鉱ミスリル

守護膜シェル

耐久値:55


◇ ◇ ◇


哀歌エレジー(NEW)

種族〈瘴気ミアズマの集合体〉

階級〈混合生物シムルー守護獣スフィンクス」〉

所属国〈不明〉


カテゴリー〈4.0+〉

戦闘力 48

防御力 38

生命力 45

回避値 36

知能値 20

器用値 10

魔力値 43


闇属性テネブライ50


戦技バトルアーツ

隠者バーディンの爪

瘴気ミアズマの咆哮


固有戦技パーソナルアーツ

侵食解放リヴェレイト


固有能力パーソナルスキル

喰われし者〈狂気〉

不老の書

原始回帰の書

再誕の書

巫女シヴィラ真像イコン

運命補正効果(眷属ファミリア)(NEW)


能力スキル

爪 奇襲 咆哮 疾走 精神抵抗 捕食吸収 混沌 人工生命

自己再生 自己増殖 毒耐性 闇耐性 麻痺耐性 睡眠耐性

石化耐性 狂気耐性 邪眼耐性 炎耐性 吸収 踏付け 飛翔

巨大化


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア(NEW)


(つД`)ノ次回から7話。姫君探索は終わらない…リムルブルグの1日の巻w

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