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第5話「王の社の建立」〈12〉全知全能

(^ー^)ノ精霊召喚失敗の巻w

第5話「王の社の建立」〈労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう〉Without work, all life goes rotten, but when work is soulless, life stifles and dies


草創歴0444年5月10日〈12〉


午前中の視察を切り上げて、やって来ました「闘種(アスラ)の郷」。

ここは亜人の森の北に位置する「御山」の中腹にある。


首都ジュライから直線距離にして2000㎞。しかしながら、トーパチオ士爵邸地下に存在する鳥居(ゲート)を使えばあら不思議。あっという間に俺達(俺とアムの2人)は地底都市と郷とが繋がる鳥居(ゲート)間を、まさに自由に行き来する事が可能なのだ。

と言っても、もはや慣れたもので綿花が生い茂る畑を歩き出す。


御山の裾野には「お掘り」が着々と完成しつつあるようだ。難攻不落の要塞化計画は順調に進行中だ。

石垣に使う破砕した石は、御山の北東側にある山脈から運び込ませている。

そこは「死者の荒野(フィールド)」に近しいものの、闘種(アスラ)達にはさほどの障害にならないそうだ。強いね、闘種アスラ(笑)。


破砕作業に従事させているのは「押し掛け女族長」ことラムバだ。ゴネたものの、どうせ郷に居ても役に立たないので強制従事命令である。

そう、今の俺は「闘種アルカェウス」としての視察中なのだ。

なので、しっかりと擬似生命体エンティアである「刀鬼王の甲冑(弐式)」を着込んでいる。


擬似生命体エンティアになって何が良いって、装着方法が一気に楽になりました(笑)。

今までは犬耳少年やガキ大将少年に手伝ってもらっていた作業が、まさに一瞬!「装着!」の一言で刀鬼王の甲冑(弐式)は霊子(ゲネトリクス)化し、俺の身体に纏わり付き、すぐ様に物質(マテリアル)化 。フィット感とともに軽量感が素晴らしいぞ。サクサク足が進む(笑)。


有り難や、擬似生命体エンティア様、である。

そして忘れずに金色フワフワの彗星(コメット)を頭の上に乗せるのを忘れない。そう、これは俺の唯一の癒やしなのだから(笑)。


メェ♪


「あっ、そうそう。擬似生命体エンティアで思い出した。竜面屋牧場の魔道供給源も擬似生命体エンティアになっちまったんだ。今度、調整してやってくれ。」


ちなみに名前は「竃神(ファナス)」だ。


「まったくもぉ〜。どうして君はそうやって目立つ事ばっかりするのかなぁ?」


しょうがないじゃないか。全くの偶然の産物だしなっ。ちゃんと潜伏(?)するように言っておいたから大丈夫だろ?


「まあ、忘れずに伝えた事だけは褒めてあげるけどねぇ。君、ところでギルドカードの事、忘れてるでしょ?」


「……。」


ギルドカード、だと?ぶっちゃけ、ギルドの傭兵的な仕事をする気が無いってのが事実だが…いや、いつかは行ってみたいな「北の雪原迷宮(ダンジョン)」(笑)。


「誤魔化すんじゃないよぉ。完全に忘れてたでしょー!」


アムめ、やんややんやと責めやがって、誰だって忘れる事ぐらいあるだろうがっ。


メェ〜♪


おお、俺の唯一の味方は彗星(コメット)だけだ!座り心地の悪い鎧兜の上なのに気を遣わせてしまったか。落ちるんじゃないぞ〜。


◆ ◆ ◆


さて、鍛冶小屋にやって来たのだが、ここでアムの奴は(くら)の方に用がある為、ここからは別行動だな。


「用って言ってもねえ、ストーク子爵(ヴァイカウント)の馬車と積荷を調べるだけだからねぇ。」


ああ、10何年前の、タイドランド・ストーク子爵(ヴァイカウント)の遺体の件か。


竜界繁(アサグリスタ)を使っても、まあ、大した事は分からないだろうけどねぇ。」


それはお前に任せて、俺は鍛冶屋のメナカの顔でも見に行って来よう。

今一番、忙しいのは間違いなく奴だからな。


闘種アスラ君達に無茶振りさせないようにねぇ。」


「……。」


何はともあれ、金槌を振るう音がキン!カン!キン!カン!と大きく周辺に鳴り響いている。そして渦巻く熱気。

闘種(アスラ)の男共が総出で金床に向かい合っている。そう言う意味でも熱い(笑)。はぼ半裸でひしめいている。


「おう!メナカはいるか?」


俺は開口一番、そう声を掛けたはいいが、皆に一斉に(ひざまず)かれても困る。やめろ。そんな事はいいから、さっさと仕事に戻ってくれ。


「いやいや、王に跪くのは当然です。さあ、皆、お許しが出た。仕事に戻れっ。」


「「「「ははっ!!」」」」


メナカめ、上手く場を納めてくれた。しかし、こうなると、この姿(闘種アルカェウス)で様子を見に来るのも気を遣わせるな。


「お気にすることはありませんよ。皆、王が我ら闘種(アスラ)の危機を救ってくださった事に感謝しているのですから。」


いや。確かに食糧事情で改善はしているが、それ以上の重労働を課しているのも事実(笑)。

現にメナカの奴、顔色は更に悪いは頬はゴッソリと()けているんだが、眼だけはギラギラと輝いている。一体、どうした?


(それがし)、この歳になってもまだ学び取れる事が多くあると気付き、望外の喜びです。これぞまさに王あってこそ!」


《メナカは錬金アルケミア術式〈反応炉〉調整技能−(NEW)〈魔鉱石アガメムノン〉精製技能−(NEW)を獲得しています。》


あ〜。そう言う事か…。

これは職人魂ってやつか。


「頑張るのはいいんだが、あんまり無理するなよ。んで、現状はどうなってんだ?」


「はっ。現在、この鍛冶小屋は鋼鉄(スチール)壁の精製を中心に行なっております。これらは勿論、地底都市の内壁に使用する物であります。」


ふむ。見れば闘種(アスラ)の男達の手によって、四方2mほどの板状に鋼鉄(スチール)が加工されてゆく。溶鉱炉から出し、金槌で均等にここまで打ち伸ばすのは重労働だろう。すまんな。


で、これを勝利者(ヴィクトリ)(歩く荷台)に荷物搬入倉庫内にまで運ばせて、現場で内壁として組み立てるわけだ。現況、それが最優先事項となっているわけである。

と言うわけで、先に頼んでおいた防具、武器の新造は先延ばしってことだな。


「いえ。試作品は完成しております。王よ、是非、ご覧下さい。」


「おっ、おうっ。仕事が早いな。」


そうして連れて来られた炭焼き小屋の1つ。まだ手付かずのまま放置された戦利品のただ中に、和風に加工された大槍が立て掛けられていた。

それは秘跡武具(サクラメント)級と覚しい威圧感と脈動感、刃は黄金色(タイチンルチル)の輝きを迸っている。


「…()の部分は「天樹」から切り出した木材を隕石鋼(メテオスチール)でコーティングして新造しました。刃の部分は分割して金剛石(オリハルコン)の玉鋼で打ち直してあります。ほぼ原型はありませんが、それを上回る性能でしょう。その名を八握(やつか)黄金大槍(こがねおおやり)と名付けました。」


これは見事だ。やはりメナカに任せて正解だったな。

元々は「銀色の鷹騎士団(アルカノスト)」の騎士(ナイト)が所有していたと思われる戦利品だ。


「残った刃の端材を使用して、量産型の大槍も2振り作りました。こちらは隕石鋼(メテオスチール)の玉鋼で鍛えてあります。いかがですか?」


これまた上出来だ。秘跡武具(サクラメント)級とまではいかないが、間違いなく特殊兵装(レア)級だろう。刃を彩る唐草模様の装飾も素晴らしい。

となれば、俺のやる事は1つだな?


「まずは大元の槍だが、これは総長さん行きだな。頼んだぞ、八握(やつか)黄金大槍(こがねおおやり)よ!!」


《報告。秘跡武具サクラメント級・八握(やつか)黄金大槍(こがねおおやり)に〈付喪神ツクモガミ(低位)〉が発生しました。これに伴い、八握(やつか)黄金大槍(こがねおおやり)聖痕武器(スティグマ)級に進化しました。》


うむ。予定通り。さて、もう2振りの大槍だが、全く同じ形状の物が2つだ。


「この2振りは羅漢(らかん)双槍と名付けました。他に洞紋印流槍術を扱えるのはプラムとアヌムの兄妹ぐらいですかね。」


あの門番(ゲートキーパー)兄妹か。う〜ん。ちょっと奴等には保留かな。どうせならもっと性能が良いのを使わせたいし(笑)。


「だがまあ、お前にも期待しているぞ、羅漢(らかん)双槍よ!!」


《報告。特殊兵装(レア)級・羅漢(らかん)双槍に〈付喪神ツクモガミ(低位)〉が発生しました。これに伴い、羅漢(らかん)双槍は秘跡武具サクラメント級に進化しました。》


何のこっちゃ良く分からんが、無駄に付喪神ツクモガミを量産中(笑)。

しかしまあ、先輩の「乙女座之刃ヴィルゴメッシュ」も仲間が増えて喜んでいる…ような気がする。現在、偽装中だけどなっ。


「では、この八握(やつか)黄金大槍(こがねおおやり)はウルに渡しておけば宜しいのですか?なんであれば、王、自ら渡された方が喜ぶと思いますが…。」


え?それは面倒くさいな。適当に渡してくれればいいんだが。


「そうですか。では鋼鉄(スチール)壁の精製が終わり次第、防具類の製造にも入る予定です。他に何か注文はありますかな?」


特に何も無いなあ(笑)。こっちは順調みたいで何も言うことなし、だ。


と言うわけで、お次は生産工房へと向かう。

まずは管理者でもあるヴィシュさんを呼び出そう。ヴィシュさんは機織女(テイラー)だ。


「すまん。邪魔するぞ。ヴィシュはいるか?」


「あらまあ。我らが王よ。ようこそですわ。うふふ。」


緊張感ないなあ(笑)。周りの女達も似たり寄ったりだ。笑顔のお出迎え、ありがとう。


「どうだ?衣類の制作は順調か?」


この生産工房では主に衣類の作成を中心とした活動を命じている。勿論、この闘種(アスラ)の郷の特産(?)である「月蛾」の(シルク)を使用した物だ。

(シルク)で作くられた貴族服(スマート)を手に持ってみると、その艶やかさは尋常じゃないな(笑)。これが虫の分泌物から造られたとは思えんなっ!


「生産は順調ですわ。しかし月蛾の絹糸はそう量が多くありませんの。そこが問題ですわね。うふふふ。」


むう。笑顔に騙されそうになるが、それは重大な問題だぞ。

俺はこれを特産品として、首都ジュライに流通させようと思っていたのだ…。


しかし、ここで俺は第2の腹案を提示しよう。


「実はだな…これを見てくれ。」


ヴィシュに手渡すのは、1つは黄金色(タイチンルチル)のフワフワモコモコの綿毛。そう。これは「北欧山羊ノースゴウト星気体ツェレム」の体毛である。綺麗だろう?


メェ〜♪


彗星(コメット)もお薦めの一品である(笑)。


「まあ。これは綿製(コットン)よりもしなやかで、とても美しいですわね。うふふふ。」


手応えは十分そうだ。だが、まだだ。


お次は白色(セレナイト)のサラサラ艶やかな長毛。これまた「卯花羊ウノハナシープ星気体ツェレム」の体毛である。眠気を誘う暖かさだ。


「あらあら、これは上質な毛ですわね。色も綺麗ですわ。うふふふ。」


笑顔だが、目は本気(マジ)だ。こちらも職人魂に火が点いたっぽいぞ。

それにこの2つは月蛾と違い、大量生産が可能だろう。多分な(笑)。


「この2つは竜面屋牧場で飼育しているので、必要なら言ってくれ。すぐに運び込ませるからな。」


無論、運び手は勝利者(ヴィクトリ)(歩く荷台)ではあるが。


「あらまあ。では早速、試作に…。」


「いや、ちょっと待ってくれ。その前に、ちょっと個人的に頼みたい事があるのだが…。」


「え?」とヴィシュさんは小顔を(かし)げた。その仕草は可愛い(笑)。


◆ ◆ ◆


おいおい、どこまで俺を連れて行く気だ?

ヴィシュさんに連れられて、生産工房を出たはいいが、奥の雑木林中をズンズンと進む。

ま、まさか?


「あらあら。だって闘種アルカェウス様ですもの。何が起こるか分からないですもの。うふふ。」


これぞ魅惑の微笑み(笑)。

何が起きるのだろうか?逆にワクワクしてきたぞ。


精霊系スピリトイド術式は術者の素養によって、召霊出来る容量リソース階級レベルが異なりますわ。ですから、闘種アルカェウス様では何が召霊されるか分からないのです。うふふふ。」


うん。そうだよな。決して変な期待をしていた訳じゃないぞ。


「ではまず、私が実際に召霊してみますので、見ていて下さいね。うふふ。」


いや、召霊の現場はガキ大将少年ので見てるんだがな。濃緑色(ベリドット)のモジャモジャしたのがボフン!と出現してたな。あれは「木霊こだま」だっけ。


だが、ヴィシュさんの足元から神々しい光が溢れ出し、それが術式(ニダーナ)を形造り、彼女達の言う「(ウンブラ)」が拡がると、そこから霊体(アストラル)状の精霊が出て来た。

これは…。


「うっ!?」


思わず呻いてしまったが、それは蜘蛛?いや、間違いなく蜘蛛なのだろう。明らかに蜘蛛だ。しかもデカい。馬鹿デカいぞ、これはっ!?


「どうです?可愛いでしょ?精霊の一種でもある光蜘蛛アヌパダカですわ。うふふふ。」


それを可愛いと言っちゃうヴィシュさん。なるほどね。あんた、そっち系なのか。


ギチィギチィィィ…


これは無理。人間大ほどもある極彩色の蜘蛛がギチギチ言ってる。


メェ…。


いかん。彗星コメットが怯えている(笑)。頼むから、それを引っ込めてくれ。

やれやれ、酷い目に合ったぞ。


「あらまあ、こんなに可愛いのに…残念ですわ。」


そう。俺はヴィシュさんに精霊系スピリトイド術式を習いに来たわけだ。

「精霊」とは言っても、半分、幽体アストラル実体マテリアル化しているのは興味深い。


「私達は召霊用のウンブラを身体の何処かに刺青いれずみとして刻んでおりますわ。闘種アルカェウス様には、この簡易用の召霊の札を使用して頂きますわ。うふふふ。」


なるほど。ヴィシュさんの取り出した1枚の呪符。ビッシリと呪文が埋め尽くされている。


「召霊する際には、強く心で思い描いてくださいね。思いの強さが精霊に器を与えるのですわ。うふふ。」


ふ〜む。分かったような、分からないような。何とも漠然とした説明である。

だがまあ、俺なら出来る。出来ると信じよう。


「すまんな。宜しく頼む。」


「まず、地面に術式ニダーナを描きますわ。その中心にお進みくださいな。うふふ。」


俺は言われるがままに、ヴィシュさんが描く術式ニダーナの中央に立ち、渡された呪符を握りしめる。


さあ、来い!!俺の精霊よっ!!なるべくデカいのがイイな(笑)。


「「……。」」


ウンともスンとも言わないのだが、これはどうした事だ?


「あらあら?おかしいですわね。ちゃんと呪符は発動している筈ですけども。はて?」


確かに、足元の術式ニダーナは輝いているし、呪符からは凄まじい波動がビンビン発生しているな。にも関わらず、思い描いても何も出て来ないじゃねえか(怒)。


「これほど強い波動…闘種アルカェウス様に召霊の素養が無いとは思えませんわ。」


なら、これは何だ??


「考えられるのは、既に闘種アルカェウス様が相応の精霊と契約しておられる為、その許容量リソースが不足しているのかと…。」


ん〜?そんな覚えは無いぞ。きっとこれは間違いだ。俺の願う力が足りないせいだろう。


来い!来い!!俺の精霊よ、来いっ!!!


《ステリアス・シーヴァは能力スキル〈願い〉(NEW)を獲得しました。》


「「……。」」


雑木林はシ〜ンと静まりかえっている。「願い」の能力スキルとは何ぞや?


「…僕を呼んだぁ〜?」


おっ。向こうから近付いて来るのはアムじゃないか…って、お前かぁぁぁっ!?

いや、確かに俺とアムは「竜血の契約」で繋がってはいるけど…そう言う事なのかっ。


ガックリと膝を突く俺を、「あらあら」とヴィシュさんが慰めてくれた。だが、俺に精霊系スピリトイド術式が使えない事が確定してしまった瞬間。ガックシ。


「失礼な男だねぇ、君はぁ。僕を何だと思ってんだい。」


プニプニ顔で頬を膨らませてはいるが、んな事よりお前の方はどうなってんだ?


「そうねぇ。一通り積荷の探知サーチをしたけどね、大した成果は無かったかな?でもタイドランド・ストークさんの残留思念があったから霊子結晶モルゲンレーデに取り込んでおいたよっ。」


…何気にサラッと大事なことを言いやがったぞ、こいつ。


「でも、君も面白そうな事をやってるねぇ。僕も挑戦チャレンジしてみようかなっ。」


いや、止める間もなく俺から呪符を奪い取りやがった。

あっ!?と思った瞬間にはもう遅い。見た目は子供だが「竜種ドラゴン」だぞ、お前。


「さあ、僕の精霊さん。いらっしゃーーい。」


時が止まった。これはあれだ、クロちゃんの「アイビスヴォイス」を思い出す。


「…おや、これは奇妙な事態に陥ってしまったねぇ。」


「他人事みたいに言ってんじゃない。何を呼び出したんだ、お前は?」


しかし、振り返ってみたらヴィシュさんは止まっている。そう言えば、頭の上の彗星コメットは?こちらも止まっている。


《我を呼び出したのは…そなた達か?》


声が俺達の脳裏に響き渡る。って言うか、これは「ハイヨト・ハ・コデシュ(摂理の声)」さんと同じ声じゃないか?


しかり。我はこの世界のことわりの外側の存在故に〈ハイヨト・ハ・コデシュ(摂理の声)〉の言葉を借りて話し掛けている。》


何とまあ、訳のわからない存在を呼び出したやがったぞ、アムのやつめ。


《さにあらず。この世界の摂理であればそなたが我を呼び出した可能性も否定出来ぬ。能力スキル〈願い〉がその要因の1つである。》


…アムと契約してなかったら、俺が呼び出してたって言いたいのか?


《然り。なれども我は〈全知全能霊アイン・ソフ〉と同体にして一部に過ぎぬ。実体マテリアルとして存在しこの世界に力を及ぼす事は叶わぬ。》


全知全能霊アイン・ソフとか言ってますが?声だけの存在ですか?


「僕に聞かないでよっ。」


《なれども、そなた等が求めるのならば我は誓約しよう。我〈全知全能霊アイン・ソフ〉は時と場合に応じて力を与えんことを。》


制約が多そうな存在だなあ?しかし、時と場合に応じてって何だ?


《報告。現状〈全知全能霊アイン・ソフ〉がステリアス・シーヴァに与えられる固有能力パーソナルスキルは〈能力スキル編纂技能−〉です。》


いや、待った。ヤバい固有能力パーソナルスキルじゃないか、それ?全知全能霊アイン・ソフさんを侮っていました。すみません。


《我〈全知全能霊アイン・ソフ〉が能力スキル編纂技能の一部として機能する事で最適フォーマット化が可能であると推察する。》


どうしたもんかな、コレ?


「いいんじゃないの?貰って損する事もないでしょ?」


他人事みたいに言いやがって。まあ、今更な気もするがな。


「よし、分かった。んじゃ、その「能力スキル編纂技能−」とやらを貰おうか。」


《了承。〈全知全能霊アイン・ソフ〉が能力スキル編纂技能−としてステリアス・シーヴァの固有能力パーソナルスキルに統合されます。消費する霊子ゲネトリクス量は90%です。》


あっ。あと報告しやがって(怒)。90%消費って…いかん、眩暈めまいが…気が遠くなる…。


《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスは〈精霊系スピリトイド術式(タンブラの呪符)〉(NEW)を獲得しました。》


「おっ。これで僕も精霊さん呼びたい放題だぁ。」


呑気に喜ぶアムなのであった…。


◇ ◇ ◇


闘種アルカェウス(ステリアス・シーヴァ)【擬似デミ竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈闘種アスラの郷〉


カテゴリー〈8.7+〉

戦闘力 64

防御力 58

生命力 91

回避値 58

知能値 47

器用値 50

魔力値 62


相生相剋〈火気〉属性 54

相生相剋〈木気〉属性 35

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 44

相生相剋〈水気〉属性 40


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉

九十九式(上位)森羅カリオペの皇緋〈火気〉

九十九式(上位)喜劇タレイアの蓋世〈土気〉

九十九式(上位)叙事詩テルプシコラの泡沫〈水気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

水精リクィッド女王クィーンの加護〈50%〉付与ギフト

能力スキル編纂技能−〈全知全能霊アイン・ソフ〉(NEW)


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了

毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性

酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定

察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工

恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治

潜伏 滑空 商才 空間把握 設計 感知 鑑定 説教 願い(NEW)


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

相生相剋の五人衆

クロちゃん

闘種アスラ四天王

クエビコ〈地底都市の守護者メスケイル

ハナコ〈地底都市の守護者メスケイル

イワメ〈地底都市の守護者メスケイル

ナヨタケ〈地底都市の守護者メスケイル

フミ〈地底都市の守護者メスケイル

ナオヒ〈地底都市の守護者メスケイル

スオウ〈地底都市の守護者メスケイル

セイラン〈地底都市の守護者メスケイル

彗星コメット

販売上手アントレプレナー擬似生命体エンティア(金気)〉

刀鬼王の甲冑(弐式)〈擬似生命体エンティア(土気)〉

黒字サープラス

竃神ファナス擬似生命体エンティア(火気)〉(NEW)


称号

赤き竜人

傾国の貴公子

闘種アルカェウス

調和者シジコス


装備

乙女座之刃ヴィルゴメッシュ重剣バスターソード

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:乙女ブライド邁進アドヴァンス

折れぬパペチュアルハート

耐久値強化〈合金マテリアル

偽装 外装カバー八雲やくも模様〉

耐久値:360+α


刀鬼王の甲冑(弐式)〈重装〉(NEW)

属性:擬似生命体エンティア〈相生相剋〈土気〉〉LV580〈デイヴァイン級〉

付与効果:ドラコ心臓コル

多元感応(進化)相乗効果ブーストエフェクト〈物理耐性特化(100%上昇)〉

多元感応(進化)相乗効果ブーストエフェクト〈太刀斬撃強化(200%上昇)〉

擬似デミ竜絶壁オーバーマインド〈隠蔽・虚像化率80%〉

耐久値:800


所持金

煌皇金貨11枚

煌白銀貨440枚

煌赤銅貨70枚

【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額693,682枚】


所持品

賢者の核石タリスマン〈「火気」術式ニダーナ刻印〉

賢者の核石タリスマン×1

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×4

魔鉱石アガメムノン×4


◇ ◇ ◇


アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナス【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈竜種ドラゴン・第2位階〉

階級〈暴君〉

所属国〈無し〉


カテゴリー〈16.6+〉

戦闘力 82

防御力 43

生命力 98

回避値 44

知能値 52

器用値 41

魔力値 120


相生相剋〈火気〉属性 87

相生相剋〈木気〉属性 56

相生相剋〈金気〉属性 44

相生相剋〈土気〉属性 58

相生相剋〈水気〉属性 67


固有戦技パーソナルアーツ

獅子レオン破光グリダーレ

多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸


固有能力パーソナルスキル

暴君パルティアの加護

所持者固定契約〈魂〉

因果律限界値ルミナリエス突破

情報の実在化(人体化・竜刀化・霊子結晶)〈竜界繋アサグリスタ

分体ラディウス作成

竜刀〈第2位階〉人面獅子アリエル


能力スキル

爪 隠蔽 偽装 咆哮 蒸留 調合 精製 計算 機械操作 精密操作

知者 自己回復 即死耐性 毒耐性 闇耐性 睡眠耐性 幻視耐性

石化耐性 結界耐性 魔眼耐性 寒耐性 炎耐性 障壁 竜眼 竜刀

覇気 転生者 霊子 幽体 改竄 礼節 胃袋 演技 咆哮 奸計

洞察 看破 連携 粉砕 格納 話術 嫉妬 空間把握 加工 原子融合

調整 接待 論破 策謀


竜言バドクォル術式

〈第1位階〉 竜顕現テンペラメントニック

〈第1位階〉 竜絶壁オーバーマインド

〈第2位階〉 竜界繋アサグリスタ

〈第2位階〉 竜阿摩羅エクストラ


精霊系スピリトイド術式〈タンブラの呪符〉(NEW)

全知全能霊アイン・ソフ召霊(NEW)


称号

暴君

調和者シジコス

ショー・ストーク男爵バロン


装備

多頭蛇切エウヴレウス金星スークラ波刃刀フランベルジュ

属性:多頭蛇ヒュドラ殺しLV150〈特殊兵装レア級〉

付与効果:銀毒〈水銀鉱ハイドラグラム

耐久値:150


寵愛者アイギス正式上衣フロックコート白銀色カルサイト)〈服〉

属性:羊毛ウールLV180〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:癒しの虜囚(サナティーオ=オプターティオ)〈魅了チャーム

霊力構築〈妖銀鉱ミスリル(低位)〉

魔力伝達〈魔鉱石アガメムノン(低位)〉

耐久値:220


貴族服スマート白色セレナイト)〈服〉

属性:羊毛ウールLV15〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

蝶結びネクタイ

耐久値:25


霊子結晶モルゲンレーテ

運命指揮者ストーク・ブリンガー特殊兵装レア級(武器)

多頭蛇切エウヴレウス金星スークラ特殊兵装レア級(武器)

多頭蛇切エウヴレウスチャンドラ特殊兵装レア級(武器)

多頭蛇縛イオラオス風水(クン=レイ)〉特殊兵装レア級(武器)

多頭蛇縛イオラオスヴィ兵装兵装レア級(武器)

正式上衣フロックコート白色セレナイト)〉(衣類)

寵愛者アイギス正式上衣フロックコート白銀色カルサイト)〉(衣類)

貴族服スマート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート紺色ラブラドライト)〉(衣類)

防寒衣裳ルダンコート炎銀色プルースタイト)〉(衣類)

飾内服ベスト濃緑色ペリドット)〉(衣類)

襟布クラヴァット水色アイオライト)〉(衣類)

巫女シヴィラ真像イコン〉秘密結社所有物

〈再誕の書〉2冊 秘密結社所有物

〈原始回帰の書〉1冊 秘密結社所有物

〈土〉9680t

〈特性濃厚エキス〉(食品)

〈握り飯〉(食品)5個

〈ジンジャーブレッドクッキー〉(食品)120個

〈川魚の焼き串〉(食品) 5個

〈遺骨(タイドランド・ストーク子爵ヴァイカウント) 〉(骨)

〈ストーク家の紋章指輪(魔鉱石アガメムノン製)〉(指輪)

〈スムマヌス邸 屋根裏部屋倉庫 1〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸2階 個室ワンルーム 2〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸2階 大広間フロア 1〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸1階 個室ワンルーム 3〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸地下室 個室ワンルーム 4〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸地下室 大広間フロア2〉内部保存物あり

〈スムマヌス邸地下室 便所ガルドロープ 1 〉

鉄鉱石アイアン〉500kg

鋼鉄スチール〉150kg

隕石鋼メテオスチール〉20kg

銀鉱石シルバー〉500kg

金鉱石ゴールド〉500kg

真銀鉱プラチナム〉300kg

雷鉱石ブロンティア〉480kg

海深紅玉アメロウス〉500kg

水銀鉱ハイドラグラム〉500kg

妖銀鉱ミスリル〉50kg

聖霊鉱アマルガム〉1200kg

金剛石オリハルコン〉120kg

〈賢者の核石ワイズマン〉12個

逢魔アルガヌムの樹木〉10本

術式シグヌム道具アイテム家具内蔵木箱〉300箱 家具工房「ボイド」製

〈ミィーシャ・トラペゾイゾ〉人間種ヒューマン泥田坊マッドネス〉変質中

〈残留思念(タイドランド・ストーク子爵ヴァイカウント)〉(NEW)


ストーク家の遺産

〈煌皇金貨〉貨幣 4520枚

〈煌白銀貨〉貨幣 29000枚

〈煌赤銅貨〉貨幣 999000枚


◇ ◇ ◇


彗星コメット

種族〈北欧山羊ノースゴウト

階級〈星座キオー・生物ハ・コデシュ種〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.4+〉

戦闘力 18

防御力 24

生命力 31

回避値 20

知能値 15

器用値 14

魔力値 25


土属性テラ20

光属性ルーメン15


戦技バトルアーツ

大地の嘆き(突撃効果倍(+100%)〈土属性テラ〉)

光の体毛(守護幕シェル光属性ルーメン〉)


固有能力パーソナルスキル

星気ツェレム美徳・アニダ

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

角 霊子 自己再生 自己回復 幻覚耐性 癒し 忠義 大器晩成

健脚 突撃 咆哮 応援


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア

竜面屋牧場の守り主


◇ ◇ ◇


メナカ

種族〈闘種アスラ

階級〈鍛冶士スミス

所属国〈闘種アスラの郷〉


カテゴリー〈2.5+〉

戦闘力 30

防御力 28

生命力 32

回避値 34

知能値 28

器用値 48

魔力値 12


火属性イグニス15

水属性アクア10

風属性エア5

土属性テラ6

木属性アルボル5


戦技バトルアーツ

洞紋印流 血桜

洞紋印流 撫で斬り


固有能力パーソナルスキル

灼眼〈火属性イグニス

血脈ヴラッド制御

ウンブラ


能力スキル

大刀 刀 小太刀 鍛冶 加工 作成 合金 生産 量産

偏食 吸血 自己回復 闇耐性 邪眼耐性 暑耐性 熱耐性

炎耐性 直感 呪い


邪術系ゴエティック術式

血脈ヴラッド権威オーソリティ

血脈ヴラッド贖罪ペインキラー


錬金アルケミア術式

〈反応炉〉調整技能−(NEW)

魔鉱石アガメムノン〉精製技能−(NEW)


称号

灼眼のメナカ

闘種アスラ十二天(未覚醒)


装備

古刀「八重桜」〈太刀〉

属性:魔鉱石アガメムノンLV120〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:耐久値強化(隕石鋼メテオスティール

血桜〈火属性イグニス+霊性斬撃 付加エンチャント30%〉

耐久値:150+α


作務衣(銀炎色プルースタイト)〈服〉

属性:綿製コットンLV25〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

防寒・防熱

耐久値:26


◇ ◇ ◇


ヴィシュ

種族〈闘種アスラ

階級〈機織女テイラー

所属国〈闘種アスラの郷〉


カテゴリー〈2.2+〉

戦闘力 20

防御力 22

生命力 33

回避値 25

知能値 38

器用値 45

魔力値 14


水属性アクア6

風属性エア6

雷属性トニトルス15

木属性アルボル8


戦技バトルアーツ

洞紋印流 刈月


固有能力パーソナルスキル

養蚕〈月蛾〉


能力スキル

小剣 槍 杖 軽装 連携 両手武器 裁縫 作成 生産 量産

管理 飼育 育成 礼節 商才 慈愛 冷静沈着 邪眼耐性 察知

応援


精霊系スピリトイド術式

光蜘蛛アヌパダカ召霊

精霊スピリトイド加護ガーディアン「月蛾祖霊」


称号

機織女テイラー

闘種アスラ十二天(未覚醒)


装備

月輪がちりんの戦鎌

属性:雷鉱石ブロンティア LV150〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:衝撃・感電〈雷属性トニトルス効果エフェクト

耐久値:150


にしきの打掛け〈和装服〉

属性:シルクLV55〈特殊兵装レア級〉

付与効果:耐熱耐寒〈月蛾〉

呪詛返し〈反射リフレクト

弱体耐性(無効)

耐久値:80


紅衣のファー(アケの紅衣)〈服〉

属性:結界種セフィラーLV230〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈火・水〉30%増幅ブースト

保温〈永続化〉

耐久値:330

(^ー^)ノ次回はアムのウハウハ精霊さん召喚w(変更あり)とスキル編成の話し。

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