第5話「王の社の建立」〈9〉豆3兄弟奮闘記
(^ー^)ノ豆3兄弟の奮闘記編です。RPG要素追加。
第5話「王の社の建立」〈労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう〉Without work, all life goes rotten, but when work is soulless, life stifles and dies
草創歴0444年5月9日〈9〉
昨日の失敗を挽回すべく、おら達は古着を切り裂き、それを束ねて綱を作成し、投網を作ることにした。
おらの名前は…発見者。低頭種だべ。
おら達は3兄弟ごと奴隷として買われ、ちょっと一風変わった御主人、ステリアス様が居候されている屋敷に住み込む事になっただべ。
しかもそれが、この国の元煌王女様でもあるトーパチオ士爵の屋敷と聞いておったまげた。
何だか良く分からないが、ステリアス様は特措法である「國家保護人物」であるらしくて、だからと言って何の権限も無く、何処かの勢力に属している立場でもないらしいだべ。
だけどお金だけはたんまりと持っているらしくて、おら達のみならず、おら達の母ちゃんまで先に奴隷契約していたのは驚いた。
だもんで、よくよく考えたら、おら達、御主人には頭が上がらないぐらい感謝すべきだって気が付いただべよ。何しろ、また家族で一緒に暮らせるだべよっ
《発見者の忠誠度が+10%強化されました。》
で、さすがに昨日はおら達、徹夜で500匹以上の干物作りに疲労困憊でぶっ倒れちまったが、これも破格の賃金体制を提示されたわけで、感謝してもしきれないだべ。
干物1枚を煌赤銅貨80枚として売上金額の3分の1の額が労働賃金として支払われるらしい。
売れば売るほど、おら達の利益に繋がるなら稼がない手はないだべよ。
おらは割り当てられた個室で、弟の逃避者、忍耐者と顔を突き付けて、どうしたらもっとスムーズに仕事の効率を上げられるかを考える事にしただべ。
何しろ、奴隷であるおら達は、今まで、ただ命じられる事だけをこなしてきただべ。それが当たり前だと思って生きてきたわけだから、やり方を考えろと言う御主人の方針に面喰ったし、上手く行かない事に焦りもしただべ。
「まずは川魚をもっと早く多く捕まえる方法だべ。昼までには干物作りも完成させなきゃならないから、少なくとも9時までには100匹確保するだべ。」
「それだけど、兄ちゃん。何の道具も無しじゃキツイずらよ?釣竿ならそんなに高くないし、あの川魚は一杯釣れると思うずらよ。」
「ラン、1匹1匹釣ってたら日が暮れるだべ。それに餌はどうするだべ?」
なるべく経費を出さずに、最大の利益を出すこと。何より、おら達だけで出来るって事を、御主人に証明しなければならないだべよ。
「う〜ん、じゃあ兄ちゃん達、今までの捕り方をもっと上手にやるべきだが?」
「確かに、ペイの言うように、それが現状では1番の良策だべ…が。」
しかし実のところ、そのやり方の場合、既に上手を通り越して達人級に昇華している豆3兄弟。何しろ、初日とはいえ3人で500匹以上を捕獲したのだ。
長男である発見者がその目で魚影を監視し、指示を出し、二男の逃避者が追い立て、三男の忍耐者が岩をぶち当てろ、衝撃で川魚を気絶させるという寸法である。
「…なんだがおら、川魚の動きが手に取るように分かっただべ。こんな事って今までなかっただべよ。」
元より目が良い…目だけは良いと言われてきた発見者ではあるが、途中から魚影の動きの先を読めるかのような、そんな不思議な感覚を得ていたのだ。
《発見者は能力〈視覚→心眼〉(NEW)を獲得しました。》
「あっ。オラもだぞ、兄ちゃん。オラはまるで風の中を走ってるみたいな感覚だったずらよ?もうちょっとで水面を走れる気がするずらよ。」
走るのが得意と公言はばからぬ逃避者は、川魚を追い立て続ける中で、これまた不思議な実感を得ていた。
《逃避者は能力〈脚力→健脚〉(NEW)を獲得しました。》
「ランもか…不思議なこともあっただべな。で、ペイは?」
「…オラは別に。」
「「……。」」
低頭種にしては人並み以上の体格を持つ忍耐者であったが、良い意味で鈍感であり、実感してはいないものの、彼も確かに筋力以上の特異能力を得ていたのだった。
《忍耐者は能力〈腕力→剛腕〉(NEW)を獲得しました。》
「まあ、いいだべよ。でも、作業の効率化を考えると、分担制も検討していいだべね。」
「兄ちゃん、頭がいいだがっ!!」
忍耐者の言葉に、発見者は「ムフフフ」と自信たっぷりに笑う。
「おらは干物作りは慣れたけど、ペイは苦手だべ?だから川魚捕りはペイが中心で、それを干物にするのはおらで…。」
「兄ちゃん、オラはどうするずらよ?」
「…それはおいおい考えるだべが。」
しかしこの場合、忍耐者が1人で川魚を獲れる事が必須と気付く。なかなか上手い具合にまとまらない為に、作戦会議は長引いていくばかり…。
その時、ガチャリと彼等の作戦会議室に侵入者が登場した。
作戦会議室とは言っても、ここは荷物置き場として豆3兄弟と犬耳少年が使用している個室である。何故か夕刻、就寝時には御主人であるステリアス・シーヴァの寝室に紛れ込み、皆で雑魚寝するのが習慣になってはいたが。
故に、別に犬耳少年こと「ランマル」が入って来てもおかしい事ではないのだ。
「「「……。」」」
しかし、こればっかりは豆3兄弟、相談するばかりにもいかず、何しろ彼等にとってみればランマルは先輩である。
あの御主人が直々に奴隷契約したという(?)狼人種の若長。奴隷の中の奴隷である低頭種とは違い、圧倒的な格上にして、戦人。
何よりも腰の「木蓮の太刀」が輝かんばかりに羨ましい。
しばらくの間、何気ないふうで衣類の整理をしていた犬耳少年をよそに、再び作戦会議を開始する。
ガサゴソ、ガサゴソと服を引っ張り出すランマルだが、彼等の衣類は「運河屋」で母、詐欺師が買い漁って来たそれなりの散策着で、SSサイズを発見者と逃避者が。Sサイズをランマルが。Lサイズを忍耐者が着ている。
そんなランマルこと犬耳少年から「投げ網」と言うアイデアを得た豆3兄弟は、早速、自分達が着古していた衣類を引っ張り出した。
それなりに思い入れのある服である。これらはどれも母の手作りである。
それを発見者が縫い直し、弟達に分け与えたものだ。それを切り裂き、捻り巻き、綱を作る。
「でも今は、おら達、母ちゃんと暮らしているだべっ。」
おら達は先に進む。そして、竜面屋でお金を稼いで独立するだべ。そのお金で母ちゃんも買い戻すだべよ。
それが彼等、豆3兄弟の最終目的なのであった…。
こうして立てた計画が、発見者が魚影を感知し、逃避者を誘導して川魚を追い詰め、忍耐者がその腕力に物を言わせて網を投じると言う寸法。
それを御主人に言うと、とても喜んでくれただべ。言動がアレで横暴さばかりが目につく御主人ではあるけど、時折、まるで子供のように目を輝かせる。
そして、自分の事のように喜んでくれるだべ。
でもこの御主人におら達は驚かされてばかりだべよ。何しろ、奇想天外な出来事ばかりに遭遇し続けると、感覚がおかしくなるだべ。まあ、最近じゃ慣れたもんだべさ。
この奴隷の首環も、その1つだべ。少しぐらい転んでも、ぶつかっても、目に見えない障壁がオラ達を護ってくれるだべよ。試しに忍耐者に殴らせたら、全然、痛くないだべ。びっくり。
そして、おら達の前に登場したのが竜面屋の屋台となる馬車…その名も「販売上手」だべ。見た目はありふれた木造馬車なのに、ちょっと異様な存在感を漂わせているだべよ。まあ、御主人が用意したものだから、普通の馬車じゃないだべよ。多分。
名前が覚えずらいから、おら達は「アント」と呼ぶことにするだべ。
このアントを引くのが労働馬の「黒字」。
栗毛のしなやかな肉体を持ち、優しい目をした雌馬だべ。
御主人は、このアントと商売繁盛をおら達に面倒を見ろと言う。おら達は興味津々。
おっと。でも今は、昨日の失敗を挽回するだべっ!
「ラン!ペイ!行くだべよっ。目標は100匹ずらっ!!」
豆3兄弟は意気揚々と地下蔵へと乗り込むのであった。
◆ ◆ ◆
「…兄ちゃん、ここ何ずらかあ?」
思わず不安から先に進む兄ちゃん、発見者を呼び止めてしまった。その兄ちゃんも不安げに振り向き、訳も分からんとばかりに目が訴えている。
昨日までは、普通に地下に通じていた筈の地下蔵が、どうしたわけか?彼等、豆3兄弟は現在、不思議な草原の真っ只中に放り込まれていたのである…。
空の色は紫色でどこまでも高く、足元に感じる生命力に溢れた大地。これは確かに実在している。幻なんかじゃないずら。
「兄ちゃん達、果物が生えてるだがっ!」
三男の忍耐者が声を上げた。
見れば、草原の周囲には林が広がっている。葉の色はどれも色鮮やかで、見たことのない色の葉や実を生やしているではないか。
「待つずらよ、ペイ!!」
オラの言葉に忍耐者が足を止める。
「何でだが?」
「…そりゃそうずらよ!こんな怪しい場所で、そんな怪しい色の果物を食べるつもりずらかっ!?」
しかし、たわわに実って瑞々しい果物。しかし、初めて見る形状ずら。筋張って、まるで網の目状に線が入って刺々しいけども…なんとも芳醇な香りをさせているずら。まさに魅惑の果実ずら。旨そうずらねっ…。
「ランの言う通りだべ。危険だべよ。触っちゃダメだべ!!」
長男の発見者の言葉に、危うく自制心を取り戻したずら。危ない、危ない。
さすがの忍耐者も発見者の言葉には逆らえない…と思いきや、すでにガツガツと丸かじり。
「なっ!?何をやってるずら、ペイ!!」
「お前、死ぬ気だべかっ!?」
ムシャムシャ…ムシャムシャ…ムシャムシャ。
その手は止まらない。1つ…2つ…3つ…。
「……。」
4つ…5つ…6つ…。
「…美味いずらか?」
「…美味いだべか?」
7つ…8つ…。
「甘いだがっ!甘酸っぱいだがっ!!」
だが、その実は樹木の枝にたわわに生えている。オラと兄ちゃんには手が届かない。
手が届くのは忍耐者だけずら。
「……。」
「…兄ちゃん達も喰うだか?」
答えは聞かずともずら。こうしてオラ達は腹一杯になるまで、その甘酸っぱい魅惑の果実を堪能することになったずら。とにかく甘い。こんな甘い果物をオラは食べたことがないずら。
《逃避者の生命力が+1強化されました。》
食べる事に夢中になって、豆3兄弟は見も知らぬ空間にいる事も忘れ果てていた。彼等、低頭種は良くも悪くも一点集中型なのである。
そんな豆3兄弟を不安げな眼差しでスオウとセイランは見つめていた。見つめられている事にさえ気付いていない有様である。
『ねえ、スオウ。止めた方がいいのかしら?』
『う〜む。御主人様から与えられた仕事が彼等にもある筈だからなぁ。』
この「逢魔の亜空間」の守護者であるスオウとセイランである。見た目は大きな狼にしか見えない。色は朱色と青色である。
『お前達…仕事はよいのか?』
しかし、その声は届かない。
『おーい?』
《逃避者は能力〈聴き流し〉(NEW)を獲得しました。》
彼等を止める声は自動的に遮断され、彼等の腹が膨れると同時にやっとその声は豆3兄弟に届くのであった…。
「あれ?スオウさんと、セイランさんじゃないずらかっ?」
「いつの間にいただべか?どうしただべ?」
いつの間にか狼形(元?)のスオウさんセイランさんがオラ達の側にいたずらよ。
…って事は、ここは地底都市に通じているって事ずらね?
『むう。確かにその通りだな。』
当たったずらよ。
「案内して欲しいずら!」
「こんな事をやってる場合じゃないだべよ!おら達は仕事があるだべっ!!」
「忘れてただがっ!!」
目を点にするスオウとセイラン。こいつらは何を言っているんだろう?そんな顔だ。
俄然としてやる気を出す豆3兄弟に押し切られ、道案内をする羽目となる2匹。
「兄ちゃん!帰りにあの果物を幾つか持って帰るずらよ。」
「そうだべなっ。黒字に食わせてやるだべ。」
考える事は一緒ずら。きっとオラ達の労働馬も喜ぶに違いないずらよ。この甘くて美味しい果物を黒字のお土産にするずら。
意気揚々と草原を突き進む彼等はまだ知らない…その「魅惑の果実」が黒字にもたらす未来を…。
無事に社を越えて、オラ達は荷物搬入倉庫に出た。不思議な事もあったものだが、そう言うものだと思えば何の事もない。何しろ、ここは御主人の「地底都市」ずら。
「さあ、急ぐだべ、ラン!ペイ!」
オラは兄ちゃんを追いかけ、鳥居の間へ走る。走るのは兄弟の中でも1番得意ずら。その後をスドン!ズドン!と忍耐者が続く。
「負けないずらよっ!」
「兄ちゃん達、待ってくれだがあ〜!」
そうして鳥居を潜り抜けた先は「闘種の郷」ずらよっ。
この鳥居を潜り抜けることで、オラ達は何と!距離にして2000㎞も離れた闘種さん達の「御山」まで、まさに一瞬で来ることが可能ずら。
「亜人の森」もひとっ飛びと言う離れ業ずらな。
オラ達は指定の広場に集合。ここは元々は空き地ずらが、オラ達が干物作りが出来るように改築され、道具が収められた小屋が建てられているずら。
そこには既にオラ達の、もう1つの相棒…水生獣の「涓露」が待っていた。
水生獣とは言っても、「飛蹄種」と言う竜馬の姿で、3姉妹の1匹がこの涓露ずら。
「珂雪と氷面はいないみたいずらなぁ?」
「氷面はいないだが…。」
氷面が居ないことで落ち込んでる忍耐者。昨日は妙に忍耐者に氷面が懐いていたずらからな…。
これは100匹程度の輸送なら1匹で十分と判断した水生獣3姉妹の、当番制に急遽変更を流星が許可した為だった。
無論、低頭種3人程度なら十分に乗せられる事にも由来する。
「じゃあ、涓露。よろしく頼むだべ。」
兄ちゃんが涓露に頭を下げ、オラもそれに続く。
ヒヒヒィィィ〜ンと返事を貰い、オラ達はその背中に厄介になる。と言っても、実際に手綱を握るのは忍耐者であり、オラと兄ちゃんは背中にしがみ付くだけずらっ。なんか悔しい。早くオラも大きくなりたいずら。
水生獣に乗ってビューン!とこれまた凄い。
さすがのオラも、この速度には敵わないずらよ。
亜人の森を飛び越え、オラ達の目的地は川魚が飛び跳ねる、透き通る程に綺麗な水が流れる川縁。
「さあ、始めるだべ!」
「頑張るずらよっ!!」
オラは勢い良く川に飛び降りる。
バシャーーーン!!
兄ちゃんの発見者は、そのまま涓露の馬上に留まったまま、台替りにするつもりらしい。「すまんだべ。」と涓露にしきりに声を掛けている。兄ちゃんは真面目ずらなっ。
それを気に入ったものか、涓露もまんざらじゃない様子。
まあ、オラは自分の役目を果たすずらよ。
…成果のほどは1時間後。
発見者の指示はとにかく的確で、逃避者はまるで水面を駆けるように魚群を追い込み、川縁に待機する忍耐者とのタイミングも上々。
古着で作った投げ網は、空中で見事に広がり、1回で10匹前後は捕獲出来た。
「凄いずら…1時間で100匹獲れたずらよっ、兄ちゃん!!」
昨日とはえらい違いである。そして何よりも実感する、この異様なまでの足腰の冴え(?)水面を駆けると言ったのは比喩ではない…まるで軽やかに地を走るような感覚が逃避者を満たしていたのだ。
《報告。逃避者〈低頭種〉は固有能力〈小さき者 (ツヴェルク)〉を獲得しました。現在の忠誠度は70%です。》
「オラ、何だか今なら幾らでも走れる気がするずらよっ。」
そう。気のせいでも何でもなく、今の逃避者なら間違いなく走れるだろう…。
「おらも、まるで川魚が止まったように、動きの先が見えるような気がしただべよ。」
長男の発見者も動揺。それを涓露が嬉しそうに見守っている。
《報告。発見者〈低頭種〉は固有能力〈見張りの目 (アイ)〉を獲得しました。現在の忠誠度は70%です。》
「今なら100メートル先の蟻も見えそうな気がするだべ。」
そう。気のせいでも何でもなく、今の発見者なら間違いなく見えるだろう…。
「兄ちゃん達、凄いだがっ!!オラも…う〜ん。ちょっとだけ網を投げるの上手くなった気がするだが…。」
三男の忍耐者はあまり実感が湧かないようで残念。
《報告。忍耐者〈低頭種〉は固有能力〈巨獣 (ジャイガンティック)〉を獲得しました。現在の忠誠度は50%です。》
しかし、今の忍耐者もまた、間違いなく人外の力を手に入れていたのであった…。
◆ ◆ ◆
驚く事に、竜面屋の屋台は大繁盛である。
凄まじいまでの人の列が屋台(商売繁盛)を襲っていた。
その人数はもはや100人ではすまない。少なくとも、1人が2〜3本、干物の焼き串を買って行くわけだから、既に明日の販売予定量を大きく上回っている。何せ、本日は午前中に100匹分しか干物を製造していないのだ。
「兄ちゃん達、明日の販売の数が不安だがっ!どうするだが?」
オラは不安げに2人の兄ちゃんを見る。
下の兄ちゃんの逃避者は嬉しい悲鳴を上げつつ、売り子として精を出している。聴き流されて、オラの声は届いていないようだ…。
「いらっしゃいずら〜♪美味しい美味しい竜面印の干物の焼き串ずらよ〜♪1本、煌赤銅貨80枚ずらよっ♪」
昔から愛想を振りまくのが得意な下の兄ちゃん。そして今日は、やけにキレやかな足のステップ。地面から浮き上がっているかのようだ。
「いらっしゃいませだべっ。」
一方、手際の良い上の兄ちゃん、発見者は次々に炭火焼きで干物を焼いては、特製の塩ダレを塗り、包装紙に包み込む。
オラは在庫の管理と、上の兄ちゃんがお客から受け取った銀貨や銅貨を預かる担当だ。
「確かにこれはマズいだべ。今日全部売ってしまうと、明日の分が足りなくなるだべなっ。」
「どうするだが?」
オラと上の兄ちゃんは後悔していた。ともあれ、明日は100匹では足りないのは目に見えているだが。
「売れるだけ売って、今日は500本で販売を終了するだべっ。そして明日からは1日、300匹は確保するだべよ。」
さすがに、干物を加工する時間を考えると300匹が限度。
実際、干物作りに関しては、オラは役立たず。今日は闘種の「プール」が手伝いに来てくれただが。
「お手伝いさせていただきますですっ。」と、オカッパ頭の小さい女の子が、水晶玉を置いたと思ったら、凄まじい技量で包丁捌きをオラに見せつける。
「危ないから下がっていて貰いたいですの。」
有無を言わせぬ口調。もはやそこからは独壇場。それに張り合えたのは上の兄ちゃんだけだった…。
作った干物は塩漬けし、天日干しにする。これの回収は夕方だ。
そして急いで、母ちゃんが作ってくれた握り飯を腹に収め、オラ達は昨日完成させていた干物を小屋から運び出す。
ほとんどの木箱をオラが運んだが、オラはこんなことしか役に立たないだがっ。最近、自信が無くなってきただがっ。
《忍耐者は能力〈努力〉(NEW)を獲得しました。》
干物を持参して地底都市に戻り、あの亜空間で「魅惑の果実」を幾つかもぎ取る。戻って来た時には、これまた不思議な事に、オラ達が食べ尽くした果物は再び、たわわに実っていただが。
これは正に食べ放題…ジュル(涎)。
『これこれ。お前達、仕事はどうした?』
スオウさんに怒られ、ハッと我に返って切り上げる。赤い番犬が呆れた目でオラ達兄弟を見つめていた。
いかんいかん。こんな事をしている場合じゃなかっただが…。
「これは黒字のお土産だがっ!」
そんな魅惑の果実を黒字は実に美味しそうに食べてくれた。
ちょっとだけ栗毛の毛並みが良くなった気がする。サラサラになった気がするだが。瞳も労働馬とは思えぬほどに上品な輝きを宿している。
《黒字は能力〈魅了〉(NEW)を獲得しました。》
《黒字の生命力が+1強化されました。》
《黒字の知能値が+1強化されました。》
「旨いだが?もっと喰うだが?」
ヒヒヒィィィ〜ン。
「まだまだあるずらよ。」
豆3兄弟はそうして、自分達の黒字に「魅惑の果実」を与え続ける。ムシャ…ムシャ…ムシャ。
《報告。ステリアス・シーヴァの眷属、黒字は固有能力〈魅惑の鬣(下位)〉を獲得しました。》
「ん?黒字の毛並みがフサフサになった気がするだが?気のせいだが?」
「気のせいずらよ?」
「気のせいだべ。」
しかし、気のせいでも何でもなく、今の黒字は艶やかな毛並みを背負っている。
「そんな事より、さあ、行くだべよ!」
上の兄ちゃんがオラ達を急かす。確かにもう直ぐ正午だがっ。
オラ達は商売繁盛に木箱を押し込み、牽引具に黒字を繋ぐと、トーパチオ士爵邸を出発した。向かうは「寄り合い市場」。通称、屋台通り。
しかし驚いた事に、この商売繁盛の乗り心地は普通の馬車とは一段も二段も上。さすがに御主人の馬車(?)…勝利者さんには及ばないものの、荒れた沿道もスイスイと、揺れも衝突もなく進んで行く。
「兄ちゃん達…このアント、ただもんじゃないだか?」
「御主人の作った馬車だべ。別に驚かないだべよ。」
それはまあ、そうだがあ。
そんなこんなでたどり着いた空き地で、商売繁盛の屋台部分を自動展開しただけで、もう周囲は興味本位の人だかり。こいつら一体、何をやる気だ?と。
これまた自動的に看板がせり上がり、ガチャン!と屋台の上部に「竜面屋」の文字が掲げられる。
「…人造兵馬車???」と、ザワザワと周囲が騒ぎ始める。何んだか良く分からないだが、相当、珍しいようだ。だけどもオラ達は屋台の準備で忙しいし、この場所は御主人がギルドと契約して取得している。何も文句を言われる筋合いは無いだがっ。
そうして売買許諾証を屋台に掲げて、さあ、準備は万端。炭火焼の装置にも火が付いた。これも魔道道具だから、お手軽だ。
「さあ、お客様〜♪ちょっと高いけども、食べたら分かるずら♪甘くて美味しい干物の焼き串ずらよ〜♪」
下の兄ちゃんが売り子を始める。しかし、川魚を食べる風習がないこの国の住民達は、ちょっと食指が伸びないようだ…。
しかしそれも、上の兄ちゃんが干物を焼き始めると状況が変わった。
「…な、なんて言う香ばしい香りっ!?」「まあ、甘い匂いがするわっ!?」「しかし、1本、煌赤銅貨80枚だとっ!?高いぞっ。」
そう。炭火で焼いた干物の焼き串に、塗った塩ダレがさらにジューシーかつ、かぐわしき香りを周囲に漂わせ始める。既に胃袋を掴んだ感がある。
「…い、1本、くれ。」
「はいっ!ありがとうございますだべっ!」
記念すべきお客様第1号は、周りに突っつかれ、人身御供のように声を絞り出した。まさしく注目の的。
そんな彼が干物の身を恐る恐るパクリと頬張り、モグモグと咀嚼する様子を、周囲は静まり返って見つめていた。
「こ…これは…まさか…ああ、ゔまいっっっつつつ!!!」
激情を吐き出すかのように、男は吠えた。その目にはわずかに涙が浮かんでいる。
「お、俺にも1本くれ!!」「私にもっ!」「こっちは2本だ!!」
そして購入した彼らは同じように吠える。「「「ゔまいっっっつつつ!!」」」と。
《販売上手は能力〈胃袋〉(NEW)を獲得しました。》
あっとゆう間に焼き串は売れて行く。発見者が焼いても焼いても客足は途切れない。購入を求める客は列を成すまでになった。
とっくに目標の100本は売り切れ、既に400本に迫る勢いである。しかし誰も彼もが「美味い!美味!」と連呼し、笑顔で帰って行くわけだから、豆3兄弟も悪い気はしないわけだ。
だがしかし、忍耐者の言うように在庫の不安があるのも事実。
「上の兄ちゃん!これで500本は終了だがっ!!」
「もう終わりだべかっ!?」
時間にして僅かに1時間半…まだ客足は続いている。と言うより、噂が噂を呼んでいる。そしてまた、リピーターも多かった。
「すまないだべっ!!在庫が切れてしまっただべ!本日はこれで終了だべよっ。」
お客様に頭を下げる上の兄ちゃん。オラも駆けつけて一緒に頭を下げる。
「そ、そんなっ!?」「明日はっ?明日は買えるの!?」「1本もないのかっ!?」
ワイワイガヤガヤと屋台に人が押し寄せる。
「だっ、大丈夫だがっ!明日も同じ場所で販売するだがっ。」
「明日も来ますので、皆さん、よろしくお願いしますだべ!」
ふう…何とか場は落ち着き、まっさきに看板をしまう上の兄ちゃん。下の兄ちゃんは片付けと掃除を開始している。
「兄ちゃん、500本売れただがっ。」
「そうだべな。1本が煌赤銅貨80枚だから、合計で煌赤銅貨40000枚だべっ。煌白銀貨に換算すると400枚…煌皇金貨だと4枚だべよ。」
この売上金額のうち、3分の2を御主人に提出し、残りの3分の1がオラ達の手元に残るだが。
「…で、えっと…で、いくらオラ達は貰えるだがっ???」
「ペイも少しは計算を覚えるだべよ。煌赤銅貨40000枚の3分の1は13000枚ぐらいだべな。オラ達でそれを割ると大体、4300枚だべ。銀貨なら43枚だべよ。」
煌白銀貨が1人、43枚っ!?まさに驚愕だがっ!!そんな金額、見たこともない。
しかしそう考えると、この大金をオラ達は無事に持って帰ることが出来るのか?不安になって来ただが…。
「何しているずら。早く2人も片付けを手伝うずらよっ!」
「ペイ、おら達も手伝うだべ!」
「あっ、兄ちゃん達、分かっただがっ!」
不安を押し隠し、そそくさと片付けを開始し始めた豆3兄弟の屋台に、とある2人連れが姿を現す。目深に被ったフードと体型を隠す程の外衣。見るからに怪しい2人組だ…。
「あ〜、もし?焼き串とやらは…もう1本も無いのかな?」
若い男の声だが、あえて抑えている風でもある。
「お客様…それが残念ながら…だべ。」
上の兄ちゃんが対応する。実は在庫は残り50枚程あるにはあるのだが、それは明日の販売用に取ってあるのだ。
「くっ。無念なり…。」
そんなに落ち込まなくてもいいだろうにって程に、その男性の客人は愕然と膝を落とした。
何だかこっちが悪人みたいだがっ。
「だから兄上…もう売り切れだと申したではありませんか?帰りましょう。」
「いや、しかしだな…妹よ。」
どうやら2人は兄妹のようだ。そんなにオラ達の焼き串を喰いたかったのか。
「…いくらでも私があとで頼んであげますから…ね?」
「しかしだなっ!屋台で食べてこその焼き串だろうがっ!」
確かに…屋台で食べてこそとは、この男性客は良く理解しているだが。
「兄上!立場と言うものを…。」
「ぐぬぬぬぬ…。」
ん…そう言えば、この妹さんの声には聞き覚えがあるような…。
「あれ?トーパチオ士爵様ずらか?」
下の兄ちゃんが妹さん(?)に尋ねると、ビクっと顔を上げた。あっ、確かに間違いない。オラ達がお世話になってるトーパチオ士爵邸の主様だがっ。
「あっ、皆さん。これは内緒でっ。」
アスラシア・トーパチオ士爵は狼狽えて言った。無論、口止めは忘れていない。
「上の兄ちゃん、トーパチオ士爵様にはお世話になっているだが。」
「うん。そうだべな。なら特別に焼くだべ。」
そこは勿論、彼等の御主人であるステリアス様の顔を立てなければならない豆3兄弟。
表立って焼くわけにはいかない為、発見者は商売繁盛の中で焼く事にする。
「何と!?これは申し訳ない!!」
「まあ、兄上。良かったですね。」
ジュウジュウと音を立てて焼き始めた干物の焼き串を、まだかまだかと待ち続ける兄上さん。煙だけで、もう口から涎が出そうな雰囲気だがっ。
「お待たせいたしましただべ。熱いので気を付けてくださいだべ。」
1本づつ手に取る、トーパチオ士爵様と、その兄上さん。
もう我慢できぬとばかりに兄上さんがかぶりつく。そして絶叫。
「ゔまいっっっつつつ!?この干物の焼き串といい、米といい、ぽてとふらいといい、何なんだっ!?一体、何者なんだっ!?ステリアス・シーヴァよっ!?」
唖然とする豆3兄弟…何を言ってんだろ、この人?的な空気。
「…兄上、落ち着いてください。」
さすがはトーパチオ士爵様。「まあ、美味しい。」とパクパク口に運んではいるが、落ち着いたものだ。
こうしてこの兄上さん、この竜面屋の焼き串の虜となるのだが…それはまた別の話。
ましてや、トーパチオ士爵が兄上と呼ぶこの存在だが、トーパチオ士爵が元煌王女であるとすれば、その正体は言わずもがな…である。
ところがそんな事を露ほども理解していない豆3兄弟であった。
「お買い上げ、ありがとうずらっ。」
「また来てくださいだべ、兄上さん。」
「うむ!馳走になった。明日も1本、残しておいてくれよ!」
「はっはっはっ!」と笑いながら去って行く兄上さん。そんな後ろ姿を「ちょっと待ってください、兄上っ!!」と追いかけるトーパチオ士爵様。
オラ達、やっていけそうだが…と心に思う忍耐者であった。
「しかし、面白い兄上さんだっただが…。」
ウンウンと頷く兄ちゃん達であった。
◇ ◇ ◇
発見者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.0−〉
戦闘力 10
防御力 13
生命力 13
回避値 8
知能値 13
器用値 36
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度70%〉)(↑10%)
見張りの目(NEW)
能力
小剣 投擲 調理 秀才 洞察 応援 視覚→心眼(NEW)
称号
豆3兄弟(長男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(金糸雀色)〈服〉
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
逃避者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.0−〉
戦闘力 12
防御力 10
生命力 15(↑1)
回避値 18
知能値 10
器用値 25
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度70%〉)
小さき者 (ツヴェルク)(NEW)
能力
小剣 脚力→健脚(NEW)俊足 仲裁 応援 聴覚
聴き流し(NEW)
称号
豆3兄弟(次男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(青色)〈服〉
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
忍耐者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.5−〉
戦闘力 16
防御力 17
生命力 16
回避値 10
知能値 10
器用値 15
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度50%〉)
巨獣(NEW)
能力
小剣 手斧 腕力→剛腕(NEW)突撃 不器用 反抗期 忍耐
家族愛 努力(NEW)
称号
豆3兄弟(三男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(朱色)〈服〉
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
ランマル
種族〈狼人種〉
階級〈狼人戦人〉
所属国〈狼人種の集落〉
カテゴリー〈1.6+〉
戦闘力 20
防御力 10
生命力 34
回避値 26
知能値 22
器用値 17
魔力値 0
戦技
から竹割り
一刀両断
居合いの太刀
二重螺旋
固有能力
狼形化
運命補正効果(奴隷〈忠誠度65%〉)
能力
剣 刀 槍 弓 爪 大刀 軽装 脚力 突撃 細工 礼節
魚漁 戒律 寒耐性 応援 直感 嗅覚 反抗期 追跡
聴き流し 調理 馭者 友情
称号
若長の子
犬耳少年
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
木蓮の太刀〈妖刀〉
属性:付喪神(低位)LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:強制 同期〈守護〉
八音の鍔
星霜の沸
鞘(落葉紅紫花)
耐久値:300
散策着無地柄〈服〉(NEW)
属性:麻製LV15〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:15
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
販売上手
種族〈擬似生命体(金気)〉
階級〈馬車(竜面屋)〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈2.0−〉
戦闘力 20
防御力 30
生命力 30
回避値 5
知能値 20
器用値 5
魔力値 20
相生相剋〈金気〉属性 25
戦技
固有能力
運命補正効果(擬似生命体)
自我〈相生相剋〈金気〉〉
擬似生命体
能力
積載 格納 盾 忠義 忍耐 霊子 人工生命 自己回復
障壁 踏付け 胃袋(NEW)
竜技
九十九式(上位)名高き (クレイオ)の終極〈金気〉
称号
竜面屋の屋台馬車1号
◇ ◇ ◇
黒字
種族〈雌馬〉
階級〈労働馬〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈0.8+〉
戦闘力 5
防御力 10
生命力 16(↑1)
回避値 8
知能値 11 (↑1)
器用値 8
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(眷属)
魅惑の鬣(下位)(NEW)
能力
軽装 脚力 俊足 忠義 慈愛 直感 牽引 魅了(NEW)
称号
ステリアス・シーヴァの眷属
◇ ◇ ◇
スオウ
種族〈按察使種・忌火〉
階級〈地底都市の守護者〉
所属国〈地底都市(逢魔の亜空間)〉
カテゴリー〈3.5+〉
戦闘力 38
防御力 35
生命力 43
回避値 50
知能値 20
器用値 18
魔力値 40
火属性35
戦技
閻魔の爪
固有戦技
火属性咆哮
固有能力
運命補正効果(守護者〈忠誠度120%〉)
擬態化〈石化〉
逢魔の亜空間〈強制 同期(火属性)〉
能力
爪 健脚 咆哮 疾走 追跡 暗視 警備 家族愛 自己回復
直感 聴覚 嗅覚 牽引 踏付け 野生 捕食回復 幻覚耐性
石化耐性 炎耐性 硬化
称号
地底都市の守護者
逢魔の亜空間の支配者
装備
覇王の首環→天獄の環〈首輪〉
属性:守護者LV350〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(守護者)
天獄の極光〈障壁〉
空虚の天翼〈反射率80%〉
覇王の眷属器
耐久値:450
◇ ◇ ◇
セイラン
種族〈按察使種・垂氷〉
階級〈地底都市の守護者〉
所属国〈地底都市(逢魔の亜空間)〉
カテゴリー〈3.5−〉
戦闘力 35
防御力 40
生命力 40
回避値 55
知能値 25
器用値 20
魔力値 38
水属性30
氷属性34
戦技
極寒の爪
固有戦技
氷属性咆哮
固有能力
運命補正効果(守護者〈忠誠度120%〉)
擬態化〈石化〉
逢魔の亜空間〈強制 同期(水属性)〉
能力
爪 健脚 咆哮 疾走 追跡 暗視 慈愛 忍耐 捕食回復
自己回復予感 嗅覚 牽引 癒し 捕食回復 幻覚耐性
石化耐性 寒耐性 硬化
称号
地底都市の守護者
逢魔の亜空間の支配者
装備
覇王の首環→天獄の環〈首輪〉
属性:守護者LV350〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(守護者)
天獄の極光〈障壁〉
空虚の天翼〈反射率80%〉
覇王の眷属器
耐久値:450
◇ ◇ ◇
プール
種族〈闘種〉
階級〈占術士〉
所属国〈闘種の郷〉
カテゴリー〈2.3−〉
戦闘力 15
防御力 20
生命力 30
回避値 28
知能値 35
器用値 40
魔力値 10
水属性10
風属性7
土属性6
氷属性8
木属性15
戦技
固有能力
予知夢
託宣
能力
小剣 杖 占い 礼節 舞踊 歌唱 嫉妬 幻覚耐性 幻視耐性
邪眼耐性 結界耐性 拘束耐性 察知 応援 同調 直感 予感
増幅
占星術系術式
星見
未来視
運勢判断
星の結界
称号
巫女
座敷童ちゃん
闘種十二天(未覚醒)(NEW)
装備
瑪瑙の宝球(道具)
属性:星見LV100〈特殊兵装級〉
付与効果:占星術系術式〈効果拡大20%〉
耐久値:140
振り袖「紙魚模様」(紺色)〈和装衣〉
属性:絹LV40〈特殊兵装級〉
付与効果:耐熱耐寒〈月蛾〉
呪詛返し〈反射〉
幻覚耐性(無効)
耐久値:50
(^ー^)ノマレイカ・クワンザ・ヤ・ムングの改定作業で時間が取られてしまい、こっちの更新が遅れてすみません(T ^ T)
次回は湯殿でゆったりしたいけど呼び出されて不機嫌ステリアス編です(=゜ω゜)ノ




