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第5話「王の社の建立」〈7〉前途多難の牧場経営

(^ー^)ノRPG要素の追加で正しい牧場経営のススメw

第5話「王の社の建立」〈労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう〉Without work, all life goes rotten, but when work is soulless, life stifles and dies


草創歴0444年5月9日〈7〉


『あっはっはっはっ。苦しゅうない。苦しゅうないぞっ。』


すこぶる偉そうな態度で座椅子ソファり返り、両脇に美少女と言っても過言ではない、ハナコとイワメのキツネ姉妹をはべらせ、お酌をさせている人物がいた。

場所は地底都市の中でも1番広い居間ダイニングだ。中央にはスクスクと大きく育つ「黒い卵」が鎮座している。


「しかし呆れたもんだねぇ。まさか一晩中、飲みあかしていたとはねぇ…。」


さすがのアムも呆れた表情だ。


『おぅ、小僧。いやあ、久方振りに飲んだ酒は旨いのぅ。しかし、この身体は酔わんのでな、幾らでも飲めるぞ?』


「飲みすぎだろがっ!!」


闘種アスラ秘蔵の泡盛あわもり閑雅かんが九水くすい」を…まあ、湯水のごとく流し込んでいる。それは一体、どこに消えてんだ?って勢いである。


見た目ばかりは艶やかな和装服を着崩した豊満ボディの美女だ。多分、「闘種アスラの郷」の生産工房製の「シルク」製の着物だろう。

そう言えば、キツネ姉妹も似たような和装の衣だ。ただし、ハナコは白色セレナイトでイワメは朱色ルベライトだ。

元々、狼人種コボルとは和装風の着物を着用しているみたいだし、違和感はないか。


「ご、御主人様…泡盛あわもりの在庫が底を尽きそうです。」


「何だとっ!?」


俺は唖然として、クエビコを見た。

恐らくはコイツも不眠で接待をしていたのだろう、ちょっとばかりやつれて見える(笑)。とはいえ、タヌキ顔なんでよく分からんがな。


…にしても、俺の大事な泡盛あわもりがっ(怒)。


『おう。すまんのう。そなたが小僧の契約者であろう?』


むう。まさに美女。ただし魔道兵ホムンクルス(?)である為、素肌は透き通るほどの白銀色カルサイト。これは「聖霊鉱アマルガム」を結界構成に使用している為だ。

ちなみに、この「聖霊鉱アマルガム」と言う鉱石、いまだこの世界に存在していなかったと思われる新発見の鉱石マテリアルである。

系統的には妖銀鉱ミスリルの上位鉱石であるらしい。


『おい。無視するでないぞっ。』


おっと、忘れてた。緑の紺碧色アレキサンドライトの瞳が俺をねめつける。しかし、マジで綺麗だぞ。人外っぽい美しさだ。


「って言うか、あんたも竜種ドラゴンなんだよな?」


『おう。そうさなあ。確かに儂も元とは言え、竜種ドラゴンじゃぞ。』


元だと?確か、アムの奴が「暴君」を受け継いだ相手だよな?


『不思議か?そもそも、儂ら竜種ドラゴンは契約者がおらねば、こちら側の世界で存在する事が出来ぬのじゃ。そこな小僧に聞かされておらぬか?』


コソコソと逃げようとするアムを、これまたどこから取り出したものやら、厚紙を折って作ったハリセン(?)でスパーーン!!と薙ぎ倒す。

涙目のアムを見下ろし、腕を組んで仁王立ちの「暴君パルティア」。


「ちょっとぉぉぉ!!痛いじゃないのさっ!大体、僕は小僧じゃないぞっ!!」


『小僧は小僧で十分じゃ!』


「そのハリセンなんなのっ!?いつの時代のツッコミなのっ!?」


『何を言っておる?ツッコミと言えばハリセンじゃろうて?漫才を知らんのか?』


こいつら、一体、何を言っているんだ?俺は付き合いきれぬとばかりに、スースーと座椅子ソファで眠りこける彗星コメットを拾い上げると、小脇に抱えて地底都市を後にするのであった。


◆ ◆ ◆


黄金色タイチンルチルのフワフワした子山羊の彗星コメットを頭に載せたステリアスが姿を見せると、既に厩舎前では大騒ぎ。

大騒ぎとは言っても、それを取り囲むのは犬耳少年と豆3兄弟と言う、男子グループの4人である。


「おうっ。お前ら、見たか?」


彼等が取り囲むのは、昨夜、アムが「錬金術アルケミア工房」で改造した竜面屋の屋台馬車…その名も「販売上手アントレプレナー」である。


「アント…レ…何だべ?」


「いや、だから販売上手アントレプレナーだって。」


「アント…って名前だが?」


忍耐者ペイシャンスめ、省略しすぎだろうがっ。こいつ、体が大きいせいか、妙に大雑把なところがある3男だ。

だが豆3兄弟、ずいぶん気に入ったようで、ワイワイと大はしゃぎ。

何しろ、販売上手アントレプレナーはお前達の馬車でもあるのだ。


「おら達の馬車だがぁ!?」


「そうだ。見た目はありきたりな木造馬車だが、中身はちょっとしたものだぞ。そう、中身がな…ふ(笑)。」


長男の発見者ディスカヴァリは目をキラキラと輝かせている。純粋でしっかり者だからな。ちゃんと管理してくれるだろう。

さてと、自慢するのはそれだけではない。勿論、馬車である以上、それを牽引する馬が必要であるわけだ…。


「お前達に紹介するのは、この雌馬フィアーだ。」


俺は厩舎から例の労働馬フォールを引っ張ってくる。無論、名前も確定済みだ。昨夜、寝ずに考えたのは秘密だ。


《命名、黒字サープラスはステリアス・シーヴァの運命補正効果により、大幅な成長補正を受けます。》


「名前は黒字サープラスだ。ちゃんと世話をしろよっ。」


栗毛色のいたって何の変哲もない雌馬フィアーである。しかし雌だけあって大人しいし、ちょっと優しげな目をしている。

大嵐テンペストに続いて2匹目の労働馬フォールの眷属だ。さて、どういう成長を遂げてくれるものやら(笑)。


豆3兄弟の面倒はちょっと大変だが、任せるぞ(笑)。コクンと頷く黒字サープラス


メェ。


おや、彗星コメットもよろしくとばかりに、黒字サープラスと鼻と鼻を合わせてクンクンやってる。仲良くしろよ。


黒字サープラスずらかっ!走ったらオラとどっちが速いずらかね〜?」


無駄な競争心があるのは2男の逃避者ランアウェイだ。まあ、走るのが得意だけあって、豆3兄弟の中では1番活発っぽい。性格的にはガキ大将少年に近いものがある(笑)。


「そんな事より、お前ら、よく逃げ出さずに来たな。昨日の様子じゃ、てっきり干物作りから逃げると思ってたぞ。」


そうなのだ。本日はここジュライで、昨日作った干物を販売する初の試みなのだが、色々あって干物作りで徹夜(?)となり、疲労困憊の目に遭った豆3兄弟。丸1日、ぐったりとへバっていたのだが…。


「オラ達、昨日の夕方から色々考えていただっ!」


「作戦会議をしてただぞ。」


何と、作戦会議だとっ!?何かカッコいいな。


んで、その作戦と言うのがこれだ。忍耐者ペイシャンスが網状にまれたつなを広げて見せる。素材は…どうやら、豆3兄弟が元々着用していたボロい農作業衣チュニックのようだ。

今、着ているのは「運河屋」で購入した並の散策着ツーピースだな。


「ランマルに教えてもらって作ったずら!」


「頑張っただがっ!!」


「せ、拙者の名を出すんじゃないでござるっ!」


ふむ。これは、投網とあみと言う奴だな?犬耳少年のやつ、先輩風を吹かしてツーンとしていながら、なかなか優しい奴じゃないか(笑)。


《ランマルは能力スキル〈友情〉(NEW)を獲得しました。》


出たっ。「友情」能力スキルとかっ。友達の少ない犬耳少年にもやっと青春が…。


「オラがランを誘導して川魚を追い詰めて、ペイがあみで獲るだべ。」


「目標は100匹ずらっ!」


ほう。それなら確かに作業効率も良いし、午前中までに干物作りが完成しそうだな。

俺も上機嫌になって、豆3兄弟の頭を撫でていく。俺の頭の上の彗星コメットも嬉しそうに「メェ〜。」って鳴いた。


「よし。お前ら、じゃあ今日も頑張って働いて来いよ。」


「「行ってくるだべっ!!」」


豆3兄弟は地下蔵へと一直線。姿はあっという間に小さくなる。

元々、低頭種ハーフリングだから小さいけどね(笑)。

ちなみに、この豆3兄弟が地底都市の入り口、「逢魔アルガヌム領界テリトリー」に紛れ込み、驚愕するのは言うまでもない…。


そうとも知らずに俺は、犬耳少年をともなって外出の準備を開始する。とは言っても、いつものように馬車の勝利者ヴィクトリ大嵐テンペスト牽引具ハーネスで繋ぐだけだがな。

そして御者は犬耳少年だ。駄賃に銀貨を1枚、投げて渡す。


「今日の目的地はビル・パスチャー牧場改め、竜面屋牧場だ!」


しかし貴族区画を通ると「音無しの塔院カルシスト」の管理区画に入らざるをえない為、色々と面倒くさい。

ここはあえて貴族区画を出て、外側の沿道を回り、商業区画に出た方がちょっとばかり遠回りだがいいだろう。それに寄りたい場所もあるからな。


「とりあえず、食料品店グローサリー通りへ行ってくれ。」


「分かったでござるっ。」


犬耳少年の了承を得るまでもなく、大嵐テンペストは悠々と走り始めた。

そんなたくましく威厳いげんあふれた大嵐テンペストを見る黒字サープラスの瞳は、まさに恋する乙女だ。


ヒヒヒィ〜〜ン!


だが恋する乙女の声援も、大嵐テンペストの心を動かす事はない。何故なら、大器晩成型の大嵐テンペストの忠誠心は、俺のみに注がれているのだ。いや、ほんとだぞ。


ブフンッ。


当然だ。とばかりに鼻息荒く大嵐テンペストが応える。


大嵐テンペスト能力スキル〈忠誠〉(NEW)を獲得しました。》


って言うか、まだ「忠誠」の能力スキル無かったのか(笑)。だがまあ、俺と眷属は一心同体と言っても過言ではないがな。

それに「メェ〜♪」と彗星コメットも同調する。まったく、俺は幸せ者だな(笑)。


そしてもはや、商業市場広間通りへの道筋は慣れたもので、第2内壁パラペットは顔パスで素通り。今日はあの女性衛士さんは休みのようだ。はあ、良かった…。


カタカタと沿道を進み、ゆったりと揺られること30分。

俺達は「好奇なる知己」亭の正面に馬車を停止した。酒場ビストロ兼宿屋でもある、比較的に洒落た門構えの店だ。

とは言っても、あくまで庶民的な佇まいの木造建築だが、とにかく何と言っても旨い肉団子ミートボールが出て来る店だ。それが唯一の、この店の利点だろう(笑)。


だが残念ながら、今日は朝から肉団子ミートボールを喰いに来た訳では無い。ちゃんと朝食はトーパチオ士爵邸で喰って来たからな。


では何用かと言えば、俺が勝利者ヴィクトリから降りるよりも早く、「好奇なる知己」亭の店舗門エルスがすごい勢い開かれ、ソレが弾丸のように飛び出した。まさに赤い弾丸だ。


「うわっ!?何でござるかっ!?」


さすがの犬耳少年も反応しきれず、ギョっとして動揺の声を漏らした。

それ程に素早い動きで例の赤い魔物…もとい、ハムコちゃんが飛び出したのだ。間者としての身体能力の高さを隠す気が無いのか、それとも忘れているだけなのか、それはともかく営業スマイルでニッコリと微笑んでいる。天然だな。

何か、ちょっと出づらい…。


「ちょっと、赤い人っ!早く出ていらっしゃいよっ!!」


「……。」


「あたいに何か用があるんでしょっ!?何よー?また、あたいにタダ働きさせようってつもりなのっ!?」


「……。」


「給料払いなさいよっー!この人でなしーっ!!」


「……。」


この話は、話し出すと長くなるのだが、話さないわけにもいくまい。それは5日前、トーパチオ士爵邸でアム主催の夜会が開かれた際の話だ。あの米祭りの件である。

ともかく人手が足りなかった為、俺はハムコちゃんに女中メイド臨時雇用アルバイトを依頼。


ハムコちゃんの役割は飲物ドリンクの支給係だった。給仕事着エプロンドレスもなかなかに似合う為に評判は良かったのだが、天然性のドジっ子であるハムコちゃんは次から次にグラスを、更には皿を割り続け、挙げ句の果ては果酒をかっくらい、グデングデンになって後半は使い物にならなくなっていたのだ(怒)。

その結果、一切の駄賃を出さずに放り出した訳である。


「むしろ赤字だろうぉがっ!!」


黙って聞いていれば言いたい放題に、さすがに切れた俺は出ると同時に怒鳴り散らす。


「ひっ、ひっ、ひどいわっ。」


「うっせ〜。早く中に入れろ。」


こんな公道のど真ん中で痴話喧嘩とか(笑)。全く、俺の印象イメージが下がる一方だ。もっとも、観衆ギャラリーを一睨みで散らせるのも慣れているがな…。


入った酒場ビストロの中は、まだ早朝を過ぎたばかりとあって、客の姿はない。酒場ビストロって普通、夜から開けるものだ。ここは宿屋も兼ねているから開いてはいるが、どちらかと言うと食堂ダイニング寄りだな。


「とりあえず、つまめるものを幾つかと、昼飯用に持っていける物を頼む。人数的には…そうだな、10人分だ。」


「あら?噂の牧場経営ってところかしら?」


さすがはハムコちゃん。情報収集に余念がない。その情報はどこに流れてんのかな?


「まあな。牧場の手伝いをしてくれてる孤児院の子供達用だ。で、孤児院に寄りたいんだが、菓子折りかなんか用意できるか?」


「あらまあ。でも、よした方がいいわよっ。レグ侯爵マークィス様は教皇会とあんまり上手くいってないらしいし、牧場経営するなら家畜の増産が必要でしょう?」


ああ、そういう流通ルートもレグ侯爵マークィス家配下の「五脚」が管理してんのか。しかしお隣さんとは仲良くすべきだろ。


「面倒くさいな。しかしま、別に増産って言っても、家畜が産まれればいいわけだしなっ。」


「そんなすぐにすぐ産まれるもんじゃないでしょっ。」


メェ?


抗議の声を上げる彗星コメット。そう、次々に生まれて来る予感だ。ある意味、怖い(笑)。


「あら?…まさか、北欧山羊ノースゴウトの子供っ!?」


ん?何をそんなに驚いているのか知らないが、まさかも何も、間違いなく北欧山羊ノースゴウト彗星コメットである。ほのぼのした可愛い顔が特徴である。


「信じられないわっ。だって、北欧山羊ノースゴウトって言ったら、凶暴な性格の半魔物なのにっ!?人には懐かない筈なのにっ!?」


…え?それは初耳だ。だから朝飯の時、元煌王女さんとか女中メイドさん番号2のアンリが固まっていたのか。とは言え、途中から慣れて、彗星コメットの魅力にメロメロになっていたがな?


「んな事はどうでもいい。いや、良くはないが、とにかく菓子折りも頼むぞ。俺は国家権力には屈さない方針だからな。」


「わっ、分かったわよっ。待ってなさいよー。」


そう言ってハムコちゃん、厨房にすっ飛んで行った。

壁一枚を隔てて、ここからがハムコちゃんの本領発揮だな。諜報活動しながらの、分身さながらの調理の開始だが、俺としてはそれこそどうでもいい話だ(笑)。


俺は外で勝利者ヴィクトリに待機する犬耳少年を呼び込んで、同席させる。1人で待ってるのも寂しいだろう?


「拙者、待機していなくて良いでござるか?」


「まあ、いいんじゃないか?さすがに俺の大嵐テンペスト勝利者ヴィクトリに手を出すとどうなるか、そろそろ知れ渡ってんだろ?」


実際のところはどうだか分からないが、大嵐テンペストの雷に撃たれて被害(?)を受けた無頼漢の人数は3桁を越えるわけだ。一部、失踪(生贄)してるがな。そっちは増産して然るべきってやつだ。


無論、自分の馬車に防衛用の術式ニダーナ付与エンチャントしている貴族も多いわけで、別に怪しまれないだろ?


そんなこんなで時間潰しに俺達(俺と犬耳少年)は、出されたジャガイモとキャベツの漬物ザウアークラフトをボリボリと口に突っ込む。普通に旨い。


「そう言えば、孤児院には狼頭ウルフヘッドの男の子もいたぞ。」


「そうなのでござるか?」


しかし、孤児として引き取られてるとなると、どう言う経緯か分からないからな。奴隷スレイヴでもないし、地底都市で受け入れるより、そっちで成長した方が環境的には良いのかもしれん。差別的な感じも無かったしな。


「まあ良いさ。状況次第だな。あと3日もすれば、狼人種コボルト達の受け入れで忙しくなるし。」


奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」には、優先して「亜人の森」出身の奴隷スレイヴを回すように言ってあるし、御用係の骨野郎とネズミ面商人には、裏取引で目ぼしい奴隷スレイヴが上がったら、とにかく報告しろと言ってある。

今の所は地底都市の居住環境に問題は無いが、想定以上に増えるなら、ちょっと考えなきゃならんな…。


と、ここで一回、壁をバンっ!と叩いてみる。


『ひっ…!?』


手を休めて聞き耳を立てているハムコちゃんを催促だ。ちょっとだけ悲鳴が聞こえた。


そのおよそ10分後、お待たせー!とかごに入った粥入りパイ(ガレリアパイ)と、アニティモノス(サーモン)とトルマリン鳥の挽肉を使った肉団子ミートボール香草シーズの効いたイオェイド(ニシン)の塩漬グラブラックスがズシ〜ンと目の前に置かれた。

全部ホッカホカでズッシリと重い。何しろ、10人分だ。


まあ、犬耳少年には辛いだろうが、俺はそれをヒョイと持ち上げて見せる。

代金は全部で煌白銀貨10枚だ。ちょっと割高ではあるが、旨いことに間違いは無い。俺も一緒に喰うつもりだしな(笑)。


「それとこれ、中はコケモモのアップルを使用した焼菓子プディングよ。甘くて美味しいわよっ。」


「すまんなぁ。」


そっちの代金は煌白銀貨2枚。銅貨にしたら200枚だ。アップルが1個、銅貨10枚で買える訳だから、十二分に割高だな。まあ、いいか。


そんなわけで、俺は山盛りのかごを持ったまま、「好奇なる知己」亭の店舗門エルスを抜け、相も変わらず感電してピクピクする男達の肋骨あばらを踏み折りつつ、勝利者ヴィクトリに辿り着く。

うぎゃ!とかグヘッ!とか、もう慣れてくると道端の石も同然だ。


「…拙者には無理でござるっ。」


「そりゃ、お前はまだ子供だしな。だが、慣れておいて損はないぞ?」


で、俺はかご勝利者ヴィクトリ格納ボックス式荷台に乗せようと思ったのだが、ここでふと、疑問に感じたのだ。


「なあ?お前の満善車王まんぜんしゃおうの神庫って、食べ物も収納出来るのか?」


アムのやつの「霊子結晶モルゲンレーテ」は、あいつ、保存食用に色々と溜め込んでいるみたいだからな。この世界で位相空間を使用した術式道具ニダーナアイテムは極めて不安定であり、あまり実用化されてはいないのが実状だ。


「我が主君。勿論、ワタクシの満善車王まんぜんしゃおうの神庫は「かく空間」でありますので、時間が停止したまま保存が可能ですワ。オーホッホッホッ。」


…なんだ、そのかく空間とやらは?ともかく、時間が停止しているって事は、食べ物もホカホカのまま保存出来るって事だ。アムの場合は霊子ゲネトリクス化している訳だから、ちょっと原理が違うし、亜空間や位相空間は時間が停止するわけじゃないからな。


《報告。〈かく空間〉とは、付喪神つくもがみから妖怪化した存在が有する高位固有能力ハイ・パーソナルスキルです。〈かく〉とは妖怪ようかいが産まれる場所であり、そこに通ずる空間を生み出す能力スキルです。》


…ん?待てよ、元々、闘種アスラが貯め込んでいた金貨とかは、郷の御神木ごしんぼくに捧げられてきたもんだよな?それを勝利者ヴィクトリが吸収というか、同期コンタクトした訳で、じゃあ御神木って武器かなんかなのか?それとも妖怪化してたのか?

考えると訳わかんなくなってきた。


ともかく、この利点は大したもんだよな。


「そう言えば、俺の重剣バスターソード乙女座之刃ヴィルゴメッシュ」も付喪神つくもがみだよな。なら、妖怪化させれば手持ちの「かく空間」を入手ゲット出来るわけか…。」


そこで犬耳少年が青い顔をする。ああ、確か生贄いけにえが必要だった(笑)。

なかなか上手くいかんな。しかも街中じゃな…。

そこでこの話は終了だ。さっさとかごを開いた空間に投入しておく。


「いただきましたワ。」


「勝手に喰うなよ?」


「ワタクシ達、妖怪はこういったものは好んで食べませんの。オーホッホッホッ。」


そう言えば、そんな事を言ってたっけ。んじゃ、お前って何を喰ってんだ?


「オーホッホッホッ。乙女の秘密ですワ〜。」


喋る花をプチっと折って終了。心配ない。元が植物なんで、再生力が半端ないのだ。


勝利者ヴィクトリ能力スキル〈忍耐〉(NEW)を獲得しました。》


「…よし。出発するぞっ!!」


無駄話は以上だ。


◆ ◆ ◆


結局だ、「ビル・パスチャー牧場」で生き残っていた家畜は、北欧山羊ノースゴウト が3匹。卯花羊ウノハナシープが3匹。トルマリン鳥が5匹という有り様だ。

運良く雄と雌がバランス良く生き残ったんで希望はあるっ。と思いたい…。


まずはお隣さんである孤児院「エウプロシュネ」に顔を出すことにする。

敷地内には質素な木造教会と寄宿舎が並び、腰程度までの木柵で囲われていた。

そんな玄関先に付ける巨大な黒檀の馬車。言うまでもなく、大嵐テンペストに牽引された勝利者ヴィクトリである…。


何事かと、不審げな眼差しでシスター達が窓から覗き見る。そこまで警戒される覚えはないのだがな(笑)。

って思ったら、その中にはあのマンダリンちゃんの顔もあったんで、俺は馬車から出てヒラヒラと手を振る。それを見て「あっ。」って顔のマンダリンちゃん。


しかし他のシスターさん達は俺を怪し気に観察中だ。

まあ、真紅の竜面にゴテゴテした鱗状装甲鎧クロススケイルアーマーのみならず、黒衣の外衣マントを羽織った風体だ。しかも頭の上には金色タイチンルチルでフワフワの体毛の子山羊を乗せた奴ともなれば…そりゃ俺でも警戒するだろうね(笑)。


ギギギィィ…と扉が開き、マンダリンちゃんと共に老女さんが歩み寄る。


「すまんな。急に押し掛けちまって。」


「ステリアス様ですね。わたくしは当、孤児院の院母をしておりますイヴ・ミスフォーチュンと申します。どうぞ、お入りください。」


という事は、この老女さんがトーパチオ士爵邸に担ぎ込まれた俺を癒してくれたって言う院母さんか。その時、マンダリンちゃんも一緒に居たらしいからな。

なら、ここにこうして訪れたのも、何かの運命って感じだ(笑)。


「何もないところですが、お茶ぐらいはご用意させていただきますわ。シスター・マンダリン。」


「はい。しばらくお待ちください。」


そそくさとマンダリンちゃんが退室して行った。

にしても、院母室って割には簡素な応接間ラウンジ。木骨の長椅子と木机が中央に並べられただけの殺風景さだ。もっとも、教会なんてどこも似たようなものだな。


「そうそう、忘れてた。一応は菓子折りのつもりで持って来た。後で皆んなで喰ってくれ。」


そう言って、俺は紙袋を院母さんに手渡すとする…。


「まあまあ、お気遣い感謝いたしますわ。あなたに神の御加護があらんことを。」


言葉遣いも慈愛に満ち溢れてるって感じが、教皇会の司祭サチェルドス)らしいって言えばらしいな。


「まあ、あんたのとこの孤児達には迷惑を掛けちまってるから気にするな。何なら、孤児院を竜面屋で投資してもいいぞ?レグ侯爵マークィス家と上手くいってないんだろう?」


「寄付なら有り難く頂きますが、あらまあ、どこでそんなお話しを?はて?」


単刀直入にぶっ込んだつもりだったが、軽く躱されたっぽい。反応的には、ハムコちゃんの情報は正しいようだ。

しかし、孤児達を雇ったことに関しては、特に敵視はされていないみたいだな。


「事後報告になっちまったが、孤児達には申告制で時給、銅貨50枚を支払うつもりだ。寄付とはちょっと違うが、シスター達で手が空いている者がいるなら、牧場経営の管理に融通してもらいたい。牧場の施設は自由に使ってもらって構わないし、トルマリン鳥の卵の半分は提供するぞ。大人なら時給で銅貨100枚…煌白銀貨1枚を払おう。どうだ?」


俺は一気にたたみ掛ける。賃金的にも破格の交渉に、キョトンとする院母さん。

何しろ、黒いアレ騒動で寄付が集まらず、シスターさん達をアルバイトに駆り出していたぐらいだ。


バターーンッ!!


「まあっ!!あなた達、なんて、はしたない真似をっ!」


院母さん、御立腹。壁向かいで聞き耳を立てていたシスターさん達の重さに耐え切れず、扉が開いて雪崩れ込み、そのまま倒れ込んだ有り様だ。

大失敗のシスターは3人。大目玉を受けてすごすごと引き退る。


「待ちなさい。シスター・ポリグラニット!シスター・プラム!シスター・アプリコット!あなた達は何をやっていたのです?」


「「「申し訳ありません、院母さまっ!!」」」


こうして見ると、なかなか小粒で可愛い顔をしたシスターさん達だ。まあ、頭が1つ飛び抜けてるのはマンダリンちゃんだけどな。

そんなマンダリンちゃん、お茶を運んで来たらこの状況でビックリの顔だ。


「み、皆んな、何やってるの???」


「あなた達3人は、今日の昼食は抜きにします。反省なさいっ。」


まさにガビーーーンな展開である。俺もまさかの展開にちょっとだけ冷や汗が流れた(笑)。

そんな場面にチョコチョコ〜っと入り込んで来たのは、ん?麦わら帽子の女の子…確か、名前はシングちゃんだっけ?


「院母様。その人の力になってあげて。きっと、この孤児院の為にもなるはずだから…。」


え?まさかのシングちゃんの一言で全てが丸く収まるわけないだろう…と思いきや、院母さん、まさに予言を聞いたかの顔で表情が一変。


「…分かりました。シスター・マンダリン、あなたは計算が得意でしたわね?ステリアス様の牧場運営に協力なさい。」


「えっ!?はっ、はい。…分かりました。院母様。」


突然の事でマンダリンちゃん、反応が微妙だ。しかし計算が得意とは良い情報だぞ。牧場の経理担当として、子供達の管理と生産管理を任せるのが確定だな。


「それと、あなた達3人。時給で…煌白銀貨1枚だそうです。やる気はあるんですか?」


「「「やりますっ!いえ、やらせていただきますっ!!」」」


凄いやる気だ(笑)。まあ、これで牧場運営の維持は問題ない。既に孤児達は牧場で仕事に入っているらしく、学習時間までは男子グループが育成舎の家畜の世話、女子グループは管理棟屋敷レジダンスの掃除に入っているそうだ。朝っぱらから働き者だ。


俺は諸手を挙げて、大万歳でシスター達を受け入れる事にする。

それにしてもシングちゃん、孤児院でもちょと特別視されているっぽいな。プライベートな問題だから触れないけどな。


そして計4名のシスターさんを引き連れて戻って来た俺に、犬耳少年はギョっとした顔で迎い入れる。相変わらず、初対面の人間には慣れない奴だ。シャイな奴だよ(笑)。


「ちょっくら行ってくるから、お前は適当に時間を潰しておけ。そうそう、狼頭ウルフヘッドの孤児は育成舎にいるらしいぞ。話してみろよ。」


「…分かったでござる。」


大嵐テンペストのタテガミを撫でてやり、俺はマンダリンちゃん達を引き連れて隣の敷地に歩いて向う。そこはもう「竜面屋牧場」の敷地の中である。


施設を見回った先の孤児達も俺を見つけて「お兄ちゃん!」「兄ちゃん!」と自己主張してくる。

孤児とは言っても育ちが良い。孤児院の院母さんを初め、シスターさん達の教育が良いんだろうなって思う。


「あなた達、仕事は学習時間までよ。ちゃんと勉強して、お昼からなら構わないけれど。」


「何だよ、アプリコット姉ちゃん!俺たちの仕事を盗みに来たのかよっ。」


リーダー格の少年がシスター・アプリコットに突っ掛かる。って言っても、じゃれてる感じではあるが…。


「こら、ピーター!何とか言ってやってよ、ポリグラニット!」


「ふふふ。子供に働かせて、私達が働かないわけにはいかないでしょう?」


急に賑やかになってきたな。そう思ったら、ネズミ面商人が率いる荷馬車の列が、家畜用の肥料やら食糧を乗せてやって来た。全員で協力して荷の積み降ろしと、飼料庫への運搬に従事だ。

早速、マンダリンちゃんが受け入れ伝票を切り始めた。入り用なものはネズミ面商人に言っておけと指示しておく。


「しかし、ステリアス様、本当にこの牧場を運営なさる気ですかな?」


「ん?何だよ?何か問題か?」


まあ、言うまでもなく問題は山積みだがな?ネズミ面商人の言いたい事も分かる。


「家畜の生産が可能になったとしても、それを流通に食い込ませるとなると、レグ侯爵マークィス家の許可がいりますからな…。」


どこもかしこもレグ侯爵マークィス家様だ(笑)。もっとも、食料品として回す意味合いでは、地底都市や闘種アスラの郷があるんで不都合はない。


「それはおいおい考えるとするさっ。ともかく、この牧場が維持できるように、引き続き物資の補給は頼んだぞ?今は赤字経営でも問題はない。」


「それは勿論でございます。儂としましても、大変助かっておりますし…念の為、偽装ダミー会社を幾つか作っておりますので…。」


「裏を取られるなよ?」


念を押しておく事を忘れない俺…腹黒い。アムの次ぐらいにな!


そしてあっという間に時間は過ぎて、昼休憩に取り出したかご。「隠り世空間」から取り出したそれは、時間経過せずに熱々のホカホカ。予想通りだ(笑)。

これにはさすがのマンダリンちゃんも驚愕を隠せないでいたが、旨いに越した事はない。


「よし、喰うぞ!遠慮するなっ。」


「「「いただきま〜〜すっ!!」」」


皆んなで原っぱに座り込んで、ハムコちゃんが作った粥入りパイ(ガレリアパイ)を頬張る。孤児達はピクニック気分できゃあきゃあやっている。天気も良い。

アニティモノス(サーモン)とトルマリン鳥の挽肉を使った肉団子ミートボールも、これまた大好評だ。

何か俺も嬉しい。なんなら、毎日、ハムコちゃんに届けさせてもいいなって思った。

それを話したらマンダリンちゃんに怒られた。甘やかさないで下さいっ、だって(笑)。


そのマンダリンちゃんが経理を担当。

シスター・ポリグラニットは北欧山羊ノースゴウト育成舎の管理担当。

シスター・プラムは卯花ウノハナシープ育成舎の管理担当。

シスター・アプリコットはトルマリン鳥飼育舎の管理担当に決定した。


で、孤児達であるが、年少組を省くと計8名おり、時間があれば手伝いという業務形態で時給式である。

男子グループのリーダー格のピーター(16歳)、アーサー(14歳)、ルーク(10歳)、ビースム(13歳)と、そして狼頭ウルフヘッドのドナルド(15歳)だ。

犬耳少年はドナルドと話をしたらしいが、両親もジュライ生まれの奴隷スレイヴで既に他界しているらしく、「亜人の森」出身かも定かでは無いらしい。


女子グループはハンナ(14歳)、ナオミ(12歳)と、それにシングちゃん(15歳)を入れての3名だ。シングちゃんは病弱(?)との事で、今日は孤児院から出て来てはいないようだな。


しかし、働いているのが孤児院の孤児達とシスターさんなら、不埒ふらちな行為を仕掛けてくるやからもいまい?あっ、レグ侯爵マークィス家がいたっけ(笑)。そう言えば、ギルドの代理決闘で俺自身が目を付けられていそうだな。忘れてた。


メェ!


お?彗星コメットが、僕が守るぞっ!って感じで鳴いた。


「まあ、可愛いですねっ。小ちゃくてフワフワ。」


「だろ?よし。じゃあ、彗星コメットよ。竜面屋牧場の守りはお前に任せるぞっ!」


シスター・ポリグラニットにヨシヨシされて、彗星コメットは嬉しそうだ。


《報告。ステリアス・シーヴァの眷属、彗星コメットは土属性〈星座キオー・生物ハ・コデシュ種〉に進化しました。また固有能力パーソナルスキル星気体ツェレム〉は〈星気ツェレム美徳・アニダ〉に強化されました。》


ぬう…見た目は変わってない事に、まずは一安心の俺。小ちゃくてフワフワこそが彗星コメットでしょ(笑)。


メェ?


代わりばんこに彗星コメットをヨシヨシとでることで、シスター達も一致団結(?)したようで言うことはない。


しかし、彼女達はまだ知らない。何しろ、竜面屋牧場の生き残った家畜達は、固有能力パーソナルスキル星気体ツェレム」を持っているのだ。その生命力は半端ないのである(笑)。

この後、猛烈な勢いで出産ラッシュが続き、あっという間に家畜が増え続けて行く事を彼女達は知らないのだ…。


そしてまた、深夜の竜面屋牧場を守るように巡回する、とてつもなく巨大な黄金色タイチンルチルの体毛も持つ北欧山羊ノースゴウト(?)がその日を境に現れる事を、彼女達はまだ知らないのだった…。


俺も知らなかったけどね(笑)。


◇ ◇ ◇


ステリアス・シーヴァ【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈傭兵大隊預かり(特措法スペシャルケース)〉


カテゴリー〈8.7+〉

戦闘力 64

防御力 58

生命力 90

回避値 57

知能値 47

器用値 50

魔力値 62


相生相剋〈火気〉属性 54

相生相剋〈木気〉属性 35

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 44

相生相剋〈水気〉属性 40


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉

九十九式(上位)森羅カリオペの皇緋〈火気〉

九十九式(上位)喜劇タレイアの蓋世〈土気〉

九十九式(上位)叙事詩テルプシコラの泡沫〈水気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

水精リクィッド女王クィーンの加護〈50%〉付与ギフト


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了

毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性

酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定

察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工

恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治

潜伏 滑空 商才 空間把握 設計 感知 鑑定 説教


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

相生相剋の五人衆

クロちゃん

闘種アスラ四天王

クエビコ〈地底都市の守護者メスケイル

ハナコ〈地底都市の守護者メスケイル

イワメ〈地底都市の守護者メスケイル

ナヨタケ〈地底都市の守護者メスケイル

フミ〈地底都市の守護者メスケイル

ナオヒ〈地底都市の守護者メスケイル

スオウ〈地底都市の守護者メスケイル

セイラン〈地底都市の守護者メスケイル

彗星コメット

販売上手アントレプレナー擬似生命体エンティア(金気)〉

刀鬼王の甲冑(弐式)〈擬似生命体エンティア(土気)〉

黒字サープラス(NEW)


称号

赤き竜人

傾国の貴公子

闘種アルカェウス

調和者シジコス


装備

乙女座之刃ヴィルゴメッシュ重剣バスターソード

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:乙女ブライド邁進アドヴァンス

折れぬパペチュアルハート

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:360+α


竜面マルティコラス〈仮面〉

属性:竜面の者LV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:竜因子アデック封印

自己再生

耐久値:200/∞


ジャガノート(畏怖なる護り手)〈重鎧〉

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV150〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:有卦ラック鬼棘エンプロイダリー〈攻撃判定+〉

無卦ミス反魂ブレイクスルー〈防御判定−〉

代赭パーティクル竜堅エリプス障壁シールド

耐久値:220


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉


属性:雷鉱石ブロンティアLV30〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理特化

雷属性トニトルス付加ギフト

耐久値:150


黒衣(黒色ジェット)〈外衣マント

属性:結界種セフィラーLV300〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:350


所持金

煌皇金貨11枚

煌白銀貨178枚

煌赤銅貨70枚

【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額693,682枚】


所持品

賢者の核石タリスマン〈「火気」術式ニダーナ刻印〉

賢者の核石タリスマン×1

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×4


◇ ◇ ◇


大嵐テンペスト

種族〈雷霆馬グングニル

階級〈雷霆馬グングニル神種+〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈4.5+〉

戦闘力 44

防御力 49

生命力 46

回避値 47

知能値 39

器用値 22

魔力値 33


相生相剋〈金気〉属性 44

相生相剋〈土気〉属性 1


固有戦技パーソナルアーツ

神撃ゴットヴレス星霜雷鼓エクスーシアイ雷霆槍グングニル


戦技バトルアーツ

百雷


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

疾雷の蹄

雷霆槍グングニル化〈神級〉

因果律限界値突破ルミナリエス〈限定解除〉】


能力スキル

脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君

圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁

原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号 紫電 統治 統治

忠誠(NEW)


称号

相生相剋の五人衆〈金気〉


装備

馬鞍〈軽装〉

属性:獣皮LV8〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:60


◇ ◇ ◇


勝利者ヴィクトリ

種族〈妖怪神ようかいしん 樹蛇種ネハッスキム

階級〈馬車(黒檀)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈4.8−〉

戦闘力 10

防御力 80

生命力 76

回避値 50

知能値 31

器用値 26

魔力値 35


水属性アクア2

風属性エア5

木属性アルボル15


相生相剋〈木気〉属性 30


戦技バトルアーツ

大祓おおはらえ帯刀たちはき


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

自我

癒しの花籠〈搭乗者治癒能力80%上昇〉

閻浮樹の無窮〈自己再生〉

天華の曙光〈光合成〉

満善車王まんぜんしゃおうの神庫〈隠り世空間〉

御阿礼木みあれぎの召霊〈木気の祝福〉

無垢なる垂迹すいじゃく〈化生〉

因果律限界値突破ルミナリエス〈限定解除〉】


能力スキル

盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性

狂気耐性 熱耐性 魔眼耐性 積載 格納 管理 偏食 捕食吸収

自己増殖 硬化 障壁 踏付け 怒気 忍耐(NEW)


称号

相生相剋の五人衆〈木気〉

歩く荷台


装備

薄地衣裳シュミーズドレス〈服〉

属性:霊体スピリットLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:精神抵抗(自己再生)〈永続化〉

ジゴ袖(美的感覚 上昇アップ)〈魅了〉

耐久値:300∞


麦わら帽子ストローハット〈帽子〉

属性:霊体スピリットLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:相生相剋〈木気〉属性

精神抵抗(自己再生)〈永続化〉

日避け〈耐暑・耐熱・耐火〉減退

耐久値:250∞


◇ ◇ ◇


ランマル

種族〈狼人種コボルト

階級〈狼人ウェアウルフ戦人イクサビト

所属国〈狼人種コボルトの集落〉


カテゴリー〈1.6+〉

戦闘力 20

防御力 10

生命力 34

回避値 26

知能値 22

器用値 17

魔力値 0


戦技バトルアーツ

から竹割り

一刀両断

居合いの太刀

二重螺旋


固有能力パーソナルスキル

狼形化ハウリングウルフ

運命補正効果(奴隷スレイヴ〈忠誠度65%〉)


能力スキル

剣 刀 槍 弓 爪 大刀 軽装 脚力 突撃 細工 礼節

魚漁 戒律 寒耐性 応援 直感 嗅覚 反抗期 追跡

聴き流し 調理 馭者 友情(NEW)


称号

若長の子

犬耳少年

ステリアス・シーヴァの所有 奴隷スレイヴ


装備

木蓮マグノーリャの太刀〈妖刀〉

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:強制 同期コンタクト守護ガーディアン

八音はちいんつば

星霜せいそうにえ

鞘(落葉紅紫花)

耐久値:300


応接着ラウンジスーツ紺色ラブラドライト)〈服〉

属性:羊毛ウールLV16〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:20


覇王レクスの首環〈首輪〉

属性:門弟ディスキプルスLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:強制 同期コンタクト門弟ディスキプルス

竜人ドラゴニック加護ディーフェンシオ守護膜シェル

覇王レクス霊壁アウローラ反射リフレクト率50%〉

服従ディスキプルス眷属器テールム

耐久値:280


◇ ◇ ◇


発見者ディスカヴァリ

種族〈低頭種ハーフリング

階級〈奴隷スレイヴ

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.0−〉

戦闘力 10

防御力 13

生命力 13

回避値 8

知能値 13

器用値 36

魔力値 0


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(奴隷スレイヴ〈忠誠度60%〉)


能力スキル

小剣 投擲 調理 秀才 洞察 応援 視覚


称号

豆3兄弟(長男)

ステリアス・シーヴァの所有 奴隷スレイヴ


装備

散策着ツーピース金糸雀色ベリル)〈服〉(NEW)

属性:麻製リネンLV12〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:10


覇王レクスの首環〈首輪〉

属性:門弟ディスキプルスLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:強制 同期コンタクト門弟ディスキプルス

竜人ドラゴニック加護ディーフェンシオ守護膜シェル

覇王レクス霊壁アウローラ反射リフレクト率50%〉

服従ディスキプルス眷属器テールム

耐久値:280


◇ ◇ ◇


逃避者ランアウェイ

種族〈低頭種ハーフリング

階級〈奴隷スレイヴ

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.0−〉

戦闘力 12

防御力 10

生命力 14

回避値 18

知能値 10

器用値 25

魔力値 0


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(奴隷スレイヴ〈忠誠度70%〉)


能力スキル

小剣 脚力 俊足 仲裁 応援 聴覚


称号

豆3兄弟(次男)

ステリアス・シーヴァの所有 奴隷スレイヴ


装備

散策着ツーピース青色サンタマリア)〈服〉(NEW)

属性:麻製リネンLV12〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:10


覇王レクスの首環〈首輪〉

属性:門弟ディスキプルスLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:強制 同期コンタクト門弟ディスキプルス

竜人ドラゴニック加護ディーフェンシオ守護膜シェル

覇王レクス霊壁アウローラ反射リフレクト率50%〉

服従ディスキプルス眷属器テールム

耐久値:280


◇ ◇ ◇


忍耐者ペイシャンス

種族〈低頭種ハーフリング

階級〈奴隷スレイヴ

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.5−〉

戦闘力 16

防御力 17

生命力 16

回避値 10

知能値 10

器用値 15

魔力値 0


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(奴隷スレイヴ〈忠誠度50%〉)


能力スキル

小剣 手斧 腕力 突撃 不器用 反抗期 忍耐 家族愛


称号

豆3兄弟(三男)

ステリアス・シーヴァの所有 奴隷スレイヴ


装備

散策着ツーピース朱色ルベライト)〈服〉(NEW)

属性:麻製リネンLV12〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:10


覇王レクスの首環〈首輪〉

属性:門弟ディスキプルスLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:強制 同期コンタクト門弟ディスキプルス

竜人ドラゴニック加護ディーフェンシオ守護膜シェル

覇王レクス霊壁アウローラ反射リフレクト率50%〉

服従ディスキプルス眷属器テールム

耐久値:280


◇ ◇ ◇


彗星コメット

種族〈北欧山羊ノースゴウト

階級〈北欧山羊ノースゴウト星気体ツェレム星座キオー・生物ハ・コデシュ種〉(NEW)

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.4+〉(↑1.0)

戦闘力 18(↑10)

防御力 24(↑10)

生命力 30(↑10)

回避値 20(↑10)

知能値 15

器用値 14

魔力値 25(↑10)


土属性テラ20(↑10)

光属性ルーメン15(↑10)


戦技バトルアーツ

大地の嘆き(突撃効果倍(+100%)〈土属性テラ〉)(NEW)

光の体毛(守護幕シェル光属性ルーメン〉)(NEW)


固有能力パーソナルスキル

星気体ツェレム星気ツェレム美徳・アニダ(NEW)

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

霊子 自己再生 幻覚耐性 癒し 忠義 大器晩成 角(NEW)健脚(NEW)

突撃(NEW)咆哮(NEW)自己回復(NEW)


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア

竜面屋牧場の守り主(NEW)


◇ ◇ ◇


販売上手アントレプレナー

種族〈擬似生命体エンティア(金気)〉

階級〈馬車(竜面屋)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.0−〉

戦闘力 20

防御力 30

生命力 30

回避値 5

知能値 20

器用値 5

魔力値 20


相生相剋〈金気〉属性 25


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(擬似生命体エンティア

自我〈相生相剋〈金気〉〉

擬似生命体エンティア


能力スキル

積載 格納 盾 忠義 忍耐 霊子 人工生命 自己回復

障壁 踏付け


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(上位)名高き (クレイオ)の終極〈金気〉


称号

竜面屋の屋台馬車1号


◇ ◇ ◇


黒字サープラス(NEW)

種族〈雌馬フィアー

階級〈労働馬フォール

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈0.8+〉

戦闘力 5

防御力 10

生命力 15

回避値 8

知能値 10

器用値 8

魔力値 0


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア)(NEW)


能力スキル

軽装 脚力 俊足 忠義 慈愛 直感 牽引


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア(NEW)


◇ ◇ ◇


ジュリア・マンダリン(シスター・マンダリン)

種族〈人間種ヒューマン

階級〈孤児院「エウプロシュネ」シスター〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.9+〉

戦闘力 23

防御力 25

生命力 18

回避値 15

知能値 30

器用値 28

魔力値 8


水属性アクア6

風属性エア4

土属性テラ2


戦技バトルアーツ

重撃波ブレイクダウン

打ち返す壁 (クラッシュガード)


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 槍 騎士槍 騎士楯 軽装 偽装 管理 計算 騎乗

秀才 慈愛 忍耐 魅了 予感


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

中位(戦略アグレッシオ級)水属性アクア障壁シールド


信仰系ピスティス術式

〈低位級〉治癒キュア


称号

対衝撃封鎖ブロッケイド級騎士 クレイン紋章グループ

礼拝者


装備

礼拝シスター服〈服〉

属性:麻製リネンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:8

(^ー^)ノステリアスの牧場運営編でしたw

次回はアムと雨ちゃんの潜入奪取編?

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