第5話「王の社の建立」〈7〉前途多難の牧場経営
(^ー^)ノRPG要素の追加で正しい牧場経営のススメw
第5話「王の社の建立」〈労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう〉Without work, all life goes rotten, but when work is soulless, life stifles and dies
草創歴0444年5月9日〈7〉
『あっはっはっはっ。苦しゅうない。苦しゅうないぞっ。』
すこぶる偉そうな態度で座椅子に踏ん反り返り、両脇に美少女と言っても過言ではない、ハナコとイワメの狐姉妹を侍らせ、お酌をさせている人物がいた。
場所は地底都市の中でも1番広い居間だ。中央にはスクスクと大きく育つ「黒い卵」が鎮座している。
「しかし呆れたもんだねぇ。まさか一晩中、飲みあかしていたとはねぇ…。」
さすがのアムも呆れた表情だ。
『おぅ、小僧。いやあ、久方振りに飲んだ酒は旨いのぅ。しかし、この身体は酔わんのでな、幾らでも飲めるぞ?』
「飲みすぎだろがっ!!」
闘種秘蔵の泡盛「閑雅の九水」を…まあ、湯水のごとく流し込んでいる。それは一体、どこに消えてんだ?って勢いである。
見た目ばかりは艶やかな和装服を着崩した豊満ボディの美女だ。多分、「闘種の郷」の生産工房製の「絹」製の着物だろう。
そう言えば、狐姉妹も似たような和装の衣だ。ただし、ハナコは白色でイワメは朱色だ。
元々、狼人種は和装風の着物を着用しているみたいだし、違和感はないか。
「ご、御主人様…泡盛の在庫が底を尽きそうです。」
「何だとっ!?」
俺は唖然として、クエビコを見た。
恐らくはコイツも不眠で接待をしていたのだろう、ちょっとばかりやつれて見える(笑)。とはいえ、狸顔なんでよく分からんがな。
…にしても、俺の大事な泡盛がっ(怒)。
『おう。すまんのう。そなたが小僧の契約者であろう?』
むう。まさに美女。ただし魔道兵(?)である為、素肌は透き通るほどの白銀色。これは「聖霊鉱」を結界構成に使用している為だ。
ちなみに、この「聖霊鉱」と言う鉱石、いまだこの世界に存在していなかったと思われる新発見の鉱石である。
系統的には妖銀鉱の上位鉱石であるらしい。
『おい。無視するでないぞっ。』
おっと、忘れてた。緑の紺碧色の瞳が俺をねめつける。しかし、マジで綺麗だぞ。人外っぽい美しさだ。
「って言うか、あんたも竜種なんだよな?」
『おう。そうさなあ。確かに儂も元とは言え、竜種じゃぞ。』
元だと?確か、アムの奴が「暴君」を受け継いだ相手だよな?
『不思議か?そもそも、儂ら竜種は契約者がおらねば、こちら側の世界で存在する事が出来ぬのじゃ。そこな小僧に聞かされておらぬか?』
コソコソと逃げようとするアムを、これまたどこから取り出したものやら、厚紙を折って作ったハリセン(?)でスパーーン!!と薙ぎ倒す。
涙目のアムを見下ろし、腕を組んで仁王立ちの「暴君」。
「ちょっとぉぉぉ!!痛いじゃないのさっ!大体、僕は小僧じゃないぞっ!!」
『小僧は小僧で十分じゃ!』
「そのハリセンなんなのっ!?いつの時代のツッコミなのっ!?」
『何を言っておる?ツッコミと言えばハリセンじゃろうて?漫才を知らんのか?』
こいつら、一体、何を言っているんだ?俺は付き合いきれぬとばかりに、スースーと座椅子で眠りこける彗星を拾い上げると、小脇に抱えて地底都市を後にするのであった。
◆ ◆ ◆
黄金色のフワフワした子山羊の彗星を頭に載せたステリアスが姿を見せると、既に厩舎前では大騒ぎ。
大騒ぎとは言っても、それを取り囲むのは犬耳少年と豆3兄弟と言う、男子グループの4人である。
「おうっ。お前ら、見たか?」
彼等が取り囲むのは、昨夜、アムが「錬金術工房」で改造した竜面屋の屋台馬車…その名も「販売上手」である。
「アント…レ…何だべ?」
「いや、だから販売上手だって。」
「アント…って名前だが?」
忍耐者め、省略しすぎだろうがっ。こいつ、体が大きいせいか、妙に大雑把なところがある3男だ。
だが豆3兄弟、ずいぶん気に入ったようで、ワイワイと大はしゃぎ。
何しろ、販売上手はお前達の馬車でもあるのだ。
「おら達の馬車だがぁ!?」
「そうだ。見た目はありきたりな木造馬車だが、中身はちょっとしたものだぞ。そう、中身がな…ふ(笑)。」
長男の発見者は目をキラキラと輝かせている。純粋でしっかり者だからな。ちゃんと管理してくれるだろう。
さてと、自慢するのはそれだけではない。勿論、馬車である以上、それを牽引する馬が必要であるわけだ…。
「お前達に紹介するのは、この雌馬だ。」
俺は厩舎から例の労働馬を引っ張ってくる。無論、名前も確定済みだ。昨夜、寝ずに考えたのは秘密だ。
《命名、黒字はステリアス・シーヴァの運命補正効果により、大幅な成長補正を受けます。》
「名前は黒字だ。ちゃんと世話をしろよっ。」
栗毛色のいたって何の変哲もない雌馬である。しかし雌だけあって大人しいし、ちょっと優しげな目をしている。
大嵐に続いて2匹目の労働馬の眷属だ。さて、どういう成長を遂げてくれるものやら(笑)。
豆3兄弟の面倒はちょっと大変だが、任せるぞ(笑)。コクンと頷く黒字。
メェ。
おや、彗星もよろしくとばかりに、黒字と鼻と鼻を合わせてクンクンやってる。仲良くしろよ。
「黒字ずらかっ!走ったらオラとどっちが速いずらかね〜?」
無駄な競争心があるのは2男の逃避者だ。まあ、走るのが得意だけあって、豆3兄弟の中では1番活発っぽい。性格的にはガキ大将少年に近いものがある(笑)。
「そんな事より、お前ら、よく逃げ出さずに来たな。昨日の様子じゃ、てっきり干物作りから逃げると思ってたぞ。」
そうなのだ。本日はここジュライで、昨日作った干物を販売する初の試みなのだが、色々あって干物作りで徹夜(?)となり、疲労困憊の目に遭った豆3兄弟。丸1日、ぐったりとへバっていたのだが…。
「オラ達、昨日の夕方から色々考えていただっ!」
「作戦会議をしてただぞ。」
何と、作戦会議だとっ!?何かカッコいいな。
んで、その作戦と言うのがこれだ。忍耐者が網状に編まれた綱を広げて見せる。素材は…どうやら、豆3兄弟が元々着用していたボロい農作業衣のようだ。
今、着ているのは「運河屋」で購入した並の散策着だな。
「ランマルに教えてもらって作ったずら!」
「頑張っただがっ!!」
「せ、拙者の名を出すんじゃないでござるっ!」
ふむ。これは、投網と言う奴だな?犬耳少年のやつ、先輩風を吹かしてツーンとしていながら、なかなか優しい奴じゃないか(笑)。
《ランマルは能力〈友情〉(NEW)を獲得しました。》
出たっ。「友情」能力とかっ。友達の少ない犬耳少年にもやっと青春が…。
「オラがランを誘導して川魚を追い詰めて、ペイが網で獲るだべ。」
「目標は100匹ずらっ!」
ほう。それなら確かに作業効率も良いし、午前中までに干物作りが完成しそうだな。
俺も上機嫌になって、豆3兄弟の頭を撫でていく。俺の頭の上の彗星も嬉しそうに「メェ〜。」って鳴いた。
「よし。お前ら、じゃあ今日も頑張って働いて来いよ。」
「「行ってくるだべっ!!」」
豆3兄弟は地下蔵へと一直線。姿はあっという間に小さくなる。
元々、低頭種だから小さいけどね(笑)。
ちなみに、この豆3兄弟が地底都市の入り口、「逢魔の領界」に紛れ込み、驚愕するのは言うまでもない…。
そうとも知らずに俺は、犬耳少年を伴って外出の準備を開始する。とは言っても、いつものように馬車の勝利者と大嵐を牽引具で繋ぐだけだがな。
そして御者は犬耳少年だ。駄賃に銀貨を1枚、投げて渡す。
「今日の目的地はビル・パスチャー牧場改め、竜面屋牧場だ!」
しかし貴族区画を通ると「音無しの塔院」の管理区画に入らざるをえない為、色々と面倒くさい。
ここはあえて貴族区画を出て、外側の沿道を回り、商業区画に出た方がちょっとばかり遠回りだがいいだろう。それに寄りたい場所もあるからな。
「とりあえず、食料品店通りへ行ってくれ。」
「分かったでござるっ。」
犬耳少年の了承を得るまでもなく、大嵐は悠々と走り始めた。
そんな逞ましく威厳に溢れた大嵐を見る黒字の瞳は、まさに恋する乙女だ。
ヒヒヒィ〜〜ン!
だが恋する乙女の声援も、大嵐の心を動かす事はない。何故なら、大器晩成型の大嵐の忠誠心は、俺のみに注がれているのだ。いや、ほんとだぞ。
ブフンッ。
当然だ。とばかりに鼻息荒く大嵐が応える。
《大嵐は能力〈忠誠〉(NEW)を獲得しました。》
って言うか、まだ「忠誠」の能力無かったのか(笑)。だがまあ、俺と眷属は一心同体と言っても過言ではないがな。
それに「メェ〜♪」と彗星も同調する。まったく、俺は幸せ者だな(笑)。
そしてもはや、商業市場広間通りへの道筋は慣れたもので、第2内壁は顔パスで素通り。今日はあの女性衛士さんは休みのようだ。はあ、良かった…。
カタカタと沿道を進み、ゆったりと揺られること30分。
俺達は「好奇なる知己」亭の正面に馬車を停止した。酒場兼宿屋でもある、比較的に洒落た門構えの店だ。
とは言っても、あくまで庶民的な佇まいの木造建築だが、とにかく何と言っても旨い肉団子が出て来る店だ。それが唯一の、この店の利点だろう(笑)。
だが残念ながら、今日は朝から肉団子を喰いに来た訳では無い。ちゃんと朝食はトーパチオ士爵邸で喰って来たからな。
では何用かと言えば、俺が勝利者から降りるよりも早く、「好奇なる知己」亭の店舗門がすごい勢い開かれ、ソレが弾丸のように飛び出した。まさに赤い弾丸だ。
「うわっ!?何でござるかっ!?」
さすがの犬耳少年も反応しきれず、ギョっとして動揺の声を漏らした。
それ程に素早い動きで例の赤い魔物…もとい、ハムコちゃんが飛び出したのだ。間者としての身体能力の高さを隠す気が無いのか、それとも忘れているだけなのか、それはともかく営業スマイルでニッコリと微笑んでいる。天然だな。
何か、ちょっと出づらい…。
「ちょっと、赤い人っ!早く出ていらっしゃいよっ!!」
「……。」
「あたいに何か用があるんでしょっ!?何よー?また、あたいにタダ働きさせようってつもりなのっ!?」
「……。」
「給料払いなさいよっー!この人でなしーっ!!」
「……。」
この話は、話し出すと長くなるのだが、話さないわけにもいくまい。それは5日前、トーパチオ士爵邸でアム主催の夜会が開かれた際の話だ。あの米祭りの件である。
ともかく人手が足りなかった為、俺はハムコちゃんに女中の臨時雇用を依頼。
ハムコちゃんの役割は飲物の支給係だった。給仕事着もなかなかに似合う為に評判は良かったのだが、天然性のドジっ子であるハムコちゃんは次から次にグラスを、更には皿を割り続け、挙げ句の果ては果酒をかっくらい、グデングデンになって後半は使い物にならなくなっていたのだ(怒)。
その結果、一切の駄賃を出さずに放り出した訳である。
「むしろ赤字だろうぉがっ!!」
黙って聞いていれば言いたい放題に、さすがに切れた俺は出ると同時に怒鳴り散らす。
「ひっ、ひっ、ひどいわっ。」
「うっせ〜。早く中に入れろ。」
こんな公道のど真ん中で痴話喧嘩とか(笑)。全く、俺の印象が下がる一方だ。もっとも、観衆を一睨みで散らせるのも慣れているがな…。
入った酒場の中は、まだ早朝を過ぎたばかりとあって、客の姿はない。酒場って普通、夜から開けるものだ。ここは宿屋も兼ねているから開いてはいるが、どちらかと言うと食堂寄りだな。
「とりあえず、摘めるものを幾つかと、昼飯用に持っていける物を頼む。人数的には…そうだな、10人分だ。」
「あら?噂の牧場経営ってところかしら?」
さすがはハムコちゃん。情報収集に余念がない。その情報はどこに流れてんのかな?
「まあな。牧場の手伝いをしてくれてる孤児院の子供達用だ。で、孤児院に寄りたいんだが、菓子折りかなんか用意できるか?」
「あらまあ。でも、よした方がいいわよっ。レグ侯爵様は教皇会とあんまり上手くいってないらしいし、牧場経営するなら家畜の増産が必要でしょう?」
ああ、そういう流通もレグ侯爵家配下の「五脚」が管理してんのか。しかしお隣さんとは仲良くすべきだろ。
「面倒くさいな。しかしま、別に増産って言っても、家畜が産まれればいいわけだしなっ。」
「そんなすぐにすぐ産まれるもんじゃないでしょっ。」
メェ?
抗議の声を上げる彗星。そう、次々に生まれて来る予感だ。ある意味、怖い(笑)。
「あら?…まさか、北欧山羊の子供っ!?」
ん?何をそんなに驚いているのか知らないが、まさかも何も、間違いなく北欧山羊の彗星である。ほのぼのした可愛い顔が特徴である。
「信じられないわっ。だって、北欧山羊って言ったら、凶暴な性格の半魔物なのにっ!?人には懐かない筈なのにっ!?」
…え?それは初耳だ。だから朝飯の時、元煌王女さんとか女中さん番号2のアンリが固まっていたのか。とは言え、途中から慣れて、彗星の魅力にメロメロになっていたがな?
「んな事はどうでもいい。いや、良くはないが、とにかく菓子折りも頼むぞ。俺は国家権力には屈さない方針だからな。」
「わっ、分かったわよっ。待ってなさいよー。」
そう言ってハムコちゃん、厨房にすっ飛んで行った。
壁一枚を隔てて、ここからがハムコちゃんの本領発揮だな。諜報活動しながらの、分身さながらの調理の開始だが、俺としてはそれこそどうでもいい話だ(笑)。
俺は外で勝利者に待機する犬耳少年を呼び込んで、同席させる。1人で待ってるのも寂しいだろう?
「拙者、待機していなくて良いでござるか?」
「まあ、いいんじゃないか?さすがに俺の大嵐と勝利者に手を出すとどうなるか、そろそろ知れ渡ってんだろ?」
実際のところはどうだか分からないが、大嵐の雷に撃たれて被害(?)を受けた無頼漢の人数は3桁を越えるわけだ。一部、失踪(生贄)してるがな。そっちは増産して然るべきってやつだ。
無論、自分の馬車に防衛用の術式を付与している貴族も多いわけで、別に怪しまれないだろ?
そんなこんなで時間潰しに俺達(俺と犬耳少年)は、出されたジャガイモとキャベツの漬物をボリボリと口に突っ込む。普通に旨い。
「そう言えば、孤児院には狼頭の男の子もいたぞ。」
「そうなのでござるか?」
しかし、孤児として引き取られてるとなると、どう言う経緯か分からないからな。奴隷でもないし、地底都市で受け入れるより、そっちで成長した方が環境的には良いのかもしれん。差別的な感じも無かったしな。
「まあ良いさ。状況次第だな。あと3日もすれば、狼人種達の受け入れで忙しくなるし。」
奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」には、優先して「亜人の森」出身の奴隷を回すように言ってあるし、御用係の骨野郎とネズミ面商人には、裏取引で目ぼしい奴隷が上がったら、とにかく報告しろと言ってある。
今の所は地底都市の居住環境に問題は無いが、想定以上に増えるなら、ちょっと考えなきゃならんな…。
と、ここで一回、壁をバンっ!と叩いてみる。
『ひっ…!?』
手を休めて聞き耳を立てているハムコちゃんを催促だ。ちょっとだけ悲鳴が聞こえた。
そのおよそ10分後、お待たせー!と編み籠に入った粥入りパイ(ガレリアパイ)と、アニティモノス(サーモン)とトルマリン鳥の挽肉を使った肉団子、香草の効いたイオェイド(ニシン)の塩漬がズシ〜ンと目の前に置かれた。
全部ホッカホカでズッシリと重い。何しろ、10人分だ。
まあ、犬耳少年には辛いだろうが、俺はそれをヒョイと持ち上げて見せる。
代金は全部で煌白銀貨10枚だ。ちょっと割高ではあるが、旨いことに間違いは無い。俺も一緒に喰うつもりだしな(笑)。
「それとこれ、中はコケモモの実を使用した焼菓子よ。甘くて美味しいわよっ。」
「すまんなぁ。」
そっちの代金は煌白銀貨2枚。銅貨にしたら200枚だ。実が1個、銅貨10枚で買える訳だから、十二分に割高だな。まあ、いいか。
そんなわけで、俺は山盛りの編み籠を持ったまま、「好奇なる知己」亭の店舗門を抜け、相も変わらず感電してピクピクする男達の肋骨を踏み折りつつ、勝利者に辿り着く。
うぎゃ!とかグヘッ!とか、もう慣れてくると道端の石も同然だ。
「…拙者には無理でござるっ。」
「そりゃ、お前はまだ子供だしな。だが、慣れておいて損はないぞ?」
で、俺は編み籠を勝利者の格納式荷台に乗せようと思ったのだが、ここでふと、疑問に感じたのだ。
「なあ?お前の満善車王の神庫って、食べ物も収納出来るのか?」
アムのやつの「霊子結晶」は、あいつ、保存食用に色々と溜め込んでいるみたいだからな。この世界で位相空間を使用した術式道具は極めて不安定であり、あまり実用化されてはいないのが実状だ。
「我が主君。勿論、ワタクシの満善車王の神庫は「隠り世空間」でありますので、時間が停止したまま保存が可能ですワ。オーホッホッホッ。」
…なんだ、その隠り世空間とやらは?ともかく、時間が停止しているって事は、食べ物もホカホカのまま保存出来るって事だ。アムの場合は霊子化している訳だから、ちょっと原理が違うし、亜空間や位相空間は時間が停止するわけじゃないからな。
《報告。〈隠り世空間〉とは、付喪神から妖怪化した存在が有する高位固有能力です。〈隠り世〉とは妖怪が産まれる場所であり、そこに通ずる空間を生み出す能力です。》
…ん?待てよ、元々、闘種が貯め込んでいた金貨とかは、郷の御神木に捧げられてきたもんだよな?それを勝利者が吸収というか、同期した訳で、じゃあ御神木って武器かなんかなのか?それとも妖怪化してたのか?
考えると訳わかんなくなってきた。
ともかく、この利点は大したもんだよな。
「そう言えば、俺の重剣「乙女座之刃」も付喪神だよな。なら、妖怪化させれば手持ちの「隠り世空間」を入手出来るわけか…。」
そこで犬耳少年が青い顔をする。ああ、確か生贄が必要だった(笑)。
なかなか上手くいかんな。しかも街中じゃな…。
そこでこの話は終了だ。さっさと編み籠を開いた空間に投入しておく。
「いただきましたワ。」
「勝手に喰うなよ?」
「ワタクシ達、妖怪はこういったものは好んで食べませんの。オーホッホッホッ。」
そう言えば、そんな事を言ってたっけ。んじゃ、お前って何を喰ってんだ?
「オーホッホッホッ。乙女の秘密ですワ〜。」
喋る花をプチっと折って終了。心配ない。元が植物なんで、再生力が半端ないのだ。
《勝利者は能力〈忍耐〉(NEW)を獲得しました。》
「…よし。出発するぞっ!!」
無駄話は以上だ。
◆ ◆ ◆
結局だ、「ビル・パスチャー牧場」で生き残っていた家畜は、北欧山羊 が3匹。卯花羊が3匹。トルマリン鳥が5匹という有り様だ。
運良く雄と雌がバランス良く生き残ったんで希望はあるっ。と思いたい…。
まずはお隣さんである孤児院「エウプロシュネ」に顔を出すことにする。
敷地内には質素な木造教会と寄宿舎が並び、腰程度までの木柵で囲われていた。
そんな玄関先に付ける巨大な黒檀の馬車。言うまでもなく、大嵐に牽引された勝利者である…。
何事かと、不審げな眼差しでシスター達が窓から覗き見る。そこまで警戒される覚えはないのだがな(笑)。
って思ったら、その中にはあのマンダリンちゃんの顔もあったんで、俺は馬車から出てヒラヒラと手を振る。それを見て「あっ。」って顔のマンダリンちゃん。
しかし他のシスターさん達は俺を怪し気に観察中だ。
まあ、真紅の竜面にゴテゴテした鱗状装甲鎧のみならず、黒衣の外衣を羽織った風体だ。しかも頭の上には金色でフワフワの体毛の子山羊を乗せた奴ともなれば…そりゃ俺でも警戒するだろうね(笑)。
ギギギィィ…と扉が開き、マンダリンちゃんと共に老女さんが歩み寄る。
「すまんな。急に押し掛けちまって。」
「ステリアス様ですね。わたくしは当、孤児院の院母をしておりますイヴ・ミスフォーチュンと申します。どうぞ、お入りください。」
という事は、この老女さんがトーパチオ士爵邸に担ぎ込まれた俺を癒してくれたって言う院母さんか。その時、マンダリンちゃんも一緒に居たらしいからな。
なら、ここにこうして訪れたのも、何かの運命って感じだ(笑)。
「何もないところですが、お茶ぐらいはご用意させていただきますわ。シスター・マンダリン。」
「はい。しばらくお待ちください。」
そそくさとマンダリンちゃんが退室して行った。
にしても、院母室って割には簡素な応接間。木骨の長椅子と木机が中央に並べられただけの殺風景さだ。もっとも、教会なんてどこも似たようなものだな。
「そうそう、忘れてた。一応は菓子折りのつもりで持って来た。後で皆んなで喰ってくれ。」
そう言って、俺は紙袋を院母さんに手渡すとする…。
「まあまあ、お気遣い感謝いたしますわ。あなたに神の御加護があらんことを。」
言葉遣いも慈愛に満ち溢れてるって感じが、教皇会の司祭らしいって言えばらしいな。
「まあ、あんたのとこの孤児達には迷惑を掛けちまってるから気にするな。何なら、孤児院を竜面屋で投資してもいいぞ?レグ侯爵家と上手くいってないんだろう?」
「寄付なら有り難く頂きますが、あらまあ、どこでそんなお話しを?はて?」
単刀直入にぶっ込んだつもりだったが、軽く躱されたっぽい。反応的には、ハムコちゃんの情報は正しいようだ。
しかし、孤児達を雇ったことに関しては、特に敵視はされていないみたいだな。
「事後報告になっちまったが、孤児達には申告制で時給、銅貨50枚を支払うつもりだ。寄付とはちょっと違うが、シスター達で手が空いている者がいるなら、牧場経営の管理に融通してもらいたい。牧場の施設は自由に使ってもらって構わないし、トルマリン鳥の卵の半分は提供するぞ。大人なら時給で銅貨100枚…煌白銀貨1枚を払おう。どうだ?」
俺は一気にたたみ掛ける。賃金的にも破格の交渉に、キョトンとする院母さん。
何しろ、黒いアレ騒動で寄付が集まらず、シスターさん達をアルバイトに駆り出していたぐらいだ。
バターーンッ!!
「まあっ!!あなた達、なんて、はしたない真似をっ!」
院母さん、御立腹。壁向かいで聞き耳を立てていたシスターさん達の重さに耐え切れず、扉が開いて雪崩れ込み、そのまま倒れ込んだ有り様だ。
大失敗のシスターは3人。大目玉を受けてすごすごと引き退る。
「待ちなさい。シスター・ポリグラニット!シスター・プラム!シスター・アプリコット!あなた達は何をやっていたのです?」
「「「申し訳ありません、院母さまっ!!」」」
こうして見ると、なかなか小粒で可愛い顔をしたシスターさん達だ。まあ、頭が1つ飛び抜けてるのはマンダリンちゃんだけどな。
そんなマンダリンちゃん、お茶を運んで来たらこの状況でビックリの顔だ。
「み、皆んな、何やってるの???」
「あなた達3人は、今日の昼食は抜きにします。反省なさいっ。」
まさにガビーーーンな展開である。俺もまさかの展開にちょっとだけ冷や汗が流れた(笑)。
そんな場面にチョコチョコ〜っと入り込んで来たのは、ん?麦わら帽子の女の子…確か、名前はシングちゃんだっけ?
「院母様。その人の力になってあげて。きっと、この孤児院の為にもなるはずだから…。」
え?まさかのシングちゃんの一言で全てが丸く収まるわけないだろう…と思いきや、院母さん、まさに予言を聞いたかの顔で表情が一変。
「…分かりました。シスター・マンダリン、あなたは計算が得意でしたわね?ステリアス様の牧場運営に協力なさい。」
「えっ!?はっ、はい。…分かりました。院母様。」
突然の事でマンダリンちゃん、反応が微妙だ。しかし計算が得意とは良い情報だぞ。牧場の経理担当として、子供達の管理と生産管理を任せるのが確定だな。
「それと、あなた達3人。時給で…煌白銀貨1枚だそうです。やる気はあるんですか?」
「「「やりますっ!いえ、やらせていただきますっ!!」」」
凄いやる気だ(笑)。まあ、これで牧場運営の維持は問題ない。既に孤児達は牧場で仕事に入っているらしく、学習時間までは男子グループが育成舎の家畜の世話、女子グループは管理棟屋敷の掃除に入っているそうだ。朝っぱらから働き者だ。
俺は諸手を挙げて、大万歳でシスター達を受け入れる事にする。
それにしてもシングちゃん、孤児院でもちょと特別視されているっぽいな。プライベートな問題だから触れないけどな。
そして計4名のシスターさんを引き連れて戻って来た俺に、犬耳少年はギョっとした顔で迎い入れる。相変わらず、初対面の人間には慣れない奴だ。シャイな奴だよ(笑)。
「ちょっくら行ってくるから、お前は適当に時間を潰しておけ。そうそう、狼頭の孤児は育成舎にいるらしいぞ。話してみろよ。」
「…分かったでござる。」
大嵐のタテガミを撫でてやり、俺はマンダリンちゃん達を引き連れて隣の敷地に歩いて向う。そこはもう「竜面屋牧場」の敷地の中である。
施設を見回った先の孤児達も俺を見つけて「お兄ちゃん!」「兄ちゃん!」と自己主張してくる。
孤児とは言っても育ちが良い。孤児院の院母さんを初め、シスターさん達の教育が良いんだろうなって思う。
「あなた達、仕事は学習時間までよ。ちゃんと勉強して、お昼からなら構わないけれど。」
「何だよ、アプリコット姉ちゃん!俺たちの仕事を盗みに来たのかよっ。」
リーダー格の少年がシスター・アプリコットに突っ掛かる。って言っても、じゃれてる感じではあるが…。
「こら、ピーター!何とか言ってやってよ、ポリグラニット!」
「ふふふ。子供に働かせて、私達が働かないわけにはいかないでしょう?」
急に賑やかになってきたな。そう思ったら、ネズミ面商人が率いる荷馬車の列が、家畜用の肥料やら食糧を乗せてやって来た。全員で協力して荷の積み降ろしと、飼料庫への運搬に従事だ。
早速、マンダリンちゃんが受け入れ伝票を切り始めた。入り用なものはネズミ面商人に言っておけと指示しておく。
「しかし、ステリアス様、本当にこの牧場を運営なさる気ですかな?」
「ん?何だよ?何か問題か?」
まあ、言うまでもなく問題は山積みだがな?ネズミ面商人の言いたい事も分かる。
「家畜の生産が可能になったとしても、それを流通に食い込ませるとなると、レグ侯爵家の許可がいりますからな…。」
どこもかしこもレグ侯爵家様だ(笑)。もっとも、食料品として回す意味合いでは、地底都市や闘種の郷があるんで不都合はない。
「それはおいおい考えるとするさっ。ともかく、この牧場が維持できるように、引き続き物資の補給は頼んだぞ?今は赤字経営でも問題はない。」
「それは勿論でございます。儂としましても、大変助かっておりますし…念の為、偽装会社を幾つか作っておりますので…。」
「裏を取られるなよ?」
念を押しておく事を忘れない俺…腹黒い。アムの次ぐらいにな!
そしてあっという間に時間は過ぎて、昼休憩に取り出した編み籠。「隠り世空間」から取り出したそれは、時間経過せずに熱々のホカホカ。予想通りだ(笑)。
これにはさすがのマンダリンちゃんも驚愕を隠せないでいたが、旨いに越した事はない。
「よし、喰うぞ!遠慮するなっ。」
「「「いただきま〜〜すっ!!」」」
皆んなで原っぱに座り込んで、ハムコちゃんが作った粥入りパイ(ガレリアパイ)を頬張る。孤児達はピクニック気分できゃあきゃあやっている。天気も良い。
アニティモノス(サーモン)とトルマリン鳥の挽肉を使った肉団子も、これまた大好評だ。
何か俺も嬉しい。なんなら、毎日、ハムコちゃんに届けさせてもいいなって思った。
それを話したらマンダリンちゃんに怒られた。甘やかさないで下さいっ、だって(笑)。
そのマンダリンちゃんが経理を担当。
シスター・ポリグラニットは北欧山羊育成舎の管理担当。
シスター・プラムは卯花羊育成舎の管理担当。
シスター・アプリコットはトルマリン鳥飼育舎の管理担当に決定した。
で、孤児達であるが、年少組を省くと計8名おり、時間があれば手伝いという業務形態で時給式である。
男子グループのリーダー格のピーター(16歳)、アーサー(14歳)、ルーク(10歳)、ビースム(13歳)と、そして狼頭のドナルド(15歳)だ。
犬耳少年はドナルドと話をしたらしいが、両親もジュライ生まれの奴隷で既に他界しているらしく、「亜人の森」出身かも定かでは無いらしい。
女子グループはハンナ(14歳)、ナオミ(12歳)と、それにシングちゃん(15歳)を入れての3名だ。シングちゃんは病弱(?)との事で、今日は孤児院から出て来てはいないようだな。
しかし、働いているのが孤児院の孤児達とシスターさんなら、不埒な行為を仕掛けてくる輩もいまい?あっ、レグ侯爵家がいたっけ(笑)。そう言えば、ギルドの代理決闘で俺自身が目を付けられていそうだな。忘れてた。
メェ!
お?彗星が、僕が守るぞっ!って感じで鳴いた。
「まあ、可愛いですねっ。小ちゃくてフワフワ。」
「だろ?よし。じゃあ、彗星よ。竜面屋牧場の守りはお前に任せるぞっ!」
シスター・ポリグラニットにヨシヨシされて、彗星は嬉しそうだ。
《報告。ステリアス・シーヴァの眷属、彗星は土属性〈星座の生物種〉に進化しました。また固有能力〈星気体〉は〈星気の美徳〉に強化されました。》
ぬう…見た目は変わってない事に、まずは一安心の俺。小ちゃくてフワフワこそが彗星でしょ(笑)。
メェ?
代わりばんこに彗星をヨシヨシと撫でることで、シスター達も一致団結(?)したようで言うことはない。
しかし、彼女達はまだ知らない。何しろ、竜面屋牧場の生き残った家畜達は、固有能力「星気体」を持っているのだ。その生命力は半端ないのである(笑)。
この後、猛烈な勢いで出産ラッシュが続き、あっという間に家畜が増え続けて行く事を彼女達は知らないのだ…。
そしてまた、深夜の竜面屋牧場を守るように巡回する、とてつもなく巨大な黄金色の体毛も持つ北欧山羊(?)がその日を境に現れる事を、彼女達はまだ知らないのだった…。
俺も知らなかったけどね(笑)。
◇ ◇ ◇
ステリアス・シーヴァ【竜絶壁発動中】
種族〈シーヴァ族〉
階級〈傭兵〉
所属国〈傭兵大隊預かり(特措法)〉
カテゴリー〈8.7+〉
戦闘力 64
防御力 58
生命力 90
回避値 57
知能値 47
器用値 50
魔力値 62
相生相剋〈火気〉属性 54
相生相剋〈木気〉属性 35
相生相剋〈金気〉属性 25
相生相剋〈土気〉属性 44
相生相剋〈水気〉属性 40
竜技
九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎〈火気〉
九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐〈水気〉
九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉
九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉
九十九式(上位)森羅の皇緋〈火気〉
九十九式(上位)喜劇の蓋世〈土気〉
九十九式(上位)叙事詩の泡沫〈水気〉
戦技
一刀両断
十文字斬り
固有能力
竜の血眼(竜眼第1位階)
轟炎の気
水精の女王の加護〈50%〉付与
能力
大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了
毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性
酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定
察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工
恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治
潜伏 滑空 商才 空間把握 設計 感知 鑑定 説教
魔力系術式
下位(基本三原理)火属性付加
下位(基本三原理)火属性魔道弾
下位(基本三原理)火属性誘導波動
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)光属性付加
眷属
相生相剋の五人衆
クロちゃん
闘種四天王
クエビコ〈地底都市の守護者〉
ハナコ〈地底都市の守護者〉
イワメ〈地底都市の守護者〉
ナヨタケ〈地底都市の守護者〉
フミ〈地底都市の守護者〉
ナオヒ〈地底都市の守護者〉
スオウ〈地底都市の守護者〉
セイラン〈地底都市の守護者〉
彗星
販売上手〈擬似生命体(金気)〉
刀鬼王の甲冑(弐式)〈擬似生命体(土気)〉
黒字(NEW)
称号
赤き竜人
傾国の貴公子
闘種の王
調和者
装備
乙女座之刃〈重剣〉
属性:付喪神(低位)LV200〈秘跡武具級〉
付与効果:乙女の邁進
折れぬ心
耐久値強化〈合金〉
耐久値:360+α
竜面〈仮面〉
属性:竜面の者LV250〈聖痕武器級〉
付与効果:竜因子封印
自己再生
耐久値:200/∞
ジャガノート(畏怖なる護り手)〈重鎧〉
属性:付喪神(低位)LV150〈秘跡武具級〉
付与効果:有卦の鬼棘〈攻撃判定+〉
無卦の反魂〈防御判定−〉
代赭の竜堅〈障壁〉
耐久値:220
携帯用小刀〈小剣〉
属性:雷鉱石LV30〈特殊兵装級〉
付与効果:物理特化
雷属性付加
耐久値:150
黒衣(黒色)〈外衣〉
属性:結界種LV300〈聖痕武器級〉
付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率)〉
物理特性〈闇・土〉30%増幅
防寒〈永続化〉
耐久値:350
所持金
煌皇金貨11枚
煌白銀貨178枚
煌赤銅貨70枚
【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額693,682枚】
所持品
賢者の核石〈「火気」術式刻印〉
賢者の核石×1
岩塩
獣油
下着〈服〉×4
◇ ◇ ◇
大嵐
種族〈雷霆馬〉
階級〈雷霆馬神種+〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈4.5+〉
戦闘力 44
防御力 49
生命力 46
回避値 47
知能値 39
器用値 22
魔力値 33
相生相剋〈金気〉属性 44
相生相剋〈土気〉属性 1
固有戦技
神撃・星霜雷鼓〈雷霆槍〉
戦技
百雷
固有能力
運命補正効果(眷属)
疾雷の蹄
雷霆槍化〈神級〉
【因果律限界値突破〈限定解除〉】
能力
脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君
圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁
原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号 紫電 統治 統治
忠誠(NEW)
称号
相生相剋の五人衆〈金気〉
装備
馬鞍〈軽装〉
属性:獣皮LV8〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:60
◇ ◇ ◇
勝利者
種族〈妖怪神 樹蛇種〉
階級〈馬車(黒檀)〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈4.8−〉
戦闘力 10
防御力 80
生命力 76
回避値 50
知能値 31
器用値 26
魔力値 35
水属性2
風属性5
木属性15
相生相剋〈木気〉属性 30
戦技
大祓の帯刀
固有能力
運命補正効果(眷属)
自我
癒しの花籠〈搭乗者治癒能力80%上昇〉
閻浮樹の無窮〈自己再生〉
天華の曙光〈光合成〉
満善車王の神庫〈隠り世空間〉
御阿礼木の召霊〈木気の祝福〉
無垢なる垂迹〈化生〉
【因果律限界値突破〈限定解除〉】
能力
盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性
狂気耐性 熱耐性 魔眼耐性 積載 格納 管理 偏食 捕食吸収
自己増殖 硬化 障壁 踏付け 怒気 忍耐(NEW)
称号
相生相剋の五人衆〈木気〉
歩く荷台
装備
薄地衣裳〈服〉
属性:霊体LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:精神抵抗(自己再生)〈永続化〉
ジゴ袖(美的感覚 上昇)〈魅了〉
耐久値:300∞
麦わら帽子〈帽子〉
属性:霊体LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:相生相剋〈木気〉属性
精神抵抗(自己再生)〈永続化〉
日避け〈耐暑・耐熱・耐火〉減退
耐久値:250∞
◇ ◇ ◇
ランマル
種族〈狼人種〉
階級〈狼人戦人〉
所属国〈狼人種の集落〉
カテゴリー〈1.6+〉
戦闘力 20
防御力 10
生命力 34
回避値 26
知能値 22
器用値 17
魔力値 0
戦技
から竹割り
一刀両断
居合いの太刀
二重螺旋
固有能力
狼形化
運命補正効果(奴隷〈忠誠度65%〉)
能力
剣 刀 槍 弓 爪 大刀 軽装 脚力 突撃 細工 礼節
魚漁 戒律 寒耐性 応援 直感 嗅覚 反抗期 追跡
聴き流し 調理 馭者 友情(NEW)
称号
若長の子
犬耳少年
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
木蓮の太刀〈妖刀〉
属性:付喪神(低位)LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:強制 同期〈守護〉
八音の鍔
星霜の沸
鞘(落葉紅紫花)
耐久値:300
応接着(紺色)〈服〉
属性:羊毛LV16〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
保温
耐久値:20
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
発見者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.0−〉
戦闘力 10
防御力 13
生命力 13
回避値 8
知能値 13
器用値 36
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度60%〉)
能力
小剣 投擲 調理 秀才 洞察 応援 視覚
称号
豆3兄弟(長男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(金糸雀色)〈服〉(NEW)
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
逃避者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.0−〉
戦闘力 12
防御力 10
生命力 14
回避値 18
知能値 10
器用値 25
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度70%〉)
能力
小剣 脚力 俊足 仲裁 応援 聴覚
称号
豆3兄弟(次男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(青色)〈服〉(NEW)
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
忍耐者
種族〈低頭種〉
階級〈奴隷〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.5−〉
戦闘力 16
防御力 17
生命力 16
回避値 10
知能値 10
器用値 15
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(奴隷〈忠誠度50%〉)
能力
小剣 手斧 腕力 突撃 不器用 反抗期 忍耐 家族愛
称号
豆3兄弟(三男)
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷
装備
散策着(朱色)〈服〉(NEW)
属性:麻製LV12〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
覇王の首環〈首輪〉
属性:門弟LV200〈聖痕武器級〉
付与効果:強制 同期(門弟)
竜人の加護〈守護膜〉
覇王の霊壁〈反射率50%〉
服従の眷属器
耐久値:280
◇ ◇ ◇
彗星
種族〈北欧山羊〉
階級〈北欧山羊・星気体→星座の生物種〉(NEW)
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈2.4+〉(↑1.0)
戦闘力 18(↑10)
防御力 24(↑10)
生命力 30(↑10)
回避値 20(↑10)
知能値 15
器用値 14
魔力値 25(↑10)
土属性20(↑10)
光属性15(↑10)
戦技
大地の嘆き(突撃効果倍(+100%)〈土属性〉)(NEW)
光の体毛(守護幕〈光属性〉)(NEW)
固有能力
星気体→星気の美徳(NEW)
運命補正効果(眷属)
能力
霊子 自己再生 幻覚耐性 癒し 忠義 大器晩成 角(NEW)健脚(NEW)
突撃(NEW)咆哮(NEW)自己回復(NEW)
称号
ステリアス・シーヴァの眷属
竜面屋牧場の守り主(NEW)
◇ ◇ ◇
販売上手
種族〈擬似生命体(金気)〉
階級〈馬車(竜面屋)〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈2.0−〉
戦闘力 20
防御力 30
生命力 30
回避値 5
知能値 20
器用値 5
魔力値 20
相生相剋〈金気〉属性 25
戦技
固有能力
運命補正効果(擬似生命体)
自我〈相生相剋〈金気〉〉
擬似生命体
能力
積載 格納 盾 忠義 忍耐 霊子 人工生命 自己回復
障壁 踏付け
竜技
九十九式(上位)名高き (クレイオ)の終極〈金気〉
称号
竜面屋の屋台馬車1号
◇ ◇ ◇
黒字(NEW)
種族〈雌馬〉
階級〈労働馬〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈0.8+〉
戦闘力 5
防御力 10
生命力 15
回避値 8
知能値 10
器用値 8
魔力値 0
戦技
固有能力
運命補正効果(眷属)(NEW)
能力
軽装 脚力 俊足 忠義 慈愛 直感 牽引
称号
ステリアス・シーヴァの眷属(NEW)
◇ ◇ ◇
ジュリア・マンダリン(シスター・マンダリン)
種族〈人間種〉
階級〈孤児院「エウプロシュネ」シスター〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈1.9+〉
戦闘力 23
防御力 25
生命力 18
回避値 15
知能値 30
器用値 28
魔力値 8
水属性6
風属性4
土属性2
戦技
重撃波
打ち返す壁 (クラッシュガード)
固有能力
能力
剣 槍 騎士槍 騎士楯 軽装 偽装 管理 計算 騎乗
秀才 慈愛 忍耐 魅了 予感
魔力系術式
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
下位(基本三原理)風属性付加
下位(基本三原理)風属性魔道弾
下位(基本三原理)風属性誘導波動
中位(戦略級)水属性障壁
信仰系術式
〈低位級〉治癒
称号
対衝撃封鎖級騎士 鶴の紋章
礼拝者
装備
礼拝服〈服〉
属性:麻製LV10〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:8
(^ー^)ノステリアスの牧場運営編でしたw
次回はアムと雨ちゃんの潜入奪取編?




