表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/90

第4話「春祭り(死祭)の霊都」〈13〉魔窟の暗闘〈了〉

(^ー^)ノRPG要素の追加で魔窟へ…w

第4話「春祭り(死祭)の霊都」〈如才のなさとは敵を作らずに自分を主張することである〉Tact is the knack of making a point without making an enemy


草創歴0444年5月6日〈13〉


白昼の沿道を走り始めた勝利者ヴィクトリは、僕達を乗せて一路、まさに禁断の領域へと足を踏み入れようとしていた。

ああ、想像するだに恐ろしい…そこはまさに魔窟。

目的の場所は首都「ジュライ」の北西区に位置しており、硬い遮断壁カーテンウォールに取り囲まれている。

通行口以外からの進入は固く禁じられており、違反した者は禁固刑となる。


僕等に立ちはだかる最大の障害…それは検問と言う名の悪意。


勝利者ヴィクトリの中で息を潜めていた僕を、突如に襲う非難の声。

覗き込まれたから、絶妙な笑顔と共に手を振ってみたのがマズかったのか?


え?僕には何のことか分かりません…ただ、買いたい屋敷レジダンスが見つかったということで。


「まあ、なんて非常識なんでしょう!?ステリアスさん…未成年を連れ込む事は罰則に値しますわ。」


「いや、女将さん、しかしだな…。」


「しかしもかかしもありませんっ!!」


僕の相棒がガミガミ頭ごなしに怒られている声が聞こえる。

御者席に同席するもう1人も御同様か?


「あなたもあなたです、アミュ。久しぶりに帰って来たと思ったら、屋敷レジダンスを売るだなんてっ!?亡きお父上が悲しまれるでしょうに。」


「そんなこと言ったって、コンスタンスさん。こんなとこに実家がある、あたしの身にもなってよ〜?」


「こんなとことは何ですかっ!?」


僕の相棒の隣に座るのは、「スタボンネス工房」で働くハンマー女こと、「アミュ・スムマヌス」である。

彼女とて、その顔見知りと思われる女性には頭が上がらないようだ。


は〜。やれやれと車窓から眺めてみると、鼻息荒く立ち塞がるのは、毛織胴衣ジュポーネが良く似合う、普段ならば「たおやかな淑女レディ」と言うべきか。


でもどこかで聞いた覚えのある声だな?って思ったら、この人、「黒山羊の宿亭」の女将さんだよねぇ?

どうりで、あの相棒が大人しく説教されているわけだよ。


それに衛兵も女性陣で固められている。ざっと見、見目麗しいねぇ。

一部、女性とは思えないガタイの衛兵もいるけどさ。

だからこそ、強硬策にも出られないって感じかな?

ああ見えても女性には奥手なんだよ、僕の相棒はねぇ。


「…それにしても、女将さん、あんたこんな所で何をやってんだ?」


「わたくしは黒山羊の宿亭を経営しつつも、この区画の管理組合「コンコルディア」の管理長を任されている身なのです。」


「……。」


我が相棒、無理に話題を変えようとして撃沈の様子。


「ちょっとちょっと(ヒソヒソ)。コンスタンスさんは娼婦街を取り仕切るギルドの幹部でもあるのよ(ヒソヒソ)。怒らせちゃダメよ(ヒソヒソ)。」


「いや、お前も十分、怒らせてたよな(ヒソヒソ)。」


「ヒソヒソ話をするんじゃありませんっ!!」


雷が落ちた。


そう。ここは娼婦街の入り口。

しかし男たるもの、娼婦街と聞くと何故か異様に心がときめくものがある。

不思議だなぁ。


だが、とにもかくにも取りつくしまが無いとはこの事だ。

そして女将さん、ギルドの最高幹部の1人である事も判明した。

この空気では、正攻法で僕が入り込める一縷の望みも無い。

くそぉぉぉ。


「…分かった、分かったよ。アムの奴は馬車で留守番させるからさ。」


「…ステリアスさん、本当でしょうね?」


女将さん、疑り深い。


しかし、やっぱりこうなっちゃったかぁ〜。

まあ、想定の範囲内ではあるがね。

では計画プランはBに変更で。


「…ちなみにステリアスさん、武器一式はここで預からせて頂きますわ。そういう決まりですの。」


「……。」


ガァーーーン。


急遽、計画プランCに変更だ。

ともあれ、ここに来るまでに喋る花(勝利者ヴィクトリ)に僕の声真似モノマネを練習させておいたのだよっ。

頼んだよっ!!


「はいですぅ〜。今、着替えをしている途中ですぅ〜。開けないでぇ〜。ちゃんと居ますよぉ〜。」


…なんか腹たつ。許すまじ。


「くっ、苦しいですワ!?アム様っ!」


あっ。ゴメン、ゴメン。つい、千切りそうになっちゃったよ…。


◆ ◆ ◆


やむなく俺は相棒を女将さんに預けることにした。


…いや、アムの方じゃなくて黒き重剣バスターソードの「乙女座乃刃ヴィルゴメッシュ」の方だ(笑)。

それでも俺のトレードマークである朱鎧ハーフクロスアーマー竜面マルティコラスは断固拒否したがな。


「あの子、ちゃんと馬車でお留守番しているんでしょうね?」


女将さんの目が俺を疑っている。

その瞳は褐色シトリンで、相変わらず吸い込まれそうな美しさだ。うっかり喋りそうだ(笑)。


いや、いかんいかん。しっかりしろ、俺。


「大丈夫だって。心配ならノックしてやってくれ?ちゃんと返事を返すからさっ。」


勝利者ヴィクトリ声真似モノマネがどこまで通用するか?だがな(笑)。

それにしても、検問はかなり物々しい雰囲気だ。

「以前、色恋沙汰で色々とありまして。」と女将さんは言うものの、探知サーチの術者まで完備とは恐れ入る。


ハンマー女の方も肌身離さぬ金属槌マテリアルハンマーを泣く泣く預けていた。

相変わらずの金糸雀色ベリルのツナギ姿で、色気もなくボサボサの茶褐色ジルコンの髪で野生的ワイルド

まあ、娼婦街には似合わぬ同行者2名である。

名目上、購入予定の屋敷レジダンスの見学と、その案内役であるからして何も問題はないだろう?


勝利者ヴィクトリは元より区画外に待機の為、徒歩となってしまったが、目的地は歩いても1時間とかからない距離にある。

とある理由につき、急ぐ必要も無いから物見遊山で行きたい気分だ。


にしても、金の落とし所が違うせいか、歩道はとてもよく整備されているし小綺麗だった。

朱色ルベライト切石アシュラーを使った赤レンガ敷きで、まるで別世界を体感しているようなワクワク感を生み出している。

心憎い演出だ(笑)。


それに奥の店舗はどうなっているか分からないが、主道メインストリートに面した娼婦宿は、どれも高級旅籠屋こうきゅうはたごやと言った佇まい。

客引きの安っぽい娼婦はひとっこ一人いない。


もっとも、まだまだ昼過ぎのお天道さんが顔を見せている時間だがな?やっぱ本命は夜だろ。


「ちょっとぉ…キョロキョロしないでよねっ。みっともないわね。」


ハンマー女め、そうは言うが、ちょっと珍しいくらいに整備された娼婦街となると、そうそうお目に掛かれるものじゃないんだぞ。


「… しかし、どの店も高そうだな?」


やはり行き着く先はそれだ(笑)。


「そりゃ、そうでしょ?コンコルディアは貴族階級の利用者優遇を謳い文句にしているんだもの。最低でも一晩、煌白銀貨20枚はかかるわよ。」


ほほぅ。そりゃ高級も高級、大高級だ。お国の方針ってやつか?


「そんな中に実家があるせいで、どれだけ学校であたしが馬鹿にされたか分かる?いや、分からないでしょうさ。傭兵のあんたなんかにっ!」


ここにきて不満をブチ漏らすハンマー女。

そりゃ、さすがの俺も同情ぐらいしちゃうけどさ、何気なく傭兵稼業を馬鹿にしているのは何だ?

その屋敷レジダンスを買い取ってやろうと言う俺に何たる暴言だ(怒)。


横道に逸れると、歩道沿いの並木が色鮮やかな金糸雀色ベリルに包まれていた。

ちょっと見ない形の葉の色だ。

東方辺境原産の銀杏いちょうの木とは、また洒落しゃれている。


と、感慨に耽って立ち止まるハンマー女。


「…おい?」


「あっ、ゴメンね…なんか、父さんを思い出しちゃって。」


スタボンネス工房の親方のお師匠さんか。


親方が言うには、かなりの頑固者だったらしいが、娼婦街に屋敷レジダンスを建ててしまうあたり、だいぶお茶目な人物だったに違いない(笑)。

そして父親としては、子供に慕われる立派な人だったのだろう…。


「なんか勘違いしているようだから言っておくけど、あたしの父さんは馬鹿で阿呆で能天気で、取っ替え引っ替え女を連れ込むような…そんな死んで当然の男だったのよ!!事故じゃなくても、いつか刺されて死んでいたわねっ!!」


おいおい…ここにきての爆弾発言だ。

そんなイノシシみたいな形相で罵詈雑言ばりぞうごんを並べ立てたせいで、俺達は今、衆目の注目の的だぞ?


「あれっ!?アミュちゃん?」


「えっ?…もしかして、マンダリンちゃん?」


まさにバッタリという顔色で、通り掛かった女性が声を上げた。

ハンマー女も驚きが喜びに変わるのにさほどの時間もかからず、キャッキャと声を上げてジャレ合う。


「アミュちゃん、工房に住み込みしてるって本当なの?女の子なんだから、無理しちゃダメよ?」


「マンダリンちゃんこそ、孤児院で住み込みしてるって話なのに、どうしてこんなところにいるのよ??」


何だか、仲の良い同級生って感じだ。

そしてお互いに、やむにやまれぬ事情ってのがある顔だ。


結果、俺は置き去りだ(笑)。


「あら?一緒にいるのは、ステリアスさん?」


マンダリンちゃんとやら、ハタと気付いて俺を見詰めた。

娼婦街には似合わない清楚な女の子だ。

化粧っ気のない純朴そうな長髪ロングヘアが好印象である。だが俺に見覚えは無いなあ。


「ん?俺を知ってるのか?」


「はいっ。院母様とご一緒に、トーパチオ士爵邸にお邪魔させて頂きました。ステリアスさんは昏睡状態でおられまして、その治癒のお手伝いに。」


その微笑みに心打たれた(笑)。


近年稀に見る癒やし(心)の持ち主だ。

そう言えば、女中メイドさん共が言ってたような記憶が…?


「マンダリンちゃんは孤児院のシスターなんだから、色目を使うんじゃないわよっ!」


「ちょっと、アミュちゃん!」


しかし、そのシスターが副業で娼婦街で働くのは良いのだろうか?

ちょっとした素朴な疑問だ。


ともあれ、久し振りの親友との再会でハンマー女も心を鎮めてくれたようだ。

ああ、シスターありがたや、ありがたや(笑)。


「じゃっ、マンダリンちゃん。また連絡するからねっ!」


「うん。絶対よ。」


手を振り合って、心惜しくも分かれる両者。


俺はやっぱりこう思う。

「胸よりも顔よりも、やっぱりハートだよね。」と。


「ん?あんた、なんか言った?」


無論、ハンマー女は除外である…。


◆ ◆ ◆


一方の僕はと言えば、アリバイ工作をした後、計画プランCでひとっ飛び。

ただ一つだけ残念至極は、娼婦街を見学出来ないことだけさっ。ふんっ。


竜絶壁オーバーマインドで気配を殺したまま、相棒の手によって放物線を描いて目標地点に到達。

今回、飛距離はそれほど必要ではないから気楽だね。

そして計画プランCとは言えども、実質3回目になる多用作戦は、ちょっとだけ目標地点が逸れて、屋根にストンッ!と突き刺さる。


下手くそめぇぇえ。


竜界繁アサグリスタから人化を選択し、僕は落ちない様に気を付けながら、屋根伝いで小窓に手を掛ける。

お洒落な破風窓である。


勿論、下ろし鍵が掛かっているわけだけど、指の先の霊子ゲネトリクスをチョチョイのチョイって伸ばして鍵を開ける。カチリっ。

いやぁ、便利なものだねぇ。この体も段々、慣れてきたよ。


《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの器用値が+1強化されました。》


室内に窓から忍び込むと、すぐに薄暗闇にも目が馴染んできた。


3階には典型的な貴族の個室がズラリと並んでいる。

家具類はどの部屋も一通り揃えられており、どれもこれもいたって変哲のない木目調の調度品インテリアで固められている。


なかなか良いんじゃないかなぁ?

そのままアパートメント風に地下区画に移設して、闘種アスラ君達に使わせよう。

ああ、想像が膨らむばかりだねぇ。


さて、2階も大差ない。

1階に降りる前に、ほぼ予想がつくのだけど探知サーチするのも、やぶさかでは無いのだ。

さあ、始めようじゃないか。


《第2位階・竜界繋アサグリスタ、発動。〈情報の実在化〉から動体反応の検出が選択されました。滞在中の屋敷レジダンス内部、地下1階位置に個体反応〈16〉あり。

個体名〈イソノ・アヴェンヌ〉人間種ヒューマン 男 秘密結社構成員 洗礼名〈海王オアンネス〉カテゴリー〈1.9−〉感情〈思案中〉。

個体名〈ドーン・ギムレット〉人間種ヒューマン 男 秘密結社準構成員 カテゴリー〈1.3+〉感情〈休憩中〉。

個体名〈カプリース・リシーヴァ〉人間種ヒューマン 男 秘密結社準構成員 カテゴリー〈1.2−〉感情〈食事中〉。

個体名〈ユース・リシピアント〉人間種ヒューマン 男 秘密結社準構成員 カテゴリー〈1.2−〉感情〈活動中〉。

個体名〈メイン・インタレスト〉人間種ヒューマン 男 秘密結社準構成員 カテゴリー〈1.1+〉感情〈策謀中〉………。》


「準構成員の有象無象モブは位置表示のみでっ。」


それにしても、1番強いのでも「1.9−」かぁ…。

ここはハズレかな?


僕の相棒が来る前にちゃっちゃと片付けておくのがきちだ。

彼等はまだ、僕の存在に気付いていないのである。そして突然の失踪を遂げてもらうのである。


「軒並み、地下に蔓延はびこってくれているのも好都合だよねぇ?」


そこで試してみたい事がある。

取り敢えず、現在の霊子結晶モルゲンレーテ内部の情報プログラム一覧を開示希望する。


《報告。霊子結晶モルゲンレーテ内部の情報プログラム一覧を表示します。


運命指揮者ストーク・ブリンガー直刀グラディウス)〉(武器)

多頭蛇縛イオラオス改(波刃刀フランベルジュ)〉(武器)

正式上衣フロックコート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート紺色ラブラドライト)〉(衣類)

防寒衣裳ルダンコート炎銀色プルースタイト)〉(衣類)

飾内服ベスト濃緑色ペリドット)〉(衣類)

巫女シヴィラ真像イコン〉秘密結社所有物

〈再誕の書〉1冊 秘密結社所有物

〈土〉4600t

〈特性濃厚エキス〉(食品)

〈握り飯〉(食品)2個

〈ジンジャーブレッドクッキー〉(食品)30個

〈遺骨(タイドランド・ストーク子爵ヴァイカウント) 〉(骨)

〈ストーク家の紋章指輪(魔鉱石アガメムノン製)〉(指輪)

〈煌皇金貨〉貨幣 4600枚

〈煌白銀貨〉貨幣 29000枚

〈煌赤銅貨〉貨幣 999000枚


以上です。》


その中から「多頭蛇縛イオラオス改」を僕は選択。


《〈多頭蛇縛イオラオス改〉特殊兵装ユニーク級を実像化しますか?》


多頭蛇縛イオラオス改の再 霊子ゲネトリクス化と再 適合フォーマット化を要求するっ!」


《…報告。〈多頭蛇縛イオラオス改〉特殊兵装ユニーク級は〈暴君〉アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの固有戦技パーソナルアーツ多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸〉として登録。再 適合フォーマット化が完了し統合されました。》


…あっ。予想の斜め上を行く結果が提示されたよ。

ご苦労様です、ハイヨト・ハ・クォデシュ(摂理の声)さん。


と言うことで、この固有戦技パーソナルアーツ…どれだけの効果範囲か試してみるとしよう。


固有戦技パーソナルアーツ多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸(標的は竜界繋アサグリスタと連動して自動選定します。範囲〈スムマヌス邸全域〉)、発動》


霊子ゲネトリクス化した「雷鋼糸」がスムマヌス邸を駆け抜ける。

柱に紛れ、床に広がり、配管を伝って行く。

全然余裕で、あっという間に屋敷レジダンスを網の目状に覆い尽くす。

しかも僕の霊子ゲネトリクスと同化しているせいか、伝わってくる情報も膨大かつ具体的ときたものだ。


例えば、秘密結社の準構成員の1人1人の動向の視覚イメージ化であるとか、屋敷レジダンス自体の構造も同時に頭に入ってきた。

この固有戦技パーソナルアーツって、応用性がとんでもなく高いとみた。


そうこうしている内に、地下室に繋がる書斎に辿り着く。

書斎室は1階の鍛冶工房の横に位置していた。

これまた良い趣味の書斎で、蔵書の品目も申し分ないねぇ。


そしてこの書斎から繋がる地下室、そもそも持ち主である故スムマヌスさんは、娘さんにも内緒で設計したモノっぽい。

そんな事も「多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸」のおかげで分かったって事だよ。残留思念的な視覚イメージ化はちょっと頭がクラクラするけどねぇ。

でも貴族って好きだよねぇ、こういう隠し通路とかさぁ。


で、そんな隠し地下室を秘密結社さん達に悪用されているわけだから、まさかの故人も浮かばれないよねぇ。


「はぁ〜い。お邪魔しま〜〜〜すっ。」


ガタンっ…カタカタカタ…バタンっ。


カラクリ扉が音を立てて開く。

この時点で秘密結社の人達に〈警戒中〉の表示が点灯する。


おや?隠し通路から逃げ出そうとしているのが1人いるね?

先に、それを雁字搦がんじがらめに「雷鋼糸」で縛り上げておく。


表示が〈気絶中〉に変わった。

以降、逃げ出そうとする個体反応には、「雷鋼糸」による自動束縛を設定。1匹も逃さないよ。


では、安心して出迎えを受けましょう。


躊躇う事なく地下室への階段を下る僕。

その先には個室が5つと、広間が2つある。どれも手の込んだ造りのものだ。

全部そっくりそのまま戴くつもりだが、僕の「多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸」を以ってしても探れない不可侵領域がある。

これは思った通りの的中ビンゴ

ハンマー女さんを連れて来て正解だったよねぇ。


「その前に、邪魔者には消えてもらうけどねぇ〜。」


そんな邪魔者さん達は大広間に勢揃いして、僕を待ち伏せする気らしい。

逆に手っ取り早い。


扉を開け放ち、「こんにちは、皆さんっ。」と僕はペコリとお辞儀をしてみせる。


この突然の少年登場に辺りは騒然だ。


「はい、そこ。勝手に動かないでねぇ。」


十数名の準構成員さん達、瞬時に縛り上げられ、簀巻すまきになって床に転がった。


バタンッ!ドサッ!バタンッ!!


そして洗礼名を持つ1人を除いて、キュっと仲良く〈気絶中〉になってもらいました。


「なっ!?なんだとおぅぅぅ??」


尋問用は1人いれば十分だよねぇ。

この「海王オアンネス」とかいう洗礼名を持つ人物は、どんな情報をお持ちなのであろうか?


糸で縛られてはいるが、立派な鼻髭を蓄えている。モサモサだ。


「くっっ…怪しげな小僧めがっ!!儂を侮るなよっ!」


ピキッ…ピキッピキッ…ビシッ!


あら?僕の「雷鋼糸」が押し上げられ、鱗状のヒレが肌を突き破って出現する。

ちょっとヤバいかなって思ったけど、僕の糸は千切れない。しかし…。


にゅるんっっ。


分泌物というか、粘液を鱗の隙間から噴き出して、それはヌルりと束縛から抜け出した。


「あらら?半魚人さんみたいになっちゃったねぇ?」


海王オアンネスの名前に相応しく、ぬらぬらと光る液体をまとった魚体の異貌。

ちょっと生臭い。


「これぞ、原始回帰の書による先祖還りの御業みわざ…そして我が鋼の鱗はいかなる刃も通さぬのじゃっ!!」


ああ、生臭いなぁ…それ以上、近付かないでねぇ。

そしてどこから持ち出したのやら、三又の槍…というかモリを片手に踏ん反り返る半魚人さん。


「そして見よっ!!大聖母マグナマテル様より授かりし、我が三叉槍クリールを!!」


はいはい。もう結構です。


ビッ…ビッ…ビッ…バチッ!!


「ギャっ!?」


ちょっと電力が強過ぎたかな?

触るのも嫌だったんで、半魚人さんの足元にコッソリと這わせておいた「雷鋼糸」に雷属性トニトルスを流してみたのだ。


「…パクパク…パクパク…。」


真っ黒焦げになって口をパクパクしている半魚人さん…。

表示が海王オアンネス〈瀕死〉になっちゃった。

ヤバい。情報源が死の間際になってしまったよぉ〜。


《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの相生相剋〈金気〉属性が+1強化されました。》


そこでピコーーン♪とひらめく僕。

僕のしもべ2号を誕生させるにしよう。

さて、今度は何色の「使役オルニアスの無定形」が出来るのだろうか?と。


◆ ◆ ◆


片付いたであろう事を見計らい、俺はスムマヌス邸に足を踏み入れていた。

案内役のハンマー女に連れられて、目玉であるという個人用の鍛冶場設備を見学するのだ。


確かに、個人所有と言うには十分過ぎる以上の設備が備えられていた。

刀剣類を打つ為の金床かなとこ金剛石オリハルコン製であり、火入れの炉も特注品。所々で改良の跡が見受けられる。


水の配管が通った立方体型の水甕みずがめも完備。

資材運搬用の器具や、吊り下げ用のリフトも固定式。

まさに個人依頼品ハンドメイド用の小型工房である。


「どおっ!?これが僅かに煌皇金貨600枚よっ!?このお屋敷、お買い得でしょっ??」


「う〜むっ、ちょっと高くないか?」


「今なら家具一式、丸ごと付けて煌皇金貨590枚よっ!!買わなきゃ後悔するわよっ!」


無論、言われるまでもなく問答無用に買いの物件だ。


「…分かった。分かった。ちょっと安くなったし、この鍛冶場の設備だけでもそれだけの価値はある。買うぞ。」


利便性が悪く(娼婦街と言う立地条件)、住環境の悪さ(中央に鍛冶場がある)により買い手がつかず、値下がりし続けていた物件である。

まあ、俺達ぐらいの物好きしか買い手はいないだろうな(笑)。


ハンマー女の気が変わらない内に、ちゃっちゃっと売買契約の書類に署名サインしてしまおう。

奇妙な配置であるが、屋敷レジダンスの再奥に位置する居間リビングにて談合する俺とハンマー女。

お互いにニタリ顔。ふふふ。


だが、真に勝ったのは俺達(俺とアムの2人)の方だがな(笑)。


「その通りでーすっ。」


そんな現場に踏み込んで来やがったのは、朗らかな笑顔で登場のアム少年だ。

馬車の中でお留守番をしている筈のアムの登場に、驚愕のハンマー女。


「あッ…あんたっ…どうやって!?」


だが、その驚愕も長くは続かない。

アムの「竜阿摩羅エクストラ」によって強制停止ストップだ。


さすがはアム、容赦の無い男である(笑)。


「あのねぇ…もう契約の署名サインはしちゃったんでしょ?」


「ああ、準備万端だぜ。」


「なら、長居は無用でしょ。さっさっと回収しちゃおうよ。」


《第2位階・竜阿摩羅エクストラ、発動。対象者〈1〉名。個体名〈アミュ・スムマヌス〉人間種ヒューマン 女 スタボンネス工房・弟子頭(鍛冶士スミス) カテゴリー〈1.9+〉》


「…記憶操作と同時に一時的な強制執行を書き込み。僕の言葉に従うことぉ。」


《報告。個体名〈アミュ・スムマヌス〉は〈暴君〉アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの命令を遵守します。解除と同時にその間の記憶の消去処理を行います。》


「うん…成功。じゃあ、地下室に行ってみようかぁ〜。」


「ハイ…了解デス…。」


ハンマー女、人形マリオネットみたいな口調と動きでアムの背後に続いていく…。


これ大丈夫か?

後遺症とか残るんじゃないか?


「大丈夫、大丈夫。君は相変わらず心配性だねぇ。ちゃんと実験済みだよ?」


お前が軽すぎんだろ?いつどこで実験やった?


「はい、そこっ!足元に気を付けてねぇ〜。」


「気ヲ付ケマス…。」


書斎に開いた階段を降りつつ、気を付けながら(?)俺達は問題の広間フロアに辿り着いた。

何の変哲もない白壁を前にして並び立つ。


モガモガ…呻き声が何処からか響いてくる。

どっかの個室に、ひとまとめになって詰め込まれているんだろうな…。

モガモガが心なしか人形マリオネット的だが…さては、そいつらで実験しやがったのか?


「まあまあ、いいじゃないのぉ?そんなことよりアミュお姉さん、ここで例の遺伝子鍵バイオリズムキーをよろしくです。」


「了解イタシマシタ…少シオ下ガリクダサイ…隔離型 障壁シールドヲ認識…スムマヌス家ノ遺伝子鍵バイオリズムキーニテ接触アクセスヲ開始シマス…。」


ハンマー女、両手を壁に押し当てると、彼女の遺伝子を読み込んで障壁シールドが消滅を始める。

術式シグヌムゲートが姿を忽然と現していた。


これは「スタボンネス工房」地下展示室カーヴ術式シグヌムゲートと寸分違わぬ同型だ。

まさしく的中ビンゴ(笑)。


「解除ガ終了シマシタ…。」


「さあさあ、拝見させてもらいましょうよぉ。何が待っているのやら、ワクワクするねぇ。」


そしてその先に広がる驚きの光景…。


こいつは凄い…見れば見るほど高度な錬金術アルケミア精製の研究施設である。

上の鍛冶場も凄いと思ったが、もうコレとソレでは月にスッポン…圧倒的な投資レベルの違いだ。

無論、鍛冶用の設備も置かれているが、全ての機材の起動制御は錬金術アルケミアの機械仕掛け。火属性イグニス供給型の補助動力機関だ。


更に、魔鉱石アガメムノン精製が可能な「反応炉」だけじゃなく、「魔道兵ホムンクルス」用の調整槽や「人造兵ゴーレム」の製造設備まで揃っている。

他にも利用方法の分からない機材がゴチャゴチャ。


奥の倉庫には各種の希少鉱石レアマテリアルのみならず、高額な「賢者の核石タリスマン」までもが十数個と保管済み…ちょっと待て、これは鍛冶屋の範疇を超えて、錬金術士アルケミストレベルじゃないか?


「…どうやら親方さんのお師匠、やっぱり訳ありっぽいねぇ〜?」


そう言ってアムは、研究資材が放置されたテーブルの上から1冊の書籍を取り上げてみせる。


「何だ、それ?」


「これは…再誕の書だね。つまり、コレがここにあるって事は、故スムマヌスさんは秘密結社さんの一員だった…と言う可能性がグーンと出てきたねぇ。」


なるほどな…なら、秘密結社の奴等がこの「錬金術アルケミア工房」を狙っていたって事か?だが、それが何処にあるのかまでは分からない…娘が鍵って事にも気付かなかった?


「その可能性は高いねぇ。なんで、この施設は人目につかない場所に移動した方が無難だと思うよぉ。」


と言うことで、このスムマヌス邸の「錬金術アルケミア工房」はトーパチオ士爵邸の地下区画に丸ごと移築する事となった。


「その代わり、1階の鍛冶工房は僕のストーク邸に持って行くからねぇ?」


好きにしろ(笑)。大体、この「錬金術アルケミア工房」だけでも煌皇金貨5000枚は降らないだろう。


「ざっと見て、保管されてる鉱石マテリアルとかも含めると資産価値は10000枚くらいかなぁ?円にすると10億円って…わおっ。ビックリだねっ。」


これでまた一歩、俺の野望に近付いたな。

ハンマー女には大損させちまったが、身の安全を考えると感謝してもらいたいぐらいだ(笑)。


「じゃあ、さっさっと霊子結晶モルゲンレーテで取り込んじゃうから、君達は屋敷レジダンスの外で待機しててねぇ。」


「了解デス…外デ待機イタシマス…。」


そしてものの数分後、スムマヌス邸は中はスッカラカンの外側ハリボテと化した。


現在、アムの霊子結晶モルゲンレーテ内部の情報プログラム一覧はこんな感じ。


運命指揮者ストーク・ブリンガー特殊兵装レア級(武器)

三叉槍クリール秘跡武具サクラメント級 (武器)(NEW)

正式上衣フロックコート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート紺色ラブラドライト)〉(衣類)

防寒衣裳ルダンコート炎銀色プルースタイト)〉(衣類)

飾内服ベスト濃緑色ペリドット)〉(衣類)(NEW)

巫女シヴィラ真像イコン〉秘密結社所有物

〈再誕の書〉2冊 秘密結社所有物

〈原始回帰の書〉1冊 秘密結社所有物 (NEW)

〈土〉4600t

〈特性濃厚エキス〉(食品)

〈握り飯〉(食品)2個

〈ジンジャーブレッドクッキー〉(食品)30個

〈遺骨(タイドランド・ストーク子爵ヴァイカウント) 〉(骨)

〈ストーク家の紋章指輪(魔鉱石アガメムノン製)〉(指輪)

〈イソノ・アヴェンヌ〉(人間種ヒューマン海王オアンネス〉) (変質中)(NEW)

〈スムマヌス邸 屋根裏部屋倉庫 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸3階 個室ワンルーム 10〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸3階 便所ガルドロープ 2〉(NEW)

〈スムマヌス邸2階 個室ワンルーム 10〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸2階 大広間フロア 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸2階 便所ガルドロープ 3〉(NEW)

〈スムマヌス邸1階 個室ワンルーム 3〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 大広間フロア 2〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 厨房キッチン 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 居間ダイニング 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 書斎 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 鍛冶工房 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 浴室バスルーム 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 便所ガルドロープ 3〉(NEW)

〈スムマヌス邸地下室 個室ワンルーム 4〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 大広間フロア2〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 錬金術アルケミア工房 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 便所ガルドロープ 1 〉(NEW)

〈煌皇金貨〉貨幣 4600枚

〈煌白銀貨〉貨幣 29000枚

〈煌赤銅貨〉貨幣 999000枚


ちゃんと豪華な厨房キッチン入手ゲットだ(笑)。

俺はハンマー女の覚醒を確認してから、ビューーーンと竜刀状態のアムを投げ飛ばす。


《ステリアス・シーヴァの器用値が+1強化されました。》


無事に娼婦街の遮断壁カーテンウォールを超えて行ったのを目視で確認。

娼婦街を出たら、勝利者ヴィクトリの「満善車王まんぜんしゃおうの神庫」から煌皇金貨を590枚を取り出し、ハンマー女の手にズシリと載せる。


「えええぇぇぇ!?金貨即金なのぉぉぉ!?凄ぉぉぉいいい!」


嬉しい悲鳴がハンマー女の口から溢れ出す。

うんうん、俺も嬉しいぞ(笑)。


さあ、後は帰るだけだ…さっさと帰って今夜は「鳥居ゲート」完成のお祝い。

泡盛あわもりもバンバン開けるつもりだ。


それに新入りの狼人種コボルト達(奴隷スレイヴとして買い取った)も合流してる筈だし、歓迎会の意味も込めてである。


そっちは犬耳少年に任せてあるんで大丈夫だろう。

忘れているかもしれんが、犬耳少年は狼人種コボルトの族長であるランオウ爺さんの孫なのだ。


「こらあぁぁぁ!!僕を置いて行くなあぁぁぁ!!」


あっ、途中回収するのを忘れていた奴がいた。どうしよう(笑)。


「僕はポテトフライを作るぞぉぉぉって、コラっ!!止まれぇぇぇ!」


第4話 了


◇ ◇ ◇


ステリアス・シーヴァ【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈傭兵大隊預かり(特措法スペシャルケース)〉


カテゴリー〈8.7+〉

戦闘力 63

防御力 57

生命力 90

回避値 57

知能値 47

器用値 49(↑1)

魔力値 62


相生相剋〈火気〉属性 54

相生相剋〈木気〉属性 35

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 44

相生相剋〈水気〉属性 40


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉

九十九式(上位)森羅カリオペの皇緋〈火気〉

九十九式(上位)喜劇タレイアの蓋世〈土気〉

九十九式(上位)叙事詩テルプシコラの泡沫〈水気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

水精リクィッド女王クィーンの加護〈35%〉付与ギフト


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了

毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性

酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定

察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工

恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治

潜伏 滑空 商才


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

大嵐テンペスト〈相生相剋の五人衆〈金気〉〉

喜劇コメディア〈相生相剋の五人衆〈土気〉〉

勝利者ヴィクトリ〈相生相剋の五人衆〈木気〉〉

クロちゃん

赤道イクェイタ〈相生相剋の五人衆〈火気〉〉

流星ミーティア〈相生相剋の五人衆〈水気〉〉

ラムバ〈闘種アスラ四天王〉

ティロ〈闘種アスラ四天王〉

クラトゥ〈闘種アスラ四天王〉

プンジェ〈闘種アスラ四天王〉


称号

赤き竜人

傾国の貴公子

闘種アルカェウス

調和者シジコス


装備

乙女座之刃ヴィルゴメッシュ重剣バスターソード

属性:付喪神ツクモガミ(低位)LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:乙女ブライド邁進アドヴァンス

折れぬパペチュアルハート

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:360+α


竜面マルティコラス〈仮面〉

属性:竜面の者LV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:竜因子アデック封印

自己再生

耐久値:200/∞


朱鎧ハーフクロスアーマー〈皮鎧〉

属性:朱虎の皮LV15〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗〈皮〉

耐久値:85


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉


属性:雷鉱石ブロンティアLV30〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理特化

雷属性トニトルス付加ギフト

耐久値:150


黒衣(黒色ジェット)〈外衣マント

属性:結界種セフィラーLV300〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:350


所持金

煌皇金貨12枚

煌白銀貨281枚

煌赤銅貨70枚

【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額694,002枚】


所持品

賢者の核石タリスマン〈「火気」術式ニダーナ刻印〉

賢者の核石タリスマン×1

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×4


◇ ◇ ◇


アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナス【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈竜種ドラゴン・第2位階〉

階級〈暴君〉

所属国〈無し〉


カテゴリー〈16.6+〉

戦闘力 82

防御力 43

生命力 98

回避値 44

知能値 52

器用値 37(↑1)

魔力値 120


相生相剋〈火気〉属性 87

相生相剋〈木気〉属性 56

相生相剋〈金気〉属性 44(↑1)

相生相剋〈土気〉属性 58

相生相剋〈水気〉属性 67


固有戦技パーソナルアーツ

獅子レオン破光グリダーレ

多頭蛇縛イオラオスの雷鋼糸(NEW)


固有能力パーソナルスキル

暴君パルティアの加護

所持者固定契約〈魂〉

因果律限界値ルミナリエス突破

情報の実在化(人体化・竜刀化・霊子結晶)〈竜界繋アサグリスタ

分体ラディウス作成

竜刀〈第2位階〉人面獅子アリエル


能力スキル

爪 隠蔽 偽装 咆哮 蒸留 調合 精製 計算 機械操作 精密操作

知者 自己回復 即死耐性 毒耐性 闇耐性 睡眠耐性 幻視耐性

石化耐性 結界耐性 魔眼耐性 寒耐性 炎耐性 障壁 竜眼 竜刀

覇気 転生者 霊子 幽体 改竄 礼節 胃袋 演技 咆哮 奸計

洞察 看破 連携 粉砕


竜言バドクォル術式

〈第1位階〉 竜顕現テンペラメントニック

〈第1位階〉 竜絶壁オーバーマインド

〈第2位階〉 竜界繋アサグリスタ

〈第2位階〉 竜阿摩羅エクストラ


称号

暴君

調和者シジコス

ショー・ストーク


装備

正式上衣フロックコート白色セレナイト)〈服〉

属性:羊毛ウールLV20〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:30


飾内服ベスト濃緑色ペリドット)〈服〉

属性:羊毛ウールLV25〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:32


襟布クラヴァット水色アイオライト)〈衣類〉

属性:羊毛ウールLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:15



霊子結晶モルゲンレーテ

運命指揮者ストーク・ブリンガー直刀グラディウス

属性:魔鉱石アガメムノンLV150〈特殊兵装レア)級〉

付与効果:魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

鸛鶴ストークの紋章〈遺産へレディウムの証〉

耐久値:200


三叉槍クリール秘跡武具サクラメント級 (武器)(NEW)

正式上衣フロックコート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート白色セレナイト)〉(衣類)

貴族服スマート紺色ラブラドライト)〉(衣類)

防寒衣裳ルダンコート炎銀色プルースタイト)〉(衣類)

飾内服ベスト濃緑色ペリドット)〉(衣類)(NEW)

巫女シヴィラ真像イコン〉秘密結社所有物

〈再誕の書〉2冊 秘密結社所有物

〈原始回帰の書〉1冊 秘密結社所有物 (NEW)

〈土〉4600t

〈特性濃厚エキス〉(食品)

〈握り飯〉(食品)2個

〈ジンジャーブレッドクッキー〉(食品)30個

〈遺骨(タイドランド・ストーク子爵ヴァイカウント) 〉(骨)

〈ストーク家の紋章指輪(魔鉱石アガメムノン製)〉(指輪)

〈イソノ・アヴェンヌ〉(人間種ヒューマン海王オアンネス〉) (変質中)(NEW)

〈スムマヌス邸 屋根裏部屋倉庫 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸3階 個室ワンルーム 10〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸3階 便所ガルドロープ 2〉(NEW)

〈スムマヌス邸2階 個室ワンルーム 10〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸2階 大広間フロア 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸2階 便所ガルドロープ 3〉(NEW)

〈スムマヌス邸1階 個室ワンルーム 3〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 大広間フロア 2〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 厨房キッチン 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 居間ダイニング 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 書斎 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 鍛冶工房 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 浴室バスルーム 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸1階 便所ガルドロープ 3〉(NEW)

〈スムマヌス邸地下室 個室ワンルーム 4〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 大広間フロア2〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 錬金術アルケミア工房 1〉内部保存物あり (NEW)

〈スムマヌス邸地下室 便所ガルドロープ 1 〉(NEW)


ストーク家の遺産

〈煌皇金貨〉貨幣 4600枚

〈煌白銀貨〉貨幣 29000枚

〈煌赤銅貨〉貨幣 999000枚


◇ ◇ ◇


大嵐テンペスト

種族〈雷霆馬グングニル

階級〈雷霆馬グングニル神種+〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈4.5+〉

戦闘力 44

防御力 49

生命力 46

回避値 47

知能値 39

器用値 22

魔力値 33


相生相剋〈金気〉属性 44

相生相剋〈土気〉属性 1


固有戦技パーソナルアーツ

神撃ゴットヴレス星霜雷鼓エクスーシアイ雷霆槍グングニル


戦技バトルアーツ

百雷


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

疾雷の蹄

雷霆槍グングニル化〈神級〉

因果律限界値突破ルミナリエス〈限定解除〉】


能力スキル

脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君

圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁

原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号 紫電 統治


称号

相生相剋の五人衆〈金気〉


装備

馬鞍〈軽装〉

属性:獣皮LV8〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:60


◇ ◇ ◇


勝利者ヴィクトリ

種族〈妖怪神ようかいしん 樹蛇種ネハッスキム

階級〈馬車(黒檀)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈4.8−〉

戦闘力 10

防御力 80

生命力 76

回避値 50

知能値 31

器用値 26

魔力値 35


水属性アクア2

風属性エア5

木属性アルボル15


相生相剋〈木気〉属性 30


戦技バトルアーツ

大祓おおはらえ帯刀たちはき


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

自我

癒しの花籠〈搭乗者治癒能力80%上昇〉

閻浮樹の無窮〈自己再生〉

天華の曙光〈光合成〉

満善車王まんぜんしゃおうの神庫〈隠り世空間〉

御阿礼木みあれぎの召霊〈木気の祝福〉

無垢なる垂迹すいじゃく〈化生〉

因果律限界値突破ルミナリエス〈限定解除〉】


能力スキル

盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性

狂気耐性 熱耐性 魔眼耐性 積載 格納 管理 偏食 捕食吸収

自己増殖 硬化 障壁 踏付け 怒気


称号

相生相剋の五人衆〈木気〉

歩く荷台


装備

薄地衣裳シュミーズドレス〈服〉

属性:霊体スピリットLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:精神抵抗(自己再生)〈永続化〉

ジゴ袖(美的感覚 上昇アップ)〈魅了〉

耐久値:300∞


麦わら帽子ストローハット〈帽子〉

属性:霊体スピリットLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:相生相剋〈木気〉属性

精神抵抗(自己再生)〈永続化〉

日避け〈耐暑・耐熱・耐火〉減退

耐久値:250∞


◇ ◇ ◇


アミュ・スムマヌス

種族〈人間種ヒューマン

階級〈鍛治士スミス

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.9+〉

戦闘力 20

防御力 21

生命力 25

回避値 15

知能値 30

器用値 45

魔力値 9


火属性イグニス8

風属性エア4

土属性テラ3


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

スムマヌスの因子


能力スキル

槌 棍棒 腕力 両手武器 鍛冶 加工 生産 量産 販売

精密操作 天才 忍耐 身体強化 暑耐性 熱耐性 炎耐性

聴き流し 直感


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト


称号

スタボンネス工房・弟子頭

ハンマー


装備

妖鉱石ミスリル大槌ハンマー改(鍛冶用)〈槌〉

属性:火属性イグニスLV100〈特殊兵装レア級〉

付与効果:霊力構築〈妖銀鉱ミスリル

物理特化

耐久値:120


鍛冶用ツナギ(金糸雀色ベリル)〈服〉

属性:羊毛ウールLV20〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

炎耐性 付与エンチャント

耐久値:25


◇ ◇ ◇


コンスタンス・プル二コス(NEW)

種族〈人間種ヒューマン・魔女の血族ウィッカン

階級〈管理組合「コンコルディア」管理長〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.8+〉

戦闘力 18

防御力 25

生命力 33

回避値 28

知能値 36

器用値 48

魔力値 30


水属性アクア8

風属性エア10

土属性テラ22

闇属性テネブライ25

木属性アルボル20


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

大妖山羊オノスケリスの血因

邪眼ジェッタトゥーラ


能力スキル

小剣 杖 爪 鞭 暗視 接客 管理 礼節 接待 商才 統治

仲裁 冷静沈着 闇耐性 幻覚耐性 邪眼耐性 魅了 直感

視覚


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)土属性テラ付加ギフト

下位(基本三原理)土属性テラ魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)闇属性テネブライ付加ギフト

下位(基本三原理)闇属性テネブライ魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)闇属性テネブライ誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)木属性アルボル付加ギフト

下位(基本三原理)木属性アルボル魔道弾ブリッド

中位(戦略アグレッシオ級)土属性テラ障壁シールド

中位(戦略アグレッシオ級)闇属性テネブライ波動ブラスト

中位(戦略アグレッシオ級)闇属性テネブライ障壁シールド

中位(戦略アグレッシオ級)木属性アルボル障壁シールド


称号

「黒山羊の宿亭」女将

準男爵バロネット


装備

毛織胴衣ジュポーネ〈服〉

属性:羊毛ウールLV30〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:20


◇ ◇ ◇


ジュリア・マンダリン(シスター・マンダリン)(NEW)

種族〈人間種ヒューマン

階級〈孤児院「エウプロシュネ」シスター〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.9+〉

戦闘力 23

防御力 25

生命力 18

回避値 15

知能値 30

器用値 28

魔力値 8


水属性アクア6

風属性エア4

土属性テラ2


戦技バトルアーツ

重撃波ブレイクダウン

打ち返す壁 (クラッシュガード)


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 槍 騎士槍 騎士楯 軽装 偽装 管理 計算 騎乗

秀才 慈愛 忍耐 魅了 予感


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

中位(戦略アグレッシオ級)水属性アクア障壁シールド


信仰系ピスティス術式

〈低位級〉治癒キュア


称号

対衝撃封鎖ブロッケイド級騎士 クレイン紋章グループ

礼拝者


装備

礼拝シスター服〈服〉

属性:麻製リネンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:8

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ