第4話「春祭り(死祭)の霊都」〈7〉ガイエオコス
(^ー^)ノRPG要素の追加中。文章もちょこっと改訂しましたw
第4話「春祭り(死祭)の霊都」〈如才のなさとは敵を作らずに自分を主張することである〉Tact is the knack of making a point without making an enemy
草創歴0444年5月4日〈7〉
え〜っと、今何時だ?
朝早く起きる気ではあったものの、こんなに早く起こされるとは想定外の事態である。
そして案の定、今日も今日とてアムからの催促である。
『早く降りて来なさいってば。僕は地下蔵にいるからねっ。』
朝帰りの癖に生意気な(笑)。
『いいからっ、急いでよっ!』
はいはい。しかし、なんで心話なんだ?
ともあれ俺は、隣で寝息を立てている犬耳少年を置いたまま、肌着のままで寝室を出る。
とは言っても、クロちゃんは常に一緒だけどね(笑)。
ピイッ(嬉)♪
まだ陽は昇っていない。
窓から見える外の景色は薄暗い。そして寒い。
「ふぅ…んで?この財宝の山は何だ?」
地下蔵に山と積まれた煌皇金貨と煌白銀貨に加え、怪しげな彫像とか武器が諸々…。
お前、昨日はストーク家の廃墟を調査しに行くって言ったよな?
「それがどうなったら、こういうことになるんだ?」
『どうもこうもないよ。これは秘密結社さん達が屋敷の地下に蓄えていた資金だよ。こんだけ取り込むと、もう歩くのもやっとだったよぉ〜。』
ほほう。それで疲れ切って、地下蔵の石畳の上に竜刀状態で転がっているわけか?
『お腹が空いて動けないのぉ…どうやら僕、人体化の状態は霊子を栄養素で補ってたみたいなの。』
みたいってなんだ?みたいって?
自分の体だろうが。
《報告。〈暴君〉アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの人体化は霊子の構成による虚像の実像化を〈情報の実在化〉を介して可能としています。現在保有する霊子量では人体化の維持は不可能です。速やかに霊子の補給を推奨します。》
ハイヨト・ハ・クォデシュ(摂理の声)さん、何を言ってるのかサッパリだ(笑)。
ともあれ、竜刀状態じゃ飯も喰えんだろうに?どうする?
『そこで君の出番なんだよっ。さあ、僕を握ってごらんよ?』
…なんか言い方が嫌だなあ。
ピイッ(嫌)。
『君達、つべこべ言ってんじゃないよぉ!』
はいはい…よいしょって拾ってみたら、グググ〜って疲労感が俺を襲う。
「いかん、眩暈が…。」
『ごちそうさまで〜すっ。げぷぅ〜。』
《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの生命力が+1強化されました。》
《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの魔力値が+1強化されました。》
ちゃっかりと人体化を果たしたアムは、またちゃっかりと穴を埋め始める。
そう、地下蔵の床には直径50mほどの、子供が1人通れる程度の空洞が開き、その穴の底は見えない。
「お前…この穴、どうやって掘ってきたんだ?」
「これ?これは分子振動で粉砕して、土は霊子として情報化して取り込んだんだ。僕の獅子の破光なら、この位は屁の河童さっ!」
で、その土を再放出している最中ってわけだな。
いやいや。お前な、ストーク家のある一等貴族区画から二等貴族区画のこの屋敷まで何キロあると思ってんだ?
夜中、この地下通路をずっと掘ってたわけか?
「まあねぇ。でねっ、霊子を使い果たしちゃったみたい。ふふふ。」
「ふふふじゃねえ(怒)。こっちは朝から体力(?)吸われて、また眠くなってきたじゃねぇか!」
ともあれ、この財宝は凄いな。総額で幾らあるんだ?
「とりあえず、ここに出してあるのは5億円ぐらいかなぁ?あと半分は情報化して取り込んであるし、明らかに盗品っぽいのは途中で埋めてきたよ。」
恐るべし、アムさん。計算尽くである。
「とりあえず、ストーク家の隠し財産って事でいいと思うよ?」
思うよ?って何だよ。
まあ、それはそれで置いておいて、俺達(俺とアムの2人と1匹)は「水鏡」で流星を呼び出すことにする。
アムから急ぎの依頼があるらしく、そう言えば昨日の夜に定時報告するのを忘れていた件には触れずにおこう。
泡盛の蓋をパカッと開け、2日振りの闘種の郷との定時報告だ。
『ザザザ…ご主人様っ!!昨夜ずっと待っておったのじゃ!なんで連絡を寄こさないのじゃあ〜っ!?』
「ふっ…馬鹿め。誰も夜に定時報告するとは一言も言っていないぞ?気を抜くんじゃないっ!」
逆に攻撃をしてみた。それにしても、何度言っても分からないやつ。もっと水鏡から離れろ。
幼女の顔がどアップで肝が潰れるだろうがっ。
「そんな事より、鳥居の件はどうなった?」
本題に入ろうとした矢先に、既に流星、端っこに追いやられて不満げな顔。
現在、水鏡を独占するのは、これまた顔だけは美少女の女族長ラムバだ。
『ザザザ…おお、我が想い人殿よ。本日も良い朝を迎え、我は清々しい気持ちですのう。』
まだ陽は昇ってねえ。
「そういうのはいらん。俺は忙しいから簡潔に述べろ。」
『およよよ〜(涙)。冷たいのぅ。その冷たさがまた良いのぅ。』
コイツは…(怒)。
「おい。クラトゥ爺さんはいるか?」
『ザザザ…はっ!ここに。』
やはり頼りになるのは年長者、御意見番の指南役だけか。
ここで俺に代わってアムが割り込んだ。
「すみませんが、12年前のストーク家の行方を捜してくれるかなぁ?出来れば証拠品として使える、家紋入りの指輪印とかあれば、直ぐに届けて欲しいんだけどぉ。」
穴埋め作業をしながらも、随分と現実的な指示を降してゆく。器用だな。
で、馬車の形状とか人相とか予測侵入経路をこまごまと説明するアム。悪い顔だ(笑)。
終わったのを見計らって「そう言うことで頼めるか?」と聞いたみたところ、指南役爺さんは快諾。
『了解しました。探し物ならばプールのやつが得意ですので、同行させましょう。吉報をお待ち下され…ザザザ。』
おぅ。プールっていうと、あの座敷童ちゃんか。そう言えば、いつもデッカい水晶玉を持ってたもんな(笑)。見ようによっては占い師っぽい(笑)。
『ザザザ…それとステリアス様。』
「ん?」
『既にティロが鳥居の輸送班を率いて昨夜、亜人の森を出発しております。早くて3日で到着するでしょう。』
それは朗報だ。
「んじゃ、交渉の件はラムバが引き継げ。頼むぞ、クラトゥ爺さん。」
『ザザザ…了解でっ!?がっ…ズドーーーン…ザザザ…我が想い人殿よ、後は我に任せるがよいぞのう。』
あっ、指南役爺さん…もう爺さんじゃないけど、凄い勢いで押し出されてたぞ?大丈夫か?
『ちなみに、御山の周辺の堀が完成しておりますぞ。鳥居が繋がり次第、我が想い人殿には一度お戻りになって頂きたいのう。』
「はいはい…じゃ、通信終了。」
問答無用で、パチンって蓋を閉じる俺。
「素っ気ない人だねぇ。君って奴わ。」と穴埋め作業を終えたアムが言うが、何のこっちゃだよ。
《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスの器用値が+1強化されました。》
しかも穴の埋め戻しで器用値が上昇とかっ。
気分を取り直して、今日の朝飯は俺とアムと犬耳少年の、3人の食卓である。
おっと、クロちゃんも俺の肩の上にちゃんといるぞ。
なんか今じゃ、身体の一部の気がしてきた(笑)。
ピイッ(嬉)♪
「君達、朝っぱらから、いやらしい事を言ってんじゃないよぉ〜。」
何をどうしたら、いやらしく聞こえるんだ?
それにしても、あれ?男装の煌王女さんはどこ行った?
「あら。アーシア様は、昨夜はお戻りになられませんでしたわ〜。お仕事がお忙しいらしいのですぅ〜。」
配膳中の女中さん番号1がそう言う。
ふ〜ん。あいつも忙しいんだな。他人事だけどな。
「ともかく飯だ!今日はランマル、お前にも一緒に来てもらうからな。まずはしっかりと喰えよ。」
忘れている人もいるかと思うが、ランマルとは犬耳少年の名前である…。
「おっと!その前に渡す物がある。昨日、渡しそびれたからな。」
そう告げて、俺は犬耳少年に一振りの太刀を手渡す。
「こっ、これは?拙者に?でござるか??」
漆の鞘には「落葉紅紫花」模様。
その名を「木蓮の太刀だ。」
スタボンネス工房で昨日、煌皇金貨500枚で購入したものだ。
見るからに高額そうな太刀に、手を出して良いものかと躊躇うばかりの犬耳少年。
「心配するな。タダでやるとは言っていない。何より、ランオウ爺さんからの預かり物のお前には、確実に強くなってもらわないといけないからな?」
そこで俺は一計を案じる。
「木蓮の太刀よ!このランマルを護ってやってくれよ。」
《報告。特殊兵装級・木蓮の太刀に〈付喪神(低位)〉が発生しました。これに伴い木蓮の太刀は秘跡武具級に進化しました。ランマルとの強制 同期〈守護〉が完了しました。固有能力は〈八音の鍔〉〈星霜の沸〉です。》
ほら来た(笑)。
付喪神ってのが付くことによって、自動的にワンランクアップするのだ(?)。多分。
「とりあえず、これは秘跡武具級になったから、大事に使えよ。」
「はっ、はっ、はいっ!?」
狼狽えまくりの犬耳少年を置いて、俺達は雪ウサギの挽肉を使った「ロールキャベツ焼き」の山にかぶりつく。
クロちゃんは大麦粥をパイで包んだ「サルフィナット」をセッセと啄ばむ。
「モグモグ…シャキシャキ…それにしても、この歯ごたえは新鮮ですねぇ。お姉さん、とても美味しいで〜すっ。」
「幾らでもいけますっ!」ってアムは次々に平らげてゆく。
まあ、確かに旨い。
しかし思うに、旅先で喰った半馬半山羊と炎獣の肉に比べると、やはり威力が足りない気がする。何故だろう?
《報告。半馬半山羊〈双角種〉及び、炎獣〈緋〉は共に〈進化高位〉の存在であり、ステリアス・シーヴァと因果律で繋がった個体の為、相生相剋属性の強化に作用しました。》
あっ。なるほどね。あれは運が良かったってことか(笑)。
無い物ねだりはバチが当たるからな。そこはしょうがない。
さて、そろそろ行くか。
「モグモグ…モシャモシャ…これ、持って行っていい?」
デザートのジンジャーブレッドクッキーをモシャモシャと頬張りながら、その山を指差すアム。それはクロちゃんもお気に入りのようだ。
「お前な…勝利者を汚すなよ?」
「モグモグ…分かってるよぉ〜。」
お気に入りのクッキーを女中さん番号1に包んでもらっているうちに、俺は身支度をさっさと整える。
相変わらずの朱鎧と黒衣の外衣を装着し、忘れずに新たな相棒(笑)を掴み取る。
これまた昨日、購入したばかりの重剣「乙女座之刃」だ。
価格は煌皇金貨650枚である。
「よし、出発するぞ!」
階段を駆け下り、俺はそのまま正面玄関を脱出する。
一直線に厩舎に向かおうとしたら「お待たせ〜っ。」と、大風呂敷を持ったアムが後を追い掛けてきやがった。
「お前な…それ、全部クッキーか?」
「うん、そうだよ?ひと粒飲んでグーーンって霊子を補給出来る薬とかあると楽なんだけどねぇ。」
んな無茶な。
厩舎の方では既に犬耳少年が勝利者の準備に取り掛かっていた。
俺もそれに加わり、大嵐を固定具に繋ぐ。
ちゃっかりアムは勝利者の内部に入り込んでいた。
まあ、見た目だけはストーク家の御曹司って感じだからな。
こうなれば、お前だけが頼りだぞ、大嵐よっ!!
ヒヒヒィィィーーーィィィンンン
良い返事だ(笑)。
俺は大嵐の金色のタテガミをモシャモシャと撫でる。
そして犬耳少年には昨日と同様、煌白銀貨を1枚、駄賃代わりに投じておく。
真新しい太刀を腰に差して、犬耳少年ちょっと張り切っている。
なかなか可愛いやつ(笑)。
ピイッ(怒)
はいはい。クロちゃんが倍可愛いさ〜。
そして犬耳少年は御者席で俺の隣りだ。
準備は万端。女中さん番号2のお見送りを受けて、俺達は北東区画を目指して走り出した。
◆ ◆ ◆
北東区画を占める「奴隷市場区画」。
ここで流通するのは勿論、奴隷である。
主として取引されるのは亜人種であり、その大半は「低頭種」が主体である。
低頭種は見た目が子供で、成人になっても140㎝に満たない小柄な体格の亜人種である。
外見的特徴はそれだけで、腕力もそれなり、保有魔力は微小。ほぼ人間と差異が無い中央大陸の原住種族であった。
彼等は大人しく性格的に従順であり、奴隷という制度を当然の事のように受け入れてしまうだけの長い年月を経て、今日の奴隷制度が確立されている。
ここ「ジ・ハド煌王國」に於いては、奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」が奴隷の登録及び売買管理を一括管理している。
他国の雑多な商業ルート(闇取引など)に比べれば、その待遇は良好であるとされる。
とは言え、奴隷は奴隷の扱いではあるが。
第一印象としては、区画の整理も外側の外観と買付客用の施設だけは立派な公私広間だ。
しかし、奴隷用の居住区などは覗ける機会もない。
ちょっと覗こうとしたら「業務上の機密施設です!」と、【関係者以外立ち入り禁止】の表札が立ちはだかる。
う〜む。
しかも低頭種以外の奴隷は極めて希少のようで、なかなかお目にかからない。
それに大通り(メインストリート)はほぼ一直線で、高い外壁の遮断壁に覆われている。
これは奴隷の脱走阻止も兼ねたものなのだろうが、何とも息苦しい。
壁の向こう側で何をやっているのか分かったもんじゃないな。ああ、怖い。
そんな訳で、ここに来る商人や貴族達の目的は御同様。
俺の傍らに立つ犬耳少年を遠慮無しに見る目は浅ましい事この上ない。
「もし?その狼人はそなたの物か?」
「幾ら払えば譲ってもらえるのかな?」
「おい!金ならあるぞ。」
「先月、脱走したうちの狼人じゃ!泥棒めっ!」
案の定、煩わしい虫が次から次にわいてくる。
そういうのに限って王侯貴族気取りの毛織胴衣姿で、成金趣味の奴隷商人達だ。
「…ジジイ、死にたくなかったら引っ込んでろ。」
そして俺の所有物に少しでも手を出してみろ。地獄の底で後悔させてやるよ?を眼光で叩き込む(笑)。
呆気にとられ、ペタンと尻餅をついてひっくり返る奴隷商人。
泥棒呼ばわりのネズミ面の奴隷商人を無視して、俺は奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」の商館の呼び鈴を鳴らす。
キィ〜ンコォ〜ン♪
すると、直ぐに御用係が飛んで来た。
ヒョロ長くて筋張った、骨が飾内服を着たような使用人である。
こらまた胡散臭い奴だ。
「ホイホイ、何事ですかな…ん?これはエリキウス様、如何なされたのですっ!?よもやこの者が何か危害をっ!?」
「おお!そうなのじゃ!これは儂の骨にヒビが入ったのじゃ!この男にやられたのじゃ!!」
まるで申し合わせていたかのように、胡散臭い使用人とネズミ面の奴隷商人が喚き立てる。
内容が古典すぎて笑えるぞ。
「では、エリキウス様!正式に〈銀の天秤〉に訴えましょう。勿論、このユウジン・クノッヘンが証人となりますよ。」
「なんと!それは有り難い!!ぬ…その狼人を見よ!その亜人種は首環をしておらぬぞっ!?」
わざとらしい奴らだ。この寸劇はいつまで続くのだろうか?
「おおっ!確かにっ!!これは違法ですなっ!」
「そうであろうっ!こやつ、無許可で亜人種を集めているに相違ないのじゃ!!」
この茶番…段々、飽きて来たな。
汚いジジイ共が互いに唾を飛ばしながら喚いているだけだ。
「即刻、その亜人種を我が商館に引き渡して頂きますぞ!!」
「ちなみに、儂は慰謝料を請求するのじゃっ!!」
世も末だ。
所詮は亜人種を奴隷として取り引きしている連中である。
他の国より待遇がいいとか、そんな情報も当てにならんな。
ピイッ(肯)♪
だよね。とりあえず基本、無視を貫いておく。
「貴様!今直ぐ、衛兵を呼んでも良いのだぞ!?」
「エリキウス様に対して、なんと失礼な傭兵めっ!」
それで凄んでるつもりか?他力本願に逆に驚くよ(笑)。
って言うか、呼びたかったら呼んでもいいんだけどね?俺は特措法だから、お前達が煌太子の怒りに触れるだけなのだ。それも面白いかもな。
「うぜぇな。呼びたきゃ勝手に呼べよ。」
「なっ、なっ、なんじゃとっ!?」
一方、渦中の犬耳少年、どうしたら良いものかと困惑している。
そうこうしている内に、周りに物見雄山の奴隷商人達も集まりだす。
「こっ、こっ、この傭兵が儂を突き飛ばして骨折させたのじゃっ!!」
「左様!私も見ましたよっ!!」
この骨野郎…お前はコイツが倒れてから呼んだよな?って言うのも馬鹿馬鹿しい。
いつの間にか骨折に悪化していた件は論外だ。
周囲では、既に犬耳少年の競り合いが始まっている。
どうやら亜人種の奴隷は首環とやらをしているのが鉄則らしい。
俺は煌皇金貨50枚は出すぞ!とか、儂に譲れっ!とか。
こいつら、本当に殺されたいのかな?
「さあ!大人しく積荷を置いてゆけ。その馬車も値打ちがありそうじゃ!」
「勿論、その黒馬も一時的に我が商館が接収させていただきましょう!」
勝利を確信するネズミ面の奴隷商人と骨野郎。
ニタり顔が気色悪い。
こいつら、こうやって難癖を付けて甘い汁を吸うのは初めてじゃなさそうだ。
随分と手慣れている(笑)。
ところが、流石は一流の奴隷商人ともなれば、これがどういう状況であるのか察して、いち早く離脱して行く者がチラホラ現れる。
しかし周りの見えぬこの馬鹿2人、相乗効果で更に発熱化。
そして一気に潮が引いて初めて、こいつらは気が付いた。
商人たる者、情報に精通せぬ者に商売の機微は無し。
「なっ!?な、な、何だと言うのか??」
「エリキウス様っ!これは…??」
俺達の周囲には、もはや、ひとっこ一人もいない。
こういう類いの馬鹿はどこにでもいるものである。
力でねじ伏せるのは簡単だが、俺も子供じゃない。
甘い汁を吸おうとしていたこいつらを、さて…どう料理してやろうか?ぐふふふ。
思わず邪悪な笑顔が溢れてしまった。
「ひいいいぃぃぃ!!」
おいおい、そんなに怖がる事はないじゃないか(笑)?
「こっ、こっ、このっ、あっ、悪魔めぇ!!」
悪魔?お前らにとっての俺は…確かに悪魔のようなものだとは否定しないがな?
ピイッ(肯)♪
クロちゃんから許可も出た。
「まあまあ、ここは僕に任せてよっ!」
天使の笑顔で登場のアム少年。
彼等には馬車から降り立った、救いの天使のように見えた事だろう。
《アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスは能力〈奸計〉(NEW)を獲得しました。》
「おい、アム。邪魔すんな。」
「ちょこっと気になったから、彼等に竜界繋を使わせてもらえるかなぁ?」
いきなりだな?
しかし、このネズミ面の奴隷商人と骨野郎には何の事やら分からんだろうが、それで俺にもピーンと来た。
《第2位階・竜界繋、発動。〈情報の実在化〉から指定個体の詳細情報の提示を選択されました。
個体名〈エリキウス・ウラノ〉蛮族種 鉄鼠の因子30% 男 奴隷商人 カテゴリー〈0.9+〉感情〈恐慌〉
個体名〈ユウジン・クノッヘン〉蛮族種 狂骨の因子40% 男 奴隷商館 使用人 カテゴリー〈1.2−〉感情〈困惑〉》
なるほど、そう言うことか。
「そう言うことだねぇ〜。」
アムは軽やかに進み出ると、立ち尽くす2人の間に身を寄せ、意味ありげに顔を見上げる。
そして小鳥がさえずるように囁く。
その声は彼等の耳にしか届かない。
「あなた達…亜人種の血を引いているのに、堂々と奴隷商売に手を出しているなんて大したものですねぇ。でも、それが知れ渡ったら…大変なことになりますよぉ?」
その内容はエゲツない。
「なっっっ(絶句)!?」
「ひいいいぃぃぃ!?」
顔面蒼白のまま、ネズミ面の奴隷商人が逃げ出した。
おいおい、脚の骨折はどうした?
しかも予想以上に速い(笑)。
あの脚力は、確かに亜人種の血を引いていそうだな。
「彼、逃がしちゃってもいいのかい?」
ああ、あれは逃しても身元はそのうち分かるだろ。
今度は俺達が奴から甘い汁を吸い取る番だからな(笑)。
「…それに、こいつは逃げ場がないだろう?」
情報源は目の前で立ち尽くしている。
この商館の使用人である骨野郎だ。
「といういう事で、アレグザンダー子爵からの紹介状だよ。さっさと僕達を君の上司に案内しなさい。さっきのが知られたくなかったら…ね?」
例の紹介状を鼻先に突き刺し、アムは脅迫まがいの命令をする。
怖い奴だ。骨野郎、目を白黒させている。
そう言えば、この紹介状もあった事だし、そもそもハナから奴等に勝ち目は無かったわけだ(笑)。
「ご…ご案内…させて頂きますです…はい。」
「それと、これで終わったと思わないようにね?君には色々と、今後も役に立ってもらうよ。勿論、君に拒否権はないけどねぇ?」
ピイッ(汗)。
クロちゃん、これがアムの本性なのだよ。
一方、案内を終えた骨野郎、「もっ、勿論でございますっ、御主人様!今後ともよろしくお願いします!!あっ、アム・ロン様…でございますね。」って低頭しきり。
怯え方が半端じゃない。
結局、お前が悪魔だったわけだ。
「失礼な。僕はこんなに可愛い美少年だよ?」
俺達が通された歩廊続きの公私広間には、売り物らしき低頭種が数人の規模で幾つか並んでいた。
商品としての身なりはそれなりで、健康状態も良さそうだ。
しかし大人も子供も同じ体格の為、見分けがつかないのが本音だな。
そんなふうに思いながら、待合用の座席に腰を下ろし、俺は周囲を眺めやる。
「せっ、拙者、ここにいても良いのでござろうか??」
入り口での一悶着もあり、犬耳少年が困惑の表情で呟いた。
もっとも、あんなもんを気にしてたら傭兵稼業は務まらんがな。
「そんなに気にするな。お前に手を出す奴は、俺がタダじゃすまさんからな。」
「そっ…そうで、ござるか…。」
なんせ、ここに来た目的の1つはそれである。
犬耳少年には秘密事項だ。
って話してたら、向こうでワーワーギャーギャー始まった。やけに騒がしい。
「おや?あの子は低頭種の割に身体がデカいねぇ?」
ん?確かに、購入しようとする奴隷商人を相手に威嚇の怒声を上げている、かなり大柄な体格の低頭種の男児が遠目に見て取れる。
もうあれ、低頭種じゃないだろ?って見た目だ。
「ちょっとしたもんじゃないか?あれは高額そうだな。」
「何を揉めているんだろうねぇ?」
揉めに揉めてるっぽいぞ。
奴隷商人の方も大激怒だ(笑)。
「…失礼。あの低頭種に興味がおありかな?」
ん?見るや、薬剤の染み込んだ白衣の上衣着で孔雀色の宝杖を持つ、怪しげな風体の老人に俺は話し掛けられていた。
何と言ったら良いものか?左目は義眼のようで、右片方のみの装飾眼鏡をかけている。
そして頭髪はボサボサに伸びきり爆発した白髪だ。
「奇抜っぽいねぇ。」
よく分からんが、そんな意味な気がする(笑)。
「で…あんた誰だ?」
「これは失礼…儂は、この奴隷取り扱い商工組合を取り仕切る、ドクターミラビリスと言う。我が商館の使用人が御迷惑をお掛けしたようで、大変心苦しい。」
おっ、いきなりの大元締めが来た。
このドクターミラビリス、奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」の元締めにて、喫茶店の主人と同格であり、商業ギルド「エノシクトン」の最高幹部の1人である。
まあ、話をつけるには手間が省けるけどな?
「まあいいさ。ところで、俺はステリアスと言う。」
「勿論、存じ上げている。そちらの…アム・ロン殿もな。」
なら話は早い。
これなら話はすぐに纏まりそうだな。
もっとも、見た目が異様に怪しい奇抜な医師だが?
ところが、あちらの交渉が決裂したようで、奴隷商人が罵声を浴びせながら俺達の横を通り過ぎて行った。
「奴隷にどういう教育をしているんだっ!!」「生意気だぞっ!!」と。
まったくもって、奴隷商人の癖に生意気だな(笑)。
「おやおや、またあの3兄弟の商談は不成立になったか…困ったものだ。」
「兄弟だと?あんなのが他にもいるのか?」
奇抜医師、溜め息を漏らすがワザとらしい。
孔雀色の宝杖で指し示して言う。
「いえいえ、御覧なさい。あの大きな低頭種、名を豆末と言うのですが、その足元にいるでしょう?」
ん〜?
何より、豆末って名前に苦笑を禁じ得ないが、その豆末の足元に2人の、とりわけ標準よりも小さめな低頭種が寄り添っている。
「…豆3兄弟か?」
「その通り。3兄弟一緒でなければ買われる事を拒否し、毎回のように商人達と揉めて、商談にならないのだよ。」
ほほう。オマケ付きってわけだ。
あのデカいのはただでさえ強そうで高額そうだし、男だけの3兄弟を同時に購入するとなると、何を考えるか分かったもんじゃないって勘繰るのだろうな。
「ちなみに、あの豆末は三男で煌皇金貨100枚。長男の豆一と次男の豆男はそれぞれ煌皇金貨30枚だ。」
「いや、買わんからな?」
先に俺は念を押しておく。
第一、今日は亜人の森から連れ去られた狼人の「ウタメ」を探すためにやって来たのだからな。
「ふむふむ…なるほど。しかし、ウタメと言う名前の狼人は登録にありませんし、売買記録にもありませんな。」
奇抜医師さん、部下に命じて懸命に資料を調べてくれているが、今のところ的中しないまま時間は経過していった。
そして失意の犬耳少年。
犬耳も所在無げにしょんぼりとしている。
「ウタメってやつの特徴は他に無いのか?」
「あの…ウタメは狼人ではなく…半狼人なのでござるっ。」
…その情報、遅すぎるだろ?
「ウタメという名ではなく、偽名を使っている可能性もありますな。引き続き、調べさせておきますが…。」
「ああ。分かり次第、今はトーパチオ士爵の屋敷に居候しているので、そっちに一報をくれ。」
そこで素早く提案を入れるアム少年。
「じゃあ、連絡係はあのユウジン・クノッヘンって人にしてね?」
悪どい奴だよ、アムよ。
「分かりました。今後とも、奴隷がお入り用であれば我が商館、そしてガイエオコスを御利用くださいますように…。」
最後の最後に商売人の顔を見せる奇抜医師。
「おっと、忘れてた。首環って幾らだ?ここで奴隷の登録って出来るのか?」
俺の言葉に面喰らったのは奇抜医師だ。
だが、その顔が徐々に満面の喜色に彩られてゆく。
「フフフ。やはり儂の目に狂いはなかったのだよ!!勿論、可能ですぞっ!!お客様の要望に応えるべく、我が奴隷取り扱い商工組合は事後処理や補償も万全ですぞ!!」
その目付きは、もはや狂気である。
そんな目に見初められたのはやだな…と思いながら、逃げ出そうとした犬耳少年の肩をガシリと掴む。
「いや…拙者は…その…。」
「気にするな…あくまで名目上だ。登録と首環だけだからな?」
そう。犬耳少年を奴隷登録する。
それは即ち、犬耳少年が法律上でも俺の所有物となり、ちょっかいを出してくる馬鹿どもを、法を盾に裁けるって事だ。
「そうだねぇ。それで狼人種君も街中を自由に動けるって事でもあるからねぇ。良いこと尽くめじゃない?」
その通り。
アム、いいことを言った(笑)。
《報告。ランマル〈狼人〉はステリアス・シーヴァとの奴隷契約成立に伴い、因果律が100%に到達しました。これによりランマル〈狼人〉はステリアス・シーヴァの運命補正効果〈奴隷〉により、忠誠度の上昇に伴い大幅な成長補正を受けます。現在の忠誠度は55%です。》
…と言う事である。
◇ ◇ ◇
ステリアス・シーヴァ【竜絶壁発動中】
種族〈シーヴァ族〉
階級〈傭兵〉
所属国〈傭兵大隊預かり(特措法)〉
カテゴリー〈8.6+〉
戦闘力 63
防御力 57
生命力 90
回避値 57
知能値 47
器用値 46
魔力値 62
相生相剋〈火気〉属性 54
相生相剋〈木気〉属性 35
相生相剋〈金気〉属性 25
相生相剋〈土気〉属性 44
相生相剋〈水気〉属性 40
竜技
九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎〈火気〉
九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐〈水気〉
九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉
九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉
九十九式(上位)森羅の皇緋〈火気〉
九十九式(上位)喜劇の蓋世〈土気〉
九十九式(上位)叙事詩の泡沫〈水気〉
戦技
一刀両断
十文字斬り
固有能力
竜の血眼(竜眼第1位階)
轟炎の気
水精の女王の加護〈35%〉付与
能力
大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了
毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性
酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定
察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工
恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治
潜伏
魔力系術式
下位(基本三原理)火属性付加
下位(基本三原理)火属性魔道弾
下位(基本三原理)火属性誘導波動
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)光属性付加
眷属
大嵐〈相生相剋の五人衆〈金気〉〉
喜劇〈相生相剋の五人衆〈土気〉〉
勝利者〈相生相剋の五人衆〈木気〉〉
クロちゃん
赤道〈相生相剋の五人衆〈火気〉〉
流星〈相生相剋の五人衆〈水気〉〉
ラムバ〈闘種四天王〉
ティロ〈闘種四天王〉
クラトゥ〈闘種四天王〉
プンジェ〈闘種四天王〉
称号
赤き竜人
傾国の貴公子
闘種の王
調和者
装備
乙女座之刃〈重剣〉
属性:付喪神(低位)LV200〈秘跡武具級〉
付与効果:乙女の邁進
折れぬ心
耐久値強化〈合金〉
耐久値:360+α
竜面〈仮面〉
属性:竜面の者LV250〈聖痕武器級〉
付与効果:竜因子封印
自己再生
耐久値:200/∞
朱鎧〈皮鎧〉
属性:朱虎の皮LV15〈通常級〉
付与効果:物理抵抗〈皮〉
耐久値:85
携帯用小刀〈小剣〉
属性:雷鉱石LV30〈特殊兵装級〉
付与効果:物理特化
雷属性付加
耐久値:150
黒衣(黒色)〈外衣〉
属性:結界種LV300〈聖痕武器級〉
付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率)〉
物理特性〈闇・土〉30%増幅
防寒〈永続化〉
耐久値:350
所持金
煌皇金貨13枚
煌白銀貨515枚
煌赤銅貨20枚
【〈神宝の洞庫〉煌皇金貨総額698,062枚】
所持品
賢者の核石〈「火気」術式刻印〉
賢者の核石×2
岩塩
獣油
下着〈服〉×5
◇ ◇ ◇
アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナス【竜絶壁発動中】
種族〈竜種・第2位階〉
階級〈暴君〉
所属国〈無し〉
カテゴリー〈16.6+〉
戦闘力 82
防御力 43
生命力 98(↑1)
回避値 43
知能値 52
器用値 35(↑1)
魔力値 120(↑1)
相生相剋〈火気〉属性 87
相生相剋〈木気〉属性 56
相生相剋〈金気〉属性 43
相生相剋〈土気〉属性 58
相生相剋〈水気〉属性 67
固有戦技
獅子の破光
固有能力
暴君の加護
所持者固定契約〈魂〉
因果律限界値突破
情報の実在化(人体化・竜刀化・霊子結晶)〈竜界繋〉
分体作成
竜刀〈第2位階〉人面獅子
能力
爪 隠蔽 偽装 咆哮 蒸留 調合 精製 計算 機械操作 精密操作
知者 自己回復 即死耐性 毒耐性 闇耐性 睡眠耐性 幻視耐性
石化耐性 結界耐性 魔眼耐性 寒耐性 炎耐性 障壁 竜眼 竜刀
覇気 転生者 霊子 幽体 改竄 礼節 胃袋 演技 咆哮 奸計(NEW)
竜言術式
〈第1位階〉 竜顕現
〈第1位階〉 竜絶壁
〈第2位階〉 竜界繋
〈第2位階〉 竜阿摩羅
称号
暴君
調和者
ショー・ストーク
装備
正式上衣(白色)〈服〉
属性:羊毛LV20〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
保温
耐久値:30
貴族服(白色)〈服〉
属性:羊毛LV15〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
保温
蝶結びネクタイ
耐久値:25
【霊子結晶】
運命指揮者〈直刀〉
属性:魔鉱石LV150〈特殊兵装)級〉
付与効果:魔力伝達〈戦技増幅〉
鸛鶴の紋章〈遺産の証〉
耐久値:200
〈巫女の真像〉秘密結社所有物(NEW)
〈再誕の書〉1冊 秘密結社所有物(NEW)
〈土〉2500t (NEW)
〈ジンジャーブレッドクッキー〉食品 100個(NEW)
ストーク家の遺産(NEW)
〈煌皇金貨〉貨幣 4600枚
〈煌白銀貨〉貨幣 29000枚
〈煌赤銅貨〉貨幣 999000枚
◇ ◇ ◇
大嵐
種族〈雷霆馬〉
階級〈雷霆馬神種+〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈4.5+〉
戦闘力 44
防御力 49
生命力 46
回避値 47
知能値 38
器用値 22
魔力値 33
相生相剋〈金気〉属性 44
相生相剋〈土気〉属性 1
固有戦技
神撃・星霜雷鼓〈雷霆槍〉
戦技
百雷
固有能力
運命補正効果(眷属)
疾雷の蹄
雷霆槍化〈神級〉
【因果律限界値突破〈限定解除〉】
能力
脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君
圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁
原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号 紫電
称号
相生相剋の五人衆〈金気〉
装備
馬鞍〈軽装〉
属性:獣皮LV8〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:60
◇ ◇ ◇
勝利者
種族〈妖怪神 樹蛇種〉
階級〈馬車(黒檀)〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈3.8−〉
戦闘力 10
防御力 70
生命力 65
回避値 40
知能値 31
器用値 26
魔力値 25
水属性2
風属性5
木属性15
相生相剋〈木気〉属性 30
戦技
大祓の帯刀
固有能力
運命補正効果(眷属)
自我
癒しの花籠〈搭乗者治癒能力80%上昇〉
閻浮樹の無窮〈自己再生〉
天華の曙光〈光合成〉
神宝の洞庫〈隠り世空間〉
御阿礼木の召霊〈木気の祝福〉
【因果律限界値突破〈限定解除〉】
能力
盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性
狂気耐性 熱耐性 魔眼耐性 積載 格納 管理 偏食 捕食吸収
自己増殖 硬化 障壁 踏付け
称号
相生相剋の五人衆〈木気〉
◇ ◇ ◇
クロちゃん
種族〈鳥天種〉
階級〈亜成体〉
所属国〈卵の世界〉
カテゴリー〈1.5+〉
戦闘力 19
防御力 15
生命力 24
回避値 15
知能値 34
器用値 15
魔力値 11
風属性15
光属性15
固有戦技
刹那の光輝〈補正値200%向上〉
固有能力
鬨の声〈術式3.5倍 増幅〉
運命補正効果(眷属)
結界種回帰
能力
結界耐性 魅了 聴覚 直感 覚者 脅迫 応援 偏食 嫉妬
抗議 慈愛 怒気 結界 飛翔 癒し 歌唱
精霊系術式
讃歌の翼〈補正値200%向上〉
称号
漆黒の剣姫
ステリアス・シーヴァの眷属
◇ ◇ ◇
ランマル
種族〈狼人種〉
階級〈狼人戦人〉
所属国〈狼人種の集落〉
カテゴリー〈1.5+〉
戦闘力 19
防御力 10
生命力 34
回避値 25
知能値 22
器用値 16
魔力値 0
戦技
から竹割り
一刀両断
固有能力
狼形化
運命補正効果(奴隷〈忠誠度55%〉)(NEW)
能力
剣 刀 槍 弓 爪 軽装 脚力 突撃 細工 礼節 魚漁
戒律 寒耐性 応援 直感 嗅覚 反抗期
称号
若長の子
犬耳少年
ステリアス・シーヴァの所有 奴隷(NEW)
装備
木蓮の太刀〈妖刀〉(NEW)
属性:付喪神(低位)LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:強制 同期〈守護〉
八音の鍔
星霜の沸
鞘(落葉紅紫花)
耐久値:300
応接着(紺色)〈服〉
属性:羊毛LV16〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
保温
耐久値:20
奴隷の首環〈首輪〉(NEW)
属性:服従の術式LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:奴隷制約〈服従〉
反抗時〈精神苦痛+付与〉
耐久値:100
◇ ◇ ◇
ドクターミラビリス(NEW)
種族〈人間種〉
階級〈奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」元締め〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈2.3−〉
戦闘力 15
防御力 20
生命力 28
回避値 10
知能値 46
器用値 48
魔力値 22
火属性10
水属性22
風属性22
氷属性24
木属性13
戦技
固有能力
奥義「宮殿の書」
能力
小剣 杖 加工 作成 調合 生産 精製 接客 販売 計算
機械操作 鑑定 博識 精密操作 礼節 商才 統治 調査
奸計 冷静沈着 毒耐性 幻覚耐性 狂気耐性 炎耐性
直感 障壁 恫喝 脅迫
魔力系術式
下位(基本三原理)火属性付加
下位(基本三原理)火属性魔道弾
下位(基本三原理)火属性誘導波動
下位(基本三原理)風属性付加
下位(基本三原理)風属性魔道弾
下位(基本三原理)風属性誘導波動
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
下位(基本三原理)氷属性付加
下位(基本三原理)氷属性魔道弾
下位(基本三原理)氷属性誘導波動
下位(基本三原理)木属性付加
下位(基本三原理)木属性魔道弾
下位(基本三原理)木属性誘導波動
中位(戦略級)火属性障壁
中位(戦略級)風属性障壁
中位(戦略級)水属性波動
中位(戦略級)水属性障壁
中位(戦略級)氷属性波動
中位(戦略級)氷属性障壁
中位(戦略級)木属性障壁
上位(統治者級)水属性衝撃波動
錬金術式
〈魔鉱石〉精製技能+
〈賢者の核石〉精製技能−
〈反応炉〉調整技能−
〈魔道兵〉精製技能+
〈人造兵〉精製技能−
〈稼働鎧〉精製技能−
称号
魔道院の錬金術士
奴隷取り扱い商工組合「ガイエオコス」元締め
奇抜医師(NEW)
装備
宝杖イオン(孔雀色)〈杖〉
属性:氷属性LV100〈特殊兵装級〉
付与効果:精神感応〈術式増幅〉
守護膜(水属性50%)
耐久値:120
白衣の上衣着〈服〉
属性:羊毛LV25〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
状態異常耐性 付与
耐久値:25




