第3話 「闘種の王」〈13〉水色(アイオライト)の空〈了〉
(^ー^)ノRPG要素の追加でちょこっと改訂w
第3話 「闘種の王」〈人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く〉
We make a living by what we get. We make a life by what we give
〈13〉草創歴0444年4月25日
こんな俺でも緊張する時は緊張するものである。
とは言え、覚悟を決めたからにはやるしかない。
朝飯も早々に打ち切り、俺は「闘種の王」に偽装する。
勿論、装着の手伝いはガキ大将少年だ。
「よし、次は右手を持ってこーい。」
「あんちゃん、はーーい!」
事前に相棒である竜刀「アムドゥシアス」には偽装 外装を取り付け済みである。
形状は大太刀風で、鞘は八雲模様の飾り鞘だ。
『僕はもう、お払い箱ってわけね。』
まあな(笑)。
何より、俺には大嵐がいる。
予想外の事態であるが、雷霆馬とやらに転生した大嵐は、かなり強力な黒槍に変態する事が出来るのだ。
そこまでして、この俺と一緒に戦いたいとは泣けるじゃないか。
ヒヒヒィィィーーーィィィンンン
うお!やる気満々だね。
雷霆馬になってから、鳴き声の重厚感も凄い。
《大嵐は能力〈怒号〉(NEW)を獲得しました。》
俺は大嵐の黄金のタテガミをワッシャワシャと撫でてやる。
よーし、よしよし(笑)。
ピイッ〜♪
あっ。残念だけど、クロちゃんはガキ大将少年と一緒にお留守番ね。危険だし。
ピイッ…。
よいしょって、俺はクロちゃんを勝利者の御者席に置く。
クロちゃん、勝利者とガキ大将少年を頼んだよ。
よし。手筈通りに行くぞ、野郎共!
「了解です。お父様。」
朱色に染まった全装甲冑に陣羽織を着込んだ赤道が直立不動で敬礼する。
いや、地味にカッコ良いな。
「ご主人様、わらわもやる気は十分なのじゃ〜。」
水生獣模様の錦の打掛を纏った、見た目だけは美少女の流星である。
別名、じゃ〜じゃ〜姫だ。
「まずは、俺が1人で前に出て様子を見る。おっと、その前に一応、例のやつを頼むぞ、アム。」
『はいはい。久し振りに探知してみようか。』
《第1位階・竜顕現、発動。前方100mに敵対勢力を捕捉。総数2203。正面騎兵部隊500。左翼歩兵部隊500。右翼歩兵部隊500。共に所属は傭兵大隊と推測。各部隊に1名づつ強固な個体を検出。個体数〈3〉カテゴリー〈3.2+〉〈4.1+〉〈3.5−〉その後方50mに銀色の鷹騎士団を捕捉。総数203騎。強固な個体を検出。個体数〈4〉カテゴリー〈3.0+〉〈5.2−〉〈2.5+〉〈2.8−〉更に後列に千腕兵団と推察する部隊500兵を捕捉。強固な個体数の検出を…失敗しました。》
『…1人、突出して強いのがいるね。しかもカテゴリー5だよ。ほぼ中央だから、気をつけてね?』
そりゃ、あいつだろ?ラシャ・コウヤショウの奴だ。
あいつも何らかの手段で強さを隠している気がするんだよな。同じ穴の狢的な匂いがプンプンする(笑)。
『それって、あれだね。同類相憐れむってやつだ?』
お前、ぶっ飛ばすぞ。
…さて、準備は万端だ。
俺は大嵐にヒラリと飛び乗る。
甲冑がガチャガチャうるさい。
「あんちゃーーーん!頑張ってなあ〜。」
ガキ大将少年の声援を受けて、俺は後ろ手に手を振る。
クロちゃんの眼差しが切ない。
だがしかし、さあ行こう、大嵐よ!
ヒヒヒィィーーィィンンン ブフンッ
《固有能力・疾雷の蹄、発動》
俺を背に乗せたまま、フワリと天を駆け上る。
まずは上空から敵勢力の全景を確認してみよう。
うむ。アムの言う通りの陣容に間違いないようだな。
『左にいるのはナユタ少年だね。おっ!右を率いてるのは爆乳ちゃんだ!元気そうだねえ〜。』
目ざとい奴だ(笑)
しかし、こうして面と向かって傭兵大隊と戦うってなれば、色々と思うところもあるな。
『って言うか、君ってまだ、傭兵大隊預かりの身の上じゃなかったっけ?』
そう言えばそうだったような…。
一応、設定としては俺達は今頃、闘種達に追い出され、亜人の森を彷徨っている予定である(笑)。ここは何処だ〜?ってな。
いいか、聞こえているな?
右翼の部隊は流星が当たれ。
左翼の部隊は赤道、お前だ。
最低限の被害に抑えろよ。
俺は心話を打ち切る。
にしても、ここから落ちたら痛そうだな(笑)。
『いや、別に大嵐に乗ったまま降りてもいいんじゃないの?それでも結構、衝撃はあると思うけど?』
奴等に大嵐の勇姿を見せるのは勿体ない。
と言うよりも、大嵐は俺の愛馬だから、闘種の王と一緒にいると都合が悪いだろ?
『ああ、そう言うこと?だから勝利者も置いてきたわけね?』
そう言うことだ。
と言うことで、大嵐は黒槍になると同時に、アムは竜絶壁を100%解除よろしくな。
『ほんとに良いのね?どうなっても僕は知らないよ?』
忌児であるこの俺と「竜血の契約」をして以来、常に発動し続けて来た竜絶壁である。
もっとも、それは同族から逃げおおせる為に行なっていた事だが、対象者がいないのでは何とも言い難いも、そう言われると色々な意味で怖い。
しかし、やるしかないだろ?
もう後には引けないのだ。奴らには圧倒的な力を見せつけてやらねばならんのだ。
ヒヒヒィィィーーーィィィンンン!!
《固有能力・雷霆槍化〈神級〉、発動》
大嵐が紫電を発しながら、俺の手の平の中に黒槍となって収まる。鼓動が俺と一体化している。
無論、俺は自由落下を開始する。大嵐が消えたからだ。
地表までは、およそ300m。
そこは「刀鬼王の甲冑」、空気圧を遮断し、俺に何ら不都合はない。
『まあ、80%も物理耐性特化が強化されてるから伊達じゃないよねぇ。それじゃ、竜絶壁を解除しちゃうよ。』
おおともよ!
《第1位階・竜絶壁〈常時発動中〉100%解除》
ピシッていう耳鳴りと言うか、俺の周りの空間がひしゃげる音が聞こえた気がした。
何だろう、このまま激突しても平気な気がする(笑)。
『君が平気でも、甲冑とかが諸々が平気じゃないんじゃない?』
それはもっともだ。
肉迫する地表。落下速度はこれ、想像するだに怖い程だ。
よし、こう言う事態にはあれだな。
《竜技・開闢の威風、発動》
俺は足元に〈木気〉を集中させる。
おっ、〈木気〉が予想以上に俺の操作に適応している。これなら色々と応用出来そうだ。
旋風を四方に配置し、着地と同時に颶風と化して叩きつける。
ドドド……ドドドォォォオオオン……。
これが空気圧のクッションとなり、俺は無傷で降り立った。
《闘種の王の相生相剋〈木気〉属性が+2強化されました。》
どうだ、見たか!俺の威容に恐れ慄くがいい……と言いたいところだったが、なんたる土煙り。一寸先も見えない(笑)。ゴホッ。ゴホッ。
『煙が引くまで待つしかないね、これは。』
チッ。何たる時間浪費。
しかし、これはこれで衝撃はあるかな。失敗っぽいけど。
煙が徐々に晴れてゆく。少しずつ明らかになる闘種の王の禍々しい姿。
あっ。俺は今、凄い注目されている。
何しろ、草原を挟んで1対2000弱の構成だ。
それも包囲されつつある。
よし、いっちょ景気付けに、苦手な〈土気〉属性の竜技でも使ってみるかな?
さっきのを考慮して、竜絶壁を解除してあっても、さほどの威力は無いだろ。
しかしこれ、これが地獄を産む事を俺はまだ知らない。
《竜技・復讐の逆鱗、発動》
え?操作?
発動した瞬間に、そんなもんは俺の手から離れている(笑)。
笑い事じゃないけど、そう言えば戦闘狂押し掛け女との対決時に、最後に放った〈火気〉属性の竜技と同じ感覚だ。手加減無しにしたせいだ。
なんか、竜技が一人歩きしてる感じ。
何故だろうなあ?
《闘種の王の相生相剋〈土気〉属性が+2強化されました。》
『いや、君が半馬半山羊の肉を食べ続けたせいでしょうが?』
反省したところで、もう止まらないんだけどね。
俺を中心に四方、八方へと広がっていく地割れ。
その地の底は見えない。
ゴゴゴ…ゴゴゴ……ゴゴゴゴゴゴ…ゴゴゴ
獄炎馬達には可哀想だが、正面部隊がこれを突破するのは不可能だろう。
どんどん飲み込まれ、落馬してゆく。
あれ?まだ俺の〈土気〉が引っ張り出されてるような?止まらない的な?
地中の亜鉱石が凝縮され、所々で刃となって地表に出現する。
これは…ちょっと、さすがの俺も目を覆いたくなるような惨状だ。
場所によっては串刺しにされたり、罠の形状にも変化する。
『これは悪逆非道過ぎるっ!』
…悪って言うか、俺は闘種の王だからな(怒)。
俺は逆ギレしてみた。
はいはい、もう竜技は使いませんよ。正体がバレる危険もあるからな。
じゃあ、今こそ自慢の大嵐の出番だ。
俺は右手の中で打ち震える黒槍を、軽く右側半身で構えてみる。
って言っても、槍系の戦技を俺は習得していない。どうしたもんか。
『大嵐君がね、軽く前方を薙ぎ払ってみてくれって、さ。』
ほほう。んじゃ、お言葉に甘えて軽く薙ぎ払ってみるか。
《神撃・星霜雷鼓、発動》
ドドドオオォォォ……ォォォオオオンンンン!!
まるで天の銅鑼を叩き破ったかのような、大音響が草原を支配する。
ここで俺は自己申告しておく。
俺は軽くしかやっていないよね?そうだよね、アムさん?
『……僕、言ったよね?大嵐君の黒槍、神級だって…。』
はて?それはさて置き、紫電の渦雷が数千発も生み出され、傭兵大隊を根こそぎ吹き飛ばしていく。
これはもう、天災級の破壊力だ(笑)。
焼け野原しか残らない始末。
いかん…最低限の被害に抑えろと言った手前、この有様は惨憺たるものだ。
しょうがない。俺はこれ以上、手を出さん方がいいか。
よし。じゃあ、後はお前達に任せるとしよう。
「…わが眷属達よ。…今こそ…その力を解き放ち…我が威光を彼の地に轟かせよ。…敵を叩き潰せ!!」
それにしても、やっぱ声色を変えて重々しく言うのは疲れるね(笑)。
これ、何とかなんないかな?なんて悩む俺であった。
◆ ◆ ◆
これは即ち、悪夢以外の何物でもない物語だ。
若きサイカ・リュインは血気にはやっていた。
銀色の鷹騎士団敗北の後の、傭兵大隊の晴れの舞台だ。
舞台としては申し分ない。
「黒線のサイカ」とも呼ばれ、大隊隊長に名を連ねる僕である。
やる気が無いなどとよく言われるものの、それは価値観の違いであろう。
隊員を従えた僕は、獄炎馬をよく制御しつつ、美しくも煌びやかな細剣を抜き放つ。
僕の精神と細剣が同期し、視界に「フラウンフォーファの黒線」を紡ぎ出す。
この黒線をなぞれば、それは死をもたらすのだ。
この国内に於いても、これを回避できる者など数少ない。
ましてや、敵は草原に忽然と姿を現した、たった1人の道化師。
闘種の王などと名乗ろうとも、しょせんは亜人種の王だ。
「その首は僕が貰い受ける!」
だが急転直下、景色は瞬時に血色に染まった。
騎乗していた獄炎馬もろとも投げ出され、僕は無様にも草原を転がり落ちる。
そして、その光景に目を見開く。
ゴゴゴ…ゴゴゴ……ゴゴゴゴゴゴ…ゴゴゴゴゴゴ…ゴゴゴ
大地が砕け、亀裂が走り、ギロチンのような刃が無慈悲に草原を走る。
それは地獄絵図と言うものか?
僕同様、濃緑色の翠甲冑を装着した隊員達が、紙切れのごとく切り刻まれていく。
それは逃れようも無い地獄だ。
立ち直さねば…が、見れば右脚が切断されていた。
恐怖のあまりに、痛みを忘れていたのであろうか。
しかし、次の瞬間、更に恐ろしい現象が舞い降りた。
ドドドドドドオオォォォ……ォォォオオオンンンンンン!!
まるで蒼天が裂けたかのような大音響が轟く。
その中心は、あの闘種の王だ。
闘種の王が振るった黒槍が、一纏めに傭兵大隊を討ち滅ぼす。
…たった一撃だ。
たったの一撃で…ほぼ僕の率いていた騎兵団「黒線」が壊滅した。
惨憺たる気分である。
無力過ぎて吐き気がする。
そして戦場に響き渡る、闘種の王の禍々しい声。
……わが眷属達よ。…今こそ…その力を解き放ち…我が威光を彼の地に轟かせよ。…敵を叩き潰せ!!
それは来る。
もはや、疑うべくもない。
右翼大隊、そして左翼大隊の残存部隊に湧き上がる阿鼻叫喚の叫び声。
のみならず、後方に待機する千腕兵団でも何事かあったようだ。
しかし、僕の目は、もう霞んでよく見えない。
願わずば、この地獄が目覚めた時には終わっている事を祈るばかりである。
しかしながら、地獄は他者の視線に移ってまだ続く。
ナユタ・ゴブジョウは撤退を呼び掛け続けていた。
しかし、戦況は他人事のように流れていく。
現実味がないのだ。
当初、左翼大隊は被害も少なく、上手く立ち回っていたものの、500の歩兵大隊「羅刹」は、赤く燃え盛る鎖刃に絡め取られ、捕らえられたが最期、消し炭となって次々と消えた。
それはあの声と共に現れた。
…今こそ…その力を解き放ち…
《報告。赤道の相生相剋〈火〉の眷属としての〈因果律限界値突破〉が限定解除されました。神撃・〈焔魔天化〉が可能です。》
まるで炎天を従えたかのような、緋色の翼を広げたそれは、武人さながらに両腕を組み、こちらを見降ろしている。
攻撃する気はないのか?いや、それは浅はかな考えだった。
この時に撤退を、速やかにこの私が指示しておけば半数は助かったやも知れぬ。
だが、時既に遅し。
《固有能力〈焔獣の器〉再大臨界280%。聖痕武器級・狂焔の最大射出数は280本です。》
炎の魔人の背後に浮かび上がる、武器、武器、武器…それは太刀、片刃剣、大剣といった、ありとあらゆる武器が山ほど浮かび上がる。
そのどれもが激しく燃え上がり、白光している。
これは危険だ。
案の定、それらが無造作に降り注ぎ、傭兵大隊の隊員を斬り裂き、焼き尽くしていく。
まるで大砲の弾丸のような破壊力だ。
ドドドドォォォ………ドドドドォォォ………ォォォンンン!!
「撤退しろっ!西に逃れろっ!!」
しかし虚しいかな、逃げ道は塞がれた。
《戦技・洞紋印流 秋霖の手斧〈焔の飛泉〉、発動》
炎の魔人は無限とも思える炎鎖の刃を生み出し、隊員の退路を遮る。
余談ではあるが、これは闘種の女族長が使う奥義とは、似て非なる破壊本能と、さらなる凶悪無比な攻撃範囲を有していた。
これに触れようものなら、妖銀鉱製の防具でさえも、容易に溶かしてしまう高熱の塊。
逃げ惑いつつ、ナユタは自らの身を守る事で精一杯であった。
それは戦技「反射呪言」。
羅刹因子を持つ者の「剣撃反射」を刃に乗せて打ち出す、必殺の抜刀術である。
生き延びる事が出来たというのは、この剣撃反射と赤道の攻撃属性の相性が良かったと言わざるを得ない。
とは言え、それで一太刀入れられたとか、そう言う類の相性ではない。
それは圧倒的なのだから。
全身に火傷を負いつつ、ナユタはこの災害から逃れる道をひた走るしかなかった。
代わって場面は右翼歩兵大隊に移る。
見上げる碧天を覆い尽くさんほどに、圧倒的な陰が彼女達を覆っていた。
ワガセ・グローリアスは呆気に取られて、その少女と、それを見上げる。
《報告。流星の相生相剋〈水〉の眷属としての〈因果律限界値突破〉が限定解除されました。神撃・〈水星の皇王〉の召喚が可能です。》
「…さあ、逃げ惑うがよい。そして金輪際、わらわ達に挑もうなどと、愚かな考えを抱かぬ程度に…半分はその場で惨たらしく死ぬがよい。」
少女の口から出たとは思えぬ言葉に、傭兵大隊の隊員達は震撼する。
しかし、その少女の背後に浮かぶ、半径100m級の蒼球状の不透明体は、彼女の意に従うかのように、所々から竜種状の鎌首を持ち上げる。
その数、100首。
それはまるで、青衣の皇竜種にも見える。
恐慌状態となり、一斉に隊員達が逃げ惑う。
「ふほほほほ……無様なり…人間共よ。…撃ち殺せ!」
竜種の口が一斉に開かれる。
魂を破壊する竜種の雄叫び「獅子の破光」。
だがこれは、水属性の「青の獅子破光」の一斉放射だ。
ゴゴゴゴゴォォォォォオオオオオ………オオオオオォォォォンンンン!!!
大地が抉れた、と言った方が正しい表現か。
誰を狙ったとか、そんな破壊力ではない。
水蒸気爆発の連鎖が地表をゴッソリと削り取っていた。
「…おや…やり過ぎたようじゃな…。」
その結果がこれとは、神も仏もあったものではない。
配下であった500名の隊員達は、大半は細切れになって四散した。
かくいうワガセもまた、半死半生で身を横たえている。
しかしながら、よくも生き残ったものだと、自分でも感心する。
と言っても、半身は直視するのも酷い状態だが、自慢の長命種因子でも完治に数日を擁することだろう。
ああ、それまで焼菓子と大麦粉卵包みを食べられないのね。
それが彼女の最大の懸念事項であった。
あっ、でも面倒な隊長の相手をしなければいいと思えば、お姉さん耐えられる気がしてきたわ!
巨乳さん、相変わらずのマイペースで乗り切るのだった。
無論、アムの「暴君の加護」に護られていたとは露知らずに、だ。
…場面は敵陣後方に移る。
そこは混乱の坩堝にあった。
静観の構えにあった銀色の鷹騎士団203騎であったが、後方からの千腕兵団500兵による襲撃を受け、右往左往しつつも、どこにも逃げ場は無し。
やむなく交戦の憂き目。
「しかし、一体これはどう言うことか??」
シー・ファルクン子爵とて、呪剣と共に奮戦しつつ、愚痴を零す。
不本意ながらも、横に並び立つ傭兵大隊の隊長に背中を預けるという体たらくだ。
「それでも、前線は健闘しているようですがね。」
ラシャが指摘するように、前線に立つタナマユ・ピジョン女子爵と、ブルーツリー・パラキート男爵は咄嗟の判断に優れた対応をしてくれた。
部隊を翻し、獰猛な顔付きに豹変した千腕兵団を駆逐。
ちなみに、ヴィレッジ・スパーロウとセリーヌ・スワーロウの両者はアムルブルグ送りとなって不在だ。両者とも重症の身である。
「こやつら、魂を支配されているぞ?」
それは、怨嗟の魂を支配するシー・ファルクンだからこそ、分かる事だ。
「これだけの兵団の数を…ですかな?」
そう。その驚異的な支配力はただ事ではない。
その事実に、汗が額から滴り落ちる。我知らず身震いする程だ。
その時、千腕兵団の後方で山(?)が動いたかのように見えた。
《報告。喜劇の相生相剋〈土〉の眷属としての〈因果律限界値突破〉が限定解除されました。神撃・〈角獣の座(霊位)〉の起動が可能です。》
目の錯覚か?と思った瞬間、それが眼前に飛び込んで来た。
無論、周囲の騎士達は蹴散らされている。
「…あ…悪魔か!?」
驚愕が伝染する。
それはまごう事無き、悪魔さながらの容姿を持った黒獣であった。
山羊の顔と角を持ち、獅子の鬣、人の剛腕、蝙蝠の皮翼、馬の脚。その全高5mにも及ぶ。
さながら混成獣のようだが、半馬半山羊の変種のようにも見える。しかし驚異的な巨体だ。
獰猛な息遣いの中に、知性が宿る琥珀色の瞳が怪しく輝く。
《固有能力・老王の邪眼、発動》
「いかん!あの目を見るな!!」
ラシャの警告は、だが用を成さず、騎士達の魂を虜にした。
「…お、おのれ、化け物の分際でっ!!」
激昂したシー・ファルクンが呪剣の術式を立ち上げる。
だがあえて、それをラシャは止めなかった。
魂を支配しているのが、この魔物であるのならば、それを妨げられるのは彼だけであろう。呪術に精通した彼ならば、と。
「我が恣意の強奪にて、貴様から魂の支配を奪ってやるぞ……うおっ!?……や、止めろぉぉぉっっっ!!??」
どうしたことか?シー・ファルクンは困惑の悲鳴を上げて、次いで騎乗する騎馬から転げ落ちる。
「…や、止めろっっ……これ以上、俺から吸い取るなあああ……。」
シー・ファルクンの握る呪剣がカタカタと震えだし、根元からポッキリと折れてしまったのだ。
同時に彼も昏倒してしまう。
「ファルクン卿!?」
取り残されたのはラシャ・コウヤショウ一人きり。
それを見降ろさんと、悪魔のごときソレが動き出す。
「…悪魔とは失礼であるな。私は大妖山羊の先祖帰り的な者なのですよ。」
人語を解すると言うのか?しかも俺の心を読んだだと?
「お前さん、彼に何をした?」
「…いえいえ、彼が溜め込んでいた魂を美味しく戴きましたのです。何しろ私、魂を備蓄する事が出来ましてね。現在の所、108個まで蓄える事が出来るのですな。」
平然と、まあ、この化け物め。
「…そうですなあ。ですから私、108回死んでも即座に生き返る事が出来るのですよ…自分でも驚きの能力ですな。ハッハッハッハ。」
笑いやがった。
山羊の頭ながらに、嫌らしい笑みと察せられる。
そして、周囲の味方は総じて魂を支配された傀儡と化し、ジリジリとにじり寄る。
こうして、開戦30分も経たずに戦線は崩壊したわけである。
◆ ◆ ◆
ドオォォォ…ン ドオォォォ…ン ドオォォォ…ン ドオォォォ…ン
地響きが後方の亜人の森を揺さぶる。
《報告。勝利者の相生相剋〈木〉の眷属としての〈因果律限界値突破〉が限定解除されました。神撃・〈樹蛇化〉が可能です。》
あっ、俺ってまた何かやっちゃったっけ?
『君が、力を解き放てとか、適当な事を言うからでしょ?』
それであいつら、いつにも増して大暴れしてるのか(笑)。
んじゃ、喜劇の奴も今頃、大暴れかな?にしても、俺の眷属って何人いるんだ?
『そうねえ。でも相生相剋って事は、5人なんじゃないのぉ?』
赤道、流星、喜劇だろ?あと誰だ?
クロちゃんかな?
『とりあえず、ほら、来たみたいよ?』
地響きの正体だ。
亜人の森から顔を覗かせる、巨大な蛇の頭。
えっ?それがニュルニュルって、木をなぎ倒しながら進んでくる。何だ、あれ?
っ〜か、何mあるんだよっ!?
「あーーーんちゃーーーん!!!」
おや、蛇の頭の上にチョコンと乗っかっているのは、あれはガキ大将少年か?
お前、そこで何やってんだ?
ピイッ〜〜〜♪
あら。クロちゃんはちゃんとガキ大将少年の頭の上に陣取っている。
俺の目の前まで来ると、それはペコリと頭を下げ、地べたに密着し、草原に彼等を降ろした。
なかなか礼儀正しい蛇だね。こいつ、何だ?
「あんちゃん!馬車が急に蛇になっちゃったんだよ。」
「はぁ?」
って事は、これが勝利者か…原型がないな(笑)。
皮膚は樹皮のようで、緑に見えたのは苔のようだ。不思議な蛇だ。
「よし。お前等は安全な場所に避難しておけ。」
俺は入れ替わるように、蛇の頭に飛び乗る。
よし!行け、勝利者よ!
何はともあれ、この衝撃はなかなかのものだろな、と。
巨大な蛇の上に立ち、地獄と化した草原を進み、黒槍を掲げる「闘種の王」の図。
後年、この図は長くジ・ハド煌王國の歴史に刻まれる事となった。
勿論、それは畏怖の対象としてだ。
それにつけても酷い有り様だ。勝利者から覗き込むと、より一層よく分かる。
《報告。この戦場に於けるステリアス・シーヴァ以下、眷属による殺戮数は1000名を越えました。〈ハイヨト・ハ・クォデシュ(摂理の声)〉に1502名の魂魄を捧げる事で〈因果律限界値突破〉が可能です。〈暴君〉アムドゥシアス・ゲニトル・ルミナスは第1位階から第2位階へと進化しますか?》
『う〜む。これは保留かなあ?どうしよっかなあ?』
何だ?ともかく俺は、これ以上の殺戮は望まない。
目撃者が減っちゃうだろが(怒)。
「我が元へ集え!我が相生相剋の五人衆よ!!」
真っ先に駆けつけたのは、やっぱり喜劇だ。
デッカい魔物に成長したな(笑)。
「私、幸せ者にございますな。ハッハッハッハ。」
なんか笑ってるぞ。ほとんど悪魔っぽい。
樹蛇と化した勝利者の前方に喜劇、左上空に赤道、右上空に流星が付く。
うむうむ。
上機嫌でいたら、いきなり黒槍の刃先が光芒を広げながら、形状を変えていく。それはより神々しく、威容を増しながら拡大していく。
なんか良く分からんが、ちょーカッコいいぞ、これ?
《報告。大嵐の相生相剋〈金〉の眷属としての〈因果律限界値突破〉が限定解除されました。神撃・〈銀湾の碧玉(神撃進化)〉が発動中です。同期率は200%を超過しています。》
『あっ、ちょっと大嵐君、それはマズいんじゃない??これは止めた方がいいよっ!』
えっ!?あっ、そうなの??
「まあまあ、大嵐。お前が俺の五人衆だって事はよく分かったぞ!これからも期待しているぞ〜。」
危うく焦土を生み出す一歩手前で大嵐をなだめ、俺はホッと安堵した。
おや、敗残兵達の顔には恐怖が張り付いている。
大嵐の光が強過ぎたようだ(笑)。
まあ、それはさて置き、交渉に入ろうか…。
かくして闘種の王は、「亜人の森に踏み入った者は死すべし」と、これを2000以上の兵を一蹴して見せ、傭兵大隊 隊長のラシャ・コウヤショウに肉迫してみせたと言う。
「引け。今、引くならば、アスラシアなる女は五体満足に帰してやろう。」と、選択の余地なく撤退を申し渡された。既に壊滅状態ではあるが、この部分は文書の改竄の余地が認められる。
最大の危険要素は「黒槍」であるとの、「藍色の賢者」の判断だ。
あれは限りなく神級に近しいと…。
報告の書面を思わず落としそうになり、ライオネック・ジ・ハドXⅣ世はハッと我に帰った。
こんな出鱈目な報告書が、音無しの塔院はともかく、選帝爵位院制議会で通る訳がない。
紛糾する様が眼に浮かぶようだ。
ともあれ、直させる書面は横に置き、通す書面にサインを入れる。
謹慎処分に処せられているラシャ・コウヤショウだが、今回の事案は緘口令となる見通しである。
これも頭が痛いところだ。
何より傭兵大隊の損害が手痛い。
6日が経過し、頭痛の種ではあったが、これで亜人の森を侵攻せねばならないと言う「煌王家派」の頭は抑えられそうだ。
それよりも、この「闘種の王」とやらの正体を探る事に、当面は躍起になる事だろう。
そう思案しつつ、煌太子は筆を折るのだった。
◆ ◆ ◆
カタン…カタン…カタン…カタン
闘種から借り受けた馬車は質素なもので、アムルブルグを経由して、幌馬車と若い雌馬を買い揃える事になった。
帰り道は整地された公道を通る為、極めて危険は少ないし、途中から傭兵大隊の駐留部隊が護衛に着いた(発見された)為、自由気ままとは大違いである。
各城塞都市では上質な会食場や食堂宿屋を利用し、何不自由なく日々は経過していった。
心なしか、メアリ・カンタダが手持ちぶたさに見える。
安全ではある…だが、何か心に穴が開いてしまったように虚しい。
「アーシア様。もう間もなく、ジュライに着きますわ…。」
まあ、もうそんなところまで来てしまったのですね。
あれは、まるで夢物語のような数日間でした。
「…あの方は、どこに行ってしまわれたのでしょう。」
私の心を代弁するように、アンリ・ヒヨシマが水色の空を見上げて言った。
それでも、この空をあの方も見ているのでしょう。
この空が繋がっている限り、いつの日か、きっと再会する日が訪れる筈だから。
今もまだ、この夢物語は続いていると信じながら…。
第3話 了
◇ ◇ ◇
闘種の王(ステリアス・シーヴァ)
種族〈シーヴァ族〉
階級〈傭兵〉
所属国〈闘種の郷〉
カテゴリー〈8.5+〉
戦闘力 126
防御力 114
生命力 178
回避値 112
知能値 94
器用値 92
魔力値 124
相生相剋〈火気〉属性 108
相生相剋〈木気〉属性 70(↑2)
相生相剋〈金気〉属性 50
相生相剋〈土気〉属性 88(↑2)
相生相剋〈水気〉属性 80
竜技
九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎〈火気〉
九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐〈水気〉
九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉
九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉
戦技
一刀両断
十文字斬り
固有能力
竜の血眼(竜眼第1位階)
轟炎の気
水精の女王の加護〈35%〉付与
能力
大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了
毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 睡眠耐性
酩酊耐性 拘束耐性 脚力 看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定
察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工
恫喝 腕力 投擲 調理 予感 警告 二刀流 洞察 策謀 警告 演技 統治
魔力系術式
下位(基本三原理)火属性付加
下位(基本三原理)火属性魔道弾
下位(基本三原理)火属性誘導波動
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)光属性付加
眷属
大嵐〈相生相剋の五人衆〈金気〉〉
喜劇〈相生相剋の五人衆〈土気〉〉
勝利者〈相生相剋の五人衆〈木気〉〉
クロちゃん
赤道〈相生相剋の五人衆〈火気〉〉
流星〈相生相剋の五人衆〈水気〉〉
ラムバ〈闘種四天王〉
ティロ〈闘種四天王〉
クラトゥ〈闘種四天王〉
プンジェ〈闘種四天王〉
称号
赤き竜人
傾国の貴公子
闘種の王
装備
竜刀アムドゥシアス〈大剣〉
属性:暴君LV820〈聖遺物級〉
付与効果:暴君の加護〈第1位階〉
剣撃物理破壊力増幅
竜技増幅
所持者固定契約〈魂〉
偽装 外装〈八雲模様〉
耐久値:980/∞
刀鬼王の甲冑(改)〈重装〉
属性:闘種覇動LV300〈聖痕武器級〉
付与効果:多元感応(進化)相乗効果〈物理耐性特化(80%上昇)〉
多元感応(進化)相乗効果〈太刀斬撃強化(180%上昇)〉
隕石鋼補強〈永続化〉
耐久値:400
所持金
煌皇金貨13枚
煌白銀貨805枚
煌赤銅貨20枚
所持品
賢者の核石〈「火気」術式刻印〉
賢者の核石×2
岩塩
獣油
下着〈服〉×5
◇ ◇ ◇
大嵐
種族〈雷霆馬〉
階級〈雷霆馬神種+〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈4.5+〉→〈18.0+〉
戦闘力 44→220
防御力 49→236
生命力 46→230
回避値 47→235
知能値 38→190
器用値 22→110
魔力値 33→165
相生相剋〈金気〉属性 44→220
相生相剋〈土気〉属性 1
固有戦技
神撃・星霜雷鼓〈雷霆槍〉(NEW)
【神撃・銀湾の碧玉(神撃進化)】(NEW)
戦技
百雷
固有能力
運命補正効果(眷属)
疾雷の蹄
雷霆槍化〈神級〉
【因果律限界値突破〈限定解除〉】(NEW)
【同期率200%超過】(NEW)
能力
脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 雷君
圧殺 炎耐性 魔眼耐性 察知 冷静沈着 仲裁
原子分解 障壁 飛翔 神気 怒号(NEW)
称号
相生相剋の五人衆〈金気〉
装備
馬鞍〈軽装〉
属性:獣皮LV8〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:60
◇ ◇ ◇
喜劇(チェリーブロ・サム)
種族〈人間種〉
階級〈サム伯爵家・当主代行〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈2.3+〉→〈17.0+〉
戦闘力 25→195
防御力 28→196
生命力 38→266
回避値 22→154
知能値 33→231
器用値 31 →217
魔力値 22 →154
相生相剋〈土気〉属性20→140
土属性12→84
闇属性10→70
戦技
三重残撃
高揚の帯気
固有能力
運命補正効果(眷属)
邪眼→【老王の邪眼】(NEW)
同期霊性移行率80%〈双角種〉
擬似人格
【因果律限界値突破〈限定解除〉】(NEW)
【神撃・角獣の座(霊位)】(NEW)
【魂魄108備蓄〈半不死性〉】(NEW)
能力
大剣 剣 斧 槍 棍棒 盾 重装 甲冑 格闘 奇襲 暗躍 暗視
礼節 騎乗 精神抵抗 捕食再生 幽体 自己再生 即死耐性
闇耐性 石化耐性 邪眼耐性 魅了 聴覚 嗅覚 鉄面皮 覚者
潜伏 詮索 忠義
魔力系術式
下位(基本三原理)土属性付加
下位(基本三原理)土属性魔道弾
下位(基本三原理)土属性誘導波動
下位(基本三原理)闇属性付加
下位(基本三原理)闇属性魔道弾
下位(基本三原理)闇属性誘導波動
中位(戦略級)土属性波動
中位(戦略級)土属性障壁
中位(戦略級)闇属性波動
中位(戦略級)闇属性障壁
称号
百腕
相生相剋の五人衆〈土気〉
公爵(代行)
装備
貴族服(亜麻色)〈服〉
属性:羊毛LV15〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久値:10
巨盾剣アスピドケロン改〈盾剣〉
属性:魔鉱石LV210〈秘蹟武具級〉
付与効果:百腕の束縛〈見えざる鎖〉
物理特性〈土属性〉30%強固
耐久値:350
強化装甲改「百腕+」〈重装〉
属性:魔鉱石LV100〈特殊兵装)級〉
付与効果:魔力伝達〈戦技増幅〉
物理特性〈土属性〉20%強固
石化耐性〈永続化〉〈反射〉
耐久値:200
◇ ◇ ◇
勝利者
種族〈妖怪神 樹蛇種〉
階級〈馬車(黒檀)〉
所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉
カテゴリー〈3.8−〉→〈16.0−〉
戦闘力 10→200
防御力 70→350
生命力 65→325
回避値 40→200
知能値 31→155
器用値 26→130
魔力値 25→125
水属性2
風属性5
木属性15→75
相生相剋〈木気〉属性 30→150
戦技
大祓の帯刀
固有能力
運命補正効果(眷属)
自我
癒しの花籠〈搭乗者治癒能力60%上昇〉
閻浮樹の無窮〈自己再生〉
天華の曙光〈光合成〉
高御産巣日→神宝の洞庫〈隠り世空間〉
御阿礼木の召霊
【因果律限界値突破〈限定解除〉】(NEW)
【神撃・樹蛇化】(NEW)
能力
盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性
狂気耐性 熱耐性 魔眼耐性 積載 格納 管理 偏食 捕食吸収
自己増殖 硬化 障壁 踏付け
称号
相生相剋の五人衆〈木気〉
◇ ◇ ◇
赤道
種族〈人造兵〉
階級〈炎魔〉
所属国〈亜人の森〉
カテゴリー〈3.9−〉→〈16.0−〉
戦闘力 36→180
防御力 60→300
生命力 40→200
回避値 25→125
知能値 27→135
器用値 20→100
魔力値 25→125
相生相剋〈火気〉属性 15→65
火属性12→60
戦技
妙技 螺旋
洞紋印流 滅赤の太刀
洞門印流 秋霖の手斧〈焔の飛泉〉(NEW)
固有能力
運命補正効果(眷属)
擬似 生命樹〈妖銀鉱〉(朱色偽装)
擬似 霊子核
擬似 第五元素循環回路
主典(戦技再現度120%)
焔獣の器→【再大臨界280%】(NEW)
【因果律限界値突破〈限定解除〉】(NEW)
【神撃・焔魔天化】(NEW)
能力
爪 甲冑 物理抵抗 精神抵抗 幽体 即死耐性 睡眠耐性
石化耐性 狂気耐性 炎耐性 硬化 障壁 威圧 覚者 忠義
警備
称号
緋
相生相剋の五人衆〈火気〉
装備
狂焔カタルシオス〈精霊剣〉
属性:火属性+狂気LV330〈聖痕武器級〉
付与効果:焔獣の器(成長進化∞)【最大射出数280本】(NEW)
無形〈精霊体〉(大剣 剣 小剣 細剣 双剣 大刀 刀 小太刀
斧 手斧 槍 投槍 投擲 騎士槍 棍棒 弓 大弓 杖 騎士楯 銃 銃剣 爪 暗器 鞭 )
炎獣の火焔(火属性)〈燃焼〉
耐久値:500/∞
緋色の陣羽織(緋の紅衣)〈服〉
属性:結界種LV350〈聖痕武器級〉
付与効果:結界生成〈守護遮断・複合(反射率)〉
物理特性〈火・水〉50%増幅
黒染め錦(物理特性〈闇・土〉50%増幅)
炎耐性〈永続化〉
耐久値:330
◇ ◇ ◇
流星
種族〈水生獣(主)〉
階級〈水精の女王〉
所属国〈亜人の森〉
カテゴリー〈3.5+〉→〈17.0+〉
戦闘力 32→160
防御力 25→135
生命力 31→155
回避値 30→150
知能値 32→160
器用値 33→165
魔力値 40→200
相生相剋〈水気〉属性 30→150
水属性35→175
風属性10→50
戦技
固有能力
運命補正効果(眷属)
自我
多岐都の水鏡(遠視〈100㎞圏内〉 )
水生獣化
【因果律限界値突破〈限定解除〉】(NEW)
能力
小剣 刀 小太刀 弓 鞭 軽装 隠蔽 曲芸 礼節 歌唱 知者
精神抵抗 統治 自己回復 即死耐性 幻覚耐性 石化耐性
魔眼耐性 寒耐性 熱耐性 魅了 看破 察知 障壁 心眼 浮遊
洞察
魔力系術式
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
中位(戦略級)水属性波動
中位(戦略級)水属性障壁
上位(統治者級)水属性衝撃波動
精霊系術式
水精の息吹(治癒・浄化)
水精の聖域(結界)
【神撃・〈水星の皇王〉召喚】(NEW)
称号
相生相剋の五人衆〈水気〉
水精の女王
流星の巣の主
飲料水の補充担当
装備
錦の打ち掛け(水生獣模様)〈和服〉
属性:水属性LV250〈秘蹟武具級〉
付属効果:物理特性〈水属性〉50%障壁
擬似結界〈永続化〉〈反射〉
自己再生・自己修復
耐久値:500
錦の小袖〈和服〉
属性:水属性LV200〈秘蹟武具級〉
付属効果:物理特性〈水属性〉25%障壁
擬似結界〈永続化〉〈反射〉
自己再生・自己修復
耐久値:300




