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第3話 「闘種の王」〈3〉狼人種(コボルト)の罠

(^ー^)ノRPG要素を追加。赤道を一気にLVアップしてみました(笑)

第3話 「闘種の王」〈人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く〉

We make a living by what we get. We make a life by what we give


〈3〉草創歴0444年4月21日


目が充血するほどの徹夜をしてしまった。


徹夜はあれほどしないと誓ったはずなのに、だ。

しかし今回も回避不可能の突発的な事態の為、致し方ない。


《ステリアス・シーヴァは能力スキル〈睡眠耐性〉(NEW)を獲得しました。》


誰が悪いわけじゃない(断言)。

アムが休眠状態じゃなかったら、ツッコミの声が聞こえて来そうだ。


ピッピッ♪


やっぱクロちゃんは俺の味方だなあ(笑)。


昨夜から始まった各々の分担作業で、こっちは身も心も疲れきっている。

にも関わらず、勝利者ヴィクトリに引きこもっていた男装の煌王女さんまで目が充血しているとは、どう言う事だ?


「コラ。お前は一体、何なんだ!?」


「は、はひーー。眠れなくって〜。」


知ったことか(怒)。


◆ ◆ ◆


女中メイドさん番号1ことメアリが、コトコト煮込んでアクを取り続けた炎獣パイローブの肉が30㎏。

勿論、寸胴一杯の煮汁も確保だ。


女中メイドさん番号2のアンリは、乾燥スモーク肉をきっちり仕上げてくれた。

こっちは60㎏。保存食としては十分だな。


一方、俺は朝まで毛皮を水に漬け込んで、ジャブジャブと手洗いだ。

ああ、竜技ドラゴニックアーツで自家製洗濯機ができたら楽チンだったのにな…。

こんな時に役に立たずに、いつ役に立つ気だよ、だ。


ピイ〜〜!


ねっ、クロちゃん。


《クロちゃんの戦闘力が+1強化されました。》


俺の頭の上のクロちゃんも怒ってるぞ。ガンガン!やってる。


さてと、とりあえず夜が明けてしまったので、徹夜メシの準備に入ろう(笑)。

残った炎獣パイローブの生肉が10㎏。

これをスライスして切り分け、熱したフライパンで獣脂を絡めながら、カリカリになるまで焼き上げる。

いわゆるベーコン的なものを作り上げた。


女中メイドさん番号1はジャガイモを蒸して、潰したものにバジルを混ぜてマッシュポテトを作成。


一つの皿にベーコン焼きとマッシュポテトを盛り付け、そこにバター風味のバジルソースをたっぷりとかける。

一皿料理ステジットフラスクってやつだ。


付け合わせはイオェイドの身とアンチョビをふんだんに使用したヤンソン(グラタン風)。

イオェイドの塩味が、細長く整えたジャガイモに独特の風味を与える。正直、旨い。


しかし何より、やっぱり炎獣パイローブの肉だっ!

的中ビンゴだよ!


「あーーーーーあ。わたくし、溶けちゃいますわー。」


女中メイドさん番号2、身も心もトロントロンになって、グダ〜っと地面に倒れ込む。

心なしか、全身が火照っているようにも見える(笑)。


「アーシア様!こ、こ、こ、これは凄い料理ですわあああ〜。」


興奮冷めやらぬ口振りで、ガンガン肉を消費していく女中メイドさん番号1。

こっちは心なしか、なんか胸囲バストの膨らみが増大アップしている気が…。


いや、目の錯覚だろう。


一方、色んな意味で躊躇いがあるんだろうな。男装の煌王女さん、炎獣パイローブの肉に手を付けようとしない。


「…お父さま…近辺に敵影…無いです。僕はこのまま…警備を継続します…。」


炎獣パイローブの中身っていうか、魂はこっちの人造兵ゴーレムに移ってんだけどね?

赤道イクェイタ、御苦労さん。


赤道イクェイタ能力スキル〈警備〉(NEW)を獲得しました。》


いやしかし、この炎獣パイローブの肉は尋常じゃない味覚だ。

一口入れたら、瞬時に舌の上で溶けてしまう。

半馬半山羊イッペラボスの肉は細胞の奥に染み渡るような活力エネルギーを与えてくれたが、これは細胞の一つ一つを繋げ、爆発的な熱量パワーを生み出すかのようだ。


《ステリアス・シーヴァの相生相剋〈火気〉属性が+3強化されました。》


《ステリアス・シーヴァの戦闘力が+1強化されました。》

《ステリアス・シーヴァの魔力値が+3強化されました。》


ふう〜。満腹だあ。


ピッ〜〜!


おっ、すまんすまん。

クロちゃんは何を食べるのかな?

毛虫でも探すかな?


ピッピイッ〜〜!


あっ、これは拒絶反応。

そっとマッシュポテトを手に取り、クチバシに持っていってやる。


モグモグ…モグモグ


凄い勢いで食べ始めたぞ(笑)。

おお、無我夢中って感じだ。


《クロちゃんは能力スキル〈偏食〉(NEW)を獲得しました。》


《クロちゃんの生命力が+1強化されました。》


そんな感じで餌やりを終えて、俺達は仮眠時間に突入するのだった。

警戒は頼んだぞ、赤道イクェイタよ。


◆ ◆ ◆


さあ、大嵐テンペストに牽引されて勝利者ヴィクトリは再び走り始める。

時刻は正午を少し過ぎたあたり。


とは言っても、あぜ道では速度を出すこともままならんがね。

残念ながら、御者席で心地いい風を感じる事は不可能だ。


ちっ。


ピイッ♪


あれ?クロちゃん、ちょっと重くなったかな?

首にズッシリ…気のせいかな?


ピイッ〜!


あっ、クロちゃんが怒った(笑)。

ごめん。ごめん。


まあ、遅々とはしていても、前進している事に間違いは無い。

ちなみに、しんがりは赤道イクェイタだ。

人造兵ゴーレムだけあって、疲れる事もない重宝者だ。


こんな感じで、時速30㎞で3時間ほど進んだ頃合い(アムじゃないんで、詳しい距離とか分からん。)、あぜ道の先に立ちはだかる人影が現れた。


一言で言い表せば、それは老人と言ったところだ。

曲がった腰に、皺が刻まれた手足。

おい爺さん、迷ったのか?を地でゆく第一印象。


「あら、どうされたのでしょう?」


男装の煌王女さん、案の定の親切心で顔を出す。

続いて、女中メイドさん番号1と2も勝利者ヴィクトリから飛び出した。


止せばいいものを、さあさあ、お爺様こちらでお休みください、力になりましょうかと近付いてゆく。


当のお爺様、すまんのう〜と人の良さそうな笑顔で頭巾をポリポリと掻く。

茶褐色ジルコンの十徳羽織りがなければ、尻の後ろでブンブン振られた爺さんの尻尾が見れただろうな。いや、比喩ではないぞ。


「まこと、申し訳ないのう〜。」


「「「きゃああああ〜〜。」」」


3人同時の宙吊り。


片足を縄に締められ、俺の頭上でジタバタ暴れている。

何ともあられもない姿だ。

見るに堪えない(笑)。

勿論、めくれるスカートをどうにかしようと悪戦苦闘のジタバタだ。


「な、何なんですのおおお〜〜??」


「きゃあああですーーー。」


「た、た、助けて下さ〜い。ステリアス殿お〜〜。」


って言うか、不用意に近付くからそうなる。

そして、特に男装の煌王女さんは酷い。

ピラピラ装飾の長袖舞踏衣ソプラヴェステだ。元より肌もあらわな状態だったが、これはより一層に卑猥だ(笑)。


ちなみに色は左から白色セレナイト灰褐色クリノクロア朱色ルベライト

朱色ルベライトは男装の煌王女さん、勝負 下着チャスズだったか…。


「いっ、いやっ!み、見ないで下さあ〜〜〜い。」


そんなことを言ってる場合か。これは自業自得だ。

くたびれた野良着と擦り切れた草鞋わらじで隠してはいても、この爺さんから漏れ出す歴戦の気配って言うんだろうか?並々ならぬ鋭い眼力は、まあ、俺ぐらいじゃないと分からんか。


ピイッ〜〜♪


おお。クロちゃんには分かるか。クロちゃんは大物だなあ。


《クロちゃんの知能値が+1強化されました。》


俺は頭の上のクロちゃんをナデナデする。

嬉しそうにクチバシをパクパクさせているな。


その様子を見て、爺さん明らかに動揺し始めた。なんだ?


「そ…その方は…まさか?いや、しかし…。」


はっきりしない爺さんだな。


「おい、爺さん。俺達は闘種アスラって種族の族長に会いに行く途中なんだがな。道案内でもしてくれるのか?」


ここは単刀直入にぶつけてみた。


そうだな、でも爺さんに案内してもらうっていうのは、あながち良い名案アイディアかも知れんぞ。

なんせ、男装の煌王女さんの説明では「集落は北西の湖の近くですわ。」って感じで要領を得ないわけだ。


思い出したらイライラしてきた(怒)。

しばらくお前はそこで宙吊りになっているがいい。


「…あの〜、何か怒ってます〜〜?」


最近、察しが良くなってきたな、コイツ(笑)。


ヒヒヒーーーンンン ブフンッ


その時、大嵐テンペストの警戒のイナナキが響く。


大嵐テンペスト能力スキル〈察知〉(NEW)を獲得しました。》


ああ、分かってるぞ。

木立の隙間から、続々と狼形ハウンドウルフが姿を現わす。

その巨体から繰り出される牙と爪は凶器に等しい。


のみならず、完全武装の狼頭ウルフヘッド戦人イクサビトもちらほら混じっている。

気を付けろよ、大嵐テンペスト。お前の綺麗な深紅ピジョンブラッドの体が傷付いたら俺は悲しい。


ヒヒヒーーン ブフンッブフンッ


逆に蹴り飛ばしてやるって?

頼もしいなあ(笑)。


「残念じゃが…そなたら人の子を、これ以上、先に進ませるわけにはゆかぬのじゃよ。」


爺さんはそう言うと、頭巾を取る。


白髪の隙間から2つの獣耳がピョコンと飛び出した。

これが珍しい狼人ウェアウルフってやつだ。

耳と尻尾以外は人間と大差はないな。騙される筈だ。


「…お父さま…狼人ウェアウルフは…半狼人ハーフコボルトと見た目は変わりませんが、狼形ハウンドウルフ化の固有能力パーソナルスキルを持っています…お気を付けてください。」


へ〜。そうなんだ。

しかし赤道イクェイタ、ペラペラ喋れるようになってきたな。優秀なやつだ。


赤道イクェイタの知能値が+1強化されました。》


そう言えば、赤道イクェイタは元々、狼人種コボルトと一緒に戦ってたんだよな?


「…はい、その通りです。…そして狼人種コボルトの族長が…その老人ランオウです。」


あっ、この爺さん族長だったんだ。

俺って引きが強いな。

で、名前はランオウか…じゃあ、そのランオウ爺さんに聞いてみよう。


「という事で、ランオウ爺さん。俺達を闘種アスラの集落まで案内してくれ。」


え?って顔でランオウ爺さん、目をパチクリしている。

しかも名前までバレているとなれば尚更か。


「いや、そもそも、何故に手前が案内をする前提なんじゃね??」


だろうね。勢いで通せると思ったけど、失敗か(笑)。

じゃあ、今回も強行突破するしかないか…しかし、そう考えると気が重いな。


何が気が重いって、宙吊りの女共を降ろす作業が面倒くさい。

出来れば、罠を作った狼人種コボルト達本人にやらせたいなって感じだ。


「…ならばお父さま…僕にやらせて下さい。僕が狼人種コボルトの族長を討ち取る様を…ご覧にいれましょう。」


ガチャンガチャン!させながら、赤道イクェイタが前に出る。

いや、でもその爺さん、お前の知り合いなんだろ?

向こうは分かってないみたいだけどさ。


「まあ、仕方ないか。だが赤道イクェイタ、討ち取る必要はないぞ。ちょっとだけ相手をしてやれ。」


俺も鬼ではない(笑)。

もっとも、四方を囲まれているこの現状、敵方の頭を抑えるというのは常套手段だ。


「了解しました…お父さま。」


だが気に喰わない表情でランオウ爺さん、狼頭ウルフヘッドから双剣を受け取り、戦闘準備に突入する。

ほう、二刀流か。


「…手前も舐められたもんじゃな。しかしじゃ、この1対1の決闘、しかと受け入れようぞ。そしてこの鎧を倒した後は、そなたに手前が決闘を申し入れる!」


あー。そんなに御者席でふんぞり返っている俺が気に喰わないか。すまんな。


ピイッ!


いや、クロちゃん許してやって。

にしても、この爺さんやる気満々だな。歳を考えろよ…それじゃ後続が育たんだろうが。ワンマンは良くないんだよ…ワンマンはね。

ああ、そろそろアムのツッコミが懐かしい(笑)。


「…僕に勝てると思っているとは…笑止です。」


笑止とか、どこで覚えたんだろう。

ともあれ、赤道イクェイタとランオウ爺さんの一騎打ちが始まった。


「手前の双剣レンミンカイネンを相手に、無手で挑む気か?」


「…僕には…これがあります。」


賢者の核石タリスマンを使った第五元素アイテール循環回路が熱量パワーを供給し始め、赤道イクェイタの両手に活力エネルギー状の双剣を生み出す。

双剣の外殻を構成するのは狂気ファナテック波動ブラスト。中身は炎獣パイローブの炎かな?

臨機応変に形状を変えられそうだ。

そこら辺はアムじゃないと分からん。


でもカッコいいな。あれ。

名付けて「狂焔カタルシオス」ってどうだろう。


《報告。聖痕武器スティグマ級・狂焔カタルシオス第五元素アイテール循環回路を介して、赤道イクェイタの成長と共に進化する固有能力パーソナルスキル〈焔獣の器〉を命名時に獲得しました。適合属性は〈火属性イグニス+狂気ファナテック〉です。》


赤道イクェイタの戦闘力が+5強化されました。》

赤道イクェイタの防御力が+5強化されました。》

赤道イクェイタの生命力が+5強化されました。》

赤道イクェイタの回避値が+5強化されました。》

赤道イクェイタの魔力値が+5強化されました。》


「…了解です…僕の狂焔カタルシオスです。」


ガンッ!ガキィーーン!


剣先が交わり、千々に火花が迸る。派手だな。


「なっ、なんと!?」


驚愕のランオウ爺さん。

それもそのはず、ランオウ爺さんの二刀流の太刀筋を見事に読んで、赤道イクェイタは剣撃を優位に持ち込む。

更には狂焔カタルシオスが分裂。赤道イクェイタも二刀流の構え。


ガキィ〜ン!


互いに一分の隙もなし。

しかも双方、双剣で手数がガムシャラに多い。


ガキンッ!


「ぬあっ、あ、熱っっっ!?」


ランオウ爺さん、思わず引く。

狂焔カタルシオスから噴き出す炎獣パイローブの炎が、爺さんの肌を容赦なく焼いていた。

そこは狼人ウェアウルフだけあって、炎に弱いようだ。

心なしか、ランオウ爺さんの獣耳がペタンと倒れているような。


あっ、なんか観衆ギャラリーの目にも焦りの色が出て来ている。

コボルト観衆ギャラリーだけどね(笑)。


まっ、俺も予想以上に赤道イクェイタが強いことに驚きだが。

第一、このランオウ爺さん、かなりの使い手だろうしな。


「…僕は日頃…このランオウ族長の双剣技を見て…動きを熟知しておりますから。」


なるほどな。だから爺さんの先の動きが読めるってわけか。


「えええいっ!戯言を!一気に決めるぞいっ!」


おっ。ランオウ爺さん、切羽詰まって決め技に出る気だな。


戦技バトルアーツ・妙技 螺旋ラセン、発動》


「秘伝!二重螺旋っ!!」


神風の如き無軌道な斬撃が、2対の白光を発しながら波動ブラストを伴い、赤道イクェイタの胸部に吸い込まれる。


だが、回避不能の剣筋さえも赤道イクェイタの記憶通りなのか、狂焔カタルシオスを以って弾き返していた。


バキンッ!


砕けた。砕けたのは狂焔カタルシオスの方だ。

あ〜あ。


だがそれがクッションになって、赤道イクェイタは後方に押し込められるに留まった。ダメージは通っていない。


「防がれるとは…じゃが、そなたは武器を失った。これで手前の勝ちじゃな?」


「…いえ…僕の狂焔カタルシオス精霊スピリトゥス体…僕が存在する限り…狂焔カタルシスもまた不滅。」


即座に狂焔カタルシオスは再生した。

あんぐりとランオウ爺さん、口が閉まらない。


更には、赤道イクェイタが見憶えのある構えを見せつけ、爺さん汗だく。


「…いきます…秘伝…焔の二重螺旋。」


《報告。赤道イクェイタ固有能力パーソナルスキル主典インタプリタ〉が戦技バトルアーツ・妙技 螺旋ラセンを記憶・習得しました。戦技バトルアーツ再現度は80%(↑30%)です。》


…え。人造兵ゴーレムって戦技バトルアーツ使えたっけ?

まあ、元が炎獣パイローブだから規格外っちゃ規格外だけどね。


ドドドドーーーーーン!


あっ、ランオウ爺さん。景気良く吹っ飛んでいった。

黒焦げだー。


さてと、決着がついたところで俺は、背後に忍び込んでいた奴の首根っこを掴み上げ、手首を縛り上げてやる。


「うむむ…ぐっ、はっ、は…離せええ。」


ジタバタ暴れてるな。

コラコラ、クロちゃんに当たるじゃないか、小僧め。


ピッ!ピイッ〜!


ほら、クロちゃんも後ろから寝首をかこうとは、戦人イクサビトとして何事だって怒ってるぞ。


見ると、苦しげに狼耳を頭につけた少年が足掻いている。

狼って言うよりも、犬耳少年っぽいな。

亜麻色ルチルクオーツの毛並みの犬耳が頭に乗っかり、犬尻尾で案外かわいい。

ポワンポワンした感じだ(笑)。


さて、この犬耳少年どうしよっかな?

って思ったら、黒焦げのランオウ爺さん、平伏して声を荒立てた。


「どうか、どうか平にご容赦を。その者は手前の孫に御座いますじゃ。」


あっ、そうなんだ。

確かに似ているな、この犬耳少年。じゃあ、こいつも狼人ウェアウルフか。


「…は、離せでござるぅぅぅ〜。」


この馬鹿、もうちょっとキツく締め上げようかな。


「ぐえっ!」


「ランマル、この馬鹿者め!なぜ一対一の勝負に水を差したのじゃ!!」


「…お、お爺さま…ご、ごめんなさい…。」


う〜ん。なんか俺が悪者みたいじゃないか。

大体、謝るなら俺に先に謝れ、だ。

グングン揺さぶってやる。


「ぐぐぐるじーーーーい。」


あっ、なんか楽しくなってきたぞ。


「ランオウ族長…ご心配はいりません…お父さまは…お優しい方ですからね。」


「そなたらは…一体?」


俺が犬耳少年をブンブン振り回している間に、赤道イクェイタが俺の心情を代行してランオウ爺さんと交渉中…かな?

あっ、でも俺、そんないい奴じゃないぞ〜。


「…僕は炎獣パイローブアケです…こうして生まれ変わったのは、お父さまの…ステリアスさまのおかげなのです。」


「な、な、な、なんじゃと!?では、あの毛皮は???」


ランオウ爺さんが言うのは、勝利者ヴィクトリの後部荷物置き場に広げられ、天日干しにされている深紅ピジョンブラッドの毛皮だ。


「はい…あれは…僕の毛皮ですね。」


事もなげに言う赤道イクェイタに、面食らうばかりのランオウ爺さんであった。


そして俺は犬耳少年をグルングルンと回し続けるのだった…。


◇ ◇ ◇


ステリアス・シーヴァ【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈傭兵大隊預かり〉


カテゴリー〈8.5+〉

戦闘力 61(↑1)

防御力 56

生命力 85

回避値 55

知能値 47

器用値 44

魔力値 62(↑3)


相生相剋〈火気〉属性 48(↑3)

相生相剋〈木気〉属性 33

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 36

相生相剋〈水気〉属性 40


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

ソース乙女ヴァジニティの加護〈25%〉付与ギフト


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了

毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 暑耐性 脚力

看破 打撃 軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定 察知 聴き流し 威圧

命名 馭者 疾走 解体 連携 釣り 加工 応援 大工 恫喝 腕力 投擲

調理 予感 睡眠耐性(NEW)


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

大嵐テンペスト

喜劇コメディア

勝利者ヴィクトリ

クロちゃん

赤道イクェイタ


称号

赤き竜人

傾国の貴公子


装備

竜刀アムドゥシアス〈大剣〉【竜絶壁オーバーマインド発動中】

属性:暴君LV820〈聖遺物レリクス級〉

付与効果:暴君の加護〈第1位階〉

剣撃物理破壊力ソードアーツ増幅

竜技ドラゴニックアーツ増幅

所持者固定契約〈魂〉

耐久値:980/∞


竜面マルティコラス〈仮面〉

属性:竜面の者LV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:竜因子アデック封印

自己再生

耐久値:200/∞


朱鎧ハーフクロスアーマー〈皮鎧〉

属性:朱虎の皮LV15〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗〈皮〉

耐久値:85


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉

属性:雷鉱石ブロンティアLV30〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理特化

雷属性トニトルス付加ギフト

耐久値:150


黒衣(黒色ジェット)〈外衣マント

属性:結界種セフィラーLV300〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:350


所持金

煌皇金貨13枚

煌白銀貨805枚

煌赤銅貨20枚


所持品

賢者の核石タリスマン〈「火気」術式ニダーナ刻印〉

賢者の核石タリスマン×2

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×5

炎獣パイローブの毛皮


◇ ◇ ◇


アスラシア・トーパチオ(アスラシア・ジ・ハド・プージャ)

種族〈人間種ヒューマン煌王家ブライッネス

階級〈士爵〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.7+〉

戦闘力 15

防御力 13

生命力 26

回避値 18

知能値 20

器用値 20

魔力値 12


火属性イグニス2

水属性アクア6

風属性エア10

土属性テラ4

光属性ルーメン5


戦技バトルアーツ

重撃波ブレイクダウン


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 槍 投槍 投擲 騎士槍 小盾 軽装 甲冑 隠蔽 偽装 男装 礼節 乗馬


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト

下位(基本三原理)水属性ルーメン魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性ルーメン誘導波動ソリュード


称号

元煌王女

亜人種擁護派

士爵


装備

長袖舞踏衣ソプラヴェステ濃緑色ペリドット)〈服〉

属性:羊毛ウールLV20〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:10


頭髪飾フィレット(髪飾り)

属性:妖銀鉱ミスリルLV80〈特殊兵装レア級〉

付与効果:霊力構築〈妖銀鉱ミスリル

守護膜シェル


宝槍オクタゴン〈騎士槍〉

属性:結界種セフィラーLV250〈王権威レガリア級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断〉

耐久値:330


鋼鉄の剣〈剣〉

属性:鋼LV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理特化

耐久値:50


◇ ◇ ◇


メアリ・カンタダ

種族〈人間種ヒューマン

階級〈女中メイド

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.0+〉

戦闘力 19(↑1)

防御力 21(↑1)

生命力 23

回避値 19

知能値 43

器用値 47(↑1)

魔力値 23(↑1)


火属性イグニス12(↑2)

水属性アクア6

風属性エア3

土属性テラ4

光属性ルーメン12

闇属性テネブライ2

雷属性トニトルス3


戦技バトルアーツ

狙撃妙技アンブッシュテクニック

高性能誘導化弾ホーミング

二重残撃ツインスラッシュ


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 小剣 細剣 弓 大弓 杖 楯 小盾 軽装 重装 隠蔽 偽装 奇襲 連携

調理 管理 精密操作 礼節 接待 騎乗 精神抵抗 販売


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)光属性ルーメン誘導波動ソリュード

中位(戦略アグレッシオ級)火属性イグニス波動ブラスト

中位(戦略アグレッシオ級)光属性ルーメン波動ブラスト

中位(戦略アグレッシオ級)光属性ルーメン障壁シールド


称号

文法強化グラマー級騎士 クレイン紋章グループ

トーパチオ家の女中メイドさん番号1


装備

魔弓ネブラディスク〈大弓〉

属性:魔鉱石アガメムノンLV80〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

耐久値:150


革鎧レザーアーマー〈軽装〉

属性:獣皮LV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:50


給仕事着エプロンドレス〈服〉

属性:麻製リネンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:5


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉

属性:鋼LV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理特化

耐久値:30


◇ ◇ ◇


アンリ・ヒヨシマ

種族〈人間種ヒューマン

階級〈女中メイド

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.9+〉

戦闘力 21(↑1)

防御力 23(↑1)

生命力 26

回避値 19

知能値 35

器用値 42(↑1)

魔力値 9(↑1)


水属性アクア7

風属性エア5

雪属性プルイーナ5


戦技バトルアーツ

斬り崩し (サイドブレイク)

跳ね返す領域 (ソードフィールド)

一撃必殺ファーストストライク


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

大剣 剣 小剣 槍 投槍 騎士槍 騎士楯 盾 小盾 軽装 重装 甲冑

隠蔽 偽装 潜伏 連携 細工 裁縫 作成 精密操作 礼節 接待 騎乗

接客


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ付加ギフト

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ誘導波動ソリュード


称号

分析系広範囲活動アナリシス級騎士 クレイン紋章グループ

トーパチオ家の女中メイドさん番号2


装備

魔剣ティル・オイレンシュピゲール〈大剣クレイモア

属性:魔鉱石アガメムノンLV100〈特殊兵装レア)級〉

付与効果:魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

貫く刃

耐久値:180


革鎧レザーアーマー〈軽装〉

属性:獣皮LV11〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:55


給仕事着エプロンドレス〈服〉

属性:麻製リネンLV9〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:4


轟炎の縫い針〈針〉

属性:軟化鋼鉄スチールLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:物理抵抗貫通〈永続化〉

相生相剋〈火気〉属性〈永続化〉

裁縫特化〈裁縫・加工・生産・作成 能力スキル50%増幅ブースト

耐久値:250


双角種のファー(黒色ジェット)〈服〉

属性:結界種セフィラーLV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

保温〈永続化〉

耐久値:300


◇ ◇ ◇


大嵐テンペスト

種族〈神馬スレイプニル

階級〈神馬スレイプニル変種+〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.4+〉

戦闘力 24

防御力 29

生命力 26

回避値 27

知能値 37

器用値 21

魔力値 13


相生相剋〈金気〉属性 14

相生相剋〈土気〉属性 1


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 迅雷 踏付け 炎耐性

察知(NEW)


称号

ステリアス・シーヴァの神馬スレイプニル


装備

馬鞍〈軽装〉

属性:獣皮LV8〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:60


◇ ◇ ◇


勝利者ヴィクトリ

種族〈付喪神つくもがみ木曜種+〉

階級〈馬車(黒檀)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.8−〉

戦闘力 0

防御力 50

生命力 45

回避値 20

知能値 21

器用値 16

魔力値 5


水属性アクア2

風属性エア5

木属性アルボル5


相生相剋〈木気〉属性 5


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

自我

癒しの花籠〈搭乗者治癒能力30%上昇〉


能力スキル

盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性

狂気耐性 熱耐性 積載 格納


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア


◇ ◇ ◇


クロちゃん

種族〈鳥天種エフェメラ

階級〈雛鳥ガッリーヌラ

所属国〈オーウム世界コミュニティ


カテゴリー〈0.3+〉

戦闘力 7(↑1)

防御力 5

生命力 10(↑1)

回避値 5

知能値 24(↑1)

器用値 5

魔力値 0


風属性エア5

光属性ルーメン5


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

アイビスヴォイス〈術式3.5倍 増幅ブースト

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

結界耐性 魅了 聴覚 直感 覚者 脅迫 応援 偏食(NEW)


称号

漆黒の剣姫

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア


◇ ◇ ◇


赤道イクェイタ

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈炎魔マタリシュヴァン

所属国〈亜人の森〉


カテゴリー〈3.0−〉(+0.5)

戦闘力 31(↑5)

防御力 60(↑5)

生命力 40(↑5)

回避値 20(↑5)

知能値 17(↑1)

器用値 10

魔力値 15(↑5)


相生相剋〈火気〉属性 15


火属性イグニス12


戦技バトルアーツ

妙技 螺旋(NEW)


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

擬似 生命樹セフィロト妖銀鉱ミスリル

擬似 霊子核エメット

擬似 第五元素アイテール循環回路

主典インタプリタ戦技バトルアーツ再現度80%)(↑30%)

焔獣の器(NEW)


能力スキル

爪 甲冑 物理抵抗 精神抵抗 幽体 即死耐性 睡眠耐性

石化耐性 狂気耐性 炎耐性 硬化 障壁 威圧 覚者 忠義

警備(NEW)


称号

アケ

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア


装備

狂焔カタルシオス〈精霊剣〉(NEW)

属性:火属性イグニス+狂気ファナテックLV330〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:焔獣の器(成長進化∞)

無形〈精霊スピリトゥス体〉(大剣 剣 小剣 細剣 双剣 大刀 刀 小太刀

斧 手斧 槍 投槍 投擲 騎士槍 棍棒 弓 大弓杖 騎士楯 銃 銃剣 爪 暗器 鞭 )

炎獣パイローブの火焔(火属性イグニス)〈燃焼〉

耐久値:500/∞

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