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<最良の選択肢(ベスト・オプション) ―プレゼント―>@パンクゐサンタ

 ここには、人間界と魔界が存在する。

 人間界と魔界は常に争い続けている。

 人間界は教会を中心として魔界を打倒すべく立ち上がり、魔界は魔王を中心として人間界を打倒すべく立ち上がっている。

 お互いに全力で戦っているためか、人間界と魔界の戦いは均衡しているため、教会はある手段を取った。

 それは勇者を生み出すことである。

 勇者になるには、かつてないほどの戦闘能力や魔法効力を持っているだけでなく、頭脳明晰や、倫理正しい人でなければなることはできないため、教会は上記のような人材を子どものころから育て上げるために、子どもの学校教育に力を注いでいる。

 充実した施設、分かりやすい指導、PTAで、保護者にもいろいろなことを呼びかけたりなど、尽力を尽くし

ていて、今では教会支援なしでは学校は成り立たないと言われているくらいである。そして、学校の中から特に優秀な成績の人をピックアップし、勇者かどうか毎年計測している。

 しかし、そんなにパーフェクトな人間はそうそう居ないため、未だに勇者となった者はいない。

 というのが人間界と魔界の情勢なのだが、今回は、人間界と魔界の戦争とは異なる話をする。『クリスマス』ということもあって、クリスマスにちなんだ話をしよう。

 それは、とある一人のサンタの話である。

         *

 ここには、一人のとあるサンタがいる。

 白い袋を持ち、ソリに乗って空を駆けているサンタがいる。

 ”一人”と前述したように、”人”なので、魔界ではなく人間界のサンタである。そして、サンタと言えばトナカイを連想するが、ここの世界では、魔法で空を飛ぶことができるので、サンタとトナカイは無関係である。

 ここの世界では、地球と違い、明確にサンタというものが存在し、誰でもサンタになることが出来る。ただ、サンタになるとは言っても、それには試験が必要で、なかなか難関な試験だ。

 年一回受けることができ、合格率は2%。そんじょそこらの受験勉強どころでは受からない、難関試験である。

 そういう難関試験を突破したものだけが、サンタになることが出来る。

 そして、サンタというのは、通常なら不法侵入とみなされるものを、特別に合法化となるのだ。そのため、サンタという職業の人物が窃盗をした際、特別刑法第2条で罰せられる。その内容というのは、『サンタの窃盗に関しては、死刑が妥当である。』というもので、窃盗即ち、死というものである。なので、サンタというのは子どもたちに希望を与えるとともに、正規の道を一歩踏み外せば死ぬ可能性のある危険は仕事なのである。

 しかしこのサンタは、毎年毎年人の家に入って窃盗を繰り返しているのである。

 今はクリスマスイヴの日。今年も、このサンタは窃盗を繰り返すのである。

         *

 今時珍しく、雪ではなく雨が少々降っていて、空は黒い雲に覆われているこの時、俺は今年もサンタとしてソリに乗って空を駆ける。

 物を盗むなんてちょろいちょろい。

 どうして皆さんこんなに戸締り不用心なんだろうね。わざわざ窓を開けて出迎えてくれなくても・・・・ねぇ。

すいすいと家に入れちゃうじゃないか。そして、身の回りにあるものをちょちょいと奪取しちゃえば、もう窃盗の完成。簡単でしょ。

 こんなのを何回も繰り返せば、金銀財宝たっぷりになり、オークションで売っちゃえば換金完了ー。

 おっと、そんなことを思っていると、家に着いたようだ。


 ソリを屋根の上におろし、さっと窓から家の中に入る。

 そして、家の中からいいものを探す。

「おっと、これいいんじゃないか? 」

 そこにあったのは、とてもきれいな剣。鏡のようにきらきらと輝く刃を持ち、取っ手には細かな装飾がなされ

ている。

 それを手に取ろうとすると、「重っ! ! ! 」と声を発してしまった。幸い気づかれなかったようだ。

 この重さというと、あまりにも重たすぎて持つことすら不可能を感じさせるくらいである。その剣よりも重い物を持った記憶がない。

 が、そういう時に役立つのが魔法だ。「加圧浮遊! 」と静かに声を発したのち、その剣が浮いた。そして、

それを屋根の上のソリに置く。魔法でも、ぎりぎり持てるかどうかというくらい重かった。

 これで、窃盗の終了である。後は、適当な粗品を子どもにプレゼントだ。

         *

 この後も同じようにサンタは家に侵入し、窃盗を繰り返した。

 そして、次の日。

 先日持ち帰った中で、7聖剣のうちの、”光の聖剣”という国宝級のを盗んでいたらしく、それが国家に見つかり、このサンタは特別刑法第2条で罰せられ、このサンタは死んだ。

         *

 これが”最良の選択肢(ベスト・オプション)”かー。なんか面白くないね。バッドエンドだよ……。

 あ、ごめんごめん。君、いつの間にそこにいたの?

 人がやって来たってことは、自己紹介をしなければいけないね。一応紹介しておくよ。

 僕には名前がある。当たり前だな。しかし、この名前はあまり人に知られたくないんだ。だから……、僕の事は”アルファルファ”と呼んでくれ。

 ああ、そんなことはどうでもいいんだ。それよりさ、こんなエンド、どう思う? 面白くないでしょ?

 人間は皆、一度は思うことがあるじゃん? 「ここでこれをしていれば……」、「ここでこれをしていなければ……」などなど。

 そういう時は、選択を変えればいいと思うんだ。

 その時の行動を変更すればいいんだ。

 でもでも、そこで、完璧にその失敗をなかったことにするというのも面白みがないじゃない?

 なんというのか……。いわゆる、”その失敗をかてにして頑張る~”とかいうよくあるやつ? 失敗の後の選択を変更して、新たなるエンディングを見るのが好きなんだよ。

 って、こんな趣味の話はどうでもいいんだ。話を戻すよ。

 じゃあ、今から僕はこの世界の過去に行き、このサンタの選択を変えてみるよ。ゆっくりしていってね。

         *

 ふう、とても重い剣を盗んだがために体力を使いすぎてしまったかもしれない。この剣をソリに乗せるだけでもしんどいことだ。

 今度も、俺は物を盗むために行く。次の人の家に行く。

 しかし、行くまでがとても暇だ。過去の事でも考えておくか。


 昔は、普通の夢がある男の子だった。毎晩のごとく言っていた、「僕、勇者になる! ! 」と。だが、日が経つにつれ、それが不可能と実感した。

 なので、今度は、サンタになることに決意した。でも、試験は難航し、何度も何度も落ちた。その中で、少しずつ人にものを与えるということの喜びを失っていった。

 気が付いた時には、合格することだけを念頭に置き始めた。これは、サンタ失格なのかもしれない。ただただ勉強をし続けていた。

 そして、サンタの試験に合格した。が、サンタとして子どもたちにプレゼントを与えていても、自身には喜びを感じず、むしろ物を貰えるということに対しての妬みを感じるようになった。それが『サンタだけど盗人』になった理由である。

 そうして、今に至る。

 もしかすると、与えられることに対する優越感を人より多く感じ取ってしまう、一種の精神異常状態に陥ってしまっているのかもしれない。

―――いつからそんなことになってしまったのだろう? ―――

 サンタの試験に合格した時か? 何度も何度もサンタの試験に落ちたときか? 勇者になるのを諦めたときか?

それとも、勇者になりたくなったときからか?

 気が付けば、少々降っていたはずの雨は勢いを増して、どしゃ降りになっていた。


 あ、気が付けば、過去の事を考えていたら懺悔っぽくなったな。まあいいや。さっきの事は忘れて! 次の家に着いたようだ。

 よし、今度こそいい物品を盗んでやるぞ。


 先ほどと同じ手順を使い、部屋の中に侵入する。今回も、楽々入ることが出来た。そして、部屋の中を見渡す。

だが、部屋の中には高級そうな物品は何一つ置いていなかった。

 「くそっ」と、小さく呟く。

 盗むべきものが何一つなかったので、何も盗まず、適当な粗品だけ渡して帰ろうとした。が、別の意味で、このサンタの目に留まったものがあった。

 そこには、”ゆうしゃになる! ”と書かれた紙が貼られ、その隣におもちゃの剣が飾ってあった。

 これまで、何度も何度もそういう子どもを見てきた。

 勇者になるという夢を持った子どもはたくさんいるはずだ。

 それなのに、なぜかは分からないが、この時、このサンタはとても複雑な気持ちになった。

 そのためなのか、このサンタは、その紙と剣を暫く凝視し続けていた。その後、これまではあまり意識していなかった、プレゼントをもらう側である子どもの顔を見つめた。

 6~7歳くらいの男の子なのだろうか。手は小っちゃく、顔は幼い。その幼い顔から、夢を見ているのだろうか、うっすらと笑みを浮かべている。

 その様子を見て、このサンタは初めて自分の行為の正当性を考え、そして自分を恨んだ。

「(俺が……これまでこの子どもたちに貢献してきたことは何なのか? 何一つない……それどころか……夢を奪っているのではないだろうか……? 俺が高級品を盗んだことによって……家計が圧迫され……夢を諦めることになった子どもたちがいたのかもしれない……。そうい

う人が……いるかもしれないのに……そんなことをしてしまった俺は……サンタ失格……だ……)」

 今までの行動は、自分さえよければ他の人もいい。自己中心的な考えである。そんな考えをしているから、他人を不幸にしてしまう。他人を不幸にし続ければ、自分自身もいつからか幸せという感情があまり分からなくなる。

 他人を不幸にするのが幸せ? それは幸せではなく、他人をけがしたことに対すると自己優越感。

 他人の不幸を見るのが幸せ? それは幸せではなく、その他人が自分でなかったことに対して安心感。

 悪に染まれば、人は幸せの意味が分からなくなる。

「(いつからそんな考えになってしまったのだろうか……。これまでの自分が嫌いになる……。

自分自身が嫌いになる……。くそっ! ! ! )」

 これまでの行動を、今恨む!

 これまでの自分を、今憎む!

 そして、改心する。

「(これからは……サンタの仕事をきちんと全うしよう……。そして……これから

は……皆を幸せにするために……全力を尽くすことにしよう……)」

 本当の幸せは、本当の幸せの意味とは、案外簡単なことであった。自分が幸せな状態というのは、自分だけでなく、自分と他人が、即ち皆が楽しい時間を共有するときに感じる感情である。

 一人が楽しくても、他の人が楽しくなければそれは幸せとは言えない。

 皆が楽しめて、それで幸せと言える。その意味をこのサンタは、今、知ったのだった。

 気が付けば、雨だったはずの天気が、雪に変わっていた。空も、黒い雲が覆われていたはずなのに、星がきらめいていた。


 その後、このサンタはソリだけを持って帰った。盗品はすべてそこに置いたまま、忘れていた。

 その行為が、後々に重大な問題になることも知らずに・・・・・・。

         *

 曇り空のため太陽は隠れ気温は上昇せず、雪の溶ける気配を見せない次の日の昼ごろ、公開裁判所の被告人席に一人の人が立っていた。

 その被告人席にいるのは、昨日サンタが顔を見た、6~7歳くらいの男の子だった。

「被告人、ルーシー・ジェイソン。光の聖剣窃盗の疑いで、200万円の罰金を科す」

 裁判官が述べる。6~7歳の子が、光の聖剣なんて重い物を持てるはずがないが故、盗むことが出来る訳がない。なのに、今ここでルーシーに200万円の罰金が科せられたのだ。

 どうしてルーシーがこんなことになったか。いきさつを説明すると、あの日は、ルーシーは一人で留守番をしていた。ルーシーのお母さんは、子どもをほっておいてお父さんとクリスマス旅行をしていた。クリスマスイヴの事だ。そして、クリスマスイヴの夜中に、あのサンタがやってきて、ソリを屋根の上に置いたのだ。そこで、サンタは改心するが、その後、ソリだけを持って家まで帰ったのだ。

 そのため、その荷物は屋根の上に置いたままだったのだ。それに気づかずサンタはそのまま帰って行ってしまった。その後、光の聖剣に盗難届が出され、警察官らが必死で捜索した結果、今朝の早朝にジェイソン家の家の屋根に光の聖剣を発見したのだ。そこで、家の中に突入すると、お父さんとお母さんがいない状態であった。そのため、ルーシー一人しか家にいない状態だったのだ。

 屋根の上に光の聖剣などの盗品が置いてあり、ルーシーが一人だったことを見れば、犯人はルーシーだと考えることだろう。ちなみに、お父さんとお母さんはいまだに帰ってきていない。

 そういういきさつがあり、今ルーシーには光の聖剣窃盗の疑いで200万円の罰金が科せられたのだ。

 ルーシーへの判決が下された公開裁判所の民衆の中にあのサンタもいた。

 あのサンタは思った。何とかしてあの子を助けなけらばならない、と。サンタが改心できたのは、あの子のおかげだ、なので、それの恩返しがしたい、と。だから助けたいと思ったのだ。

 サンタにとっては、200万円の罰金よりも、自分の行いのせいであの子は倫理性が欠けている子と判断されてしまう。そして、そのせいで勇者になることはできなくなってしまう。

 自分のせいであの子が勇者になれなくなってしまう。そう思う時、自分が勇者になるという夢を諦めた時の、何とも言えないやるせなさが募ったあの時の感情を思い起こさせた。その気持ちを思い起こすたびに、思う。

 何とかしてあの子を助けなけらばならない。そう思うのだ。

 では、どうすればいいのか? サンタは一つの結論にたどり着いた。

 その結論とは、とても簡単なことである、一言言うだけなのだ。なのだが、それが自分の人生を懸けた、重い

重い決断になるのだ。それを言えば、このサンタは特別刑法第2条で罰せられる。即刻、死刑判決なのだ。その

一言とは……、

『俺が盗みました』

 たった一言のはずなのに、とてもとても重い重い言葉。

 自分の命を優先するか、ルーシーの勇者の夢を優先するか―――。

 そう考えると、やはり自分の命は大切である。

 ルーシーは、死ぬわけでは無い。だが、自分は、死ぬのだ。そんなことで命を懸けることはできない。

 懸けることは、出来ないのだ……。

 懸けることは、出来――――――――――とその時、誰かの声がしたような気がした。

 脳内に重く、響き渡るような声。従わなければいけない衝動に駆られる。何度も何度も声が脳内から響き渡っ

た。

―――助けろ―――

 その瞬間、サンタはこれまでに、感じたことのない錯覚を感じた。そう、サンタの世界が180度変わったような感覚を、サンタの脳内に稲妻が一筋落ちたような感覚を。

 サンタは、公開裁判が終了して、民衆が帰り始めている中、皆に聞こえるように、張り裂けるような声で叫ぶ。

固まった口を無理に動かして、大声を張り上げる。

「お……俺が…………俺が………………俺が盗みましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ

ああああああぁぁぁああああああぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁ! ! ! ! 」

「……」

 暫くの沈黙。

 少しの間の沈黙。

 それが、サンタにはとても長い沈黙に思えた。1時間にも、2時間にもわたるような沈黙を。

 最初に話かけたのは、場違いな空気で話す、ルーシーだった。

「あっ、サンタさんだ」

 そう聞いた途端、自分の服を見返す。

 着替えてこなかったようだ。サンタの服のままである。

 そのルーシーの発言によって周囲の空気が変わったのか、裁判官が話しかける。

「ならば、あなたはサンタという誇り高き職業でありながら、このような外道の行いである窃盗をした、と。いうことですか? 」

 サンタは、その質問に対して、うなずくという動作をして見せた。

「あなたが自白をしたという瞬間から、あなたの死刑は確定しました。それでいいのですね? 」

「はい」

 と言い、裁判官が促しもしていないのに、死ぬ準備は整ったかのように公開裁判所の台の上に行く。そして、

裁判官に一言、言った。

「殺してくださいっ…………」

 サンタは、決心がついている。もう、死ぬしかないのだ。それ以外の選択は無いのだ。もう、終わりなの

だ……。

 だが、裁判官や、民衆は野次を飛ばすことなく、黙っている。それどころか、サンタに向けて尊敬の目を向けている。

 裁判官が一言、述べた。

「窃盗自体についてはとても悪い行いである。だが、自ら犯人を名乗り、命を懸けてでも反省をするその行為に関しては、私であってもできない。尊敬に値するしかありません」

 よく見ると、民衆は皆、涙を流していた。

「これまでの罪は重い。それは償ってもらわなければなりません。だが、今回は特例として、死刑は免除します。科すのは懲役か罰金程度。これでいいでしょう」

 民衆に呼びかける。皆うなずいている。

 サンタの死刑判決で終わるかと思っていた民衆は、予想外の判決が下され、皆、涙を拭きながらの安堵のうなずきであった。

 そして、裁判官はこの公開裁判を締めくくる。

「では、ルーシー被告は無罪、そして、このサンタについては別の裁判で再度、懲役と罰金を決めることにします。それでは解散っ…………! 」

 いつの間にか太陽がぎらぎらと照りつけ、地面に残っていた雪がほとんど溶けていた。

         *

 よかったよかった。僕が予想もしなかった”最良の選択肢(ベスト・オプション)”になってくれたよ。よかったよかった。

 ああ、まだ居たの、君。

 僕が何回かあのサンタの選択を変えたっていうことは知っているかい?

 全部で二度選択を変えたんだけど、分かったかな?

 一回目は、サンタの考えが変わるきっかけになったときで、二回目はルーシーを助けるように決心付けさせたときだよ。

 本当に、この世界は楽しいよ。この世界は、すべて僕の言うとおりに動いてくれる。僕がやりたいようにやれ

るようになっている。いい世界を創設したなとつくづく思うよ。

 ああ、ごめんごめん、こっちの話だよ。気にすることはない。

 またどこかで君と会えることを楽しみにしているよ。じゃあね。  

 【後書く】

 本当は、ラブコメ物やギャンブル物を書きたかったのに、気が付くと、こういう作品になっていた次第である、パンクゐです。

 突然ですが、クリスマスとお正月は好きですか? あっ、みんな好きですね。

 パンクゐも大好きです。理由は様々。金がもらえる、財産獲得、金銭入手、物欲開放、金銭の蓄積、おこづかいを貯める、貯蓄、金の増畜などなど。

 コホンっ! 少し、欲望が出てしまいました。すみません。

 簡潔にいうと、金でうっほうっほ! さーて、戦国○戦でもしますか! ということです。

 こんなあとがきで、『螺旋螺子』さんは、怒らないでしょうか? もう、後は野となれ山となれだ~! !


 ではでは、謝辞をしますか。

 『螺旋螺子』さん、このような企画に誘っていただいただけでなく、この作品の添削、推敲をしていただき有り難うございます。

 そして、この作品を見に来てくださった方、本当に有り難うございます。

 何よりも、この作品を全て読んだ人に関しては、本当に本当に有り難い限りです。


 では、『螺旋螺子』さんに、「メリークリスマスで締めくくれ! 」って言われてますので、締めくくろうと

思います。

 皆さんは、知っていますか? これから言う言葉に続けて、すべて車いすって言って。っていうやつ。

 ネタを明かしますと、最後に「メリー 車いす」ってなるあれです。

 具体的には、こうなります。今回は典型的な失敗例でいきますね。

 あなたの    車いす

 私の      車いす

 皆の      車いす

 おじいちゃんの 車いす


 メリー     クリスマス






 【補足】

 ”アルファルファ”・・・遺伝子組み換え食品の一種で、ムラサキウマゴヤシとも言い、マメ科ウマゴヤシ属

の多年草である。種子は硬実種子で、螺旋状に巻いた果実の中にある。主に、サラダなどに使われる。

 サンタの名前・・・実は、このサンタには名前が無い。部落差別の関係で、差別され続けてきた家庭なので、

名前を名乗ると差別に会うため、サンタの親はサンタに名前を付けなかった。そのため、サンタはずっと名前が

無いまま生きてきたのだ。そういう側面も、サンタが窃盗を始めた要因に何らかの関係があるのかもしれない。

 題名について・・・最良の選択肢を英語にするとBest optionで、ベスト・オプションになった。

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