第三話 キリゴ
ジルベルガーを三話からジルと表記させていただきます!
「勇者って本当ですか」
自分以外にも勇者がいてイチは驚いた。
「あぁ本当だ。君は何をしているんだ」
「ちょっと旅人をしてましてー」
「なぜ嘘をつく。勇者だろ。」
キリゴにはすぐバレてしまった。ジルは納得した表情をし、セリスは困惑している。
「ステータスを見たら分かる。君のステータスなんか面白いね」
「え、そうなんですか」
『お前も手をぱって開いてみろ』
閻魔にそう言われると手を前にしてパッと手を開くとイチのステータスが現われた。
「まぁこんなもんだよな、、、え?はあ!?」
攻撃力10・防御力7・術力5・瞬発力8であった。まだレベル2であったイチからすると当たり前だ。だがスキルパワーを見ると、10000と書かれていることに驚いた。
『これはすごいな、ある程度の魔物を倒せるレベルだ』
イチは早く多くの魔物を倒したいと思った。
「てかさ、、、閻魔ってこんな簡単に話せるんですか」
脳内でずっと気になっていたことを聞いてみた。
『あ、いや、、そのもしお前の能力が炎とか氷ならこんなサポートしないよ。ただそのさぁ〜』
「もういいです」
まだ自分のスキルをバカにされると思い、会話を遮断した。
「これ相手の方にやったらどうなるんだ」
イチがそう言うとキリドに向かって手を開いた。するとキリゴのステータスが現れた。
「レベル51、、攻撃力、守備力、、、すごい全部高い」
(ゲームでレベル51だと普通レベルだけど、実際この世界に入ってみると相当強いって感じるなぁ)
イチは子どもの時からゲーム機には触れてきたので、一応ゲームの知識はある。40ただ50歳を超えるとゲームはしなくなっていた。
「じゃあまた会いましょうね」
そう言うとキリゴは去ってしまった。
「あの勇者ってどんな人なんですか?やっぱ強いんですか?」
ジルにキリゴについて聞いてみた。
「強いだけの最低な王様だよ」
ジルが顔を曇らせこちらに言う。
「あいつは自分が王になるために、前国王の罪をでっちあげたんだ!その冤罪をかけられた前国王は、処刑人として今も牢獄の中にいる」
「勇者じゃないのか?」
「一応この街に来るまでは勇者として旅をしていたらしいけど、俺らからすると悪魔だ」
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コツコツと場内を歩く音が聞こえる。歩いていたのはキリゴだ
「新たな勇者がこの街に来られました。」
片膝を地面につけ、玉座に向かって言う。玉座には大柄の男が座っていた。
「そうか。まぁいつものように運んでこい。わかってると思うが、殺すんじゃないぞ?」
「俺は、、いつまでこれを続けなければならないのですか」
恐る恐るキリゴが大柄の男に聞く。
「死ぬまでだ」
キリゴは拳を強く握る。
「文句があるようだな。反抗してもいいが、俺はいつでもお前の父ぐらい殺せんだよ」
「くっ、、、」
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一方その頃街では、、、、
「ってことがあって勇者になってしまいました」
イチが勇者であることが明らかになってしまったため、ジルやセリスの質問攻めに遭っていた。
「もうこんぐらいで大丈夫ですよね、、、」
イチは困惑していた。
「ちょっといいか?」
キリゴがイチに大声で言った。
「なんですか?」
「お前に用がある。こっちに来い」
「トラッシ」
キリゴがそう唱えると誰もいないイチが最初に降り立った芝生が一面と広がるところにワープした。
「俺はこっそりやるのが嫌いだからね」
「はい?」
「ここでお前を殺す」
イチVSキリゴ!どっちが勝つのかぁ!!!!!




