お帰りなさい
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:お帰りなさい
「お帰りなさい」
「やぁただいま」
「今日もお仕事お疲れ様。大変だったでしょ?」
「いやぁ別に♪お前と俺との生活、子供できたら子供との生活を支えるためなんだから、当たり前だよ」
「ほんとにあなたと結婚してよかった♪これからもよろしくね」
「おいおい、なんだよ急に改まってw気持ち悪いぞ♪」
「うふふ♪」
今日も変わらぬ日常風景。
俺達は本当に幸せだ。
何不自由ない生活ができて、
子供もそのうち産まれる予定にしていて、
これで生涯を穏やかに終える事ができたら満足だ。
妻の佳代子はいつも俺の帰りを待っていて、
夜遅くなってもちゃんと起きて、
風呂や飯の支度をしてくれる。
本当にできた妻だ。
でも俺は、そんな妻を裏切ったんだ。
優子「ねぇ浩二さん、コーヒーは砂糖一杯でよかったのよね?」
「ああ、ありがとう」
会社の同僚・優子と浮気をしていた。
しかも浮気の場所は、よりによって俺の部屋。
妻が居ない時を見計らって優子を呼び寄せ、
妻と仲睦まじい生活をしていたこの部屋で
俺は浮気を繰り返していた。
1人になった時…
「はぁ…俺はなんて罪作りな人間なんだ…。妻とあんなに将来を約束し合い、愛し合って、子供ができることまで2人で夢見ていたのに…」
そんなふうにどうしても落ち込んでしまう。
当たり前の事ながら、
俺はこの浮気をやっぱりやめられなかった。
そんなある日の夜。
「…ねぇあなた、誰かここに来なかった?」
「え?誰かって」
「…ううん、なんとなくそんな感じがしたから」
妻がなんとなく勘付き始めた。
これも当たり前の事で、
やっぱりいつまでも隠し通せる事じゃない。
俺の裏切りを知った妻はどうするだろう…?
それを考えるとやはり怖くなる。
妻にどうされるかが怖いんじゃなく、
妻との将来が完全に消え去る事が怖いんだ。
「それが分かっていながら…くそぉ…」
俺は浮気をする病気なんだろうか?
本当に落ち込んでいた。
(後日)
優子「ねぇ浩二さん」
「ん?」
優子「ここに立て掛けてあった写真変えたの?」
「写真?」
優子「ほらこの写真」
「いや変えてないよ?…あれ?」
妻と2人で寄り添っている
写真を俺はそこに立て掛けていたが、
俺だけが写り、妻の姿は消えていた。
優子はもう俺たちのことを知っている。
いつもの様に手を合わせようとした時、
写真が変わっていることに気づいたのだ。
しかしその写真は変わっていない。
「……あいつ、どこ行ったんだ…」
何となく嫌な予感がした。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=lxTVm9AeZqc
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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