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6. Let's手合わせ!

悠「舞霧達を闘わせてみよう!」

麗「舞霧、恋?」


❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡❦♡


「え、悠凛、何で、そうなる?」


 驚く麗蘭。まぁ、そりゃなぁ。でも、きちんと理由があるのだよ。


「ほら、今、私達は舞霧のアレが闘いによるモノなのか、恋愛的なヤツなのかで議論していた訳です。」


「うん。」


「だから、一回、二人を闘わせてみて、それで舞霧が満足したらソレは闘いによるモノで、満足でないのだったら、恋愛的なヤツだった……という事。」


「なるほど。」


 納得する麗蘭。良かった〜。反対されなくて。


 まぁ、舞霧は一回闘った人には(よほど悪いヤツだった~とか以外)全く興味持たなくなるから判断しやすいんだよねぇ。そうして思うと、私や麗蘭が側にいるのは奇跡なのかもなぁ。



✯✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮



 そうして、あまり乗り気ではないエディーリアスさんを何とか説得して、手合わせしてもらう事にした。ちなみに舞霧はノリノリ。


 場所はギルドの裏の試験場。冒険者ランクアップ時はここで力をテストするんだって。


 エディーリアスさんは、しっかり手加減してくれるようだ。一方の舞霧はほぼ全力。

バランス的に、エディーリアスさんは魔法&体術だしまあ妥当でしょ!


 二人共戦闘準備完了の合図を出したので、審判の私と麗蘭は言う。


「「それでは、手合わせ、開始!」」


 その言葉を言った瞬間、舞霧は軽くタンッと地を蹴り、一瞬でエディーリアスさんの前に。そして左ストレートを一発!……は当たる事なく、透明なシールドに防がれる。


 舞霧は、動じる事なくエディーリアスさんから距離をおく。そして、タタタタタンッ!っと彼の周りや、空中を駆け巡り攻撃。


 正直言ってめちゃくちゃ速い。私達もたまに見失う程。(私は置いておいて、麗蘭は動体視力がすごい。周りの大人と比べても。)でも、エディーリアスさんは見えてる……な。す、すごい……。


 舞霧も、元の世界にいた時もスゴかったけど、この世界に来て、姿が変わってから、もっとスゴくなった気がするなぁ。……ハッ!バトル実況に戻らないと!


 一撃ではあの透明なシールドは割れない事に気づいた舞霧は、エディーリアスさんの隙を突き、常人の目には見えない速度での超連続攻撃を行った。そしてついに、透明なシールドを壊した!


「わ!すごい!」←悠凛


 あれ?何かエディーリアスさん、めちゃくちゃ驚いてるような?


「あ、舞霧、まずい。」←麗蘭


 舞霧が右ストレートを……と思ったら、何故か風の檻の中に!そしていつの間にか空中にいたエディーリアスさんが、舞霧の前に降りると、


「とてもお強いですね。お名前は?」


「わ、私は〜、ま、舞霧です!」カアアアァ……


「では舞霧さん。お手合わせ頂きありがとうございました。」


「は、はい。こ、こちらこそ~です!」ボンッ!!!


 なんと!舞霧の顔から火が!??エディーリアスさん、恐るべし………。



「舞霧、反応、変。………恋?」


「うん、これはまさしく。あの恋愛事に興味も無かった舞霧がねぇ。」


✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮✭✮


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