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7/7

Iris

●良い曲が集まれば、それは良いアルバムと言えるのか?


【収録曲】


1.Sleep Walking Orchestra

2.なないろ

3.Gravity

4.SOUVENIR

5.Small world

6.クロノスタシス

7.Flare

8.邂逅(かいこう)

9.青の朔日(さくじつ)

10.strawberry

11.窓の中から

12.木漏れ日と一緒に

13.アカシア


 ここ近年、タイアップが途切れないBUMP OF CHICKENですが、約5年振りのアルバムとなる本作も、前作『aurora arc』と同様にほとんどがそういった曲で構成されています。かといって、タイアップに振り回されている印象は無く、相変わらず安定した出来といったところでしょうか。「おはよう 僕は昨日からやってきたよ」(なないろ)や「その涙はあなただけのものだから」(strawberry)等といった、彼ららしいフレーズを随所に感じ取ることができます。


 そのため、散漫な雰囲気は全くといっていいほど無いのですが、今作はスロー・ミドルテンポのものがほとんどで、似たような曲が多くメリハリに欠けるようにも思えます。特に『Gravity』『Small world』『Flare』は曲調がかなり似通っており、前半に偏って配置されていることもあって、聴いていて少々ダレてしまうところも。


 一曲一曲の出来の良さは従来通りで、中でも『窓の中から』はかなりの名曲に仕上がっていると思うのですが、そういったものが集まっても傑作になるとは限らない……ということを実感できたアルバムでした。前作においては、その辺りは上手くできていたと思うのですが。


評価:★★★★

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