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ヒトという名のペット
ガラス越しに見えるのは基本的にはヒトという名のペットを買いに来たであろう獣人さんたちだ。
見える範囲で店内を見回してみると、ヒト用のオモチャらしき物や、首輪やブラシなんかといったペットグッズ的なものがあるのがわかった。
後はまぁ、ペット連れのお客さんってのも時折くるわけで。
良い年をしたおっさんやおばさんが全裸で獣人さんに抱きかかえられていたりするのを見ると何とも言えない気分になる。
私から見て獣人さんの年齢がまるでわからないように、獣人さんから見たヒトの年齢もあんまりよくわからないのだろうか。
この世界でのヒトは前世でのイヌネコと完全に同じ扱いなんだなぁと実感させられた。
ちなみに大人のヒトと比べても獣人さんはやっぱり大きかった。
