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詳細はいわゆる禁則事項です

「さて、どうやらキミの次の転生先が決まったらしい」


 あっ。


 私は今の言葉で目の前の存在にこれといった決定権がなさそうな事を察する。


「あれだ、私の出世もキミの頑張りにかかっているんだからね、期待してるよ?」


 よくわからないけど頑張ります。


「でもそうだねー、次の人生はもしかするとお望み通りマイルドなライフを送れるかもしれないね」


 と、言いますと。


「詳細はいわゆる禁則事項です。まぁ精々楽しみたまえ」


 彼女はそう言うと私に向かって手を振った。

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