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顔に落書き
おい待て止めろ、何をする。
それは、奴以外の黒猫さんたちが今私がいるこの部屋から離れた時のことだった。
チビ黒猫が突然私のそばにやってきて私の事を抱き上げると手にしたマジックペンらしきもので私の顔に落書きを始めたのだ。
ヤメロ、人の眉毛を勝手に太くするな。
ヒゲを描くな。
私の必死の抗議も虚しく、顔の落書きはどんどん増えていく。
その後、戻ってきた他の黒猫さんたちが私の顔を見るなり大爆笑してました。
まぁ、その後そのチビ助は黒猫ちゃんにきつく怒られていたのでザマァ見ろって感じです。




