7.自己紹介をしましょう
間違った文字は指摘してください。
*11/12間違った台詞を修正しました。
俺は今勇者と一緒に食事している。
俺の左右にはルシフェルとベルジェブウィトゥが、前には勇者一行が座っている。
「じいぃぃぃぃぃぃぃぃ」
ルシフェルの言葉に驚いた勇者たちは会った時、魔物を一閃したリディーノを見て、リディーノが言った主がルシフェルだと思って納得したようだ。
ちなみにベルジェブウィトゥは何も言わずにいてくれた。
.....いや、何も考えないのかも........
それで今、さっき『ヒール』という魔法を使ったピナと呼ばれた女、同年代に見える少女が俺をじっと見ている。
「えぇと、俺に何か言いたいことでも?」
「ひっ!」
俺がそう聞くとピナさんは見ていないふりをする。
.........可愛いな。
「しても、俺達にいい待遇をしてくれるんだな」
最も先に食事を終えた勇者が言う。
「ふふふ、あなた達にはこの少年を教えては重要なことがあるからね」
ルシフェルも食事を終えて言う。
「そこの少年の正体一体何か気になるな......」
「ふふふ、では、食事も終わったようだし自己紹介でもしましょう」
「俺はまだ食ってないんだけど?」
「自己紹介?」
ベルジェブウィトゥを無視して勇者が言う。
「はい、好むと好まざるとしばらくは一緒に過ごさなければならないからですね」
ふむ、説得力あるな。
「では、私から始めましょう」
みんなの答えを聞く前にルシフェルが始める。
これは提案ではなく、命令だと言う無言の圧迫か........
「私はここ、魔界国ルードニアの君主である七魔王の一人、ルシフェルです、今後よろしくお願いします」
ルシフェルが丁寧に自己紹介を終えた。
「次は.....勇者さんでしましょう」
「....わかった」
勇者の番だ。
「俺はアイン・プリマ、エリア王国のプリマ公爵領の領主であり勇者だ」
公爵?!
そんな人がこんなところでいてもいい?!
「領主がこんなところにいてもいいですか?」
ルシフェルが聞く。
「ああ、大丈夫だ、もともと俺は勇者に選べられて領主になったのから領地の仕事は有能な秘書が代わりにしてくれている」
「ふうん、そうですか」
「でも、不思議なことだな魔族が俺の心配をするなんて......」
「ふふふ、私達魔族は人間を好きですからね」
「ふっ、ざれ言を」
「ふふふふふ」
なんかルシフェルとアインは仲良く(?)なったようだ。
「では、続いて行きましょう、ここのお嬢さん?」
「......ピナ・プリマ」
プリマ?
「ああ、この子は俺の娘だ」
娘か.......
確かにちょっと似てるかも?
「次は俺だな!」
アインさんの横に座っているピナと同じ俺の同年代に見える少年が立ち上がって言う。
「俺はペン!将来騎士になる男だ!」
騎士なりたいのか?
やる気満々な少年だ。
「僕の名前はブルーノ•レオポルドです、プリマ家の騎士で働いています」
勇者一行の最後の人が自己紹介を終えた。
「あ、俺はさっきしたからパス」
そう言ってベルジェブウィトゥは続いて食べる。
ふん、じゃぁ俺の番だな。
みんなが俺を見ている。
「僕は秋本明と言います、明日から皆さんにお世話になるので、よろしくお願いします。」
自己紹介を終えたが、皆んな、俺を見ている。
うん?なんか変だったか?
「かなり礼儀正しいんだ、その礼儀作法は魔族が教えてくれたのか?」
「?いえ、成長しながら学びましたが?」
日本人だからな?
そう言うとアインさんの顔が真剣になる。
なんだろ?
「そうか.....答えてくれてありがとう」
「いえいえ」
「では、もう夜だし部屋に戻りましょうか」
ルシフェルが話す。
「ああ」
「..........お風呂は?」
「案内します」
ピナが聞くと、セルが答えてピナを案内する。
「..........また、明日」
ピナはそう言ってアインさん達と一緒に行く。
俺も部屋に戻ろうか....
間違った文字は指摘してください。
下手ですね......
*11/12間違った台詞を修正しました。