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プロローグ
エメが死んだ。一人の女の子を産んで。
俺はその子に愛情を向けられる気がしない。冷たくなったエメと、今もエメを捕食する子供。
……探さなきゃ。この娘の「食糧」を。エメの代わりになるかもしれない、せめて会話が成り立つまでは守ってやる。でも俺は、「お前を許さない」。
あれから、「七年」が経過した。
娘はいつの間にか「ラリマー」と気づけば呼ばれていた。食糧の一つ「モル」と言う少年から名付けられたと言う。
エメも、ルビーもサファイアも。「琥珀」の俺に近い宝石関係名前にしやがって…「モルガナイト」も「ラリマー」も……等しくキライだ。




