畑の朝は早い
アリエル族長の家で世話になって、15日ほどが経つ、わかったことは、エルフは女性が狩りや魔物の討伐を行い。男性が農業や林業や畜産業を営んでいるということだ。要は男が家を守り、女が外で働くみたいなことと思ってもらえれば良い。それとアレの時の声がとにかく響く。昨夜も。
「あぁん、リオン、もっともっと強く打ちつけて」
「こうかい?アリエル」
「うん。キモチイイ。キモチイイよ」
「流石にもう寝ないと明日起きられないんだけど」
「なら、私を満足させてーーーーーーーー」
「本気で行くよ」
「あぁん。リオン、愛してるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
「僕もだよアリエル。逝くからね。1番奥で」
「うん。きて。きてぇぇぇぇぇ。ハァハァ。疲れてるのに今日もごめんね」
「良いんだよ。満足したかい?」
「うん、大好きだよリオン」
「僕もだよアリエル」
500歳だよね。エルフの発情期っていつまでなの、人間なら死んでるからわからんけど。そんな僕も眠りにつく。なんか下半身がモゾモゾするな。まだ夜明け前だ。起きると驚愕の光景が飛び込んできた。エルミアさんが僕の下半身からアレを露出させ咥えていたのだ。僕は、あまりの刺激にたまらず口の中へと放出する。
「ゴクゴク。人間のって濃いのね。美味しいわ。ご馳走様。ホラ、起きないと畑の朝は早いのよ」
悪戯っ子のような笑みを浮かべて去っていくエルミアさん。アリエルさんのお母さんってことは、一体何歳なんだろう?でも、気持ち良かったなぁ。またしてくれないかなぁ。って違う違う、ここで暮らし始めて、自分を見失いそうになる時が多くなってきている。自分の過去のこと。自分の国に何があって、あんなことになったのか。それを探るんじゃなかったのか。だが、不思議と出て行きたいという気持ちにならない。僕はこの時、エルフたちの術中にハマっている事に気付かなかったのだ。今日も畑でリオンさんを手伝う。
「やぁ、ルイス君。なんだかスッキリしたような顔をしているね」
「なっなっ何もなかったっす」
「そんなにテンパると何かあったって丸わかりだよ」
「うっ」
「ごめんごめん、詮索はしないよ。さぁ、今日はいちごナスの収穫だよ」
「いちごナスですか?」
いちごナスとは、ナスの形なのだが味はイチゴという不思議な食べ物である。
「うん、まぁ簡単だよ。見ててね」
リオンさんが慣れた手つきで、ヘタの部分を切って、いちごナスを収穫していく。
「へー凄いですね」
「じゃあ、やってみよっか」
「はい」
初めてで綺麗にはできなかったが収穫することができた。
「うんうん、上出来だね。じゃあ、もう良い時間だから帰ろうか」
「はい」
家に帰るとエルミアさんが料理の支度をしてくれた。
「ルイス君は、若いんだからたくさん食べなきゃね」
「はい、エルミアさんの料理美味しいです」
「あら、嬉しい。族長を引退して500年、料理ぐらいしかすることがなくてね」
「エルミア母上ならまだまだバリバリで魔物討伐できますよ」
「あらあら、アリエルちゃんには負けるわよ」
「メルロスも後少ししたら実践なのだ。先生にももう立派な戦士だって褒められたのだ」
「良かったわねメルロスちゃん」
「うん」
「まぁ、最初は、妾が側に付けば良いだろう」
「えーアリエル母さんの側は、ちょっと」
「生意気いいおってからに」
「僕も狩りに出てみたいです」
カイルの言葉にそこにいた全員が怪訝そうに見る。
「頭でも打ったか?」
「あらあらルイスちゃんは、そんなことしなくても良いのよ。狩りは女の仕事だからね」
「ルイス君は、僕の畑を手伝うっていう仕事があるじゃないか。それに狩りは、男の仕事じゃないから。この村では、許されることはないよ。特にお客様なら尚更ね」
「そうなのだ。ルイスのことは私が守ってやるのだ」
「わかりましたから。そんなに」
「それなら良いのよ」
カイルはこの時気付くべきだった。この村の男女比の割合、男の少なさに。そうカイルは、この村の族長アリエルによって、畑を耕す労働力として担ぎ込まれていたのだ。その夜も激しく、求め合う声が聞こえ、明け方モゾモゾとした感触に起きる。エルミアさんが、下の口で咥え込んでいた。
「あぁん。良いわ。素敵よルイス君。こんなに大きいなんて、私の奥に到達しているわ。どうする、そこで出したら赤ちゃんができちゃうのよ。そしたらルイス君は、この村の一員になっちゃうの。でも良いよね。ずっと一緒にずーっとこの村で暮らしましょうね」
「はいエルミア。僕はエルミアの夫となって、この村で畑を耕して暮らします」
「そう決心してくれたのね。じゃあ、その熱いものを私の奥に吐き出しなさい」
「逝きます」
こうしてカイルは、エルフの村で末長く暮らしましたとさ。バッドエンド1、助けてくれたエルフを信じたら取って食われました。じゃねぇんだよ。
「どうしたのルイス君」
「やられっぱなしは性に合わないんですよ。エルミアさん、人間が拗らせたら大変だってことを思い知らせてやりますよ。その身体にね」
「あぁん。嘘。私の魅了魔法を解いたっていうの。あぁん。凄い。こんなにキモチイイなんて。知らない。こんなの知らない。姿を保てない」
「やっぱりサキュバスだったか。アリエルさんたちに魔法をかけて家族だと思わせていたんだな。この悪い魔物め。僕のマグナムで成敗してやる」
「あぁん。そうよ。素敵な男の子が迷い込んだから。自分の眷属にしようとしたのぉぉぉぉぉぉぉぉ。キモチイイ。サキュバスである私を上回る精力の持ち主だなんて、ますます手放したくなーい」
「じゃあ、俺の旅についてくるか?」
「付いて行く付いて逝きますぅぅぅぅぅぅぅ」
「交渉成立だなエルミア、お前は俺の女だ」
「はぃぃぃぃぃぃ」
こうしてカイルは、見事にエルフではなくサキュバスの術中を解き、エルミアを協力者として、加えるのであった。
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