表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヴェスパラスト大陸記  作者: 揚惇命
二章 いざ魔王国へ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/71

畑の朝は早い

 アリエル族長の家で世話になって、15日ほどが経つ、わかったことは、エルフは女性が狩りや魔物の討伐を行い。男性が農業や林業や畜産業を営んでいるということだ。要は男が家を守り、女が外で働くみたいなことと思ってもらえれば良い。それとアレの時の声がとにかく響く。昨夜も。

「あぁん、リオン、もっともっと強く打ちつけて」

「こうかい?アリエル」

「うん。キモチイイ。キモチイイよ」

「流石にもう寝ないと明日起きられないんだけど」

「なら、私を満足させてーーーーーーーー」

「本気で行くよ」

「あぁん。リオン、愛してるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

「僕もだよアリエル。逝くからね。1番奥で」

「うん。きて。きてぇぇぇぇぇ。ハァハァ。疲れてるのに今日もごめんね」

「良いんだよ。満足したかい?」

「うん、大好きだよリオン」

「僕もだよアリエル」

 500歳だよね。エルフの発情期っていつまでなの、人間なら死んでるからわからんけど。そんな僕も眠りにつく。なんか下半身がモゾモゾするな。まだ夜明け前だ。起きると驚愕の光景が飛び込んできた。エルミアさんが僕の下半身からアレを露出させ咥えていたのだ。僕は、あまりの刺激にたまらず口の中へと放出する。

「ゴクゴク。人間のって濃いのね。美味しいわ。ご馳走様。ホラ、起きないと畑の朝は早いのよ」

 悪戯っ子のような笑みを浮かべて去っていくエルミアさん。アリエルさんのお母さんってことは、一体何歳なんだろう?でも、気持ち良かったなぁ。またしてくれないかなぁ。って違う違う、ここで暮らし始めて、自分を見失いそうになる時が多くなってきている。自分の過去のこと。自分の国に何があって、あんなことになったのか。それを探るんじゃなかったのか。だが、不思議と出て行きたいという気持ちにならない。僕はこの時、エルフたちの術中にハマっている事に気付かなかったのだ。今日も畑でリオンさんを手伝う。

「やぁ、ルイス君。なんだかスッキリしたような顔をしているね」

「なっなっ何もなかったっす」

「そんなにテンパると何かあったって丸わかりだよ」

「うっ」

「ごめんごめん、詮索はしないよ。さぁ、今日はいちごナスの収穫だよ」

「いちごナスですか?」

 いちごナスとは、ナスの形なのだが味はイチゴという不思議な食べ物である。

「うん、まぁ簡単だよ。見ててね」

 リオンさんが慣れた手つきで、ヘタの部分を切って、いちごナスを収穫していく。

「へー凄いですね」

「じゃあ、やってみよっか」

「はい」

 初めてで綺麗にはできなかったが収穫することができた。

「うんうん、上出来だね。じゃあ、もう良い時間だから帰ろうか」

「はい」

 家に帰るとエルミアさんが料理の支度をしてくれた。

「ルイス君は、若いんだからたくさん食べなきゃね」

「はい、エルミアさんの料理美味しいです」

「あら、嬉しい。族長を引退して500年、料理ぐらいしかすることがなくてね」

「エルミア母上ならまだまだバリバリで魔物討伐できますよ」

「あらあら、アリエルちゃんには負けるわよ」

「メルロスも後少ししたら実践なのだ。先生にももう立派な戦士だって褒められたのだ」

「良かったわねメルロスちゃん」

「うん」

「まぁ、最初は、妾が側に付けば良いだろう」

「えーアリエル母さんの側は、ちょっと」

「生意気いいおってからに」

「僕も狩りに出てみたいです」

 カイルの言葉にそこにいた全員が怪訝そうに見る。

「頭でも打ったか?」

「あらあらルイスちゃんは、そんなことしなくても良いのよ。狩りは女の仕事だからね」

「ルイス君は、僕の畑を手伝うっていう仕事があるじゃないか。それに狩りは、男の仕事じゃないから。この村では、許されることはないよ。特にお客様なら尚更ね」

「そうなのだ。ルイスのことは私が守ってやるのだ」

「わかりましたから。そんなに」

「それなら良いのよ」

 カイルはこの時気付くべきだった。この村の男女比の割合、男の少なさに。そうカイルは、この村の族長アリエルによって、畑を耕す労働力として担ぎ込まれていたのだ。その夜も激しく、求め合う声が聞こえ、明け方モゾモゾとした感触に起きる。エルミアさんが、下の口で咥え込んでいた。

「あぁん。良いわ。素敵よルイス君。こんなに大きいなんて、私の奥に到達しているわ。どうする、そこで出したら赤ちゃんができちゃうのよ。そしたらルイス君は、この村の一員になっちゃうの。でも良いよね。ずっと一緒にずーっとこの村で暮らしましょうね」

「はいエルミア。僕はエルミアの夫となって、この村で畑を耕して暮らします」

「そう決心してくれたのね。じゃあ、その熱いものを私の奥に吐き出しなさい」

「逝きます」

 こうしてカイルは、エルフの村で末長く暮らしましたとさ。バッドエンド1、助けてくれたエルフを信じたら取って食われました。じゃねぇんだよ。

「どうしたのルイス君」

「やられっぱなしは性に合わないんですよ。エルミアさん、人間が拗らせたら大変だってことを思い知らせてやりますよ。その身体にね」

「あぁん。嘘。私の魅了魔法を解いたっていうの。あぁん。凄い。こんなにキモチイイなんて。知らない。こんなの知らない。姿を保てない」

「やっぱりサキュバスだったか。アリエルさんたちに魔法をかけて家族だと思わせていたんだな。この悪い魔物め。僕のマグナムで成敗してやる」

「あぁん。そうよ。素敵な男の子が迷い込んだから。自分の眷属にしようとしたのぉぉぉぉぉぉぉぉ。キモチイイ。サキュバスである私を上回る精力の持ち主だなんて、ますます手放したくなーい」

「じゃあ、俺の旅についてくるか?」

「付いて行く付いて逝きますぅぅぅぅぅぅぅ」

「交渉成立だなエルミア、お前は俺の女だ」

「はぃぃぃぃぃぃ」

 こうしてカイルは、見事にエルフではなくサキュバスの術中を解き、エルミアを協力者として、加えるのであった。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ