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転生したら人権のない被差別種族だった件  作者: ニャンコ教三毛猫派信者
第一章 ボーイ・ミーツ・ボーイ
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第二十二話 革命軍本部

「バレているならしょうがない。案内しますよトントン」


「ありがとう。さて、それでは二人にこの街の研究所が一体何なのか、ということを説明しよう。

不思議な研究所を目の当たりして疑問を抱いただろう?」


「ええ」


「僕はついて行ってないから知らないんですけどね……」


「そう言うなって、あとで嫌でも行くことになるんだからねセシル。

この街の研究所の目的とは、”王政”が”神”を倒すことだ」


「王政と神は一枚岩ではない……ということですか、トントン」


「あ、君はトントンと呼ばなくていい」


「ええ……」


ぞんざいな扱いを受けたセシル。トントンって何なんだろうか。意味わからない。

少し話の腰が折れたのでトントンは咳払いをして話を仕切りなおす。


「王政と神は一枚岩でない。セシルの言ったことは正しい。呑み込みがいいようで助かるよ。

さて、我々は世界の果てで古代兵器の存在を知り、古代文字を継承するサー・ペンドラゴン家の助けを借りた。

そうして世界中に点在するそれ……古代兵器のありかを調べていった。

だが実際、それに手を付けるのは我々も未知の領域だ。

ガラクタ女が隠されているだなんて知りもしなかったし」


「そうなんですね」


「ところが女がバラバラに隠されているということで意味が分かった。

”古代兵器”とは空を飛ぶ機械でもなく、巨大な爆弾でもない。それらはカモフラージュだ。

つまり古代兵器とは女のことなんだ。エースと言ったかな?」


「それは……もしかするとそうかもしれませんねトントン」


「いいや、そうに違いない。ちょうどそれをさっきまでこいつと話し合っていたところさ」


「俺もアランと同じ意見だ。女は王政によって研究されていた。

王政は女の持っている力を研究することで神を倒そうとしてた。

まあ無理だったんだがな。これはメイドからの情報だから確かだ。

トーマ、セシル。女の下半身のほかに何かを研究所から盗んできただろう」


バレているのなら隠す意味もないと思い、俺はあっさりと真実をゲロった。


「そうだよ。もしかしたらあの拾ったものこそが”古代兵器”という言葉が真に指しているものなのかもしれない。

エースに使わせてみたけど、あの兵器は動かなかった」


「そうか。その兵器も王政によって研究されていたはず。王政は神を倒す気なんだ」


「だったら親父、革命軍は古代兵器をダシにして王政を乗っ取るとかいう話をセシルから聞いた。

敵の敵は味方だろ。王政と神が一枚岩でないならやり合わせたほうが得策じゃないか?」


「おいおい甘いこと言うんじゃねぇよ。ガキだなお前は」


「なに!」


「王政が神を倒したとして、残るのは神の玉座に取って代わった王政だけだ。

奇麗ごとを言う気はないが、王政よりは俺らのほうがいい世界作ると思うぜ」


「どうだか。女の血筋を利用して俺を生ませて放置して、そんな連中に世直しが出来るもんか!」


「それは違うぞトーマ。お願いだ、私の話を聞いてくれ」


「何か言い訳でもあんのかよ? 家族でもないのに口出しすんな!」


俺はトントンに食って掛かった。すると彼は悲しそうにかぶりを振った。


「すまない、言い訳するつもりじゃなかったんだが、とにかく話を聞いてほしい。

トントンというのはつまり叔父ということだ。私は君の叔父なんだよトーマ」


「は?」


「君の母は私の実の妹だ。妹は、トーマス・ドラクスラーとは彼が十四歳の頃から家族同然に育った」


つまり、親父は母のことを妻であると同時に妹のようにも思っていて、大切な女だった。

そういう風にトントンは言いたいのだろう。


「だったらどうして? なおさらだろ。母さんは苦労して若くして病気で死んだぞ。

二人の力なら革命軍で保護するとか、もっとこう、やりようがあったはずだ」


「私じゃないんだ」


と、いきなりトントンは表情を崩し、目元には涙を浮かべている。

俺はその涙の理由がわからないが、何故だか自分でも意識することすらできないような心の奥底でそれを理解しているような予感があった。

まるで未来をすでに見てきたかのように、俺はトントンの次に言う言葉が予想できる気がした。


「私じゃないんだ。我が一族に男型のノイトラが生まれるとき、それはノイトラの王となる解放の戦士。

言い伝えは知っていたし、両親には期待をされていた。でも違ったんだよ。

生まれたのは君だ。王の中の王として。だから我々は君たち母子の周囲から完全に消えねばならなかった。

出来ることといえば、孤児院のシスターを革命軍の息のかかった女にすることぐらいだった」


「どこまで仕組まれている……俺は自由が欲しい。肩書も運命も関係ない。

自由に生きられる世界が欲しい。そうか。わかったよ。

敵を倒せばいいんだな。押さえつけてくるやつ全部倒せば俺、やっと自由になれるんだな……?」


「ああ。君と太古の昔から生きる女の力で、神を倒す。

その前段階として王政を乗っ取り、人間同士で行われている戦争も終わらせる。

トーマ、君が女を運び出し、復活させたのだというのならそれもいい。

今回はもう研究室へ行くのはあきらめよう。二人に来てほしいところがある」


「もうあそこへ案内するのかアラン?」


「しょうがないだろう。あの子たちが先走ったんだから」


「え、ボス。この街には爆弾だけじゃなくてほかにも何かあるんですか?」


「いや。僕らの、つまり革命軍の本部へ移動する。ほかのノイトラのお友達とはここでお別れだ」


「それは……了承したけど、エースはどうする?」


「私に会わせてくれ。問題なさそうなら連れていく」


「わかった」


「それでいいね?」


親父はトントンに聞かれ、すぐに答えた。


「ああ構わん。あ、刺身うまっ」


「革命軍の男は朝が弱いって聞いてたけど、そうでもなかったな」


と俺が言ったところ親父たちは軽く笑いながらこう答えた。


「ははは。セシルは真面目で早起きだからなぁ……」


「まあセシルが会ったのは不真面目な奴らだったんだろう。私から言い含めておくよ。

まあ、向こうの部屋に寝ているアンドレアスくんのことならば当たっているけどね」


トントンは奥の部屋のドアを指さした。そこは寝室になっているようである。


「じゃあ、行こうかトントン」


「僕は邪魔するといけないな。ここにいるよ」


セシルは謎の気遣いを見せ、俺と一緒にトントンは一階へ。そして街の外に出た。

さっきは男だらけの淀んだ空気が立ち込める空間にいたが、朝の港町の空気は冷たく澄んでいて気持ちがいい。


「いやあ、トーマとこんな風に歩ける日が来るとはね」


「トントン。親父はまだ俺に話していないことが山ほどあるらしい。

俺の力とは一体何なんだ。この力はどう使えばいい。親父はどう使わせようと企んでるんだ?」


トントンは街中でも別に構わず俺の力について話し始めた。


「待ってくれよそんなにワッと質問を浴びせないでくれ。えーとまず、君の力だって?」


「そうだよ。この力は一体……」


「要するにだね。ノイトラは人間に逆らえないように力を制限されているし、命令も聞くことになっている。

だがそれを制御する遺伝子が壊れ、スイッチがオフになってしまっている個体が生まれる。

それが君だった。そしてノイトラの王の命令は人間のそれよりも優先度は高いということだ」


「でも俺は研究所で妙なことがあった……機械類を思うままに操れたんだ」


「それはノイトラならば誰もが持っている力だ。だがノイトラは基本的にコマンド。

つまり命令がなくては力が使えない。己では外すことのできない、安全装置のようなものがついていると考えてくれ。

本来のノイトラの力は強大だ。機械類を操るのもノイトラならば可能なんだ」


「へえ~。つまり実質俺だけがその力を扱えるってことか」


「そうなるね。トーマ。君の力を増幅し、ノイトラの者たちに伝える。

それには造換塔ぞうかんとうというところに行く必要がある。それはドラクスラーに説明を受けたね?」


「うん。それって何?」


「造換塔とはすさまじいエネルギーに満ちていて、そこからはありとあらゆる物質が生まれる。

必要なものは何でも作ってくれるというすごい施設なんだ」


「なんだそりゃ。まるで魔法みたいじゃないか!」


「そうだね、その力を使えばこの世に存在するすべてのノイトラに命令を届けることも容易いはず。

それはこの世の果ての神のいる場所。つまり普通の方法ではたどり着けない遠い場所にある。

そこへ向かうのが最終的な目標さ。君の力でノイトラを解放さえすればもう終わりだ。

神は手駒の天使たちを失い、逆に君に寝返られてしまうから、革命軍の軍事力は最強となる」


「それはどうやって?」


「安心してくれ、我々はもうすでに一度外へ出たことがある」


「あっ、そっか」


「とはいえその時のルートはもう使えないだろうなぁ。

選ばれたノイトラは”天使”として神のもとへ……世界の果てへ輸送されることを知っているだろう」


そうだ。ちなみに兵士として適格でない者はゲットーへ行き、各々職業につく。

恐らくこのアラン=ミシェル・ロランはスラムに住んでいたのでその辺の管理が行き届かず、こうして生きながらえているようだ。

それに当たり前だが、兵士としての能力があるものばかりを召し上げ、ほかは解放していたら遺伝子プールに偏りが出る。

つまり遺伝子の淘汰がされてしまい、いずれノイトラには兵士として有能な人材がいなくなってしまう。

ということもあり、ノイトラのうちアンリのように兵士として召し上げられる者はそんなに多くないだろう。


「その兵士として輸送される子を尾行したところ、王政がこの世界を取り囲む巨大な壁に移動用の通路を設けていることがわかった。

あ、ちなみに私たちが行った時はセシルの爺さんが古代文字を読み解いて、結果地下から行けたけどね」


「地下……?」


俺は孤児院でレオラと読んだ昔話を思い出していた。


”この世界にはふたつの太陽があり、一つは地下に”


”地下の太陽は雨や川として地下にしみこんだ水を蒸発させて天へ帰す”


「地下には太陽が……」


「そうだ。地下を潜る旅は実に過酷だったよ。

暑くてね、掘削作業で倒れるものも続出したし地味に革命軍存続の危機だったね」


「そ、それで?」


「地下には元から通路があり、私たちはここを通った。

何百年使われてないのか……全く誰かの通った形跡はなかったよ。

ところで、もう着いちゃったけどどうする?」


「いや、話よりやるべきことを優先しよう」


俺たちは話をしながら屋敷の門をくぐり、前庭へ。犬が走ってきた。


「おすわり」


トントンが静かに言うと、犬は直立不動の姿勢をとって座った。


「行ってよし」


番犬はすぐに踵を返した。トントンは多分この家に何度も足を運んだことがあるのだろう。

俺は勝手に納得してその横を歩き、家の中へ。

すぐにメイドが出迎えたが、いくら何でもこの男がボスだとは知らないようだ。


「おかえりなさいませトーマ様。この方は……その……?」


「メイドさんの考えてるところからそんなに遠くないと思うよ」


「では革命軍の方でございますか」


「そうだね。エースという女がいるはずだ。会わせてもらっていいかな?」


「それはその……トーマ様?」


「大丈夫。エースを連れてきてくれる?」


「承知いたしました。客間でお待ちください」


俺はトントンと一緒に客間へ行った。と言っても客間はいつも俺たちが朝昼晩と食事に使ってる部屋なので慣れたものだが。

二人で並んで椅子に座ってほどなくしてメイドがエースを連れてきた。

そして同時に野次馬も。


「そいつ誰だよ」


と顔をひょっこり柱の陰から出して言ってきたのはミシェル。

そのすぐ上から顔を出して言ってきたのはレオラだった。


「トーマの周りってかっこいい人多いね」


「誰ですかその王子様風の人は!」


「私も気になります!」


などと俺の部下たちまでもが言ってきた。俺はそれを完全に無視。

エースが俺の前に座ったところで話を切り出した。


「このハンサムは俺のトントンだ」


「へえ、トントンなのね。これはどうもトーマがお世話に……」


「いやいやそんなご丁寧に。でもまあ、そんな当たり障りのない話をしに来たんじゃありませんよ。

単刀直入に聞きますがあなた何者です? 王政があなたを研究していたそうですが」


「わかりませんよ。私自身でさえ記憶がほとんどないの」


「ふむ。あなたの事は外の世界を見た我々でさえ知らない情報だ……とても興味深い」


「外の世界ってどんな感じなの?」


「トーマもいることだし、それを教えて差し上げるのは構いませんが」


「が……何か知ってることを教えろってことね。わかったわ」


「おっと、そこまで言ったつもりはありませんでしたが」


などと一見普通に話している二人だがどうみてもピリピリした緊張感を醸し出している。

二人とも言葉を選びに選び、相手の言葉の裏を読んでその先の相手の求めている着地点を予測しているのだ。


「わかったわよ。私は『兵器』とともにトーマに回収されたの。その兵器は私には使えないはずだわ」


「私には?」


「そうよ。その兵器を持つことを許された者は恐らくこの世界のどこにもいないわ。

外の世界にならいるでしょうけど。それこそ、神でもない限りはね」


「神でない限りは、ですか。話してくれてありがとうございます。

それではギブアンドテイクです。この世界の構造を私が知る限りお話ししましょう」


「感謝するわ」


「この世の地下には通路があり、これを伝っていくことでついに外へ出ることができました。

外に出て知ったのは、二重構造になっているということです。

我々の知る世界を包む壁を第一の壁とすると、その先の世界にも外に壁があり、第二の壁の外は一切が不明です」


「では壁と壁の狭間の世界についてはご存じなのかしら」


「おそらく……あなたは第二の壁のさらにその外から来られた方なんでしょうね。

狭間の世界についてですが、そこは神が牛耳る世界であり、奴隷のノイトラがいる世界です。

神の使いであるノイトラは外の世界で奴隷同然として扱われており、基本的に狭間の世界は神とノイトラしか住んでおりません。

外の世界のノイトラについてはアンリ君、君たちもよく知っているだろう」


ミシェル達と共に部屋の中を覗いていたアンリは首だけ陰から出しながら振られた話題に混ざった。


「ええ。僕らは神様の使いでした。ノイトラにとっては中も地獄ですが外も地獄なのです」


「具体的にどんな様子かは実際に見てもらったほうが早いでしょう」


「私もですか?」


「もちろん。トーマをそこへ案内することは我々の最終目的です。

もしかするとあなたの兵器は能力を覚醒させたトーマが使えるようにしてくれるかもしれません。

あなたを外へ連れていく価値は十分あるでしょう。今日はあなたに会ってそれを見定めにきたんですよ」


「今ので私を認めてくれたんですか?」


「”神”のスパイであるとか、そういった線はないと判断しましたよ。

ただし準備が必要です。こちらの準備ができ次第お声をかけさせてもらおうと思います」


「それは……ありがとうございます」


「それでは私はそろそろお暇させてもらおう。どうも子供たちを怖がらせてしまったみたいで」


「まさか、そんなことありませんよ」


「いえお構いなく。それでは失礼。待たせている人がいるもので」


とトントンは席を立った。すぐに俺はその背中に言った。


「トントン。例の話だけど……本拠地って」


「ああ。まあ考えたらすぐわかることだよ。トーマ、考えてわからないならちょっとがっかりだよ?」


「えっ」


「少しチャンスをやろう。私は帰るから、今度ここへ来る。

そして我々は移動をする。それまでに答えを出しておいてくれよ」


「ちょっとそんな急に……」


トントンは去ってしまった。俺は見送りもせずテーブルに肘をついて頭を抱える。


「なんだよもー、謎かけなんてしていきやがってあの野郎!」


「あれが革命軍の……世界最大級の犯罪者。そう聞いていた印象より知的で優しそうな人でしたね」


と冷静に品評するアンリ。だがその部下の連中は面食いなのか俺に絡んできてこう言った。


「トーマ様のトントンってかっこいいですね。ノイトラなのに男の人みたいです」


「ねー。俳優さんかモデルさんみたい」


「二人とも、トーマ様のために謎かけを解く手伝いをしようよ」


殊勝なことを言ってくれるコロンビーヌには感動して涙すら出そうであるが、ほかの連中も俺のそばに寄ってきてはバカそうなことばかり口にする。


「えー、でもわかるわけなくない?」


「そうだよ」


「ごめん途中から聞いてなかったわ……なんのクイズだ?」


「革命軍の本部がどこにあるのかのクイズだ。なあ誰か世界地図とか持ってない?」


「あ、私取ってくるね!」


協力的な態度をとってくれるレオラとは対照的にやる気ゼロ感がにじみ出ているミシェルのコントラストには悲しくなった。


「おい、何レオラに働かせてんだ」


などと言ってミシェルは俺の頭をハタいてくる。レオラが自主的に行ってくれたのに理不尽である。


「なあエース。エースはさっきの謎かけわかった?」


「いや……でも地図を見せてくれたら多分わかるかも」


「え、マジで? 意外と……でもないか。頭はよくて当然だ」


「そうなの。私頭いいの」


「頭いい人の恰好とは思えないけどそれ……」


ミシェルが冷たい目でエースを指さしながら言ったがそれも無理のないことだった。

エースのサイズの服がないので、この家のご婦人が生前持っていた趣味の古い、生地も薄くなった何とも言えないくすんだ色のデカパンツと、同じような色をしたブラをつけただけの下着姿なのだ。

本人も望んでこの格好してるわけではないのにひどい言われようである。


「持ってきたよ。世界地図」


レオラに礼を言ってからすぐ食卓で地図を開き、今この家にいるメイドを覗いた人間全員で地図を覗き込んだ。

よいお年を。

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