第1話 始まり
暇つぶしにでもどうぞ・・・下手ですが。
作者の一言)期待しないでね
8/30 かなり編集しました。
月曜日の朝、いつものように目が覚める。
俺は、いつものように朝食を食べ、学校に行く準備をする。
「また、地獄のような学校が始まる」
俺は、いつものようにつぶやく。
俺の名前は 神柳 龍人 という、どこにでもいる異世界転生を夢見る高校生だ。他の人とちょっと価値観がズレていると自分では思っている。
俺は今「無」になっている、なぜかというとお経のような授業を聞いているからだ。
「~~~~~~~~~~~~」
先生が、自分の母国語を熱弁している。
(だるいな、寝るか)
俺が寝ようと伏せようとしたそのとき、
「おい、寝るなよ、みんな嫌でも頑張ってんだから」
隣の八神 煉が言ってくる、さっきからこれで23回目だ。
「でもよぉ。八神は平気なのか?」
「俺だって、眠いけど寝ずに頑張ってんだよ」
今、時計の針は、16時30分を示している。
(よし、もう少しで授業が終わる)
俺は、心の中でガッツポーズをする。
と思っていたが、帰りのホームルームがあることを忘れていた。
やっと終わった。
俺は今日は特に疲れたので、早く帰って休もうと思っっていた。
帰り道、俺はいつものように通学路を自転車を漕いでいつもの駅についた。
現在、時刻は17時を過ぎている。
電光掲示版には次に来る電車は10分とかいてある。
「家に着くのは17時30ぐらいかな」
俺は、つぶやきながら駅の改札を通った。
「まもなく、電車が到着いたします」
駅員の良くも悪くもない声がホームに響く。
俺は思いついた。
(このまま、電車に飛び込めば楽になれるのではないだろうか)
こうゆう考え方をしている時点で精神的に辛いのだろう。
もし、飛び込んだら後処理が大変だろう。お金とか・・・
俺は、人に迷惑をかけることはあまり好きではない。っていうかしたくない。
・
・
・
だが、俺は飛び込むことにした。
飛び込むことを決めた瞬間、心がスゥー涼しくなっていく気がした。
もう、この世に未練はない。
心なしか、テンションが上がってきた。
(死んだら異世界転生できないかな?・・・いやするんだ)
俺は、そんなことを思いながら電車に轢かれた。
「知らない天井・・・・・・がない!?」
あの言葉を言わせないとは・・・、やりおる。
「ここはどこだ?(はい、来ました~この展開)」
たしか、俺はもう学校に行きたくなくて電車に轢かれたんだっけ。
しかし、俺の意識は存在している。
「これはまさか、異世界転生展開なのか!?(やっぱり?そうしかないよね~)」
いや、そんなことはないはずだ。だって俺は得に何もせず、学校に行きたくないがために自殺をする人間だ。
だが、もしかすると。
「もしかするとです」
後ろから声をかけられた。
「うわぁぁぁ」
びっくりした。
声の主は、女の人だった、黒と白が混じった髪をして、華奢で、あと目が綺麗な水色だった。
「まず、私の名前を名乗りましょう」
うんうん、気になる。
「私の名前はオシリス、いわゆる冥府の神と呼ばれているものです」
こんなきれいな人が冥府の神か、信仰しようかな。
ところで
「なんで俺が、こんな所に呼ばれたんだ?(俺TEEEEはよ)」
俺は、ここに来てから思っていたことを聞いた。
返ってきた答えは
「それは・・・・・・・秘密です(ちょっとまってね、こっちも段階があるから)」
オシリスは、微笑みながら答えた。
やべー、めちゃかわいい。あんな顔されたら落とされるわ!!!
「で、俺は、何をしたらいいんだ?(ステータスいじらせて)」
「はい、いまからあなたは転生しますが、その前に少しやってほしいことがあります(わかったわ)」
「やってほしいこと?(はよはよ)」
「はい(どうぞこれです)」
そういって、オシリスが取り出したのは、6つのレバーのついた箱のようなものだった。
「これは、あなたのステータスです」
「は?(よっ、天下一!)」
「これには、力・体力・魔力・知力・速さ・運のレバーがついています(ぜんぶグイっと)」
レバーをよく見ると全てのレバーがいろんな方向に傾いている。
「このレバーは手前に引けばマイナスに、奥に押せばプラスに働きます(グイ、グイっと)」
ほうほう、なるほど
「そこで、あなたにはこのレバーを好きに動かしてほしいのです、すべて手前に引くもよし、すべて奥に押すもよし、あなたが決めてください(ほら、迷わずグイっと)」
とオシリスはそのレバーのついた箱を渡してきた。
(好きに動かしていいと言われても迷うなぁ)
と思いつつもいろいろと期待している俺がいる。
(まぁ、とり会えず全部奥でいいか)
俺は、すべてのレバーを一番奥に押した。
・・・・・・特になにも起きない、まぁ、そんゆうもんなんだろう。
「決めたぞ」
「では箱を渡してください」
俺は、オシリスに箱を渡した。
「フフッ、なかなか面白いですね。まあ、思った通りですが(やった~これで交代できる)」
オシリスは微笑んでいる。
「別にいいだろ」
俺は、恥ずかしくてそっぽを向いた。
「次は、あなたのスキルを選んでほしいのですが、まぁ、あなたは全部選択するでしょう」
さすがオシリス、俺の性格がわかっているじゃないか。
俺は、思い出したように質問した。
「なぁ、オシリスこんな大盤振る舞いじゃあ、世界のバランスがおかしくなるんじゃないか?」
俺は思った、これを転生者が来るたびに毎回していたら、バランスがおかしくなるはずだ。
それを、オシリスは意外な答えを出した。
「いや、毎回こんなことをするわけではありませんよ」
「じゃあなんで俺だけ、大盤振る舞いなんだ?」
「それは・・・・・・秘密です(決まってたんですよ~)」
濁されてしまった。
「それでは、あなたを転生させます、良い転生ライフを」
「ああ、ありがとう」
そうしておれの意識は遠のいていった。
・・・・・・・世界をアトリス様に適用させました。・・・・・・
龍人が転生してちょっと時間が経過したとき。
「彼にこんな大盤振る舞いで・・・・・・これでよかったんですか?神王様?(知らんふり知らんふり)」
オシリスは神王様と呼ばれる者に声を掛けた。
「ん?・・・ああ、いいんだよ。彼には私と同じ素質がある、きっと私の跡を継いでくれるはずだ。」
「自分が隠居(陰キャ)生活をしたいだけでは?」
ちょっと睨むと
「ギク・・・・・・い、いや・・・ね?ほら、私が神王になってから10万年くらいするじゃん?そろそろ世代交代で、みんなもずっと私じゃあ飽きてきてるんじゃないかな~って・・・・・・・・・はい、すいません。陰キャしたいだけです」
神王が言い訳をするも、オシリスの目によって本当の事を吐露してしまった。
「はぁ、あなたの事なのでこんなことだと思いました。・・・では、本日の仕事を・・・」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~」
神王の長ったらしい溜息が流れた。
「おぎゃー、おぎゃー」
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ」
あ、どうも転生したばかりの神柳 龍人です。
いま俺は、母親であるエリーに抱かれている。
「まあ、元気な子がうまれたわ」
「ああ、これで我が家もにぎやかになるな」
答えたのは、俺の父親であるウルノーだ。
「きっと、素晴らしい才能をもっているんだわ」
それはそれは、やばいですよ。なんせ、すべてを選んできたんですから。
「ああ、この子ならきっと大きな子に育つだろう」
チート過ぎる俺がこの世界に誕生した瞬間だった。
誕生してから6年後。
「おーいアトリス、メシだぞ」
「はーい、お父さん」
あ、どうも転生して6年がたった神柳 龍人ことアトリスです。
ちなみにアトリスは前世でいう名前で苗字はない。
つまり俺の名前は、アトリスだけということになる。
ちなみに、俺たち一家が住んでいるのは、ダウハーマという帝国の辺境である。
ダウハーマというのは、この国の初代王の名前らしい。
まあ、この話はいいか。
今日、俺には大事な儀式的なものがある、それはこの6年間見るに見れなかった(正式に)ステータスをみるということだ。
「やっとこの日が来たのね」
「ああ、やっとアトリスのステータスをみることができるな」
ちなみに、この世界はステータスがすべてというわけではない、だが一番手っ取り早いのはステータスということだけだ。
「うん、やっと僕のステータスがわかるようになるんだ、楽しみだなぁ」
演技って意外と難しい。
「きっとアトリスには素晴らしい才能があるわ」
「俺もそう信じているぞ」
親にも期待されている。
やってきました、教会。
この世界では、どの子も6歳になったら、教会でステータスを調べることになっている。
生まれたときにすればいいじゃないかと思うが、そうもいかないらしい、どうやら昔の偉い人が決めたらしい。
「楽しみね」
母はいう
「そうだな」
父が答える
そう言って教会の中に入っていく、中は前世のアニメで見たような感じになっている。教会の奥には見覚えのある絵が描いている大きいガラスがあった、どっかでみたと思ったら転生するまえに合ったのオシリスの絵だった。
ガラスの下には祭壇みたいなものがあった、その下に人がいた。
「今日はよろしくお願いします」
母が綺麗なお辞儀をする。
「今日はよろしくお願いします」
父も同様に挨拶をする。
向こうも同じように挨拶をしてきた
「どうも」
どうやら、父がいうにはこの人はこの国の宮廷魔導士らしい。
「きみがアトリス君ですね、では、この祭壇の前に立ってください」
「わかりました」
俺は、祭壇の前に立った
「そしたら膝をついて、祈るようにしてください」
いわれたとおりにしてみる、すると視界が真っ白になった。
「どこだここは」
辺りを見回してみるが、何もない。
「お久しぶりですね、アトリスさん」
呼ばれた方を向いてみると、そのにいたのはオシリスだった。
「ああ、久しぶり」
こちらも同様に返す
「あなたが来るのを待っていました」
「なんかあるのか」
「いえ、とくには」
ないんかい!
「じゃあなんで待ってたの?」
「それはあなたを見たかっただけです」
そう言って、オシリスはウィンクをした。
「あ・・・あはは・・・」
あの時もだけど、よくわかんない神だな。
「そりゃどうも」
俺は、適当に返しておく
「では、そろそろ時間ですので、ちなみにわかっていると思いますがステータスは心の中でステータスと言えば出てきます」
「ギク、バレてた」
「もちろん、それでは良い人生を」
そして、俺の視界は真っ白に待った。
「どうだった」
母が珍しくテンションが上がっている
俺は、心の中でステータスと言ってみる。
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名前 アトリス(男)
種族 人間ですか?
状態 普通
体力 測定不能
魔力 測定不能
力 測定不能
知力 測定不能
速さ 測定不能
運 測定不能
スキル
ありすぎます。
称号
冥府の神に愛される者
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うわーやばい、大事なところが機能してない。
種族については、もはや聞かれてるからね…俺
ところで、称号が増えてるっていうか愛されてるんだな俺……オシリスに。
「はやくはやく」
母が急かしてくる
「あーうん、やばいことになってた」
適当に返しとく
「どうなっているんだ」
父も聞いてきた
どう言えばいいかな
「えーっと、測定不能になってた」
母と父が固まった、口からなんか出てるんだけど。
「お母さん、お父さん、どうしたの」
「ハッ、危ないところだった」
「家で話し合いましょう」
微妙な空気が流れた。
あれから1年後。
7歳の誕生日になった。
この世界の子供は7歳になったら、学校に行くと決まっている。
ちなみに、10年間学校に通う。
よりによって俺が一番嫌いな学校だ、しかも10年。
だが、前世と違いところがある。それは魔法がつかえるという所だ。
ステータスが分かったあの日(実際はもっと早く気づいてた)から、俺は魔法の練習を毎日欠かさずしていた、おかげで今では面白いことになっている。
まあ、この話は少しずつ話していくとしよう。
お読みくださりありがとうございます。
コメントとか自由にどうぞ、読むかわからないけど。
作者の二言)どうだった?
8/30 かなり編集しました。