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少女は二度目の人生を謳歌する  作者: 雨蛙ゆーき
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プロローグ

取り敢えずなろう小説に感化され、暖めてたネタで投稿を開始していこうかと思いますが

不慣れなもので読みづらかったりするのでご了承ください

夕日が眩しく私は目が覚めた

鬱陶しいくらい眩しい、が私はその窓にかかっているカーテンを閉める事が出来ない

そしてこの広い家には既に私一人しか住んでいないから誰かに頼む事も無理だ


妻に先立たれ2年、いや3年になるか

床に臥している私もそう長くはないだろう、年齢は85を過ぎてからは曖昧になってしまったが、そう気にする事ではない

「もうじき私も、お前のいる所にいけるかな...」

子供たちは自立してしまい、この家には私一人しか居ない

誰も看取ってくれる人はいない

「まあお前を看取れた時が、私の人生の終着点だったよ...」

幸か不幸か分からないが、こんな情けない姿を最愛の妻に見せないで済むのだけは有り難かった

もはや私にはやり残したことは無い、やり残したことは無いほどにこの人生は謳歌させてもらった

思えば出会いは妻がゴロツキに絡まれていた所を、私がそれを伸した所から始まったのであったか

当時は戦後間もなくそういった輩が多い時代だったからな、いやはや今思い返しても恥ずかしい

それからは二人で釣りに行ったか、妻はとても暇そうにしていたのか船を漕いでいたが、微笑ましい姿であった

ああ、そう思うとまた妻の淹れた珈琲が飲みたいな...



そんな私に急に眠気が襲ってくる


ああ、もしかして今までのこれは走馬灯と言う奴なのか、いよいよ持って私もここまでか



そうして私は瞼を開ける事が困難になり、眠るように静かに息を引き取った




第一話は近いうちにあげます

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