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第1話

俺の名前は島恭一。今日は榊町高校に入学初日。入学式を終えて、教室では、担任の教師が何やら、自己紹介をしている。俺は窓の外を眺めながら、何部に入ろうか考えていた。

中学の頃はバスケ部で、185センチの長身と自慢の筋肉、強面を活かしてセンターとして、相手選手に身体ぶつけて、バシバシ点決めてそこそこ楽しくやってた。大して練習してなかったけど、チームは神奈川県ベスト8、自分も市選抜に入ってたし、このまま高校でバスケやってもそこそこ活躍できると思う。ただ、高校に入ってまで、続けていこうとは思っていなかった。

何か新しい面白いこと、刺激的なことをしたいと思っていた。

放課後、おれはグラウンド端でレンガブロックに腰掛けて、運動部の活動をぼおっと眺めてた。

ラグビーやサッカー、野球なんかは、俺は運動神経いいから、やってれば、そこそこ上手くなって、活躍して、モテテて、楽しめそうだけど、なんか違う。俺が求めてるのは、革新的な面白さだ。

グラウンドでは、ゼェハァ言いながら苦しそうに、走ってる陸上部が見えた。みんな辛そうで何も楽しそうじゃない。

なんでこいつら、こんなに苦しそうになって走ってんだよ。しかも顔真っ赤にして、全然かっこよくねーし。しかも、どいつもこいつもパッとしねーやつらばっかで、ぜってーモテネーだろ。そう俺は思ったバズだったのに、次の日の夕方、俺は陸上部の開始のミーティングで自己紹介をしていた。

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