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心の声  作者: 明樂
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毬子の秘密③

「ねぇ、澪は毬子のことどう思ってる?」


「どう、って?」


「……毬子はさ……。」


「ん?」

毬子が顔を上げて僕の方へ来た。


「ま、毬子……?」

そして強引にキスされた。


《毬子だってずっと澪のこと好きだったのに。毬子の方向いてくれない澪なんて嫌い!!!》


「ちょ、毬子!」

まさかそんなふうに思われてたなんて。

ちょっと驚き。


「毬子も、澪のこと好きだったんだよ?」


「……。」


「なのに、藍に取られちゃってさ。」


「……うん。」


「毬子じゃダメなの?」


「……うん。藍がすきだから。」

そういった途端、毬子が制服を脱ぎ出した。


「毬子?なにして……。」

Yシャツのボタンを3個あけ、僕の方へ来た。


「藍の顔見れないようにしてあげる♡」


「……は?」

毬子が抱きついて来たかは僕は離した。


《澪が毬子のモノになれば、藍はもう要らない。今までだってそう。》


「いい加減にして!」


「澪……!?」


「毬子の気持ちは嬉しいけど、僕は藍が好きだから。」


「毬子を1人にするの?」


「友達作ればいいじゃん。人のモノ盗む限り本当の友達なんてできないよ。」

僕はそれだけを言い、その教室を出た。


「うわぁぁぁ〜……。」

毬子の鳴き声が廊下まで聞こえてきた。

でも、これで良かったんだよね。


「藍……。」

さっきの毬子を見て思ったけど、もしそういう行為をするのであるなら相手は藍がいい。

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