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単純な罠

いつも読んで下さっていらっしゃる方々、ありがとうございます!

執筆終了いたしました。

それでは、お楽しみください。

まだ、雨が降る戦場を陣の入り口から見ていた。


雨なのが不思議なぐらい凄く寒い。

だが、押しているじゃないか。

公国軍が圧倒的だった。

インプだろうが赤い悪魔だろうが蹂躙して行く。


「これは、僕達の出番はないかもしれませんね。」


「そうだな。士気が違うぜ?」


「そうだね~。ベドラムを倒したからかね~?」


「今出ると兵達の手柄を横取りしそうですわね。あまり好ましくありませんわ。」


ラフィアがそう言うと皆が肯く。

しばらく見ていると敵が撤退し始める。


「あ~、あれはやばいよ~。深追いしてるね~。」


「変ですね合図の銅鑼が鳴りませんね?」


ジャスティンがそう言った事で皆が見張り台の方を見る。

そう言われれば黄色い服の伝令さんもいない。


【・・・気になるので、見張り台に行って来ます。】


俺はそう言うと駆けだし、見張り台に昇る。

ん?

雨で流れているけれど微かに血の匂いがする。


【撤退の銅鑼を鳴らして下さ・・・!?】


そう言ったが味方の兵達が血まみれで転がっていた。

ちょっと待てよ?

と、言う事は?

命令の分断か!?


色々やってくれるじゃないか。


戦場を見ると約4000の兵がすでに戦場から遠くまで突っ込んで行ってしまっている。

俺には撤退の合図が分からないので銅鑼を鳴らせない。

仕方なくジャスティン達の所に行き状況を伝える。


「では、これは罠だと?」


【伝達する兵を狙っていますので、命令系統をやられました。これは敵がやったとしか考えられないでしょうね。」


ジャスティンが指示を出す。


「アーサーはそのまま前衛の部隊に行き撤退の命令を伝えて下さい。」


【分かりました、馬を取りに行きます。】


「ダンとラフィアはバドラック閣下の所へ・・・。」


その頃には厩舎に走り出していた。

馬に乗り戦場に向かう。


おかしい。

先程まで押していたはずの公国軍が逃げて来る。

前方を見ていると微かにだが黒い影が見える。

あれはバルロンだろう。

五十体程だが一般兵では攻撃が通じない。


単純な罠に引っかかったものだ。


【黒い悪魔はオーガの牙に任せて逃げろっ!攻撃は効かないぞ!】


俺はそう言いながら戦場を駆け巡る。


「「「ワアアアァァァァ!」」」


今まで押していただけに逃げる人と入り混じって戦場は大混乱だ。

この混乱は鎮められないだろう。

悪魔特効のロングソードを取り出すとバルロンの群れに突っ込んで行く。


これ以上味方の命を散らせてたまるものか!


次々と敵を斬り裂いて行く。

しばらく戦っていると後方に陣取っていた羽の生えた女を見つける。


【貴女がミアスマですね?】


【そうだよフード野郎!】


初めて会ったはずだが俺の事は知っている様だ。


【連戦連勝のおごった所に単純な罠。見事に引っかかりましたよ。】


【単純な罠程効果があるんだよボウヤ。勉強になっただろう!】


【ええ、でも此処で貴女を倒せばこちらの勝ちですよ?】


【お前にはアタシは倒せない。覚悟しろフードのボウヤ!】


【そのままそっくりお返ししますよ!では行きます!】


馬に乗って駆けて行くとミアスマは羽を広げ空を飛んだ。


【見ていたよ。上空には攻撃できないようだねボウヤ!】


見ていた?

何の事だろうか?


【それは見くびりすぎですよ。魔法がありますのでね。】


呪文を唱え力ある言葉を発する。


【・・・7th ファイヤー・ストライク!】


【ドラグーン・ライトニング!】


ミアスマの足元から火柱が上がる。


【ギャアアァァ!】


【くおっ!?】


此方にも龍の様な雷が落ちる。

目の前が白くなる。

耐性スキルのおかげで何ともない。

馬が暴れたが何とか体勢を立て直した。


黒焦げになったミアスマが落ちて来る。


【グ、グレーター・ヒール。】


ミアスマから力のある言葉が唱えられると復活したのか半焦げぐらいになる。


【っち、撤退だ!下がるよ!】


素早く詠唱の短い殺傷能力の高い呪文を唱える。


【逃がさないですよ!・・・6th エネルギー・ボルト!】


【ギャオゥ!】


まだ空を飛んでいるのか。

しぶといね。


【これで終わらせましょう!なっ!?】


それは突然だった。

突然背後に大量の気配を感じると振り返り剣を一閃させる。

ぬかった。

探知をしていなかった。

このミスは大きい。

俺はバルロンデーモンに囲まれていた。

ミアスマが空を飛んで逃げて行く。


くっそ、しくじった!

せっかくのチャンスだったのに!

悔しさを晴らすようにバルロンデーモン達を滅ぼして行く。

しばらくして全滅させるとジャスティン達が追い付いて来た。


「すまない、アーサー!遅くなった!」


【いえ、大丈夫ですよ。それより俺のミスでミアスマを逃がしました。済みません。】


「アーサー君が無事なら良いんさ~。」

「アーサー様が無事ならよろしいのですわ。」


アンナとラフィアがお互いの顔を見て牽制している。


ジャスティンが白い息を吐きながら言う。


「寒いですね。混乱は収まりましたので戻って暖まりましょうか。」


そう言った事で陣地へ戻るのだった。

部隊も撤退を始める。

とりあえず何とかなったかな?

陣に戻ると火に当たって凍えそうな体を温める。


【シチューを作ってきますね。それで暖まりましょう。】


「・・・申し訳ありませんが早めに頼めますか?」


「さぶさぶさぶ・・・」


「寒いよ~ラフィア~。」


「く、くっついていましょうアンナ。す、少しは気がまぎれますわ!」


バドラック様達の所にもシチューを持って行く。


「これは有難いなアーサー殿。凍えるかと思っておったぞ。」


【暖まってください、閣下。二人も()()など引きません様に。】


「ありがたい。」


「済まない。遠慮無く頂こう。」


【では仲間にも配りますので失礼しますね。】


そう言って天幕を出る。

何か単純な事を忘れているようで思い出せない。

何か引っかかるんだよね。

そう思っていた。


ジャスティン達の所にシチューを持って行く。


「待っていたよ・・・アーサー。」


「さぶさぶさぶ・・・。」


「待ってたよ~、アーサー君。」


「お、お待ちしておりましたわ、アーサー様!」


【遅くなりました、済みません。】


火に鍋を掛け温めてから順番にシチューを配って行く。


「あ、ありがたく頂くよ。」


「さぶさぶさぶ・・・。」


「た、食べるんさ~。」


「い、いただきますわ。」


【いっぱい食べて。暖まって下さいね。】


「「「あったか~い。」」」


しかし、何かが引っかかる。


勢いの強まってしまった雨の降る夜中にも襲撃があった。

バルロンは出なかったので準備だけして陣の入り口から見守っていただけだった。

寒い中でも兵士は奮闘していた。

気のせいかジャスティンとラフィアの顔色が悪いように見える。

夜だからだろうか?


「・・・どうやら押し返したようですね。」


「ああ、早く暖まりてえぜ。」


「同感だね~。」


「こ、凍えてしまいますわ!」


戦勝に沸き立つ兵達を見つめる。

この勢いならば明日には決着を付けられそうだ。

皆が寒い中でも頑張って勝ち取った勝利だ。

そう思っていたのだが・・・。


翌日にその件は発覚した。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「なに!凍死者が出た!?」


まずはシュトライゼが報告して来た。


「はい閣下、約五十名が凍死しました。」


続けてバートが報告して来る。


「陣内に風邪を引いたものが多く、急ぎ隔離をしております。その数約500人。」


その数を聞いてわしは嫌なものを感じた。

風邪だと!?

これは日に日に増えるのではないか?


「十分に防寒対策を取れ!アーゼ様達は陣に近づけるなよ!あの方達に風邪がうつれば公国の危機だぞ!?それと戴冠式は中止にせよ!」


「はい、閣下。」


「伝令を出します。」


バートがそう言うと各地に伝令を飛ばした。

まさかこれが罠と言う事もあるのか?


このままではまずい。

環境の悪い此処では風邪を引けばたちまちのうちに重病者だぞ。

何か対策を考えねば・・・。


だが、わしの頭の中には何も浮かばなかった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


その頃ミアスマは笑っていた。


【キヒヒヒ!脆弱な人間風情が見事に引っかかってくれたよ!】


あのフードのせいで死にかけたが今は優越感に浸ろう。


【ベルゼバブ様!準備は整いつつあります!もうしばらく御辛抱を!】


さてとまた中級悪魔を補充するか。

ミアスマは地上へと向かう。

あのフード野郎の無念そうな顔が見れないのは残念だ。


【キヒヒヒ!さあ、どう乗り切るフード野郎!】


地上に着くと上機嫌でバルロンデーモンを召喚するのだった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


【ジャスティンとラフィアが風邪を引いた!?】


これか!

嫌な予感が当たった。

昨日の寒さの中で雨を浴び二度の出陣。

自分が加護の恩恵を受けていたので気付かなかった。

天幕の中のラフィアを見るとゼーゼーと荒い息をして眠っている。


【ダンさん、アンナさん。外には出ない様に。後、ジャスティンさんとラフィアさんの事を頼みます。】


「アーサー!何処に行くんだよ?」


【バドラック閣下に会ってから秘薬庫に行きます。特効薬がありますので。】


「わかったんさ~。任せといて~。」


【後はこれを二人に飲ませて下さい。】


水袋に入ったものを二つ渡す。

ダンが味見している。


「何だこれは?・・・グビッ・・・ん、味付きの水じゃねえか?」


【汗をかいて出た水分と塩分を補給するためのスポーツドリンクもどきです。】


「すーぽつー?なんだそりゃ?」


【風邪を引いたときに体に良い水って事ですよ。汗をかいた分の塩分も補充できます。水なので飲むのには困らないでしょう。】


「相棒に飲ませて来るぜ!」


「分かったよ~。」


【では行って来ます。】


天幕を出る。

医療の発達していないこの世界では風邪で重症になれば死ぬ事が多々あるのだ。

そこを考えていなかった。

後手に回った。

これでまた召喚の時間を与えてしまう。


そう思いながらバドラック様の所に向かうのだった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「兵達が風邪を引いたですって!?」


姉様が報告を聞いている。


「アーサー様、いえ、オーガの牙は無事なのかしら?」


「二名が重症だとの事です。」


姉様の表情が変わる。

きっとアーサー様の事を考えておいでなのだろう。


「見舞いにまいりますわ!」


「お待ち下さい。バドラック閣下より感染の恐れがあるので絶対に近づけさせるなとの厳命を受けております。」


「っく、では戴冠式も中止になさい!兵達には出来る限りの事をしなさい。これも厳命です!」


「かしこまりました!」


そう言って伝令兵が幕舎から出て行く。

姉様が爪を噛んでいる。

あの癖が出るとご褒美が貰えるの。

ゾクゾクするわ。


「リーゼ!リーゼ!?」


「はっはい!姉様!」


どうやらぼーっとしていたようね。


「これから暇なのよ。可愛がってあげるからついていらっしゃい。」


「は、はい!姉様!」


そう言うと私は黙って付いて行く。

姉様の子猫になる為に。

今日はどのように可愛がって頂けるのかしら?

自然と体が火照る。


ああ、きっと気持ち良いのでしょうね。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「特効薬があるだと!?」


【はい閣下。】


「真か!?」


【万能薬が作れます。】


「何と!?」


【ただ、秘薬と瓶が必須なのです。】


「秘薬は何種類だ?」


【八種類です。】


「バート、急ぎメモを作れ!足りない材料は他国からでも良い、買いに行け!秘薬と瓶の値段等たかが知れている!」


「かしこまりました。」


俺はバートさんに八種類の秘薬のメモを渡す。


「伝令!」


黄色い服を着た兵士が飛び込んできた。


「ここに。」


「元気な者にこのメモの秘薬を集めさせよ!大至急だ!」


「かしこまりました。」


そう言って伝令兵が出て行く。


「アーサー殿助かる。が、大丈夫なのか?」


【重傷者に先に飲ませて下さい。俺は秘薬庫にいますので何かあれば伝令さんを飛ばして下さい。】


「そなたに感謝を!では早速取り掛かってくれ!」


【かしこまりました。秘薬はとりあえず1500ずつで様子を見ましょう。】


バドラック様とバートさんにそう言って天幕を出て行く。

さあ、錬金の時間だぞ。


秘薬庫に着くと俺は集中スキルと錬金術スキルを使って万能薬の生産を始めた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「瓶を120本持ってまいりました!」


「マンドレイク200個到着しました!」


兵士が物資を次々に運んでくる。

構わずどんどん作って行く。


【先に重傷者の所へお願いしますね。】


「分かりました!」


そう言って兵士さんが出来上がった万能薬を持って行く。


今ので100本。


まだまだ先は長い。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


事件発生から二日目。


【『アリステリア様』今日も頑張ります!よろしくお願いします!】


【凍死者は三十三名、風邪の患者は約800人になりました!】


バートさんからの報告を聞いているが風邪の患者の減る気配がない。


【重傷者は!?】


「約280名です!」


【それなら行けそうですね!】


「お願い致します!」


バートさんがそう言って来る。

彼もあまり寝ていないようだ。


集中して作って行く。

大量に作っているのでスキルの最適化が始まっている。

一日に500本は余裕だろう。

どんどん作って行く。


「瓶200本お届けします!」


「ブラックパール300個です!」


「ブラッドモス200個お届けです!」


「ナイトシェード・・・」


とにかくどんどん作る。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


事件発生から三日目。


「凍死者二十四名、感染者約400名です!」


【重傷者は!?】


「およそ200名!」


減って来た。


【『アリステリア様』しばしの癒しを!】


だが、そろそろ俺が限界。


【・・・少し休ませてもらうよ。】


そう言うと天幕へ帰り泥の様に眠る。

ルイスの温もりが恋しい。


早く帰りたい。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


事件発生から四日目。


朝起きると顔の両側にポニョポニョがあった。

視線だけを動かすとアンナとラフィアが俺に抱き着いて寝ていた。


ラフィア元気になったんだね。

二人共、癒しをありがとう!

そう二人に感謝をすると秘薬庫へ急ぐ。


【『アリステリア様』本日もよろしくお願い致します!】


日課をこなすと始まる万能薬作り。


【今日は何人だい?】


「凍死者十一名、感染者約500名です」


【重傷者は?】


「そのうち約300名との事です!」


【今日で終わりにしようかね!】


さあ、作るぞ!


目の前の秘薬と瓶の山と睨み合うのだった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


遠見の水晶玉を見る。


【何故だ!何故広がらない!?】


焦る。

計画通りに行かないですって!

何があったの!?

わざわざ雨の日を選び、しかも負ける演出までして追い込んだのに!


このままでは不味い。


遠見の水晶玉の視点を変えて祭壇を見る。

召喚はしているが・・・駄目だ。

襲わせるには悪魔達の数が!

絶対的に数が足りない!


このままでは間に合わない!

やつらは、じきに回復してしまう!

いくら召喚しても間に合わない!

そうすると数の上でこちらが圧倒的に不利になる!


綿密な計画を立てた!

途中までは上手く行った!

しかし上手く病気が広がらない!

こんな事をやるのはアイツしかいない。

何をしやがったあのフードの小僧め!


死人まで計算に入れて綿密に練った作戦だったのに!

このままでは攻め込まれる!

こちらにはもう手札がない!


何だってこんな事に!

イリスィオに指示した策も失敗した!

公王を使った娘の暗殺も失敗した!

作戦を実行するとあのフードの小僧が必ず現れる!


なんなんだアイツは!


っふーと息を吐く。

落ちつけ、何かあるはずだ。

まだ何か・・・。

とりあえず召喚は続けるとして・・・。


駄目だ考えが浮かばない!


良い考えが浮かばないまま決戦の日が近づいて来た。

此処まで読んで下さって、ありがとうございます!

まずはいつものから!

評価、イイネ、ブックマーク等々。

真にありがとうございます!

大変に励みになります!

そして総合評価900ポイント達成!

ヒャッホウ!

これも皆様のおかげです!

ありがとうございます!

それでは 次話 決戦、ミアスマ(仮 でお会いしましょう!

お休みなさいませー!

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