嘘と姉妹の楽しみ
いつも読んで下さっている方々、こんにちは!
初めましての方々、こんにちは!
執筆終わりました!
削りまくってしまったので今回はボリューム少なめです。
申し訳ありません。
それではお楽しみください!
さて、昨日の怒りは収まったのだろうか?
少し表情が硬いがルイスと話始めた。
しばらく話していると遠出すると言った俺に疑問を持ったルイスが言って来た。
「え!?何よそれ!?」
【ちょっと遠くへ鉱石を掘りに行くだけだよ。】
「だって、鋼のロングソードは作っているはずでしょう?」
【そうなんだけれどもっと上を目指したいんだよ。】
嘘だ・・・でも悟られる訳にはいかない。
「もう!・・・でも、貴方がそう言うのなら応援するわ。」
この嘘が悟られませんように・・・。
【・・・ありがとう、ルイス。】
話しているうちにいつもの調子に戻ったようだ。
そして俺はそんなルイスに『嘘』をついた。
ルイスに本気で嘘をついてしまった。
俺の中でその嘘は許されない。
それ程の事をしてしまったのだ。
約束の日まで後四日。
ジャスティン達は引き受けてくれるのだろうか?
ロングソードは既定の数を作れるのだろうか?
そしてルイスには嘘をついてしまった。
心配事だらけだが何とかしてみよう。
勇者を転生出来なかった責任は俺にあるだろうから。
あの日、運命を変えてしまったのは俺だから。
でもそれは心の奥に秘めておく。
皆で笑いあえる日常をこの手に掴む為に、俺は行かなければならないだろう。
ザザー・・・ザ・・・
そして、明日と明後日とその次の日の三日は露店を開いてもらう事にする。
ルイスに予定を言う。
「そう、今回はポーションだけを売れば良いのね?」
良い返事を貰えた。
そんなルイスを見ていると心が和む。
ザザー・・・ザー・・・
ん?
何かさっきから・・・?
「ねえ?ちょっと!聞いてる?」
【ん?何だい、ルイス?】
「しっかりしてよね?ポーションの持ち運びは貴方がしてくれる、で良いのよね?」
【ああ、大丈夫だよ。】
「ねえ・・・大丈夫?疲れていない?」
【疲れてないよ。大丈夫だぜ!】
「それなら良いのだけれど・・・。」
心配をさせてしまった。
ルイスと話し終わるとロングソードを持って三階に上がる。
アーゼ様とリーゼ様に会う為だ。
顔なじみになった二人の護衛さんに挨拶をする。
「アーゼ様、リーゼ様、ヘファイストス様です。」
「お入りになって頂いて頂戴。」
アーゼ様から入るように言われて中に入る。
リーゼ様の返事が無かった。
どうしたのだろうか?
何故か護衛さんの挨拶がぎこちなかった。
中に入る。
ん?
何か匂うな?
香水だろうか?
それにしても変な臭いだ。
そう思って辺りを見回す。
「あら、ヘファイストス様?こんばんは。良い所にいらっしゃいましたわね。」
そう言うアーゼ様の方を見るとリーゼ様との真っ最中だった。
不味いタイミングで来てしまった。
ボンテージの様な物に身を包んだアーゼ様が鞭を持ってこちらに歩いて来た。
いかんいかん、こんな所すぐに出て行かなければ。
跪き、早速話を進める。
【アーゼ様、お約束のロングソードでございます。】
そう言って六本のロングソードを床に並べる。
「そう、約束を守った子犬には御褒美が必要よね?」
【まずは性能を御確認下さい。】
「いけずな子犬ちゃんなのね。まあ、分かりましたわ・・・ガラテア!」
「っは!」
ガラテアさんが進み出て来る。
今気が付いたが壁沿いにガラテアさんと三人の護衛がいた。
このお仕置きはいつもの事なのだろうか?
「ガラテア、剣を振るいなさい。」
【それではこちらのマネキンをお使いください。】
そう言ってバックパックからマネキンを取り出す。
「準備が良いのね、賢い子犬ちゃんはとっても大好きよ?」
【・・・。】
あえて黙っていた。
静かにマネキンを立てる。
部屋が広いので剣は十分に振れるだろう。
ガラテアさんが剣を手に取る。
俺が下がると構えを取ったガラテアさんが剣を振るう。
「はあっ!」
キンッ!
マネキンが斬れる。
マネキンには立たせる為に真ん中に直径五cmぐらいの太い鉄の芯が入っている。
それごと斬ったのだ。
「こ、これは凄い切れ味ですね。・・・鉄を切ったのに刃こぼれ一つしていないですって!?」
ガラテアさん達が驚いている。
渾身の自信作だからね!
「アーゼ様、これは素晴らしいです!この剣が全軍に行き渡ったとすれば悪魔の軍勢を追い返す事など造作もありません!」
ガラテアさんが力説している。
鍛冶屋冥利に尽きますね。
「うふふ、良い物を貰ったわね、子犬ちゃん。御褒美はいかがかしら?」
プレイの真っ最中なアーゼ様は御満悦のようだ。
【それは・・・後の楽しみとさせて頂きます。】
これ以上無理な事は押し付けないで頂きたい。
「あら、遠慮は時として美徳ではなく悪徳になるのよ?」
【鍛冶で疲れておりますので、今夜はどうか・・・。】
「分かったわ子犬ちゃん。良かったわね、リーゼ?」
「ふぐー!ふぐっ!」
リーゼ様、頑張って下さいね。
【剣は六本ありますので各人へお渡し下さい。】
「御苦労様ね子犬ちゃん。」
【ははっ!】
と、言って立ち上がり外に出て行こうとすると声がかかる。
「まだ下がれとは言っていないわよ?子犬ちゃん?」
「ふぐぐー!むぐっ!」
「駄目よ、リーゼ。これは躾けなの、皆に見てもらわないといけないでしょう?」
「ブッフ!ブフォッ!?」
「悪い子ね、ああ、これ以上貴女の綺麗な体に傷をつける訳にはいかないわよね?」
「フゴッ!ブゴーッ!!!」
「ああ、良い子ね。返事が出来るのはとても良い事よ?分かって来たのかしらね、リーゼ?」
「ムグッ!?ムゴーッ!?」
そしてアーゼ様の「それ」は明け方まで続いたのだった。
此処まで読んで頂きありがとうございます!
まずはいつもの!
評価、イイネ、ブックマーク等々。
いつもありがとうございます!
大変励みになっております!
で、参考にしたとある書籍とそのコミカライズを買ったんですよ。
書籍には記載がなくうまくまとめられておりました。
だが、コミカライズの方では・・・
いやいや、コミカライズ。
大変に羨ましい。
と言う事で 次話 不穏と厳しくなった依頼 でお会いしましょう!
それでは、お疲れさまでした!




