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進化の脅威

皆さん、御疲れ様です。

昼休み中もがっつり、そのおかげで出来上がりました。

お楽しみ頂ければ幸いです。


白い視界の中に二人の姿を見つける。


セリスさんとクレアさんだろう。

アーサーが見当たらない。

多分ですが洞窟の中を偵察しているのかもしれませんね。


シェラハザードさん達とは途中で合流していたので、そのまま進んで行く。


「オーガの牙、シェラハザード殿達、こちらだ。」


「旦那様は中を見てくると言って行ってしまった。」


「御二人共、壮健のようで何よりです。では、アーサーの報告を待ちましょうか。」


「それが良いじゃろうな。」


シェラハザードさんが同意してくれる。


「ジャスティン坊主。」


それまで黙っていたジュウベイ様が声を掛けて来た。


「いかがなさいました、ジュウベイ様?」


「・・・微かじゃが、瘴気が漏れておる。今のうちに対策をしておくとよい。」


「瘴気ですか!?・・・ラフィア、頼みます。」


「・・・プロテクション・エネジー・ネガティブ!」


「済まん、ウチは使える奴がおらん。頼めるか?」


「ラフィア、大丈夫ですか?」


「マナには余裕がありますわ。皆様、並んでいただけますか?」


ラフィアが各人へ魔法をかけて行く。


「瘴気ですか、中がどうなっているのか気になりますね。」


「坊主が戻ってくれば分かるじゃろう、それまでにやれる事はやっておくんじゃ。」


「かしこまりました、ジュウベイ様。」


全員にかけ終わったラフィアは瞑想状態になる。

ダンとアンナがその脇につくとディアナが言って来る。


「ジャスティンの兄貴よ、気が入り口に向かって来ている。これは、アーサーの兄貴だ。」


「何かあったようですか?」


「いや、特段急いでいるようには感じねえな。気だけじゃそこまで細かくは分からねえや、済まねえ。」


急いでいる気配はないとの事だ。

アーサーを待ちましょう。


報告を聞いてからでも問題はないでしょうからね。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「1th ナイト・サイト!」


セリスとクレアには入り口で皆を待つように言って洞窟に入った。


そう、微量だが瘴気を感じたので先に偵察に来たのだ。

これぐらいの瘴気ならば俺には障害にならない。

さて、問題のグラキエースは何処にいるのかな?

慎重に奥へと進む。


【探知!】


複数の気配があった。

その中でも大きな気配があった。

これが恐らく今回の特別討伐対象ナチュラルディザスターであるグラキエースなのだろう。


でも変だ。

ここまで近づいたのなら何かしらのアクションがあると思うのだが・・・。

そのまま近付いて行き、標的である真っ白なドレイクを見つけた。

アレがグラキエースに違いない。


ここで討伐をしておかねば近くの村は壊滅されてしまうだろう。


ん?


台座のようになって・・・?

あれは・・・卵!?

まさか、これは・・・巣なのか!?

ナチュラルディザスターの巣なのか!?


嫌な感じがする。


村人の話を聞いた限りだと、ここには一の月もいないはずだ。

それに、卵があるならつがいは何処だ?

周りにいる氷竜の大きさが先程戦った物と違う。

取り巻くオーラもあきらかにランクが違う。


もしかして先程戦っていたのは・・・成竜では無いのか?


ここには複数の反応がある。

把握している数を言うのなら大きな反応のグラキエースが一匹。

そこを守るようにいるのが二十m程の成竜の氷竜が八匹。

それにアレは何だ?


卵が脈動している!?


もうすぐ孵化すると言う事か?

何か不味い気がする。

嫌な予感がする。

アレは生まれさせちゃいけない物だ。


早い所、何とかしなくては!

そう思うと呪文を唱えていた。


【我は火、我は根源の炎、夜のとばりついばむ緋色ひいろは漆黒より顕現せしほむら、天も地も等しく日輪にちりん慧眼けいがんはその威光いこうを喪うしなう、その苛烈なる事、闇の中に輝く希望の火、絶望に打ち勝つ命の炎、決して諦めぬ絶対なる焔。我が魂は闇にあらがいい原初の黒を求む者となる。その姿はまさに地獄の業火、我が敵よ、灰塵かいじんと化せ!】


「シャギャア!?」

「ゴオオオォォォ!」

「キシャアアァァァ!」


氷竜達が一斉にこちらを振り返る。

だが遅い。

魔法陣が相手を包み込む。

呪文は完成した!


氷竜達が飛び掛かって来ようとするが、範囲内に魔法障壁が現れそれを阻む。


【・・・10th ヘル・インフェルノ!!!】


一気に洞窟内の温度が上がる!

ゲームでもそうだったが、自分は魔力壁に囲まれてダメージは受けない。

10thの炎熱呪文を唱えたのだ。

この不意打ちで何匹かの氷竜は行動不能に陥るであろう。


変なフラグはいらないからね?


「シャガアアアァァァ!!!」

「ギャシャアアアァァァ!?」

「ゴアアアァァァ!?」


次々と業火に焼かれて行く氷竜達。

もう素材がどうとか言っていられない。

皆の安全が確保出来なければ、そんな事は言っていられない。

問題は嫌な予感のした卵だ。


あれは孵化させてはいけない物だ。


だが卵の状態であれば抵抗なく焼き殺す事が出来るであろう。

心配事はとっとと処理しておくに限る。


と、炎が治まって来たようだ。


確認の為、中心部へ向かう。

あ、駄目だ。

まだ魔法障壁がある。

魔法が影響している間は近付く事も出来ない。


安全が確認出来なければ魔法障壁が消えない。


まだ危険なのだろう。

10thの魔法でも確実に相手を殺す事は出来なかったようだ。

流石竜種と言った所か。


ああ、そうか。


洞窟の中で炎熱呪文を使った事で、酸素が無くなっているのかもしれない。

結界を外した途端、酸欠になるかもしれないね。

一度皆と合流しよう。


確かめるのはその後でも構わないだろう。


そう思うと出口へと向かう。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ジャスティン、これはアーサー様の魔法ですわ!」


「魔法ですか?」


「そうです、魔法です・・・恐らく10thの・・・。」


その異常の報告を聞いたのは、アダムスさんが報告に来ている時だった。


「それで、紅玉様の探索と同時に偵察をお願いしたいのだが。」


「もちろん偵察は我らが承ります。アーサーが心配ですので。」


「有難い、申し訳ないが頼む。」


そう言うとアダムスさんは部隊の方へと戻って行く。


「アンナ、行けますか?」


「もちろんなんさ~、今度は失敗しないんさ~!」


「では先行して下さい、アーサーの事を頼みますよ!」


「任せるんさ~!」


「アンナ、夜目の魔法をかけますわ・・・ナイト・サイト。」


「ありがとうなんさ~!」


そう言うとアンナが洞窟に入っていく。

それを見ていると声が掛かった。


「ジャスティン、私達も・・・ナイト・サイト。」


「オーガの牙よ、旦那様の捜索。我らにも手伝わせて頂けぬか?」


「ここにいるだけでは役に立つまい、人手は多い方がよかろう?」


「では、行きましょうか。ラフィア二人にも魔法を。」


「・・・ナイト・サイト。」


と、入ったばかりのアンナが戻って来た。


「ジャスティン、駄目なんさ。中は息苦しくて・・・更に、温度がヤバイんさ~。」


アンナが飛び出て来てそんな事を言っている。

洞窟内がアンナが根を上げるような温度と状況?


アーサー、何があって何をしたんだい?


「ジャスティン、恐らくですが、アーサー様は魔法を使われたのだと思います。状況を見るに10thの魔法に間違いないでしょう。」


「10thですか・・・何かあったと見るべきでしょうね。中に入れないのならば、アーサーに何とかしてもらうしかありませんが・・・。」


「ディアナよぉ、さっきみたいに気配を感じる事は出来ねえのか?」


「やってるんだけど、兄貴の気配が近付いてくるぐらいしか分からないぜ?」


「でも、入れないからアーサー君を待つしかないんさ~。」


「アーサーの兄貴・・・。」


「中の状況は分からんのだな?」


「ええ、セリスさん。今動くのは危険です、ここは待つしかありませんね。」


「っく、旦那様。」


「主君。」


ゴオオォォォー・・・


風の音が不安をかき立てる。


それ以上、僕達に出来る事は無かった。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「洞窟の入り口から内部に向かって風が流れている?」


「はい、それと同時に洞窟内部の温度が上昇しているらしく、その為洞窟の中に入る事が難しく、紅玉殿と連絡がとれておりません。」


「らしくらしくと・・・それでは内部事情が分かっているのは、中にいる紅玉殿だけなのだな?」


「はい、それなのでオーガの牙に偵察をして頂こうかと話をしてまいりました。」


「入り口からの偵察はさせよ、ただし無理はさせるなよ?大事な戦力だ。使い倒す雑兵とは訳が違うのだからな?」


「かしこまりました。」


「紅玉殿・・・何があった?」


「ラフィア殿の話では10thの魔法を使ったようだと・・・。」


「10thじゃと?」


「はい、洞窟の入り口から急激に風の、空気の流入がある。多分ですが大規模の炎熱魔法を使ったと言う事しか・・・。」


「成程のぅ、中の空気が無くなったので大規模な炎熱呪文を使ったと言う事か・・・。だが、無事は無事なんじゃな?」


「恐らくですが、無事のはずです。ディアナ殿の話ではこちらに向かって紅玉殿の気が近付いているとの事です。」


「むぅ、中で何があったんじゃ・・・。」


「10thの呪文を使わなければいけないような事ですか?」


「想像したくはないが・・・使わなければいけないと判断したのじゃろう?」


「紅玉殿ほどの方がです・・・何かあったに違いありません。」


「とにかく、紅玉殿が出て来ねば状況が分からんのは変わらんのじゃな?」


「はい、紅玉殿が出てくるまで、待つしかありませんな。」


「・・・見殺すようで、気分が悪いのぉ。あの時のような事は二度と御面じゃぞ?」


「隊長、それは私も同じ気持ちです。」


「紅玉殿・・・。」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「甘かったか!?」


ギギギギギ・・・


っく、空気が。

とにかく入り口に向かって逃げる。

予想外だ。

卵を完全に焼却したつもりだったのだが、中からこんなやつが出てくるとは!


【シャギャアアアオオオォォォン!】


他の奴らは動かないので、倒すか気絶しているのだろう。

運が良かったのは卵の羽化が一つだけだった事。

目標は俺一人だった事だろう。

その相手がコイツだ。


【鑑定!】


少しでも情報を・・・。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



エキドナ=レイド・グラン・ドラグーン


種族      :ドラゴノイドの女王


称号・加護   :上位竜族  :竜族の愛娘

        :指揮向上  :十万力   :剛体 

        

        :ポレモスの加護



ヒットポイント : 982/1258


スタミナ    :1452/1852


マナポイント  : 452/732



STR :382/382


DEX :548/548


INT :287/287


LUK : 68/ 68




追記:竜族の思いを受け誕生したハイブリッド・ヒューマノイド、初の個体。

   初期スキルで他を圧倒するようなスペックを持つ。

   ドラゴノイドの鱗は鋼よりも硬度が高く、進化する事でより硬くなる。

   今は進化の条件を見つける時。

   進化をした彼女は誰にも止められない。   


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


スキル


   :拳術   113.8     :魔法   98.7 


   :受け流し 89.6      :知性評価 78.5


   :戦術   112.6     :耐性   87.8


   :集中   99.5      :武士道  87.5


   :解剖学  99.4      :治療   84.9



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



なんじゃこりゃ!?


待て待て、ドラゴノイド?

ハイブリッドヒューマノイドってなんだ?

ゲームではなかった設定だぞ!?

いや、待て落ち着け。


その前に逃げなければ!


この場所での戦いは俺には不利だ。

それを知ってか回り込まれて出口に行けない。

まるでその行動を予期しているかのようだ。

くそ、厄介なやつが生まれてしまった。


この鑑定結果では「雷禪」よりも強いじゃねえか!?


【逃がすものか、人間!】


加護で翻訳されているのだろう。

声が聞こえる。

くっそ!

逃げられねえなら迎撃する。


【仕方がありませんね、相手をして差し上げましょう!】


【ほう、貴様が我の相手を・・・だが、傲慢よな!】


間合いは簡単に詰めさせねえぞ?


【多少の心得はあるか、だがっ!】


【っち!】


力が思う様に出せない。

酸素が足りない。

こんな事ならもっと早く行動を起こすのだった。

今の状態では力が十二分に出せない。


【っち!】


【かかって来るが良いぞ、人間!】


【その頭に、俺の名を刻ませる!】


【丁度良い、貴様を血祭にして外にいる俗物共を殺し食らってやる!】


【そんな事はさせない、やれると思うなら・・・やってみなさい!】


【では、行くぞ!】


出口を背に戦う事を決めた。

どうせ走っても追いつかれるしね。


【ソラッ、ソラッ、ソラァッ!】


ディアナよりも鋭い抜き手が俺を襲う。

かわせるが酸素が足りないので思うように動けない。

空気が足りない。

身体に回す酸素が・・・。


【ぜえっ、ぜえっ・・・。】


【これぐらいで音を上げるとは情けないぞ、最初の相手。】


【俺には・・・ヘファイストスって・・・名前があるんだ!】


【ほう、ならば我の事は「エキドナ」と呼ぶが良い!】


【っく!?】


その右を食らったかのように後ろに飛ぶ。


【クハハハッ!小癪な奴よ、ヘファイストス!】


くっそ、俺の狙いもバレているな。

頭がくらくらして来た。

酸素欠乏症チアノーゼだろう。

俺の限界が近い。


【くっそ・・・。】


【フハハハハ!良い、良いぞ!初めて仕留める相手がお前で良かった!】


何を語ってやがる!


【貴様を踏み台にして、この世界の人族を全て滅ぼし、竜の王国を作ってやるぞ!】


俺には皆が待っているんだ、ルイスやナナリー、サーラやフェイ、セリスやクレア・・・リズ、ベス、マオ、クーデリカ、アリス・・・。


【貴様の限界を絞り出せ!この程度ではないだろう!我が母を、同胞を殺した貴様をここで倒し、外に出て竜種以外を絶滅させる!】


【そんな事はさせない!ガッハ、ゴッホッ!】


【ヘファイストス、初めての敵よ!その名は忘れんぞ!】


【まだ・・・だっ!まだやれる!】


【ふははは!仕留め甲斐があるではないか!】


このままでは弄ばれるだけだ。


とにかく酸素を!

肺に満ち足りるだけの酸素を!

身体を動かせる酸素を!


【ゴッホガホッ・・・!?】


駄目だ、呼吸が限界のようだ。


「アーサーの兄貴よぉ、苦戦してるようじゃねえか!」


この声は!?


【ゼァ・・・な、ディアナ・・・ゴッホガホ・・・ですか!?】


「ここは任されたぜ、外に出な、アーサーの兄貴!」


【相手の・・・ゼハァァ・・・格が違います。ゼアアァァ・・・ディアナ、下がりなさい!】


「強いんだろう?」


【強い・・・です。】


「なら行きな!」


駄目だ、限界だ!


【っく・・・任せましたよ、ディアナ!】


「任された!」


そう言うと出口へと一目散に走って行く。


【・・・ねえ、君のせいで初めての強い得物を逃がしちゃったじゃないか・・・責任は取ってくれるんだろうね?】


「君じゃねえ、アタイにはディアナと言う名前があるんだ!」


【おお、良いオーラじゃないか・・・少しは楽しめるかな?】


「その傲慢・・・後悔させてやる!」


【是非にっ!是非にさせてみたまえ、ディアナとやら!】


こうして俺は外に出る事が出来た。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



洞窟から飛び出して来た俺をジャスティン達が出迎える。


「旦那様!?」


「無事か、主君!?」


だが、挨拶をかわすような余裕は今の俺には無い。

空気を、酸素を補充しなければ・・・。


【ガハッ!?ゴッホガホゲホ!?】


「アーサー、アーサー!?」


「旦那様、しっかりなさって下さいませ!」


「主君よ、深呼吸だ・・・ゆっくりでいい、空気を吸い込め。」


【ゲッホ・・・ハァ・・・ゴッホァ!ガホ・・・。】


「大丈夫ですか、アーサー様?」


【ゼェ、ちょ・・・と・・・ゼェ、待って・・・ください・・・ゼェ、ね・・・。】


「アンナ、入り口付近でよろしいので中の状況を教えて下さいな。」


「ラフィア、俺も行けるぞ?」


「今はアーサー様の回復を待ちましょう。」


【ゼッ、ゼッ、ゼェッ・・・コオォォォー・・・・ハアァァー・・・。】


「アーサー?」


【コオオオォォォー・・・ハアアァァァー・・・・。】


「大丈夫そうなんさ~。」


【師匠、申し訳ありませんがディアナに加勢をお願い致します!】


「ほう、それ程の相手か?」


【もう少ししたら回復すると思いますので、お願い出来ますか?】


「分かった、洞窟の中は空気が薄いんじゃな?」


【はい、危険だと判断して、10thの炎熱呪文を使いました。その為に洞窟内の空気が薄くなってしまったんです。】


「分かった、坊主。」


そう言うと師匠は洞窟の中に飛び込んで行った。


【コオオォォォー・・・ハアァァァァー・・・。】


空手の「息吹」と言う呼吸法で落ち着きを取り戻す。


バックパックからスポドリもどきを取り出して飲み込む。


【ゴクッ・・・ゴクゴク・・・ゴクッ!ぷはぁ、落ち着いたぁっ!】


「アーサー、何があったんですか?」


「旦那様、どうされたのですか?」


【シェラハザードさん達にも説明しますので皆さんは来て頂けますか?】


「構いません、急ぎましょう!」


「構わないぞ、主君。」


【・・・ダンさん、お願いがあります。】


「おう!出番なんだな?」


【はい、中にとんでもないのがいます、師匠でも洞窟内の状況では互角に持ち込めるかどうか・・・援護を頼みます。】


「分かった、こっちは任せておけ!」


【説明をしたら、すぐにでも戻ります!】


「応、ディアナもいるんだろう?こっちは大丈夫だ!」


【頼みます!】


「任された!」


そう言うとダンも洞窟へ飛び込んで行く。


【急ぎましょう、あの個体はステータスだけなら師匠より強い。】


「ジュウベイ殿より・・・急ぎましょう、アーサー!」


【はい!】


ジャスティンとアンナ、ラフィア。

それにセリスとクレアを従えてシェラハザードさんの元へと急ぐ。


脅威となる敵を倒す為、下手をしたら全員でかからなければならないかもしれないと思った敵はこの世界では七大悪魔以外では初めてだった。

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!

まずは、いつものから!

評価、イイネ、ブックマーク、等々。

創作活動の励みになります!

応援して下さって誠にありがとう!

大変に励みになります!

さてさて、竜種の切り札的なキャラが出て来ました。

拙者の中では、もっと遅く出てくるはずだったのですが。

それでは、次話 強さとは・・・ (仮 で、お会い致しましょう!

ああ、昼休みの終了時間内でまとめられてよかった。

御疲れ様でした!


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