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王国での一時

いつも読んで下さり、誠にありがとうございます!

執筆終わりました。

楽しんで頂ければ何よりです。

おや、そろっちゃってるよ。


【ごめんごめん。帝国でちょっとあってさ、先に王国へ行こう。】


「もう、待ちくたびれたわよ。で、何があったかを聞くのが楽しみね、貴方?」


「ヘファ君、楽しみにしておきますねー。」


「楽しみです、ヘファイストス様!」


「ふひひ、楽しみにしとるわぁ、坊ちゃん。」


【じゃあ、ゲートを開くね。】


ゲートを開くと皆でいつもの宿に戻って来た。

扉を潜り女将さんに挨拶する。


「「「ただいまー!、女将さん!!!」」」


「お前達かい・・・うん、楽しんで来たようだね。今日のところは晩御飯まで休みな。」


【で、女将さん。部屋を追加したいんだけど、良いかな?】


「部屋は空いてるよ、何部屋だい?」


しまった、十五人いるじゃないか!

部屋割りをどうしようか・・・


はい、こうなりますよね?


四人部屋を四部屋で二部屋追加。

空いててよかった・・・。


内訳はナナリーさん、サーラ、セリス、アセディアで一部屋。

ルイス、リズ、ベス、マオで一部屋。

フェイ、ディアナ、クレア、クーデリカで一部屋。

それで、俺と師匠とアリスで一部屋。

この状況はしばらく続きそうなのでそのままにしておこう。


その状況を女将さんに相談する。

部屋は空いているので借りるのならば良いと快く返事を頂けた。

ただ、新顔は挨拶してから部屋に行くようにと言われた。

まあ、当然だろうな。


宿帳を記入し、部屋代を支払おうとすると、相変わらず部屋代を受け取ってもらえなかった。

何かで返そう。

各人に部屋割りを告げるとディアナと師匠を女将さんに紹介する。


「小僧、ディアナの嬢ちゃんは細かい事が出来るのかい?」


【・・・難しいかと。】


「じゃあ、薪割りと水汲みだね。」


【それなら大丈夫ですね。】


「ウッス、頑張ります!」


「厳しいからね、頑張りな!」


「はいっす!」


「この爺さんは?」


【俺の師匠で現、剣聖であられる、ジュウベイ様です。】


「・・・剣聖様に仕事なんかさせられないね。」


良いのか、女将さん。


師匠と部屋を見回ると早速イベントが!


「アセディアさん、枕じゃないんですよー?」


「私のー・・・枕ー・・・帰って来たー・・・。」


もにゅもにゅ


ふぉっ!

素晴らしいイベントが!


「ああ、いじられる事の無い空間・・・素敵。」


「サーラさん、助けて下さいー!」


「ん・・・お兄ちゃんだー・・・お爺さんだあれー・・・?」


「ヘファ君、助けてー!」


【良い眺めですよ、ナナリーさん。】


「ぶるんぶるんじゃのう!」


「こら、師匠。嫁に色目を使うのは止めて頂こうか?」


「そう、お兄ちゃんはー・・・分かっているー・・・この膨らみの凄さをー・・・。」


「お願いだから、夜、眠る時だけにー!」


【が、頑張ってね、ナナリーさん。】


早速良い物を見た。

さあ、他には?

ルイスとベスはくつろいでいた。

やはり、いつもの所が落ち着く様だ。

あれ?

リズとマオは?


フェイ達は・・・?

ああ、成程ね。

ディアナと一緒に交流を深める為に風呂に行ったようだ。

多分リズとマオも行ったのだろう。


少し早めだが師匠に街・・・ゲフンゴフン。

案内をしないとなー?



【こちらです、師匠!】


「ほお、帝国とは違い派手じゃのう!」


【ええ、ガラスケースの中から好みの子を見つけるんですよ。】


「うほ!あの子もええのう!」


【師匠、あの子なんかは?】


「うむ、もうちょっと若いのがええの。」


【あの子、十六ですよ!】


『この世界の成人年齢は十五歳です。』


【何か聞こえましたか、師匠?】


「何も聞こえんぞ、坊主!」


【では!】


「【レイカちゃんで決まりですね!】」


店に入りカウンターの男の人に声をかける。


「レイカは入ったばかりの良い娘だから一時間で小金貨一枚だよ?」


【構いません、師匠。泊まりですよね?】


「もちろんじゃ!」


ザワザワッ


「そ、それなら」


【金貨五枚置いて行きます。ちょっとその娘に挨拶させてもらいますね。】


「ご、五枚も!?挨拶なら、構いませんぜ。」


ガラスの部屋からレイカちゃんが出て来る。

ササっと黒服の男が素早くレイカちゃんに何か囁く。

相談が済むとレイカちゃんがこちらに向かって来た。

うん、美乳だね、しかも師匠の好みだ。


「レイカと申します。本日はよろしくお願い致します。」


【レイカさん、本日は俺の師匠のお相手をよろしくお願い致しますね。】


そう言ってその手に金貨を握らせる。

掌の中身を見て驚いている。


「こ、こんなによろしいのですか?」


【構いません、楽しませてあげて下さい。】


「かしこまりました、それで、お名前は何とおっしゃるのですか?」


【ジュウベイですね。】


「かしこまりました。今度は是非、若旦那様もいらっしゃって下さいね。」


そう言うと彼女は師匠の方へ向かい。


「ジュウベイ様、レイカと申します。本日はよろしくお願い致しますね。」


「おうおう、良い娘じゃのう!」


【師匠、明朝、十時頃に迎えに参ります!】


「よろしくな、坊主!」


二人で部屋へと向かう通路を進んで行った。

さて、急げ!


外に出てリターンを使い、帝国へと向かった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「おや、主君。お帰り。」


「お兄ちゃん、お帰りなさい。」


【ただいま、陛下はまだみたいね。】


「頑張ってるみたいだね、それで他の皆は?」


「王国のいつもの宿でくつろいでいるよ。」


「私達も後で行くのだろう?」


【その予定、部屋割りは決めたからね。】


「ふむ、主君と一緒の部屋を希望するぞ?」


【残念、俺は師匠とアリスと一緒なんだ。クーデリカの事は頼むね。】


「うーん、今回は仕方がないね。任されよ、主君。それにしても遅いな。」


【二時間ぐらい経った?】


「いや、三時間だな。」


そんなにハッスルしますか、皇帝陛下!?

いや、大人の下着の事を言ったらもっとハッスルしちゃうかもね?


【うーん、時間も時間だしな。セリスに任せて王国に行こうか?】


「そうだな、主君。クーデリカ嬢のお腹が鳴るかもしれないよ?」


「そ、そんな事はないです!」


「あっはっは、残念だが私のお腹の方が先に鳴りそうだ。」


【そうか、じゃあ、挨拶は明日にしよう。】


「そうだね、その方がありがたいかな。」


「わ、分かりました!」


【じゃあ、行こうか。】


「分かった、主君。」


「は、はい!」


こうして三人で王国に戻る事にした。



「旦那様・・・。」


もちろんセリスの事は放っておいた。


決して忘れた訳では無い。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「ほうほう、立派な宿屋では無いか?」


【うん、なんと湯船があるんだぜ?】


「ほう、王侯貴族にしか入る事は出来ないと言われるあの湯船か!?」


【そう、偶然温泉を見つけてね。今では王国の一番の宿屋だよ。】


「クーデリカ殿、後で一緒に入ろうではないか。」


「よ、よろしくお願いします!」


【緊張しなくても、女将さんも良い人だから安心してね。】


「は、はい!」


「では、行こうか。」


三人で扉を潜る。


もうすぐ晩御飯時なので女将さんは忙しそうだ。

厨房には料理の出来る人が一人。

おや?

若い男の人だ。


「トマス!鍋がふいちまってるじゃないか!このあんぽんたん!」


バシッ!


「女将さん、済みません!」


「何処に目を付けてるんだい!パン種は出来たのかい?」


「今やっています!」


「遅い!小僧ならもうパンを焼いているよ!」


「済みません、女将さん!」


うーん、俺はスキルチートがあるから比べるのは可哀そうだな。

そんな状況だが挨拶をする。


【女将さーん、新しい子だよ。大人の女性がクレアさんで、レディがクーデリカだ。】


「やあ、女将殿。初めまして、主君の新しい嫁のクレアだ。仲良くしてほしい。」


「こっちの娘は何が出来るんだい?」


【掃除全般、皿洗いに・・・調理なら補助までかな?】


「そうだね、料理自体は出来ないかな?」


「・・・配膳だね。さっさと支度をおし!」


「早速働くのかい?」


「猫の手も欲しいんだよ!良いから着替えておいで!」


【女将さん、二人の制服はまだ無いんですよ!?】


「その恰好でも、配膳と注文取りぐらいは出来るだろう?」


【クレアさん、行けますか?】


「構わないとも、主君。」


「で、そっちのちっこい方は?」


【クーデリカね、女将さん。】


「掃除と料理を運ぶぐらいでしたら・・・。」


【アリスと同じ感じで働かせてあげてくれる?】


「なら配膳で良い。手伝いな!」


「は、はい!」


「今日のお勧めのメニューは「猪の焼き肉とこんそますーぷ、白パンだ!」分かったかい?」


「任されよ、女将殿。」


「わ、分かりました!」


うーん、ちょっと心配だから、エプロンを取り出し厨房へ。


「いいかい、テーブルには番号を振ってあるんだ、一~十四がカウンターだ。」


「ふむふむ、成程。」


「わ、分かりました!」


「ちっこいの、分からなくなったら聞きな?」


「はい!」


「それで、テーブル席が・・・。」


【トマス君、肉を焼きすぎ。それだと硬くなるよ。】


「は、はい・・・ってアンタ誰だよ?」


【従業員だ、エプロンをしているだろう。君と同じ料理人だよ。】


「急に出て来て偉そうに言うな!」


【コンソメスープはもう火を通さなくて良いよ。冷めたら温めるようにするんだ。】


火のついていない竈にコンソメスープを移す。


【パンも同時に焼かないと駄目だよ?】


「俺の手は二本だ!そんなに回らないぜ?」


【空き時間を有効に使うんだよ、コンソメスープを煮ている間にパン種を作って焼く工程までするんだ。】


「そうなのか?」


【今度はパンを焼いている間に肉を焼くんだよ。】


「ほう、勉強になるぜ!もっと教えてくれよ!」


【とりあえず、この状況を乗り切ってからだね。】


「分かったぜ!」


さて、二人は?


「うんうん、お勧めは美味しいと思うよ、量もいっぱいで、きっとお腹にたまるさ。味?いうまでもなく最高だよ!」


「じゃあ、それを三人分で!」


「分かったよ、主君。おススメ定食を三人前だ!」


【あいよ!】


料理を作って行く。

コンソメスープを盛り付けて・・・。


【クレアさん、二十番さんの上がったよ!】


「良いかい、クーデリカ殿。これをあそこのテーブルに運ぶんだ。少しずつでいいからね?」


「分かりました、クレアさん!」


セリスの剣術の師だけあって教えるのが上手い。

指示されたテーブルにクーデリカがお勧めを運んで行く。


「お、お待たせしました!本日のお勧めです。まずは一人分になります。」


「お?お嬢ちゃん偉いな。チップをはずもう。」


「え、わ、悪いですよ!」


「そんな事を言わずにな、受け取ってくれ。」


「ありがとうございます!」


クーデリカは次々と料理を運んで行く。

初めてなのにね。

女将さんが手伝ってくれているからだろう。

さすが、女将さん。


二人は、無難に仕事をこなしている。



「と、言う訳で、小僧がいない時に厨房に立つ「トマス」だ。まだまだ、小僧には及ばないけどね!」


手の空いたところで女将さんが紹介して来る。

お客さんは並んでいるから仕事をしながらだけどね。

ふと、疑問に思った事を聞く。


【ヘファイストスです、よろしくね。それで、女将さん、トマスさんは何日目なんですか?】


「今日で十の日ぐらいかね?トマス!火を落としてないで鍋を見るんだよ!」


「はい、女将さん!」


【女将さん、普通の人は、俺のように出来ませんからね?】


「そんな事は分かっている!それを育てるのもアタシ達の仕事だ!」


「私は、このこんそますーぷに憧れておりまして、しっかりと勉強させて頂きます!」


【よろしいですね、勉強して何でも作れるようになって下さいね!ちなみに、コンソメスープです。】


「またそんな事を言っていないで、頼むよ、小僧!」


【はい!】


厨房で、てきぱきと働く俺と女将さんをトマス君がじっと見つめる。

ふふ、女将さんとの絆!

培った連携を見るが良い!

するとカウンター越しに声ががかけられる。


「主君、『ひやしちゅうか』と言う物を作っているかと言われたんだか・・・献立表には無いが作れるのかい?」


【この季節には良いころ合いの食べ物ですね。時間がかかってもよろしければお作り致しますよ?】


「お願いするよ、主君。」


「頼んだよ、小僧!トマス、パン種に仕込んだ天然酵母とやらは小僧が作ったんだからね!」


女性達はクレアが作れますと答えると冷やし中華をオーダーした。

早めにリクエストの料理を捌く。


えー、何々。

おススメが二十四皿に冷やし中華が三皿ね。


行くぞ!

そう言えばどこで知ったんだ?

冷やし中華・・・?


おススメを作り上げると冷やし中華に取り掛かる。


鍋に干し椎茸を戻し入れて煮る。

この干し椎茸の煮汁が重要。

別のボウルに醤油、酢、煮切りみりんを適度に入れて干し椎茸の煮汁を入れ、砂糖、ゴマ油を合わせて良くかき混ぜ、味を見る。

麺を茹でるとともに上に乗せる食材を作る。

チョイスしたのはハム、キュウリ、もやし、卵焼き。

シンプルな物を作る。


【出来上がったよー、クーデリカ。十六番テーブルね。】


「分かりました!」


クーデリカは、ひっくり返さないように一皿ずつ運んで行く。

ちょっとぎこちないけれど頑張れ、クーデリカ。

えっと追加は・・・おススメが四皿だね。


【トマス君、おススメ四皿!】


「分かりました!」


【御客さんはまだ並んでいるからね!】


「はいっ!」


【気合入れて行こう!】


全てのお客さんが帰る頃には時計は二十時を指していた。

今回も何とか捌いたようだ。



「ああ、小僧がいると楽が出来るね。それで明日は帝都に行くんだろう?」


【ええ、皇帝陛下に二人の事を伝えていないので面会に行きます。】


「そういやぁ、皇女の嬢ちゃんが見当たらないね?」


「ちょっと頼み事をしてまして、彼女一人で帝国で別行動中です。」



「ヘックショ、ううむ、風邪か?いや、そんな事は無いはずだ。大方、旦那様が心配して下さっているのだろう。」


「・・・。」


「頑張るぞ~・・・。」


その寂しそうな声が後宮に響いた。



【女将さん、うちの子達呼んで良いですか?】


「もちろんだ、腹いっぱいにさせておやり!」


【はい、呼んできますね。】


皆を呼びに三階へ。

部屋に入ると声をかけて回る。

皆で談笑しながら一階の食堂へと進む。


【そうか、ノモス達がいなくなったから四階は使われてないんですね?】


「そうですね、でも四階に泊まるような人は貴族様あたりでしょうねー。」


【皆に明日の予定を伝えておくね。帝国に朝、八時に出発します。荷物は名前の書いてある革袋を用意したので、その中に入れてね。】


「「「はーい!!!」」」


【良い返事だね。】


一階に着くとそれぞれに分かれて座る。


【クレアさんとクーデリカは頑張ったんだからたくさん食べてね。】


「了解だ、主君。で、この汁の入っている器は何だい?」


「クレアさん、これが「らーめん」よ!」


「ヘファ君、アセディアさんは、堪能したと言って眠っておりますー。」


御苦労様、ナナリーさん。


「ヘファイストス様が作るら~めんは一味も二味も違うんですよー。」


「そうやで、これを食ったら他のら~めんは食えないぐらい美味いんや。」


「ほう、光栄だな。皆がそんなに言うのだ、期待しよう。」


「そうよ、クーデリカ。箸が使えないならフォークを使いなさい!」


「そう・・・熱いから・・・無理に口に入れるのは・・・減点です・・・。」


「箸に巻き付けて食べるのも良いですよ!」


「アリスはお箸に慣れて来たのです!」


「が、頑張ります!」


「では、いただきます!」


「「「いただきます!!!」」」


ズルズルー!


「ほう、豪快な食べ方だな。だが、真似をしない訳にはいかないかな?」


「フォ、フォークで頂きます。」


「相変わらず美味しいわね。結婚してね、お兄さん!」


「次は私ですよ!」


「ヘファさんの・・・料理・・・美味しい・・・好き。」


「ヘファさんの料理は美味しいのです!」


「そうですね、アリスちゃん。」


「ああ、帰って来たって言う気になるわね。」


「ヘファ君の作る料理は相変わらず美味しいですねー。」


「そう言えばセリスさんは?」


【彼女には帝都での頼み事をしてあるんだよ。】


「そうだね、しかし、主君。そろそろ迎えに行ってあげてほしいのだがね。」


「一人なんですか?」


「坊ちゃん、何をやらかしたんやぁ?」


【やらかしたのは俺じゃなくて皇帝陛下で・・・。】


「皇帝陛下が何をやっているのかしら?」


【下着の魅力は恐ろしいって事なんだけれど・・・。】


「坊ちゃん、採寸は楽しかったかい?」


【うむ、四人とも快く脱いでくれてさー・・・っは!?】


「どうやら御仕置が必要のようね?」


【ルイスさん、そのハリセンはどこからっ!?】


「ヘファ君、先程の気になる事ですかー?」


【ちょ、ナナリーさん、落ち着こうか!?】


「助けてと言ったのに、見捨てられましたからねー。」


【なんで皆は。ハリセンを持ってるの!?】


「どうしてでしょうか、ふふふー。」


「ヘファイストス様、浮気なんですか!?」


【違うよ!ちょっと頼まれて下着を作った・・・っは!?】


「採寸はしたようやなぁ。言い逃れ出来へんで、坊ちゃん?」


【クレアさん、助けてくれ!】


「いやあ、主君。ここは裏切らないと・・・後が怖い。」


【裏切る事、前提!?】


「覚悟は良いかしら、貴方?」


【浮気じゃないんだ!ただ美乳を堪能しただ・・・け。】


「「「問答無用!!!」」」


スパパパーン!


【・・・下着を作っただけなのに・・・がくっ。】


「お兄さん、強いんだか弱いんだか分らないわね?」


「ヘファさん、またやったんですね。」


「エッチな事・・・罰・・・当然・・・。」


「ヘファさんはスケベなのですか?」


「ヘファお兄ちゃん・・・。」


モンスターの攻撃でさえこんなに強い打撃は食らった事がないぞ。

天国の後は地獄か!?



その頃のセリス。



「旦那様、寂しいぞ?」


「・・・。」


「父上は今日は駄目かもしれぬ!もう迎えに来てくれ、旦那様ぁ!」

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!

まずは、いつものから!

評価、イイネ、ブックマーク、等々。

大変に励みになります!

皆様方に感謝を!

それでは 次話 セリスと俺の関係(仮 で、お会い致しましょう!

お休みなさいませー!

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