落ちて転んで弾んで
落下時間の長かったこと
落下速度の激しさゆえに「GがGが」と思うことしかできなかった。
Gってもちろん重力加速度のこと。
ゴジラでもなければゴキちゃんでもありません。
走馬灯 それどころではありません。
腹の底から湧き上がるものがこぼれ出ぬように口を閉じていたら
鼻の方に向かって「痛い!」「やばい!」
気が付くと、
ポンポンぼこぼこ跳ねる床の上で乱暴にゆすられている状態なので、ハンカチが取り出せない><
とんとんとん 今度は ボールが弾んでいます。
その衝撃で思わず のどが焼けるように不味いものを飲み込んでしまったので
人様にご迷惑をかけることはありませんでした。
(にしても、胃袋からっぽだと 胃液が上がってくるってあんまりだわ)
お子達は ジェットコースター気分で「きゃ~」「わ~い」歓声をあげまくり。
幼すぎて 恐怖というものを知らないのでしょうか?
おそらく「危険」と言うものの存在を知らぬので「怖い」と感じることもないのでしょうねぇ・・・
ある意味うらやましいけど 保護者の責任重大だわ><
ウォーターボールの中に座ったまま ポンポンはねあげられて「天井に手が届いた」「届かない」なんて大騒ぎ。
はぁ~ 座って万歳してぴょんぴょんいいですねぇ。
(お母さんは 頭の中はグルグル 胃から口元まで何かが沸き上がってくるのを飲み込むので精一杯)
そして 突然パチンとはじけたシャボン玉
いえウォーターボール(らしきもの)
それが消えて 私達は フワフワ真っ白なムートンのような敷物の上に投げ出されました。
お母さん もうだめ このまま倒れ伏していたい。
じゅうたんにはりついたまま 頭の中がまだぐるぐる回ってる~ 体もポンポンしてるよ~(と感じる)