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Sweet Sweet's Cafe

作者: 千葉磨林

『』…裕太

「」…まなみ

私はまなみ、25歳の会社員。休みの日の昼下がり散歩をして行きつけのカフェで1人コーヒーを飲むのが趣味。

でも最近カフェに来る理由はコーヒーだけではなく…


『いらっしゃいませ。まなみさん、今日はいい天気ですね。』


少し前から働いてる大学生の裕太くん。爽やかで優しい年下の子。本当はもっと話したいんだけど


「あ、うん、そうだね。」


『じゃあ、ごゆっくりどうぞ。』


「はい…ありがとうございます…」


本当は裕太くんに話したくて、仲良くなりたいのに、裕太くんに嫌われるのが怖くて中々上手く話せない。そんな日々が1ヶ月…でも!今日の私は違う!絶対に裕太くんに思いを伝えてデートに…


『あ、あの…まなみさん?』


「え!?ど、どうしたんですか?」


『これ、どうぞ』


そう言うとコーヒーカップを差し出した。


「え?私おかわり頼んでないですけど?」


そう言ってコーヒーカップを見ると、コーヒーにはラテアートで書かれたハートの模様。でもそれは不格好で少しへなへななハートだった。


「これって…」

『あの、ここに働いてからずっとまなみさんを見ていて素敵だなって思って、でも中々上手く言い出せなくって、嫌われてこの店に来なくなったらどうしようと思って、でも今日こそ気持ちを伝えようと思って……もしよかったら、ラテアートの練習で飲んでくれませんか?そしてゆくゆくは毎朝まなみさんに美味しいコーヒーを入れれたらって』


「裕太くん…」


『まなみさん、私と付き合ってください。』


「私なんかでいいの?」


『まなみさんじゃなきゃ嫌なんです。』


「……はい。よろしくおねがいします。」


昼下がりのカフェ、コーヒー香る店内で、2人は顔を見つめ笑い合う。


このお話は元々某ラジオ番組のコーナーで甘酸っぱい物語を投稿するコーナーで投稿したお話で、かなり短めのお話です


題名の「Sweet Sweet's」は出演されてた女性がこの話を読んで『これは、甘酸っぱいじゃなくてスイートスイーティーです』って言っていたので、この題名にしました。

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