第六話 川辺であの手この手
いろいろあるけど、留学を始めてから、まだ欠席はしていない。
情報局なんかには負けられないわ。今日も登校だ。
まずはいつもの川沿いの道を歩く。 だがまたも背後から黒い影が!
「おはよう、XXXXXさん。今日も時間どおりだね。」
「またあなた達ですか。もうやめて下さい。警察に言いますよ。」
「警察はウチより下の組織だ。今日は逃がさないぞ。」
走って逃げるとそっちにも黒い影が
「いやー、こっちにもいるの。でもあなたたちには捕まらないわよ。」
逃げ回っていたら川辺に出てしまった。
しまったもう逃げ場が無い。
~~パシパシパシ~~ あっ、カメラの人。助けて、なんとかして。
「う~ん、あと逃げ場っていうと、クレーンの上くらいだな。」
「もうちょっといいアイディアはありませんか。」
「ほかに何もないよ。」
怖いけど、そんなこと言っていられない。
クレーンの上に登っていく。
でもさすがにこんなとこにいるとは思わないだろう。
」
」
」
」
」
」
」
クレーンから下の様子を見物
あっ、情報局の連中が来たわ。イエーイ、ここにいるとは思わないでしょう。
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やったー。諦めて帰ったみたいだ。
「ふうぅ、ようやく降りられた。
あっ、カメラの人。まだ、いたんですか。
おかげで助かりました。ありがとう。」
「こっちこそ、おかげで、いい画が撮れたよ。」
「えっ、もしかしてずっと撮っていたんですか。
それだったらもっと助けてくださーい!」
「おい、安心していられないぞ。1人戻ってくるやつがいる。
クレーンはもう間に合わないな。----あっあれだ。」
カメラの人が指さしたのは、河を進んできた荷物船
「あれが川沿いを進んでくるので飛び乗るんだ。少し乗ってすぐ降りればいい。」
「えっ、そんなの危ないです。無理です、出来ません。」
「しょうがないな、一緒にいくぞ。イッセーノーセ!」
カメラの人に連れられて無理やり船に飛び移る。
「いったーい。でも本当に乗っちゃった。」
「しばらく乗るぞ。」
「あっ、橋の上に情報局がいる。イエーイ、バーカ。」
「ばか、そんなことしたら気づかれるだろ。」
「あっ、本当、気づいたみたいだ。でもどうしようもないでしょ。」
2人の黒服の男が橋からジャンプして船に飛び移ってくる。
「うそー、そこまでして追ってくるの。」
カメラの人が黒服の男達と格闘になる。拳法の格闘だ。
1人黒服が船から落ちた。もう1人も落とされる。
「なんだー、強いんじゃないですか。もっと助けて下さい。」
「つべこべ言ってないで、もう降りるぞ。」
学校には、午前中は間に合わなかったけど、午後は出席できて、今日も欠席は免れた。
遅刻したりしてるけど、家で復習しているので、なんとか授業にもついていけている。
問題は授業終了後の帰り道だが、情報局は今日も帰りには追いかけて来ないようだ。
自宅近くの川沿いの道まで来てホットしていると、突然背後から「おかえりお嬢さん」
「ひえー情報局!」
「違うよ、私だ。」
「あっ、管理人さん。すいません。」
「実は昼間にあなたの所を訪ねて、あやしい連中が来たんだよ。
ちょっと心配なんで、もし良かったら今日は私の家の方に泊まりなさい。」
「ご心配かけてすみません。管理人さんの家に泊まれればうれしいです。」
「変な事件になっても困るしね。今日はゆっくりしてきなさい。」
助かった。
がんばろう。良いことがたくさんありますように。




