表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/19

第九話

 うだるような真夏日でも、さすがに日が落ちれば涼しさを取り戻す。

 開け放たれた窓からは、夏季のぬるい風がそよそよと吹き込み、室内で首を振る扇風機の風と混ざり合っている。それらが、ちょうどいい塩梅(あんばい)の涼しさを提供してくれるおかげで、連日続く熱帯夜をどうにか乗り過ごすことができていた。

 もっとも、それは今夜のように風が吹いているときに限る話で、まったくの無風状態の夜には、ただ蒸し暑さに苦しめられるだけだった。

 なぜなら、僕の部屋にはクーラーという文明の利器が存在しない。

 理由は単純で『ぜいたくは敵だ』のスローガンを掲げる母さんの方針のせいである。

 ……って、いやいや待て待て。

 今や、昭和どころか平成を飛び超えて令和に突入しているんだぞ? だのに、なぜ母さんは未だ戦時中のスローガンを採用している?

 人類はすでに、エアコンという英知の結晶を手に入れている。にもかかわらず、我が家の空調事情だけは、いつまでも戦時からアップデートされず、不適切極まりない精神論に肩までドップリと浸かっていた。

 この子どもの基本的人権ガン無視スタイルにより、僕は最低水準の生活を享受する権利を奪われており、日によってはベッドの上で寝苦しさに喘ぐこととなっていた。滝のような汗をかいて目を覚ましたことも、一度や二度ではない。

 無論、この現況を変えようと、これまで何度も母さんに直訴してきた。

 エアコンを導入しないことによる弊害について、論理的かつ情熱的にプレゼンを重ねてきたのだが、一向に取り合ってくれない。こちらの必死の訴えを聞いた後、母さんは決まって、

「ほら、これ使いなさい」

 そう鼻で笑いながら、そっと団扇(うちわ)を差し出してくるのだ。

 ……この瞬間の僕の絶望を、どう表現すればいいのだろう。

 嗚呼……果たして、母さんが時代錯誤の昭和マインドから抜け出す日が来るのだろうか。いや、来ない気がする。むしろ、年々その思想は強化されている気さえする。ならばいっそ、街頭で「エアコンは人権なり!」とシュプレヒコールでも上げてやろうか。さすがに裁判所だって、エアコンは生存に必要であると認めてくれるに違いない。ってか、すでに何かの裁判で認められていた気がする。我が家には人権すらないのか……。

 なんてことを考えつつ、僕はベッドの上に横たわって、ぼんやりと天井を見上げていた。

 室内灯から垂れ下がる紐の先には、色あせたクマのマスコットがぶら下がっている。

 いつからそこにあるのかも思い出せないほどの骨董品で、元々はもっと鮮やかな色をしていたのかもしれないが、今ではすっかりくすんで、くたびれた印象しか与えない。

 指で軽くつつくと、クマはぶらぶらと揺れる。次に、暇を持て余した猫のように、しばらくペシペシと叩いて遊んでみるが、すぐに飽きてしまった。こんなもので時間を潰している自分に気づき、なんとなく虚しくなる。

 ちょうどその時、母さんがノックもせずに自室に入り込んできた。

「ちょっと、また蚊取り線香を使っているの?」

 足を踏み入れるなり、煙をくゆらせる渦巻きを目ざとく見つけて、眉をひそめる。

「火事につながるかもしれないから使うのはやめてって、前にも言ったじゃないのよ」

 母さんは腕を組み、説教モードに入る気満々の様子。

 僕はやれやれとため息をつきつつ、

「母さん、日本の出火原因第一位はタバコであって、断じて蚊取り線香ではないのだよ。それに、これはただの昔ながらのアイテムじゃなくって、時代の流れと共に改良され続けている──」

「寝る前には、必ず消しておきなさいよ」

 僕の熱弁を即座に却下し、鋭い目つきで釘を刺してくる。

「何度も言っているけど、母さんは、寝落ちして点けっぱなしのテレビと蚊取り線香だけは、絶対に許すことができないの。もしそれが発覚すれば、実の息子といえども、容赦できないと思うわ」

 おお……家族相手とは思えないほどの剣呑(けんのん)な視線。

 そういえば、この前、父さんがテレビを点けたまま寝てしまって、母さんに足蹴にされていたっけ……つま先で軽く小突く感じとかじゃなくて、ガチ目のサッカーボールキックだったから、さすがの僕も震えたな……格闘技イベントの配信でも見ているのかと錯覚しちゃったもの。

「で、夜分遅くに何の用? 僕そろそろ寝ようかと思っていたんだけど」

「ああ、そうそう、いつもの子から、手紙が届いていたのよ」

 と言いながら、差し出されたのは一通の封筒であった。

 僕は寝転がった姿勢のまま、それを受け取る。

 封をした(のり)付けの部分に指を滑らせながら、裏面に目を移すと、そこには見覚えのある無機質な字で『鳥島(とりしま)ハナコ』と書かれていた。

「今時、文通だなんて古風な子よねぇ。こういう友達は大切にしなさいよ」

「あー……」

 別に、彼女とは友達ってわけじゃない。けれど、ここで否定するのも奇妙だと思って、適当に手をひらひらと振って誤魔化した。

 母さんが「じゃあ、おやすみ」と言って部屋を出ていくのを見届けると、僕は封筒を指先で(もてあそ)んでから、何とはなしにそれをポイッと放り投げた。

 今は、アイツからの手紙を読む気分にはなれなかった。内容次第では無駄に疲れることになりそうだし、どうにも気が乗らない。少なくとも今は、それを受け止めるだけの気力がなかった。

 というか、前に届いた手紙の返事すら、まだしていなかったな……。

 僕は筆まめなタイプじゃないので、便箋(びんせん)に文字をしたためる行為ってのが、どうにも苦手だった。

 柄じゃないというかなんというか……時候(じこう)の挨拶とか考えるの面倒だし……いや、そんな固っ苦しい書き出しをしたことはないんだけど……まあ、放っときゃいいか。

 今じゃ不鮮明になりつつある鳥島の顔を脳内から追い出してから、頭上で揺らめく白煙を見つめる。

 半身を起こし、発生源を視線で辿っていくと、緑色の渦巻き状の線香が、小さな金属製の受け皿の上で静かに燃え続けていた。火のついた部分はじわりじわりと進み、終点に向かって少しずつ短くなっていく。その過程は穏やかで、けれど確実に時間が進んでいることを示していた。

 細くのぼる煙とともに、どこか懐かしくて落ち着く香りが、部屋の空気にゆっくりと溶け込んでいくのを感じた。

 おそらく、他の家庭では、電子タイプの蚊取り器の方が主流なのだろう。

 スイッチひとつで手軽に使えるし、煙も出ないし、匂いもほとんどない。

 でも、僕はどうしてもあれに馴染むことができなかった。

 ただの道具として見れば便利なのは分かるけれど、それ以上の何かを感じることができないのだ。

 多分、自分にとって蚊取り線香は、単なる虫除け以上の意味を持っていた。

 いうなれば、夏の風物詩。

 この香りを嗅ぐと、夏の記憶が鮮やかに蘇ってくる。

 鈴虫の声を聴きながらスイカを食べたこと。どこかの軒先で風鈴が涼しげな音を響かせていたこと。遠い街で打ち上げられた花火の微かな破裂音。

 それらすべての光景に、この蚊取り線香の香りが寄り添っていた。

 もし、電子式の蚊取り器に取り替えてしまったら、この香りとはお別れすることになる。それはなんだか寂しい気がした。たとえ手間がかかったとしても、この香りとともに夏を過ごしたいという気持ちが拭えなかった。だからこそ僕は、母さんと対立してまで、意固地になって使い続けているのだろう。うーむ、我ながら風流人である。

 時計の針をちらりと確認する。

 そろそろ寝ないと、明日に影響しそうな時間帯になっていた。

 僕は目を閉じ、深く息を吸う。

 けれど、すぐには眠れそうになかった。

 目を閉じても、意識はまだ手元の付近をさまよっていて、眠気が訪れる気配がない。こういう時は、無理に寝ようとしても余計に目が冴えてしまうだけだ。

 ならば、仕方ない。

 意識が落ちるまでの間、今日の近藤くんとのやり取りでも回想しようか。


 ──近藤くんによると、サユリは天才少女の可能性があるとのことだった。

「少なくとも、彼女が夏期講習中に取り組んでいるテキストは、普段、おれたちがやっているようなレベルのものではないです。もしかしたら大学受験レベル……いや、それ以上の内容なのかもしれません」

 未だスウガクの衝撃から抜け出せていない僕にとっては、そんな話を急に聞かされても、全然ピンとこなかった。

 こちとら勉学に関しては全くダメなダメダメ学生なのだ。テキストの難易度の話をされたって、あまりに疎遠すぎて想像がつかない。

 たとえるなら、マイナースポーツの世界大会について熱弁されているような──具体的にはカバディの最優秀選手の話を振られているような感覚に近く、それぐらいイメージがわきにくいものであった。

 だって、考えてみてほしい。

 劣等生の感覚としては、学校で配られるプリントのレベルでさえ難しいと感じることが多々あるのに、それ以上の話となってしまえば、もう未知の領域。UFOやらUMAやらの実在性と同じくらい未知の領域だった。

「ええと……つまり、サユリは、もはや大学受験すら余裕でパスできる学力の持ち主ってこと?」

 そうだとしたら凄すぎる。

 いわゆる『クラスで頭がいい人』という枠組みを余裕で超えてしまっている。定期テストで満点を取り続けるレベルとかじゃなく、その先の、もっと高次元のステージ──飛び級でアメリカの大学に進学して名高いアカデミズムの賞を受賞するみたいな、そんなステージに到達しているんじゃないか。

 いや、それよりも、

「近藤くんの言っていることが本当なら、アイツって、なんで夏期講習に参加しているの?」

 この夏期講習はジャージ先生によるボランティア的な取り組みということもあって、決してクオリティは高いものではない(ジャージ先生には申し訳ないけれど)。そもそも、教え役が二人しかいないので、生徒の質問に対しても満足に応えられておらず、進行も非常にゆったりしたものであった。ぶっちゃけた話、きちんと自主学習ができる優等生ならば、ここに来るより、家で参考書を読んでいた方が効率的だろう。

 加えて、生徒のモチベーションもバラバラだ。

 受講者の大半は「家でゴロゴロするよりはマシ」とか「親に無理やり行かされた」とか「夏休みの宿題をクリアするため」とか、そんな理由でここに来ている。真剣に学びに来ているのは、おそらく全体の一割に満たない。

 そんな環境下においては、サユリという存在は異分子であった。

 彼女からすれば、さながら僕らは、ようやく自分の名前をひらがなで書けるようになった幼稚園児に等しい。

「もっと根源的なことを言ってしまえば、彼女がこの何の変哲もない公立校に通っていることの方が、ずっと不可思議な話ですけどね」

 それは、近藤くんが長らく抱いていた疑問だったようで、独白に近い口調でぽつりと呟く。

「ここは別に特色のある学校ではなく、彼女の能力を伸ばすのに向いた環境とは言い難いですし、機会損失のことを考えればゾッとする話ですよ……残酷な表現をすれば、人生の浪費とでも言いましょうか」

 まるで、サユリがこの学校にいること自体が、彼女の人生を切り崩していくかのような響きだった。

 こちらに向かって投げかけられた言葉ではなかったものの、僕は少し思案してから、

「娘に庶民感覚を身につけさせたいっていう教育方針なんじゃないかな? ほら、マンガやアニメなんかだと、よくある設定だろ? お嬢様キャラが主人公と同じ普通の公立校に通っていて、庶民の風俗に驚くシーンとか鉄板じゃん」

「ここは現実ですよ」

 博識な近藤くんは、僕よりも見えている世界が広いようで、進学校に属すべき理由を淡々と説明していく。

「いわゆる進学校に在籍する一番のメリットは、学歴に泊をつけることに留まりません。最も大きいのは──そこで築かれるコネクションなのです」

 いつの間にやら彼の顔には、つけ慣れた教師の仮面が装着されていた。

「〇〇くん、おれたちが通っているこの学校と、上流階級の子息が通っているような私立名門校とでは、どちらがよりエリートを輩出するでしょうか」

「聞くまでもないでしょうよ」

「そうですね。となると、進学校では、学生時代の級友たちの大半が将来エリートになるわけです。具体的には、政治家や官僚、大企業の取締役やベンチャー企業の社長などに」

「まあ、そうなるの……かな?」

「そして、若い頃の人脈というのは、大人になった時に強く活きてくる。学生時代のつながりならば変なしがらみもないですし、まあシンプルにいろいろと都合がいいのでしょう。少なくとも、彼女の親御さんが地元の名士ということを考慮すれば、子どもが持ち帰ってくる人脈こそが、一番の金脈に映ると思います」

 そんな世界とは縁遠くはあったが、確かに言われてみれば、理屈は通っている。でも、理屈はわかるんだけど、実感がない。本当の意味ではチンプンカンプンだった。

「〇〇くんの好きな野球を例にすれば、わかりやすいでしょうか? たとえば、友人の中の一人に、とんでもない野球の才能を持った方がいたとします。打撃も守備も完璧、監督が何を求めても期待以上の結果を出し、間違いなく将来はプロ入り確実──そんな逸材が、ある日突然、『俺、地元の公立高校に進学するよ』なんて言い出したら、どうしますか?」

「絶対に阻止するね。そんなの愚問だよ愚問」

 僕は即答した。

 少なくとも、直近で甲子園の出場歴のある強豪校に進学するようアドバイスする。それが最低限のラインだった。

 なぜなら、強豪校に行けば、歴代の名選手と名コーチたちが積み重ねてきたノウハウがあるし、最新の設備も整っていてるし、専属トレーナーが常駐しているし、悪天候でも練習ができる環境がある。

 さらに、毎年のようにプロスカウトが視察に訪れ、全国大会で実績を積めばドラフト指名の可能性も格段に上がってくる。仮にプロ入りが叶わなかったとしても、大学野球や社会人野球への道が開けるし、キャリアの選択肢は無限に広がる。

 強豪校に進学するメリットは、それだけ多岐(たき)にわたるのだ。

 たしかに、超高校級の才能を持ったエースが無名校を甲子園に導く、というサクセスストーリーもゼロではないけれど、そんなミラクルは少年マンガの世界でしか起きない。しかも、野球はチームスポーツであり、ワンマンチームが生まれにくい構造となっている。皆が想像する以上に、現実は厳しいのだ。

「僕から言わせれば、そんな才能をつぶすような真似、蛮行(ばんこう)としか言いようがないね」

「〇〇くんが言うその蛮行を、現在進行形でサユリさんは犯しているわけです」

 近藤くんの話を聞いて、サユリの置かれている環境の異常さがさらに際立った。

「この話はもうやめにしましょうか。みだりに人のプライベートに立ち入るべきではなかったですね。反省します」

 この話題が後を引かないよう、近藤くんはあえて淡白に言い流して、空き教室の片付けを始めた。

 僕も彼に(なら)って、気にしていない風を装ってはいたが、内心は穏やかではなく、机をひとつ片付けるのにだいぶ時間をかけてしまったのだった。


 回想を終え、室内灯と蚊取り線香の火を消した。

 薄闇に包まれた部屋は、さっきまでとは違う静けさをまとっていた。けれど、それで心が落ち着くわけではない。胸の奥に残るざわめきは、まだ消えてくれなかった。

 心を落ち着かせたくて、何度か深く息を吸い込んでみるが、喉の奥に引っかかるような違和感は拭えず、どんなに振り払おうとしても、しつこく根を張り続けている。

 ──僕たちのような子どもは、親の意向に逆らうことができない。

 経済的に自立できない以上、どこへ進むにも親の指示から逃れることはできず、右へ行きたいと思っても、親が左へ行けと言うなら、結局そちらへ従うしかない。それが逃れようのない現実だった。

 サユリの姿を、脳裏に思い描く。

 上質な生地の制服、綺麗に磨かれた靴。少なくとも、経済的に困っている様子は全くないし、ある程度、金銭的な裁量も任されているようだった。

 けれど、物質的に恵まれていることが、そのまま家族の愛情に結びつくわけではないことを、背丈が伸びた今となっては知っている。衣食住が満たされようとも、それだけでは幸福の証明にはならない。

 実際、彼女の状況はちぐはぐなのだ。

 名士の家に生まれ、その肩書きに応えるだけの十分な実力があるならば、進学先だってもっと違ったはずじゃないのか。近藤くんの言うように、こんな地方の公立校ではなくて、せめて格式高い私立校へ進むべきだ。

 なぜ、サユリはここにいる?

 何か、事情があるのか?

 彼女を取り巻く環境、その後ろ暗い背景に手を突っ込んでみたくなったが──自制する。

 そこまでは、踏み込むべきではない。

 決めたじゃないか。身の丈にあったことをやるのだと。

 こればっかりは僕の手に負える問題ではない。どんなに気になったとしても、それは立ち入るべきテリトリーではないのだ。

 よそはよそ、うちはうち。

 僕の嫌いな母さんの決まり文句を、この時ばかりは採用しようじゃないか。

 逃げているわけではない。これは、どうしようもないゆえの結論。

 サユリにとって『家族』の話は繊細な問題であるのは間違いなかった。

 まだ彼女の感情が今より表に出ていた頃、一度だけ、家族のことを引き合いに出したことがあった。

 その瞬間の、絶対零度の拒絶、射抜くような憤怒の視線、ひりつくような緊張感を、僕は忘れられない。

 ……彼女は、ちゃんと愛されているのだろうか。

 そう願うけれど、頭に浮かぶのは──冬のうら寂しい庭園で独り佇む、銀色の少女の姿だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
更新嬉しいです! 主人公ヒマさえあればさユリのこと考えてんな…… 最近出てこないAがどうなってるのか気になるし、新キャラの鳥島ハナコちゃんがどんな子なのかも気になる……
更新ヤッター!続きも楽しみに待ってます!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ