表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫に小判な異世界生活  作者: Lit
序章:異世界へ
5/89

第五話 スキルってこんなに簡単に手に入るの???

 ウィンドウには、スキルの名前と消費スキルポイント。現在所持しているスキルポイントが表示されていた。


≪所持スキルポイント 5000pt≫


 基準が分からないが、相当多いのではないだろうか。

 一番消費スキルポイント【スキルポイントの事をこれからSPとする】が少ないスキルで消費SPは50ptだ。

そこでスキルを適当に漁って、数個のスキルを手に入れてみた。


迷宮作成クリエイトダンジョン 消費SP2500pt≫

・自分のMPを消費し、自由に 迷宮ダンジョンを作成する、というものだ。


召喚術サモン 消費SP200pt≫

・自分のMPを消費し、消費したMPの量に比例した強さの魔物を召喚できる。

・召喚される魔物は≪亜人種≫≪竜種≫≪古龍種≫≪悪魔種≫≪天使種≫である。

※召喚するだけで、使役や しもべにすることはこのスキルのみでは不可能。


完全支配パーフェクトドミネイション 消費SP1000pt≫

・自分のMPを消費し、モンスターを使役することが可能になる。使役できるモンスターの強さは消費MPに依存する。


≪所持スキルポイント 5000→1300pt≫


 と、そこそこ使ってしまったが、面白そうなのでいいだろう。

 とりあえず後で何かモンスターを召喚してみよう。



「あ、もうそろそろつくよぉ~」

 ウィンドウに集中していた俺を、スズハさんの声が現実に引き戻してくれた。

「あ、教えてくれてありがとう。スズハ」

 俺はスズハに礼を言い、ウィンドウを閉じた。

 そうして目の前に迫った村を見て、俺は感嘆の声を漏らした。

「大きいな。予想以上に」

俺が予想していた村とは違い、城壁のような石組みの壁もある。村というより中世ヨーロッパの要塞のようだ。

「そうやろ?うちらの自慢の村やねん!」

 スズハが自慢気に胸を逸らしながら答える。



 村に近づくと、門番のような狼の獣人が俺を見るなり驚き、叫んだ。

「大変だ!スズハ様が人間の男に捕まっている!助けるぞ!」

 その叫び声を皮切りに門の中から数十人の獣人が飛び出してきて、囲まれ、槍や剣を向けられてしまった。

 やっぱこうなるよなぁ…。俺はため息をつき、ふと隣を見ると、スズハも同じようにため息をついていた。


ちょっと短いですが一旦終わりですです。


2017/1/22 一部修正:狐族の村の見た目?を付け加えました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ