第十三話 初めての食事
五日間連続投稿の五日目です!
2017/02/05 一部修正
ステータスの修正です。キャラ紹介の方に合わせます。
迷宮を攻略した俺たちは、瑠璃に迷宮の管理を任せ、村への帰路についていた。
「それにしても、今回の収穫は大きかったな。大量の魔力を使用して迷宮を手に入れられたし、大鬼を配下に出来た。大鬼という種族自体身体能力が高いし、大鬼女王ともなれば、世間一般的にSランクと呼ばれているからな。そこそこに知能もあるし、獣人などともさほど変わらないよ」
そうだったのか。この世界の基準はあまりわからないが、Sランクというのだからとても強いのだろう。
「なぁルクス、ランク分けの基準ってどうなってるんだ?」
「うむ、我も細かい事はよく知らないが、確か先ほど出てきたゴブリンがDランクのモンスターで、蝙蝠がBランクだったはずだ」
なるほど、侵入者の小手調べ用にそこそこ強いモンスターを配置していたが、それを倒されたので自分が打って出たというわけか。
「それに、大鬼女王を配下にしたのだから、あいつが持っていたスキルも手に入れたはずだぞ?」
まじすか?早速確認してみよう。
――――――
ヤマセヒロキ/人間
Lv20→45
HP5000/5000
MP400/2500
力:250
防御力:375
素早さ:500
器用さ:625
運:12
『スキル』
~ユニーク~
=アイテムボックス=Lv1→2
=能力可視化= Lv1→2
=身体能力強化=Lv1→2
=紅蓮の主=
=災厄の悪夢=
=迷宮作成=
=完全支配=
=侍之魂=
=剛腕=
=王の器=
~コモン~
=召喚術=
――――――
また増えてる…って、ステータスにHPとか増えてるな。これも能力可視化のレベルアップの影響だろうか?うわ、力のステータスが他に比べて異常だな。それにしてもMP少ないな。ルクスリアの召喚と、大鬼女王の再召喚したからかな?
これって回復するんだろうか?
「なぁルクス。魔力って回復するのか?」
「あぁ、回復はするぞ。自然回復はしないがな」
「え!?それならどうやって回復するんだ?」
「魔力を多く含んだ魔物の肉を食うんだよ。さっき狩ったドラゴンの肉なんか魔力回復にピッタリだぞ?」
まじか、なんかギルティなシステムだな。
「あ、それに魔力回復ポーションを飲んでも治るぞ。あまりお勧めはしないがな」
「なんで?」
「不味いんだよ。どぶ水みたいな味がする。だが、即時回復の効果があるから、必要に応じてはポーションを飲まなきゃならんがな」
そうなのか。まぁ、今は時間もあるし肉を食うかな。
「んじゃ、村に戻ったらスズハの家のキッチンを借りて肉を調理するか」
「いいな。そうしよう」
そういうルクスリアの口からはよだれが伝っていた。
村に到着すると、もう日が暮れかけていた。
「あ!おにぃさんどこ行ってたん?」
スズハの家に戻ると、俺の姿を見つけたスズハが走り寄ってきた。
「あ、あぁ、家を建てる用の木材を採り終えたからちょっと魔物狩りに行ってきたんだよ。ドラゴンの肉を手に入れたから、捌いてくれるか?」
「ええよ。でも、おにぃさんドラゴンなんて何処に居ったん?」
俺は、スズハに迷宮を見つけ、攻略した旨を伝えた。
「はぁ、おにぃさんホンマすごいなぁ。ルクスリアさんを従えたって聞いた時も驚いたけど、大鬼女王も従えるなんてなぁ。おにぃさん魔王にでもなるつもりなん?」
スズハはくすくすと笑いながら言った。
「あ、取り合ずご飯の用意するからさっきの部屋でくつろぎながらちょっと待っててな」
俺からドラゴンの肉を受け取ったスズハは家の奥へと消えて行った。
「んじゃ、戻るかルクス」
「そうだな。我も少し疲れたぞ」
こうして俺たちは部屋で着替えを済ませ、くつろぐことにした。
「なぁルクス。これからどうしようか?」
部屋で大の字になって寝転がった俺はルクスに問いかける。
「主人の好きにすれば良いのではないか?ここに王国を作るのもいいし、冒険者になるのもいいし」
王国を作るって…だが、それも可能か不可能かで言ったら、可能だろう。王の器なんていうスキルもゲットしてしまったしな。
「なら、とにかくこの村を発展させようか」
「了解した。主人が望むのなら、我もそれに従うのみだ」
そうこう話しているうちに、スズハが俺たちを呼びに来た。
「ご飯できたよ~」
「お、ありがとう」
そうして俺たちは食卓に着いたのだが、予想外の出来事が起こってしまった。
―――醤油がないのだ。
米はあった。和風の村だったから、醤油もあるかもと思っていたのだが、食卓に並んだのは米と先程のドラゴンを塩焼きにしたものとなんと刺身!…なのだが、マグロ(のようなもの)とタイ(のようなもの)の刺身をスズハは塩をつけて食べているのだ。確かにそれでもうまいのだが、やはり日本人である俺にとっては刺身は醤油で食べたい。今度作ってみよう。
あ、ドラゴンのステーキはメッチャうまかったです。ルクスリアがステーキにかぶりついてました。
…イメージが崩れるからもっとお淑やかに食べてほしい。
こうして、俺の異世界生活の一日目が終了した。
五日間連続投稿というイベントを、見事完走いたしました!
次回投稿は明後日の10時です。




