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夢の?男娘校生活

男の娘の小説です。

「こちらです」


俺、八知貴明はクール、そう一言で言い表せそうなメイドに学校を案内されていた。


ここは、伝統のある学校で名前は、

「夢丘高等学校」

100年もの間続く、伝統校である。


ある理由で夢丘町に引っ越してきたのだ。ある理由とは…まあ、後で説明しよう。


そして、この学校…男子校ときた。まあ、女の子がいないと面白味が無いと思ったが、男子だけということは気兼ねなく暮らせるという事だ。


ありがたいことだ。


しかし、一つ気になることが…

なぜ、メイドが居るのだろう。


ここは男子校、大丈夫なのだろうか。


気になっていると、メイドが話し掛けてきた。「私の顔に何か付いているのでしょうか?」


どうやら、マジマジと見すぎたらしい。

怪訝な顔で聞いてくる。


「いや、すまない。まさか男子校にメイド…しかもかなり可愛い子が居るとは思えなくてね。」


メイドはそれを聞いて納得したようだ。

あぁ…と頷いている。

…可愛いというのは否定しないんだな。


「私ことはすぐに慣れますよ。だって…


そして次の瞬間メイドは、驚くべきことを言った。


「私は男ですから」

なんとまぁ…

目の前にいる美少女メイドは自分の事を男の子って言うらしい。


「…信じてませんね?」


少々ムッとした感じで聞いてくる。


「信じられないね。」

俺は信じてるというのもおかしいので率直に言う。

するとメイドがおもむろにスカートをめくり上げた。


「なっ!?」


苺柄のパンツが目に飛び込んでくる。

艶かしいふとももに思わず興奮してしまうが股間の所に邪悪な物が付いているのに気付いた。


「わかったから!もうしまえ!」


柄にでもなく顔を赤らめてしまった。


「私のパンツで興奮しましたね?」


「ふふふ、ふざけるな!」


「私にも男性を魅了できる力があると…」


そう言いメイドはスカートを下げる。

ふぅ…どっと疲れた。


「すまないな、あまりこうゆうのには慣れてないんだ。」

てかどこで慣れるのだろうか…

俺の兄も女装をするから別に偏見は無いんだが。

ここまで大胆でもない。


そうこうしてる内に理事長室へ着いたみたいだ。

さっき、少し職員室を覗いたが女性らしき人がいっぱい居た。

あれも全員男なのだろうか…

流石に追い付かないぞ…


「理事長、貴明様をお連れしました。」


「うん!入っていいよー!」


メイドがノックをし中から返事が来た。

扉を開けメイドが中に入るの見て俺も中に入る。


「やっほー!たっかあっきくーん!」


抱きついて来たのは幼女。

いや、実際は××歳のアr


「貴明くん?」


にっこりとしていて怖いので押し黙る。

「怖いからやめろ。」


「なにがかな~?」


いつもの調子に戻ったようだ。

理事長とは知り合いである。

母との付き合いが長く、信頼しあっている。

俺はこの人にいろいろ助けて持ったりしている。

だが、容姿が幼女なので、タメ口になってしまうのが悲しい所だ。


「よーし!改めて理事長の七海萌ですっ!こっちのメイドは~」


「有住遥です。不束者ですが一生涯よろしくお願いします。」


二人の自己紹介が終わった。

メイドは遥と言うのか…変なこと言ってたな。すまないがお前は一生涯付き添わせる気はない。


「ではでは~!世にも珍しい男の娘学校へようこそ!歓迎しよう…盛大になっ!」

「男の娘学校!?」


なんだそれは!聞いていないぞ!と怒鳴りたいが…俺が幼少期の頃散々コキ使われてきた。

俺はその時ももちゃーん…やめてよー…

と言ってた所だ。

なんだかそれも予想してた事だからまあ、オーバーリアクションでもしとくか。


「ふっふっふっ…その反応…そりゃそうだ!申し訳ないけど…」


「わー聞いてないぞーコノヤロー」


「大体予想ついてたみたいだね…」


奴はがっくりと肩を落とす。

すまないなやっぱり俺にはオーバーリアクションなんてできなかった。


「ま、まあいいさ!取り敢えず、遥ちゃん!学校を案内してあげてくれたまえ!」


「サーイエッサー」


…………どこの軍人だ


―――――


「ここが、貴方が今日暮らす部屋です」


俺は、今後住むことになる寮に来ていた。部屋はこざっぱりしており何も抵抗もなく暮らしていけそうだ。


「ふむ、こうなっているのか。」


まあ、今後改良するかもしれんがな。


「え?男…」


横から可愛らしい声が聞こえてきた。

振り返ると、これまた可愛らしい女の子が立っていた…いや、確か男の娘だったか…これで男とは…世の中おかしな事になったようだ。


「今日から世話になる。八知貴明だ、よろしく頼む」


握手をしようとして、右手を差し出す。

すると…


「いやああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」


大絶叫した。

なんだなんだ!?新手の奇襲か!?

耳を塞ぎ、遥の方を見る。無表情のままだ。

よく見ると、いつの間にやら耳栓をしていた。

くっそ、予想していたな、こいつ!


「いやああああああ!!!!!!!!!男おおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」



※作者はホモではないです。

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