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エナジーナイト  作者: 鈴夢 凛
第1章アストロティア
12/12

アストロティア編 「11」

 大変投稿が遅れました。すいません。今回は少し短いですが気にしないでください。感想、評価待ってます!!

 翌日俺達はギルドに向かった。

 「おはよう、ハルト。それにみんな。」ヒナが待っていた。

 「ああ。おはよう。レオさんは?」いつもなら隣にいるはずなんだが。

 「レオの事なら気にしないで。今どうしてもやらなければいけない事があるんだって。」そういう事か。

 「なら良かった。」あの襲撃事件はまだ完全には片付いていないそうだ。

 「でもハルトたちごめんね。しばらくはハルトたちについていけないの。私もレオみたいにやらなければいけないことがあるから。本当にごめんね。」まあヒナもシュガインの一員だからしょうがないか。

 「大丈夫よ!チカがいなくてもなんとかなるから。」ノアは突然そう答えた。

 「でもやっぱり・・・」やはりノアも寂しいんだな。

 「大丈夫ですよ。また会えますよね。」チカがノアに言った。

 「いつハルトたちに会いに行けるか分からない。けどそんな寂しい顔をしないで。全てが片付いたら行くから。」ヒナも俺達と行きたかったのだろう。

 「ああ。その時はもっと強くなっておくからな。試合またしよう。」ヒナはうなずいた。

 「僕とノアも強くなってるから。」テラは笑顔でヒナに言った。

 「みんなありがとう。じゃあせめて町の外まで送っていくね。」ヒナは立ち上がり外へ出る準備をした。

 「よしじゃあ行こうか。」俺たちはヒナと話しながら外へ向かった。


 話している内に町の外に出た。

 「じゃあここまでだね。ありがとうみんな。また会える時を楽しみにしているわ。」ヒナは笑顔でそう言い、町の中に戻って行った。

 「ああ!!またな!!」俺はそう返事をしノアたちと外へと出た。

 

 

 俺達はヒナと別れた後セントリアから東エリア通称『精霊(ゲイスト)エリア』と呼ばれるエリアに向かっている。そこに広がる村フォーセリアが目的地だ。

 「あの、ハルトさん。そのフォー何でしたっけ?」

 「フォーセリアよ、チカ。」俺が答える前にノアが先に答えた。

 「ありがとうございます。そのフォーセリアまでどのくらいかかるんですか?」チカが聞いてきた。

 「そうだな・・・・。だいたい3日くらいだと思うけど。」旅にしてはそう遠い距離ではないだろう。その村がしばらく拠点になるわけだしな。

 「まあ最低でも5日で着くと思うよ。」テラが助言をしてくれた。

 「わかりました。早くそのフォーなんとかに行ってみたいです!!」ちゃんと覚えなさいよとノアは笑っている。

 「すいません!!しっかり覚えます!!」相変わらず楽しい会話をしている。前はよく紗菜といろんな話をしたな。紗菜はいったいどこにいるのだろう。紗菜は無事なのか。そんな不安がいつも俺の中にあった。でも焦ってもしょうがないか。自分で悩み自分で解決した俺は再び会話に入った。

 「楽しみです。どんな村なのか。」チカはワクワクが抑えきれないようだ。

 「まだ一日目だぞ。そんな気を高めすぎると・・・」そう言い終える前に異変に気がついた。

 「みんなよけろ!!木が倒れてくるぞ!!」俺は注意を呼びかけた。急に森林が倒れ始めたのだ。

 「私に任してください!!エナジーハンマー第一条スレッチブレイク!!」急に倒れてきた森林はチカのハンマーによって吹きとばされた。これがエナジーハンマーの力。たった一回の衝撃こんな風になるなんて。チカは可愛いだけではないようだ。いかんいかん。一瞬だけ人影見えた気がした。

 「ありがとう、チカ。助かったよ。」

 「そんなことないですよ。ハルトさんがあそこで言ってくれなかったら大変な事になっていました。」

 「ハルト、よく気がついたわね。私は気がつかなかったわ。」ノアが言うと僕も言いたそうにテラも首を縦に振っている。

 「たまたまだよ。そんなことよりあそこに宿があるから今日はあそこに泊まろうぜ。」

 「そうね。もう夕方だしね。じゃあそこにしましょう。」みんな賛成してくれた。俺達はそこの宿に向かった。あの時見えた人影は何だったのだろう。まさか狙われているのか。まあ今は深追いはしないでおこう。

 

 

 

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