表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エナジーナイト  作者: 鈴夢 凛
第1章アストロティア
10/12

アストロティア編 「9」

 「ハルトさん!!起きてください!!」俺はあまりにも大声を出されたのでひっくり返ってしまった。

 「いたた・・・。チカ、起こすならもう少し優しく起こしてくれ。」まだ5時じゃあないか。

 「すいません。ハルトさん、こうしないと起きなかったので。それより報告書が届いています。」チカから報告書を渡された。

 「どれどれ・・・。」

 西部エリアのみんなへ

 昨日は防衛お疲れさまだ。さて他のエリアからの報告だ。北部、南部、中央部問題ないそうだ。東部も問題ないそうだが奥に謎の人影が見えたらしいとの事だ。東部に殺人ギルドが来る可能性が高いだろう。東部エリアにはよりいっそう防衛を高めてもらっている。もし東部から笛が聞こえたら、そちらに向かってほしい。恐らく西部エリアは来ないとは思うが気を引き締めて防衛を行ってほしい。頼んだぞ。

                               副隊長レオより

という手紙と活動報告書が入っていた。レオさん副隊長だったんだ。

 「・・・・なるほど。ありがとうな、起こしてくれて。」

 「いえいえ。気にしないでください。東部から殺人ギルドですか。私たちも気を付けた方がいいかもしれませんね。」

 「そうだな。」そこから食事をし7時に宿屋を出た。

 


 「ハルト大丈夫かな。」東部エリアのテラは少し心配していた。だがテラはまずはここのエリアの事を考える事にした。報告書で殺人ギルドが来るのはここなのだから。テラは配置に着いていると、

 「中央部からの報告だ!!殺人ギルドがここに向かっている!!もうすぐラフィネが来る。皆のもの配置に着き今まで以上に警備を高めよ!!」一人の討伐隊員がそう伝え、西部エリアへとはしっていた。ラフィネ?どうして僕たちの知らない情報を知っているんだ。まさか・・・。テラは最悪の状況を想像してしまった。

 「待って!!」そう言った時にはもう遅かった。既に姿はなかった。ハルトが危ない。急がないと。レオさんに伝えることが出来たら。テラは配置から中央部エリアへ向かって走った。



 二時間後。俺とチカは配置に着いていた。

 「チカ、大丈夫か。」確認で一応声をかけた。

 「はい!!大丈夫です!!ハルトさんは。」

 「俺は大丈夫だ。」問題ないな。そう安心していると、

 「中央部からの報告だ!!みんなよく聞け。」俺達含め三十人の人が集まった。

 「何ですか?報告は?」あるものがそう言った瞬間だった。

 「ラフィネ突撃だ!!」黒いマントの集団が襲いかかってきた。しまった。まさか。はめられた。

 「悪いな。お前たちはここで死んでもらう。」魔獣が召喚された。

 「チカ!!距離をとって手分けして戦うぞ!!」

 「はい!!」俺とチカは武器を抜いた。

 「はあああ!!」俺は魔獣を貫いた。だが再び魔獣が召喚された。くそ。どうしたら。あれは。

 「何してるんだ!!早く逃げろ!!」一人の男が笛を吹こうとしている。

 「笛を吹いてからだ。そうしてから・・・」

 「逃げろ!!」もう遅かった。その男の腹を魔獣が貫いていた。塵となって消えていった。

 「くっくっく。一人目。次は誰かな。」

 「よくも、人を。ふざけるなあああ!!」俺は魔獣を貫いた。何度も何度も。だが魔獣は不滅だった。倒しても倒しても蘇ってしまう。

 「無駄無駄。永遠に俺達を倒すことは出来ないのさ。」黒いマントの男は笑っていた。

 「うわああああ!!」他のところでも悲鳴が。このままじゃ。どうすれば。こうなったら。

 「ここだ!!」俺はある家の屋上にある袋に向かって剣を投げた。当たり空中に粉がまった。剣をとり、

 「みんな!!一旦隠れろ!!」後はチカだ。いた、あそこだ。

 「チカ!!大丈夫か!!」

 「はい。なんとか。」

 「一旦引くぞ。」チカはうなずいた。俺とチカはある家の裏に隠れた。

 「これからどうしましょう。このままだと私たちも・・・。」

 「チカ!!そんなこと考えるな!!」俺はつい怒ってしまった。

 「すいません!!でもどうすればいいんですか。」

 「そうだな。まずはあいつらの魔獣は倒せないな。倒しても蘇ってしまう。」

 「だったら召喚者を倒すしかないってことですか? でもそれは・・・」チカは暗い顔をした。それもそうだ。このままでは俺達も相手を倒さなければならない。倒さなければこちらが倒される。いったいどうしたらいいんだ。

 「しょうがない。増援が来るまで生き残るしかない。」そう決断するしかない。

 「これから・・・・」

 「うわああああ!!」その瞬間悲鳴が聞こえた。まさか気づかれたのか。

 「いや、違います。」チカが答えた。

 「何だよ。魔獣が言うことを聞かねぇ。やめろ。やめろおおお!!」黒いマントの集団からだ。まさか暴走か。すると黒いマントの集団の魔獣が彼らを攻撃した。

 「うわああああ!!」また一人。また一人と塵となって消えていった。

 「何が起こっているんですか?この・・ままじゃ・・・」チカは青ざめている。

 「チカ!!しっかりしろ!!ふざけるなあああ!!」こうなったら。俺は剣を二本拾った。

 「うおおおおおお!!!!エナジーエクストラ二刀流!!!」俺は魔獣をなぎ払った。みんなを救うために。

 「負けてたまるかああああ!!エナジーエクストラ二刀流第一条アポカリプス!!」早くだ。もっと強く。貫く!!

 「しまった。」囲まれた。このままじゃ。

 「はあああああ!!!くらえ!!!」周りの魔獣が消えた。

 「大丈夫か!!ハルト。」レオさんだ。

 「ハルト!!大丈夫?」みんな。助かった。

 「ああ。後は十体だ!!倒すぞ!!」

 「おおお!!!」

 「ハルトさん!!私も加わります!!」チカだ。良かった。

 「ああ。いくぞ。」残りは十体だ。

 「はああああ‼アポカリプス!!」あと少し。

 「今だ!!残り一体だ!!」

 「みんないくぞ!!」

 『うおおおおおおおおお!!!』俺達は最後の魔獣を貫いた。魔獣は全て消えていった。

 「勝ったな。これで・・・・。」俺は倒れた。

 「ハルト!!」「ハルトさん!!」

 「宿屋よ!!早く!!そうしないと・・・。」その後はなにも覚えていない。 

 

 

 戦闘シーンはまだまだですがこれからも頑張ります。感想、評価もお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ