親父・・・!
彼女は他人の家に上がったことがないのか、全てが珍しいらしく色々な扉を見て回った。
俺の部屋まで開けようとしていたので、慌てて阻止し、居間に案内する。
「お茶でも入れるよ。ちょっと待ってて」
(こ、紅茶かな。でも、インスタントしか・・・とりあえず、麦茶か?あ、温かい緑茶の方がいいかも。でも、苦いんだよなぁ・・・うぅ・・・女の子の好みなんてわかんないし・・・)
結局、迷った末に、温かいココアになった。さっきも飲んでいたし、ちょうどいいと無理やり自分を納得させた。
「ごめん、待たせて・・・って、いない!?あ、あれ?!」
慌ててココアを置き、一階を探すが、いない。
二階に上がると、扉という扉が開けられている。
(俺の部屋、片付けてなかったのに見られたー!かなり汚くしてたはず・・・っていうか、それよりも!一番奥は父さんたちの部屋・・・!)
急いで行くと、彼女がツインベッドの横に立ち、何かを見ていた。
「なんで二階にきたの?待っててって言ったのに・・・」
そう言いながら、彼女に近づいた。
彼女は不思議そうな顔で持っていたものを見せてきた。どうやらDVDのようだ。
どんなものなのか知りたいのだろうか。
(んーと・・・『”制服少女”清純な女子高生が男子生徒に・・・』)
「見ちゃだめーーー!!!!!」
素早く奪い取る。こんなものを見せたくない。
(親父、こんな趣味が、ていうかどこで見つけた!?親父め、なんで見つかりやすいとこに置いとくんだよー!!!)
急いで彼女の手を引き暗黒の部屋から連れ出し、安全な居間に連れて行った。
「あのね、あそこは行っちゃだめだから。見ちゃいけない物が多すぎる・・・!」
素直に頷く。
そこで手を繋いでいることに気づき、慌てて離した。
「ご、ごめん!つい、慌てて・・・!」
彼女は気のせいか、少し寂しそうな顔で首を振った。
(気にするなってことかな・・・優しいな・・・)
「あ、ココアでよかった?お茶は何が好きかわからなかったから・・・」
甘い匂いを嗅いで、彼女の顔が明るくなる。椅子に座り、嬉しそうに飲み始めた。
(こっちも気にしなくてよさそうだな・・・)
何もできないので、そわそわと辺りを見回す。
「あ、何か食べる?お腹、まだ空いてるなら、だけど・・・」
少し考えて、首を振った。
ますます、何をすればいいのかわからなくなってしまった。
とりあえず向かい側に座る。
あったリモコンでテレビをつけた。何かニュースがやっているようだが、ほとんど頭に入ってきてはいない。
どうすればいいか。
ただ、それしか考えられなかった。
思いついたので投稿しましたが・・・
なんかこの頃ハイペースで投稿しているのでなんか不安です・・・w
いつ思い浮かばなくなるのやら・・・w
こんな作者ですが、がんばりたいと思いますw
お付き合いくださいw