表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非霊感少女の視る世界  作者: くだか南
3/10

3.~4.

3.


小学4年生の時、私は事故にあったらしい。

その時の記憶は無い。

歩道を歩いてる時、後ろから自転車が突っ込んできて、私は頭を地面に打ちつけ、それから3日ほど目覚めなかった、らしい。

私は頭痛で目が覚めた。

吐き気がするほどの頭痛だ。

頭を抱えて唸っている私を看護婦さんが見つけ、すぐにお医者さんが来てくれた。

ぼんやりと見えるお医者さんは、優しく輝いて見えた。

ああ、私を助けてくれる人だ。

私の頭の一部が、そう認識した。



4.


精密検査とリハビリの日々が続いた。

左目と脳の一部に障害があった。

左目の障害は、ほぼ視力が無いのだから、自分でも分かる。

脳の障害については、何度か説明されたが、小学4年生の私には理解出来なかった。

理解は出来なかったが、それほどの変化は無かった。

私にしか視えない、何かが視えるようになった事以外は。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ