3 乗船していた宇宙船が爆発した!!
始めて小説を書きます。
文章に自信があるわけではないので、誤字脱字や文章がおかしな箇所など有るかと思います。
メンタルが豆腐・・・杏仁豆腐くらい柔いので、暖かい目で見てください。
窓から船外の木星を眺めていると、船体が大きくゆれた。
次元空間に入ったのかなと私は思った。
再度、船体が大きくゆれて、突然緊急アラームが鳴り出した。
『非常事態発生!! 乗員は非常事態に備えて下さい』
合成音声がそう告げると、乗客は一斉にパニックになった。
しかし、係員が事態の説明と宇宙服・シートベルト等を見直すよう指示を出すと、すぐに落ち着きを取り戻す。
イヤ、騒いでも仕方ないと、あきらめたと言った方が正しいのかも知れない。
子供の中には泣いている子も居る。その反面、何が起こっているのか判らない子も居る模様だ。
そんな機内を私は眺めている。
係員が万が一、宇宙船の外に放出された場合に備えて、一人一人に酸素ボンベやライトなどを配布してくる。
私は両親の顔をそれぞれ見て尋ねた。
「大丈夫だよね」
父は私の頭をなでて『ああ、大丈夫だよ』と言うと、母が私を抱きしめた。
私の住んでいた地球は太陽の巨大化にともない、もう生き物が住めなくなって来ていた。
そのため、私たちは他の惑星に移住する目的で、このシャトルに乗船することになった。
地球や火星及びコロニーなどに住む人々全員が対象なので、何年かの期間を掛けてのプロジェクトだ。
私たちが勿論、第一陣と言う訳ではない。
火星やコロニーなどの住民は重力になれるために、地球などでトレーニングをしてからの移住となる。
友だちもすでに何人かは先に行っているし、まだ順番が来ていない仲間もいる。それは、移住を希望する人々を地方政府などが、地域や移住する惑星ごとに順番を決めたからだ。
歴史の授業で、水星と言う惑星が昔はあったと習った。
その水星は太陽に飲み込まれており、今は存在していない。
地球の方も太陽の巨大化で気温が上がり、家々のクーラーではなく惑星全体を常時冷やし続けている。
そんな事は個々の国々では行えない。
そのため国々は国連を発展させて、一つの連合国家の様な感じになっていった。
単なる温暖化なら化石燃料の削減などで、二酸化炭素の排出を減らすことは、国々のレベルでも少しは対処できる。しかし、太陽の巨大化に対処することは、全地球レベルで無いと不可能であった。
連合が出来て数百年の間に少しずつ技術力を高め、惑星間の移動が可能になった。その間に諸島国や海に面している都市や低地の国が海に飲み込まれていった。
アメリカ合衆国はワシントンやニューヨークなどの沿海部を早期に捨てて、五大湖付近に遷都し経済の中心も内陸部に移転した。
日本はと云うと、最後まで東京や大阪を始めとする沿海部の各都市を捨てずに、堤防を作ったり巨大ドームを作ったりして無駄なお金を使っていた。
そのことで世界中からあきれられてもいた。
その後も宇宙旅行などで実績を積み重ねて、遠くの惑星にも安全に安心していける様になってきた。
それから暫くして地球連合が地球を見捨てて、いくつかの惑星に移住する計画を発表した。
そして、私たちは今回このシャトルに乗る順番になった。
もちろん移住は強制で無いから、拒否することも可能である。
その場合は、移住を希望する者全員が旅立ったら、地球を冷却するシステムのメンテナンスなど、連合が行っていた総てをやるモノが居なくなる。
そのために、それらを拒否した者たちで対処することにもなる。
その研修も徐々に始まっている。
対処することが無理だからと終了してから言っても、連合の担当者も最終便で移住しているため誰も対応してくれない。
自己責任と言う奴である。
もう一度大きく揺れて、シャトルは爆発した。
読んで頂き、誠にありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。
また、こうなるといいなぁとかこのキャラが面白いなんて言うことがあれば感想に書いてくださいね。
(ここがつまらないとかこのキャラいらないってのも・・・悲しいけどね。)
たぶん皆さんの感想により展開が変わる可能性が大きいです。
もちろん、私の文章力と相談になりますが・・・