2 地球からの脱出
始めて小説を書きます。
文章に自信があるわけではないので、誤字脱字や文章がおかしな箇所など有るかと思います。
メンタルが豆腐・・・杏仁豆腐くらい柔いので、暖かい目で見てください。
『これより本船は、予定通り次元空間へ突入致します。突入の際及び少しの間、本船がゆれる事が有りますのでご注意下さい。小さなお子様は……』
操縦士のアナウンスがあり、係員が小さな子供の保護者などに話しかけている。
多分、少しの間は動き回らない様に、お願いをしているのだろう。
昨今、宇宙旅行が一般的になったと云え、それほど宇宙に行く機会があるわけでも無い。
私も学校の旅行でオリンポス山などを見学に行った火星旅行以来だから、慣れていない人も居るかもしれない。
その火星旅行を含めても、今回の旅が3回目の宇宙旅行になる。
窓の外にある木星が徐々に大きくなってくる。
予定では、木星の重力を使って、最後のスイングバイを行い次元空間へ突入する。
早い話がワープをする。
順調みたいだね。
さっき土星を使って、スイングバイしたばかりだと思ったが、さすがに早い。
最近の宇宙船は光速に限りなく近いのだからと自分で納得する。
最初に太陽系外に行ったボイジャーなどの宇宙船は、1、2年の期間をかけて木星や土星の重力を使い、スイングバイを実施して加速したと本で読んだ記憶がある。どちらの惑星が先だったかは忘れたし、細かい事は覚えていない。しかし、ボイジャーがその時にワープをしなかったことだけは覚えている。
「もう、木星なんだ。次元空間に入ったら、当分景色もみれないかなぁ」
私は誰に言うでもなく、一人呟く。
わたしは今回の旅行で始めて次元空間の移動を体験するから、『次元空間の移動ってナニ?』と父に聞いた。
そしたら、父はペーパーナプキンを蛇腹に折って説明してくれた。
それは、通常の移動は紙の表面を順々に移動して行くが、次元移動は蛇腹の中を移動するらしい。なので同じ場所に行くにしても、移動距離が違うから短い時間で行く事が出来る見たいだ。
これなら移動距離が短いと云うのは、ナプキンを見れば一目瞭然だ。
これが難しい計算式で説明されたら、知らない私には理解することは不可能だった。
その際に次元空間の移動中は真っ暗だと、父が言っていたことを私は思い出していた。
読んで頂き、誠にありがとうございました。
これからも応援よろしくお願いします。
また、こうなるといいなぁとかこのキャラが面白いなんて言うことがあれば感想に書いてくださいね。
(ここがつまらないとかこのキャラいらないってのも・・・悲しいけどね。)
たぶん皆さんの感想により展開が変わる可能性が大きいです。
もちろん、私の文章力と相談になりますが・・・