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異世界甘味処 木の実  作者: 兼定 吉行
真実、願い、決意
34/87

衝撃の事実、呆気なく発覚(ネタバレ)!

 エリュシカは地図を指差しながら説明を続けた。

「我が帝国イドは、このナイフォン大陸の中心に堂々と位置する。そして我が国以外にも、ナイフォンにはもう四つの国が存在する。左上のここがシーナ。左下がザイオン。右上がワートナー。右下がサラーガだ」

「へえ」

 さあなろうファンタジー系な感じになって参りました! 

 テンション上がるね! 

 だが次にエリュシカが発した言葉で、それは無惨にも消し飛ぶ。

「そしてこの世界はお前の居た世界の未来の姿だ」

「……はい?」

「ナイフォン大陸も、元はニーホン? だかと言うらしい。その辺りはお前の方が詳しいのではないか?」

「……日本のNIをナイと読み、NIPPONのPとNIHONのHに、母音のOを付けてフォ。……じゃあまさか本当に、ナイフォンは日本だった……?」

「だからそうだと言っておろう」

「なんだってー!?」

――でも! 

「でもちょっと待って下さい! ナイフォン大陸の形と日本の形が、僕の知ってるものと違うんですが!?」

「そんなことを私に言われても困る。そこまでは知らぬ」

……待てよ。

 やはりこの地図の形、さっきも感じたけどやっぱり見覚えがある。

 僕は微かな記憶の糸を辿り、ある一つの仮定に行き着いた。

 日本は幾つもの活断層の上にある国だ。

 ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、北米プレート、太平洋プレート。

 これらは日本列島の真下でぶつかり合い、アルファベットのHのような形をしている。

 長い時間をかけ、上記した大陸プレートが活発に動き出し、衝突し続けて隆起。

 結果日本列島はその姿をアルファベットのHのような形に変化させたと、考えられはしないだろうか? 

 馬鹿げてはいる。

 地殻変動がそんな単純なものじゃないことだってわかってる。

 馬鹿げてはいるが……。

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