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異世界甘味処 木の実  作者: 兼定 吉行
物件探し、準備、開店
27/87

謎のお手紙

「誰だろう?」

「友達から?」

「……違うと思う」

 この世界にまだ友達なんて居ないからね! 

「じゃあ誰?」

「さあ?」

 手紙にはなぜか、宛名が書かれていなかった。

 僕が訝しげに手紙を眺めていると、エレミーが手を伸ばしてくる。

「見せて」

「いや、見たってどこにも名前は書かれてないよ?」

「いいからー」

「はいはい」

 しょうがないからこの駄々っ子に手紙を渡してやった。

 すると封をする蝋に百合の花の刻印があるのを見付けた瞬間、エレミーが表情を凍りつかせる。

 そして一言。

「これ、皇家の紋章」

「ええっ!?」

 まさかの相手。

「つまり、これを送ったの皇族の……?」

「多分」

「一体なんの用だよ……」

 帝都から追い出した僕に、何を求めてるっていうんだ? 

 うーんと悩む僕に、エレミーが言った。

「開ければわかる」

「そ、そうだね。じゃあ……開けるよ?」

「うん」

 蝋の封を割り、おもむろに中の手紙を取り出す。

 するとそこには、こんなことが書かれていた。


『ナギ・イザワはこの書面を見たのち、すぐにこの手紙を持って皇城にまで参向するべし。』

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