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EP34 裏切りのバーゲンセール

友の為に戦い魔王を討伐した男。


勇者を差し置いて何たる偉業なのだろう。


しかし男は友を救えず魔王の呪いに掛かってしまった。


力がないと嘆いた彼は闇の力を手にしたのだ。


彼はその力を使い世界を一つにすると言う。


恒久的な平和を作り出すと言うが、やろうとしていることは魔王と大差はない。


彼は自身の正義を信じ戦う。世界に災厄を齎すとも知らずに。








(あの方は........)


可愛そうだ。魔王を倒す事には成功した。けれど友を救えなかったのでは意味がない。


「勇者様!隣人様!互いに剣をお納め下さい!」


あの方が先程申した妄幻は全て嘘。あれは勇者様を炊き付ける為だけの虚言。ヴァレンタインさんの時の反応がそれを裏付けている。


(__________お可愛いこと)


あぁ私がお救いしなければなりません。あの方には【私】が必要なのです。ヴァレンタインさんでも勇者様でもない【私】だけが神の元、彼を救済できるのです。


【負け犬ヒロインを救済しようとしたらヒロインに救済発言された件についてw】


何か失礼な事を言われた気がしますが、私は手とり足取り彼の面倒を見る事を誓います。それが主が私に課した使命なのでしょう。


【ぷはーwwそんな使命課すわけねーだろぉカァスゥ↗】


「無駄な争いはやめて下さい!隣人様が望むのならこの身体は如何様にされても構いません。ですから、世界を支配するなどという妄幻はお捨て下さい!」


【こいつwww腹黒じゃねーかwwお前が妄幻を捨てろww】


【めちゃくちゃ計算してジョンに取り入ろうとしておるな。】


「なっ!ルナマリア、貴様、何を言って「ヴァレンタインさんは黙っていて下さい!」


【女騎士wwwww】


【しゃしゃりでルナマリアですかぁwwww】


ブフオ、吹きそうになったじゃーか!やめーや、さっきからww


頭に聞こえてくる女神達の会話が面白い時があるので本当にやめて頂きたい。腹筋が揺れたので傷口が大部広がる。痛い.......


「私に命令をするな!貴様は黙って勇者側についていろ、ルナマリア!」


「貴方は何も理解していない!隣人様は一人で魔王を倒し友を失われた!その状況下で呪いを受けたのですよ?正気で要られる筈がありません!聖女である私が彼の隣にたち、癒やしていく必要があるのです!」


「はっ!何を馬鹿なことを言うかと思えば貴様もジョンの寵愛を受けたいだけだろうに?偽善を掲げる前に本性をさらけ出した方が身の為だぞ、墜ちた聖女よ。」


「騎士だと歌いながらも所詮は女。本性を曝け出し過ぎれば娼婦にも劣ります。」


「「言わせて置けばぁ!!」」


勇者ライデインが両者の真ん中へと立つ。


「お前たちはさっきから何をいっているんだ.................ヴォルフガングが殺されているんだぞ?


【唯一常識人であるライデインがとうとう正論を出して来ましたね。】

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